2017年2月12日

難民の最前線

日本の難民受入に関して、実際に最前線で対応している方のコラム。国としての方針・施策に対して不満はある物の、実際に「難民」として日本に押し寄せてくる人達のほとんどは難民では無いと言う現実。日本は島国であるため、日本に渡ってくるためには飛行機か船で渡航するしか無いわけで、決して少なくない人数ではあるけれど限定されています。仮に日本が何処かの大陸の中にある国であったら、多分この何倍何十倍では効かないくらいの難民移民が押し寄せているでしょうね。まさに今のアメリカやヨーロッパが直面しているように。正直なところ、つくづく日本が島国で良かったと思います。

困っている人を助けることは勿論反対は無いけれど、それにしても限度は必ずあるもの。一方で、困っている側にしたら近くに豊で自由な国があるならば、何とかそこにたどり着いて新しい生活を始めたい、何か経済的に恵まれたいと思うのも自然。極々一部の人を除けば、変な話だけれど相撲の序の口から始めるように、所謂3Kの仕事から日本社会に入り、すこしずつ上の仕事を目指すんだろうけど、中にはドロップアウトする人も多いわけで、安価な労働力として日本社会も期待しているところはあるんだろうけど、潜在的なリスクでもあるんですよね。日本人の中にもそういう人が多くいるのに、より不利な状況にある難民・移民がそうならない理由は無いでしょうし。

そう考えると、韓国・朝鮮、あるいは中国からの移民というか難民というか、所謂「在日〇〇」の人達の中には、日本社会に対して厳しい意見や批判をする人がいるけれど、彼らはそれなら何故日本に残っているのか凄く不思議。その中の鍵となる人達は、困っている同胞を助けるために自分達は汗をかいているんだ、みたいな事を言うわけだけど、それなら集団で別の国、アメリカとかに移住することを考えても言い訳だし、何なら自分の出身国やそれに近い国、例えば中華系ならシンガポールとか、日本と同等以上に恵まれている国に移るという考えもあるんじゃ無いかと。でも、そんな話をすると「日本人が無理矢理連れてきたから」という話をするけれど、無理矢理連れてこられたからその子孫も日本にいる必要性も理由も無いわけで、より良い場所での生活を目指せば良いだけだと思うのだけれど。結局は、彼らの目的は実は別の所にあるんじゃ無いかという半分陰謀論めいた理由が一番しっくりしてしまう。

厳しい言い方かもしれないけれど、日本国内の話であれば昔ながらの「性善説」ベースでの考えもまだ有りかなと思うけれど、世界標準では「性悪説」が前提。そういう認識を持たない話は、なんとなく「偽善的」と感じてしまう自分は、世の中のダークサイドに塗れているのだろうか(笑)。

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