2017年2月22日

裸の女王様

昨日TLを賑わせていた、ロイターの記事。記事の内容は、民進党の蓮舫代表と自由党の小沢代表が原発ゼロに関して会談したというなんと言うことの無い内容だけれど、話題になったのがその記事に添えられていた写真。どうやら、20日に岡山県のバイオマス施設を視察したときの写真らしいのだけれど、何故か蓮舫氏の額に白い物が...

TLでは一気に「ヘルメットが前後ろ」と和田になり、多分私もこの白い物は後ろにあるカバーだと思うんだけれど、暫くするとこの白い物はヘアースタイルなどを保護するための内部カバーでは、という説明も出てきました。でも、こちらの横からの写真を見ると、一寸そんな雰囲気はしないなぁ... で、更に追求されたのが、この蓮舫氏のヘルメットが仮に前後正しいとしても、こう言う後ろにずらしたかぶり方は「阿弥陀被り」と言って、安全上許されないかぶり方なので、通常なら真っ直ぐに被らせるという話。さらに、蓮舫氏の向かって右側の男性はヘルメットの顎紐を外している。普通ならば、どれも施設入場前に正される行為なわけで、なにゆえそんな状態で視察させたのかという疑問の声も。私は、蓮舫氏の顎紐を観ると、下の方にむかってV時に出ているように見えるんですが、これってやはり前後ろであるからこういう感じになっていると思う。ちゃんと被れば、顎の下にロックする部分が来て、真っ直ぐになるはずだから。

で、問題なのは、蓮舫氏の周りの人で、そういうかぶり方あるいはルール上必要な事をちゃんと指摘する人がいなかったのかという事と、本来なら受入側がちゃんと指導しないといけないのに、何故こんな状態での視察を許したのかという事。TLでは、蓮舫氏の求心力が無くなってきたから誰も指摘しないとか、受入側は蓮舫氏が怖かったからなんていう子供みたいな理由まで流れていたけれど、蓮舫氏側に緊張感が無かったこともそうだし、受入側にも熱心さが無かったことが理由じゃ無いだろうか。原発の代替エネルギーとして、自然環境に左右される太陽光などと比較して、ある程度安定した燃料供給が期待出来るバイオマス発電は遥かに有望だと思うけれど、それにしてもいかに森林の余剰資源を効率よく利用するかが鍵。その当たりを分かって視察しているのか疑問だなぁ。いずれにしても、民進党の広報担当としては、この写真を撮影させて良しと思ったのだろうか。まさか蓮舫氏を貶めようとしてわざと撮影させたとは思わないけれど、でも、この額の白い帯、違和感を感じなかったのか、その神経が疑われてしまう。ちゃくちゃくと「裸の女王様」化が進んでいる気がする。

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