2017年8月31日

AI融合

AmazonのAIアシスタント「Alexa」と、MicrosoftのAIアシスタント「Cortana」が、それぞれ相互接続(?!)するという記事。例えばAmazonのFire TabletのAlexiaからOffice365のファイルを呼び出したり、WindowsのCortanaからAmazonの商品発注が出来る様になる、と言う仕組みらしい。どちらか一方しか使わないと言う人には便利かもしれないけれど、普通は両方のサービスを併用している人が殆どだろうから、どの程度便利になるのか個人的には疑問。記事の最後に、Amazonのベゾス氏からはGoogleやAppleにも同じように声を掛けていると書かれていますが、そうなるとAIアシスタント同士が裏で結託して、人間には分からない電脳社会が密かに構築されることにはならないだろうか(マテ)。

想像力が乏しいからだろうけど、余りこう言う相互乗り入れのメリットが感じられない。少なくとも、それぞれのAIを呼び出すときに、それぞれ異なる符牒を言って呼び出すだけで、もう面倒。仮に、この4 AIアシスタントが統合されてそれぞれのサービスが相互利用になったとしたら、先ず実現して欲しいのは「自分用に登録したデバイス上で利用可能なAIアシスタントには、独自に固有の名称を付けることが出来、それはサービスやOSが変わっても登録した自分のデバイス上であるなら透過的に利用出来る」機能。Androidでは「OK,Google」で、iPhoneでは「Hey, Siri」で、Windowsでは「Hello, Cortana」で... というのは面倒以前にもうそんななら利用しないと思うくらい。まずは、サービスの統合だけでなく、一番表面的なヒューマンインターフェースをまずは統合して欲しいな。

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