2017年3月9日

ダブスタ

今もって追求が終わらない「森友学園」問題。当初の政治家の口利き問題以上に、今度は虚偽申請や履歴査証など、叩けば叩くほど埃が出てくる状態。勿論、違法行為や不正行為があったなら、それは追求して明確にして正すべきだと思うけれど、今のメディアや野党議員の追及姿勢を見ていると、少なくとも教育方針に関しての追求関しては疑問しか沸かない。つまり、彼らは幼稚園で教えている「教育勅語」や、それに伴う関係者の発言が右翼的だとか、園児にそう言う文章を暗唱させることを良しとしていないのだろうけど、でも左翼的な幼稚園だって存在しているし、そこで「安倍氏ね」とかやっているわけです。

例えば森友学園で「共産主義はこう言う考え方で全員が平等になる事を目的にしているけれど、でもその為には全員が朝から晩まで仕事をしないといけませんよ」とか教えたら、彼らは国会追求するのだろうか。仮に追求するにしても、「それは間違った解釈だ」と内容論に行くことは間違いですよね。それは政治的な事だから。「そう言うことを教えるのは適切で無い」というのが正しい回答だと思う。だから森友学園でも、既に使われていない教育勅語を暗唱させることは間違っていると思うけれど、その中に書かれている家族とか兄弟愛とか世の中のためになる事等の要素を現代に当てはめて、それを暗唱させることは間違ってはいないと思う。

そう言う意味で、今もってメディアは森友学園のニュースでは、悪魔の組織的な位置付けにして視聴者の興味を煽るような内容や言い回しをしているのだけれど、逆に彼らはその学校が左翼的な共産主義的な教育をしていたら、同じような演出を取るのだろうか。あるいは、日本に対して敵対するような教育をしている朝鮮学校等の報道では、その内容まではなかなか突っ込んだ話はしないし、大体そう言う報道もしない。森友学園の時よりも、安く土地が提供されてきていた事実も、彼方ほど大きくは報道しないし追求もしない。

最も一番の悪者は、そういう体臭迎合的な姿勢でニュースや情報を垂れ流すメディアの内容を根拠に、それを国会で追及の理由にしている野党ですよね。あの人達は、朝のニュースや雑誌を読んでその日の仕事のネタを拾っているのだろうか。先日の質問の中では「SNSで話題になっている」みたいなことも言ったらしいけれど、もう頭痛くなる。今国会の質問の中では唯一それなりに評価されるだろう、共産党による鴻池事務所の記録にしても、あれも今回の問題を収束させるために、わざと鴻池事務所から漏洩させたものらしい、と言う話も有る。実際、支出記録のように公開されるものでは無く、事務所内の私的記録しかも手書きのものが外部に漏洩しているのに、事務所側は特に問題として共産党に反対しているわけでも無いところを見ると、意図的で有る事は確実そう。結局、ダブスタな変更した自分に都合の良い除法だけを信用して、さらに相手の掌で踊らされていることを良しとする、本当に気楽な商売だなと思うわけです。それに、真面目に追求したらしたで、自らに降りかかってくる火の粉の方が多いわけですからね。二重国籍問題、プリカ問題、その他いろいろ。そう言うことを知ってか知らずか、相手に同じ事を追求できる野党議員ていうのは、よほど根性が座っているんだなぁと感心するばかりです。

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