2017年3月8日

ウミガメA380

ANAが2019年から初めて導入するA380は、ホノルル線への投入が予定されていますが、その機体デザインを公募して決定。モチーフはハワイに因んで「ウミガメ(Flying Honu)」。操縦席付近の、ウミガメの顔がある当たりは機体のデザインにもマッチしてぴったりなんだけど、どうせなら主翼に前足、尾翼に後ろ足を書いて甲羅の位置ももう少し後ろにすればいいのに。それと、コーポレートカラーの都合もあるんだろうけど、青色だけというのも一寸淡泊だよなぁ。甲羅は茶色とかにするとか、もう少し実際のウミガメに近づけたデザインの方がいいよなぁ...

A380はリゾート路線用として、一応3クラス設定にするけれど、内容は既存のB777-300ER等の3クラスとは違うという話も。家族連れ向けにすると言う話も出ているから、キッズスペースみたいな物とか、幼児用のキチネット戦用スペースみたいなものとか作るのだろうか。

予定では3機体制で一日1往復になりそうだけれど、結構厳しそう。JALがあれだけホノルルに飛ばしているくらいだから、需要はかなりあると思うけれど、まずはJALとの差別化がどうなるのか。単に機体のデザインだけでは、なかなか厳しいでしょうね。A380では羽田の利用が難しいので、成田離発着になる事はほぼ確実。となると、今の21:30頃のフライトがA380に置き換わるのだろうか。成田22:00発くらいのフライトにしてくれると、金曜日の夜仕事上がりで成田に移動してホノルルに飛べるので凄く便利だけれど、やはり夕方の便かな、家族連れなどを想定するなら。でも、それだとホノルルに早朝着になるから厳しいんですよね、現地についてからが。日本を夜遅く出ると、お昼少し前くらいに到着するから、そこからホテルに移動しても直ぐに部屋には入れるし、そこそこ楽。逆に早朝に到着するなら、ハワイをエントリーにして、そこから米国本土に移動しても言い訳で、シーズンによっては結構安い料金が出るホノルル便を利用して、国内線で繋ぐという手もありますね。最も米国国内線のシートは酷いので、余りな害時間登場したくないのだけれど。

世界的には、B747が終演して、A380もビジネス的には決して成功しておらず、やはり大量輸送時代はおわりつつあると思われている今。2019年からの投入だと、その後のメンテナンスも含めて難しくなると思うのだけれど、ANAとしてはどう言う勝算があるのか。

0 件のコメント:

コメントを投稿