2017年3月22日

朝から寿司

WSJに掲載されていた記事から、New YorkのChelsea Marketのお店で、朝9:30から"Sushi Breakfast"を始めたという話。築地市場の場外などで有名なお寿司屋さんが何店も早朝から開店していることに閃いて始めたと言うけれど、それなりにNew Yorkでも受け入れられているみたい。個人的な好みで言えば、私は朝からお寿司は食べたくないなぁ... いゃ、お寿司は好きだけれど、一日の始まりである朝食は暖かい物をお腹に入れて、それで体を起動させて活性化させる方が良い気がする。そう言う意味では、藤枝で流行っている「朝ラー(朝ラーメン)」の方が、まだ良いかな。

少なくとも私の知る限りでは、アメリカ人ってそんなに朝食にこだわらないというか、普通はコーヒーやジュースにパンとフルーツとか、所謂"Continental Breakfast"で済ますのでは。それでちょっとリッチになると、スクランブルエッグとか焼いたベーコンとか追加するわけですが、日本の昔からの朝食(炊きたてのご飯、お味噌汁、焼き魚とか目玉焼きとか)と比べると「暖かさ」に欠けるかなぁ。スクランブルエッグにしても、その場で作れば別だけど普通は作り置きだろうし、あまり熱々のスクランブルエッグって食べた記憶が無い。カリカリベーコンも、カリカリに焼いて油を切ったものを食べるから、これも焼きたてという事はほとんど無い。ダイナーとかに行けば、それこそ作りたてのベーコンとかハッシュブラウンとか出てくるんでしょうけどね。飲み物は流石に暖かい物が多いけれど、食べ物が冷たいままというのは、欧米では多い気がする。一方でアジアの朝食は、気候が暖かい場所も含めて暖かい物が多いのは、土地柄なのか国民性なのか、あるいはその場でぱっと作って食べられる簡便性が重要なのか分からないけれど、一寸面白い対比だなと。

まぁ、冷たい朝食でもOKのアメリカだとお寿司でも受け入れられるかもしれないけれど、でもどうだろうか、朝から生物というのは、朝食の幕の内弁当なんかでお刺身が一寸付くのとは違うしなぁ。昨年末にChelsea Market行ったときには、こんなスシバーがあるなんて気が付かなかったけれど、今度行く機会があったら行ってみようか。でも、やっぱり、朝から寿司っていうのは、個人的にはちょっと(いろいろな意味で)ヘビーそう。

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