2017年6月16日

何故来年のG.W.に引っ越し?!

豊洲市場への移転が決まりつつある築地市場の移転問題。ただ、移転時期は天候やまとめて休場日が取れる来年のG.W.頃を予定しているという話。豊洲市場側の冷蔵設備を準備したりで準備期間がある程度必要だったり、あと真夏などは気温が高いから不向きだとか、年末年始は繁雑期なので駄目とか、それなりに理由は分かるんですが、まだ1年も築地の土地が空かないという事は、もう五輪用の準備は諦めるのだろうか。

例えば夏の高気温の間は鮮度に問題があるという話だけれど、真夏だって築地市場は開いているわけで、その間にも魚は市場に運ばれ、そこから売られて出ていくわけで、それなら築地から豊洲へ移動することだって問題無いはず。さらに言えば、確かに市場がまとまって休める時期を利用するのは都合が良いとは思うけれど、以前の昨年11月の予定では確か4日位の予定を立てていたと思うけれど、個人的には一番早い時期に築地市場を何日か臨時休業にして(週末の休みとか祝日が重なるならそれも利用して)、一気に引っ越すのが一番良いんじゃ無いかと思うんだけど。勿論、その臨時休業日に関しては、責任者である都庁が休業補償する必要はあるでしょう。別に引っ越しをする時じゃ無くても、カレンダーの曜日の並びとか、年末年始等には連休で何日か市場が休みになる事も有るわけで、事前にちゃんと周知していれば利用する側だって対応可能では。いざ引っ越すことが決定したらば、そんなカレンダーの曜日の並びを待って予定を決めるのでは無く、最速最短で移動出来るタイミングを見て、それにできるだけ近いタイミングで一気にやるべきじゃ無いのだろうか。それならば、築地の先ずは一部だけでも良いから直ぐに解体して、道路整備を優先して進めれば、選手村や実際のオリンピック開催時の交通渋滞緩和に間に合うかもしれない。

結果的に、小池都知事の独断で元々の予定が保留され、さらにズルズルと予定が延期されたのに、結果的に元の予定に戻ってきたわけで、その責任云々も考える必要はあるけれど、それならば先ずはどうしたらいの一番に豊洲市場へ移動出来るのか、それをちゃんと考えるのが責任者としての都知事の仕事だと思うし、それをやれるならばこれまでの数々の不作為に対してのせめてもの罪滅ぼしになるんじゃ無いだろうか。まぁ、余りに代償は大きかったのだけれど...

あるいは、場合によっては時差引っ越しというか、しばらくの間築地と豊洲を平行稼働させて、その間に移れる業者さんは引っ越しをしても良いのでは。と言うか、そう言う事でもしないとあの狭いスペースの中一度に移動するのは無理だろうと思うし。いずれにしても「引っ越す」と決めたのなら、一番早いスケジュールを提示するのが知事の責任だと思いますけどね。

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