2017年11月19日

忖度の証明

毎日新聞の記者コラム(?)「忖度の証明」をと言うけれど、それって「忖度させました」と言わない限り納得しないわけでしょ? 最初から答えありき、の質問疑問にもなっていない単なる自己要求じゃ無いの、これ。以前も書いたけれど、半年以上も「疑惑がある」「忖度があった」「お友達優遇」などと散々憶測や根拠の無い理由を上げながらも、結局は何も怪しいところはで来ず、逆に追求している側に献金疑惑や、親族への「忖度疑惑」が持ち上がってきているのに、それに関しては何も言わない。毎日新聞、朝日新聞、そして系列のTBSやテレビ朝日等は未だに「忖度」と良い、何故か元文科省次官の前川氏を未だに持ち上げるけれど、決定的な証拠もないのに「前川氏がこう言っている」とかいう理由で未だに追求することの不自然さを感じないのだろうか。それこそ、彼らが反対勢力に「忖度している」証拠だと思うのだけれど。

後半の森友学園の払い下げ金額に関しても、元々の業者の見積が9億数千万円だったところを、財務省側が8億数千万円と査定して、それでその分の値下げをしたことが分かったわけで、それって別に相手の言いなりになって出したお金でも無いわけだし。まぁ、その8億円余りの金額が適正化という調査はするべきだと思うけれど、そんなことには触れずに悪いのは行政という言い方しかしないのは何だかなぁ。
首相がすべきなのは、自身の関与がなかったとしても周辺に「そんたく」がなかったか徹底調査すること。さらに、公文書でない職員のメモ類なども公開し、国民の理解を得る努力をすることだ。
それならばメディアは、自身の取材や報道が直接関与しなかったとしても、その報道に寄って周辺から「そんたく」や「ふうひょうひがい」が無かったか、疑義が出されたら徹底調査するのだろうか。さらに、その時には公開された記事だけでは無く、取材メモや録音等も公開し、読者や視聴者の理解を得る努力をするのだろうか。先ずは自分の胸に手を当てて省みることから始めないと駄目じゃないのか。

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