2017年12月13日

重大インシデント

毎週新幹線通勤をしている一人としては一寸見逃せない記事。博多発東京行きののぞみ号で異音がしたため、名古屋駅で検査したところアブ漏れと台車に亀裂が見つかったという事故。のぞみ号と言う事もあり、車両はN700Aと最新の物だから、経年劣化は余り原因として考えられないので、やはり素材の問題かなぁ。今回個人的に気になるのは、元々は走行中の異音と異臭から異変を感じて、名古屋駅で確認したところその原因と思われる油漏れが見つかり、さらに台車に亀裂も見つかったと言う事。油漏れはギアボックス付近で発生していたと言う事なので、これで異音の理由も説明出来る。ところが台車の亀裂は、もしかしたらもっと大きな事故が発生するまで分からなかったかもしれないんですよね。

勿論日本を代表する交通手段だから、ちゃんと整備点検はやっているはずで、それでもこう言う抜けが出てしまうのは、確率的には仕方ない。でも、名古屋まで引っ張らずに、新大阪当たりでもっと早めに判断するべきだったんじゃ無いだろうか。まぁ、毎日過密スケジュールでそうこうしている新幹線ダイヤですから、そう言うことをやると影響が大きいのかもしれないけれど。でも、今のところこの新幹線は名古屋駅に停車したままらしいけれど、名古屋駅はホームのやり繰りは大変だろうなぁ。

東海道新幹線が前回の東京オリンピックの時に開通してから、これまで大きな事故は無いままに安全運転を続けてきていることが最大のメリット。暫く前に、車内での放火騒ぎとか発生したけれど、新幹線本体のトラブルというのは今回が初めてじゃ無いだろうか。是非しっかり精査して、将来のトラブル原因を未然に防ぐ材料にして欲しいですよね。自分も利用している機関の話だから、ほんと切実です。

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