2015年7月31日

サービスとしてのWindows

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、サービスとしてのWindowsを目指すWindows10のアップグレードに関して。自宅のデスクトップ機には以前Windows10への招待状が届き、いつでも更新可能な状態なんですが、現環境のバックアップなども含めて準備をしてからと言う事と、以前からデスクトップの買い換えを考えているので、その場合には今のメインマシンはこのままWindows7でも良いかなとも思うので、更新は暫く保留しています

正直なところ、Windows8/8.1をインストールして出荷されているようなパソコンであれば、多分今回のWindows10への移行もスムースに行くとは思うんですが、世代的に一つ古いWindows7のみで出荷されているパソコンに関しては、やはり不安が残ります。多分、購入時と同様の状態にして、後はWindows Updateをかけて最新の状態にしておけば、多分トラブル無くWindows10へ更新されるとは思うものの、その後にまた現在使用しているアプリ類を入れ直す手間を考えるとちょっと頭が痛い。ただ、仕事の都合もあってWindows10環境は必要なので、何か一つくらいの手持ちシステムは更新してみたいところではありますけどね。

で、コラムの中で山田氏が述べている、Microsoftは今後Windowsをサービスとして提供していくつもりと言う話し。まぁ行ってみれば、Appleスタイルに近づくと言うことだと思うけれど、個人的には一寸疑問と心配が。一つは、WindowsパソコンとMacパソコンの出荷台数の違い。母数が大きすぎて、何処までサポートの手が回るのか回らないのか、凄くリスキーだと思います。あと、Macパソコンユーザーは、比較的ハードウェアの更新に寛容な気がしますが、企業ユーザーも多いWindowsパソコンの世界では、中々そういう形でのシステム更新が進まず、今は良くても1年2年でサポート能力が破綻しそうな気がする。

一年間は、Windows10に更新後も元の状態に戻せるという話しだけれど、逆に言えば1年以内に覚悟を決めろと言われているようなものでもありますよね。「いつ」というタイミングを決めるのはなかなか難しく、また山田氏が書かれているように今後はどんどんWindowsが更新・変質していくのであれば、タイミングを見計らうと言う事は意味が無いのかも。とは言っても、それで更新して問題なければ良いけれど、何かトラブルがあったときにはリカバリープランが必要なわけで、その準備にどれだけ時間が掛かるか暫く悩まないと。でも、今後は知らないうちに10.1になったり11になったりしているわけで、その時の不具合って誰が責任取ってくれるのか。そこまでのことを考えてMicrosoftがユーザーとの距離を縮めようとしているならばWelcomeですけど、でもそんなことは考えていないだろうなぁ、あの会社は...

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