2017年1月19日

HOSEI ORANGE

関東の大学フットボール強豪チームの法政大学が、長く使われてきたチームニックネーム「トマホークス(TOMAHAWKS)」から「オレンジ(ORANGE)」に変更すると発表。余りに突然の発表に、自分は勿論だけれどOB/OGも含めて多くのフットボールファンが戸惑っている様子。大学チャンピオンを決める甲子園ボウルにも何度も出場する強豪で、Xリーグで活躍するOB選手も多い「フットボール名門校」。それ故に「トマホークス」というチームニックネームは、憧れも有り畏怖も有り一つのシンボルであったことは事実。

Facebookでは詳しい説明は無いものの、ニックネーム変更利用として「大学の方針、NCAAレギュレーション、人種差別問題」等を挙げているけれど、一寸腑に落ちないところも。NCAAや人種差別というのは、米国のカレッジやNFLのチームが使用している、アメリカの先住民インディアン(Native American)に関係する語句に関してだと思うけれど、「トマホーク(ス)」は武器の名称な訳で、それがインディアンに対しての差別的な言葉とするのは一寸無理があるような。NFLではWashington REDSKINSの"Red Skin"が、Native Ameircanに対しての差別語だという事で数年前にやり玉に挙がったけれど、その後どうなったんだろうか。ここ最近は、名称変更の話を聞かないですよね。

チームを代表するニックネームだから、多分殆どの場合否定的な目的で採用することは無いと思うんですよね。強さとか憧れとか知名度とか、肯定的な意味合いで選択することが殆どでしょう。確かREDSKINSも、先住民族の強さみたいな事も含めて採用したと説明したように記憶しています。米国カレッジではフロリダ州立大が「セミノールズ(SEMINOLES)」を使用していて、これは現地の先住インディアンの部族名。同じように先住インディアンの部族名を使用しているカレッジや他のメジャースポーツもあったはず。また、こういう懸念からニックネーム変更したチームもある事も事実。その当たりは、最近の"PC (Politically Correctness)"の影響もあるだろうけれど、では元々採用した時の想いとか理念みたいなものはどうなるのかだろうか。勿論、時代の流れと共にその意図や考え方が変化していくことも事実ですが、元々否定的な意図は無かったのに後から環境が変わり否定的な意図と言われてしまうのは一寸心外かも。

勿論、そのチームや組織体が、どの様な理由でどの様なニックネームを採用するかは彼らの裁量範囲で有り第三者である我々の気持ちや想いよりも優先するものであることも確か。また、理由は兎に角歴史的にも知名度的にも大きな物を、会えて変更する決断をすることも、英断で有り大きな転換点な訳だから、それだけその決定をした人達の責任も重くなるわけで、それでも「今変更する必要がある」と判断した以上は、これからどうなるのかどうするのかを、このチームのファンとしては見守るしかないでしょうね。ただ、これからは「トマホ」と言えなくなるのは、やっぱりちょっと寂しい。「オレンジ」って略して何と呼べば良いのだろうか。「オレ」? 「OJ」とつい言ってしまいそう(笑)。


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