2017年3月16日

無節操なメディア

森友学園騒動で、昨日辺りから急に名前がランクアップしてきた「菅野完」氏。先日の大阪での会見では、森友学園側から三行半を突きつけられたような菅野氏が、何故に急接近してきたのか分からないけれど、背景がどんどん明らかになると共に森友学園側の籠池氏側の言動がどんどん変な方向にまがって来ているところに、あまりに曲がりすぎて自分達の考えとは正反対にいるような自称者なーナリスとの菅野氏との接点が見つかってしまったのだろうか。

で、この菅野氏、多少ネットで生きている人間なら一度は聞いたことのある人物で、「ジャーナリスト」を称して活動しているけれど、「いゃ、それって悪い冗談だろう」というコメントしか出てこない。以前も募金詐欺みたいな話が合ったし、女性暴行事件の話も合ったし、それ以外にもその言動を見ると「ジャーナリスト」という肩書きが正しいのか疑問符が... 最も、最近ではテレビの中では立派な「ジャーナリスト」「キャスター」「新聞社・放送局の役員」みたいな立派な方が、事ネットの中に入ると罵詈雑言の酷い言葉しか使わないことが多々あるので、ある意味メディア業界に置いては普通なのかもしれない(をぃ)。しかし、周りでインタビューを取ろうとしている記者やメディア関係者は、そう言うことも知っててインタビューしているんだろうか。現時点では、彼を通してしか籠池氏側のコメントがとれないから仕方なくインタビューしているのかもしれないけれど、でもそれってメディア倫理的にどうなんだろうか。

どう言う理由があるのか分からないけれど、メディアや野党は好んでこの話題を取り上げて、ますます煽って大きくしようとしている雰囲気を感じるのだけれど、彼らは膨らますだけ膨らまして最後にその風船が破裂したときにはどう責任を取るつもりなんだろうか。トリックスターに別のトリックスターがタッグを組んだところに、メディアや野党が引っかき回されて、それをしらけた目で見ているその他大勢、みたいな構図がなんとなく浮かんでくる騒動ですよねぇ...

今のところ目にする範囲では、菅野氏の過去の履歴関しては何も報道の中には含まれず、既存メディアもある程度予防線を貼っているのかと勘ぐってしまうけれど、ちゃんと線引きして相手の主張を報じるのは良いけれど、その窓口になっている人物を視聴者が評価できるくらいの情報は言うべきでは。少なくとも彼は問題の多い自称ジャーナリストであることは明らかなんだから。まぁ、この騒動の結果、既存メデイアがボロボロになって衰退し、もっと公平な視点で報道するメディアが残れば、それはそれで望ましいことなんだけれど。

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