2017年1月23日

今年の富士通PC

PCWatch、大河原克行氏の記事から、富士通のPC新製品発表会で見せた感じさせた「意図」について。昨年末に突然富士通とLenovoが戦略的提携に向けて今日御す住めていることが発表されて、でもそれ以降は具体的な話は聞こえてこずどうなったのかと疑問に思いながら迎えた2017年。先日の意欲的なPC製品発表会では、こんなことが語られていたのかと一寸興味津々。LenovoとNECPCが統合された時には、Lenovoの日本での市場規模が小さく、また競合する製品も少なかったので今のところは上手く棲み分けが出来ている気がしますが、NECPCと富士通ではまさに勝ちに競合するわけで、この両社の製品が並んで販売されるとしたらどうなるんだろうか。

多分、日本国内の販売台数などを見ると限りではNECPCの方が富士通よりも少し大きいけれど、世界中での販売台数などを見ると富士通の方が大きくなるのかな。でもLenovo本体と比べるとどちらも数分の一以下の規模なわけで、富士通としてはコストメリットが大きな魅力だけれど、LenovoとしてはすでにNECPCがあるのに、会えて競合する組織を追加する必要性は低いと思っているのでは無いだろうか。勿論、仮にホールディングのような形で参加に入れば、日本のPC市場の半分くらいを占める大きな勢力になるだろうけど。

記事の中で、島根富士通が登場しますが、NECPCは米沢に開発製造拠点があるので、場所的には西日本の拠点として島根富士通を3社で利用出来れば効率化には繋がるかも。ただ、大変そうですよねぇ... いずれにしても、流石に年内には決着が付く、付けなきゃいけない話だと思うので、今年はこの話題がPC業界で一番のニュースになるのかも。まぁ、NECPCにしても、知っている人はLenovoの傘下と分かるだろうけど、一般の消費者から見たらそんなことは分からないだろうし、関係無いという認識なんでしょうね。仮に富士通PCが同様に傘下に入っても、「富士通PC」の名前で製品は販売されるんだろうから、結局は表舞台の変化はなく、裏方がわさわさ大変な事になるだけのような気がする。中の人は大変そう(笑)。

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