2017年12月4日

雪辱なのか、何なのか

昨日は東西の大学フットボールの試合で、言わば準決勝に当たる試合が開催されて、関東では日大が東北大に圧勝して甲子園ボウル出場を確定。関西では、先のリーグ最終戦で対戦した関西学院大と立命館大の再戦となり、前回とは逆の結果で関学が勝利。リーグ2位チームが甲子園ボウルに駒を進める結果になり、正直両チームのファンではあるけれど複雑な心境。

リーグ戦最終戦での関学vs立命館の対戦では、立命館が関学を圧倒して勝利。リーグ2位となった関学は、一週間後に他地区からの勝ち上がり校と対戦して勝利し、西地区の決勝戦として、再び立命館との対戦に臨むことに。二週間の準備期間もあるし、リーグ最終戦での圧勝もあって、下馬評では今回も立命館有利という事でしたが、危機感のためか、あるいは一週間前の試合が、これも良い調整になったのか、今回は逆に関学が圧勝。甲子園ボウルに駒を進める事になったけれど、立命館としては悔やんでも悔やみきれない試合でしょうね。

例えば、NFLのようにプロスポーツで興行収入も意識しないといけない場合には、Super Bowlへの試合数を寄泊しない程度に増やしたいだろうし、またトーナメント戦にするからには、それなりに切りのよい盛んチーム数にする必要もあるだろうし、そういう意味で今の30チームでのリーグでの対戦としては、4地区の優勝チームにワイルドカード2チーム当たりが限界かな、と。これをワイルドカード4チームで8チームからスタートさせると、カンファレンス15チームのうち半分がトーナメントに進出する事になり、これは面白みに欠けてしまいますからね。

で、今回の関西のケースは、チーム数が多い関東でも優勝チーム一校だけなのに、チーム数が少ない関西が何故か1位2位2校が出場して、地域リーグ土地からの差があるから、結局はリーグ戦で優勝をかけた試合をした2校が再び対戦することになるというのは、多分何回やっても繰り返される事になると思う。で、その再戦で前回負けた方が今度は勝利することは、それはそれで素晴らしいこととは思うけれど、でも当事者にとっては納得行かない話でもあるだろうなぁと感じますね。今の予定では、来シーズンも同じ方式で運営して、その後内容を検討するという事になっているけれど、一寸今の方式では悔いが残る気がします。見る方としては、良いチームの良い試合が何度も見られることは良いけれど、観戦者の目線では無く、実際に戦うチームの気持ちを最優先するべきじゃ無いかな。そういう意味では、関東の大学チームも、もう少し別のトーナメント方式を取り入れても良いのかもしれない。まぁ、そうやって試行錯誤しながら、次の伝統なる物が作られていくのだと思うけれど。

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