2017年12月5日

自走スーツケース

歩くと後ろをついてくる自走スーツケースが日本でも発売開始されるという記事。一瞬便利そうと思う半面、疑問も次々と沸いてくる。

先ず気になるのは、バッテリーと駆動系のスペースはどれくらい内部を占有しているのかという事。例えば、機内積み込みサイズであれSサイズは外側のサイズは決まっているわけだから、内部でそういうバッテリーとか駆動系がどれだけ占めるかによって、中に入れられるスペースも狭くなるわけで、余りに占有されるスペースが大きいと、余り意味が無くなってしまいそう。また、MサイズとLサイズのスーツケースの場合も、サイズが大きくなる分バッテリーや駆動系も大きくなると思うんですが、その分の重さはどれくらいになるのかも疑問。その当たりの情報も知りたいですよね。

次に疑問なのが、特に機内持ち込み出来ずに受託手荷物になるMサイズやLサイズの耐久性というか強度。アメリカの空港で荷物を機内に搭載している様子を見ていると、正直なところそんなに丁寧な扱いでは無いし、投げ入れたりしているので破損することも。内部的にどれだけ強度が保証されているのか。特に駆動系が内蔵されているわけで、衝撃でギアとかずれたら故障の原因にもなるわけだし。

で、最後の疑問がバッテリー。確か受託手荷物でバッテリーが含まれる場合、申請とか必要じゃ無かったかな。パソコンなどで機内持ち込みにする場合は不要だけれど、預け入れる場合は単にバッテリーパックを入れるだけだとスキャンで引っかかった気がするけれど。

それなりに空港当局とか関係部門に根回ししているとは思うけれど、色々空港でトラブルも起こしそうな気がするなぁ。個人的には、バッテリーと駆動系で数kgは絶対重さはあるだろうから、その重量増加分が許せない気がする。それに、海外と言えども結構平坦な通路とか道路は少ないので、実際は空港内のホールを移動するくらいしか実用的では無いんじゃ無いかと思うけれど。

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