2017年1月22日

役立たずの喫煙ルーム

昨日は姪っ子の結婚式が都内の某ホテルで行われて、式や披露宴自体は大変良かったのだけれど、一つ気になったことがあったのが残念。そのホテルの宴会場の前、受付とかクロークとかあるスペースの一角に、ガラス張りに仕切られた「喫煙ブース」が設置されていました。昨今のいろいろな事情から後付けされたもので、広さは畳二畳位かな。中に灰皿と吸引用の設備があるもの。ところが、その程度の狭さで、多分定員的には4名位が一杯なのに、後から後からタバコを吸いにくる宴会場利用客が絶えず、とうとう中に入りきれずにそのブースの外で吸い出す始末。一時は10名以上がその喫煙ブースに集まり、中に入っている人間よりもその回りの外で吸っている人間の方が多いくらい。そのマナーの悪さもさることながら、そのブースがあるのがエレベータースペースの手前にあるから、エレベーターを利用したり、さらにその横にあるトイレを利用する時には、そのブースの横を通らなきゃいけないのに、せまい通路を半分塞ぐようにしてタバコを吸っている奴がいたり、匂いや煙が外に漏れるというか外で吸っているからその当たりに充満していたりと、最低。あんな通路の途中にブースを設けるのでは無く、宴会場手前にはそれなりに広いスペースがあるわけで、何でそっちに設置しないのか。普通は、宴会場利用者が外に出て利用するわけですからね。

スケジュール的な関係や予算的な関係、いろいろな条件をやり繰りしてやっと姪っ子夫婦が見つけてこの日のために選んだホテルだけれど、多分このホテルもこの系列のホテルも、個人的には今後は利用することは無いだろうなぁ。まぁ、これまでも余り評価の高いホテルでは無かったので、利用した事も無かったけれど。ちょっと常識を疑う状況でした。

いま2020年の東京オリンピック・パラリンピックを睨んで、禁煙法が議論されているけれど、ああいう光景を見てしまうと、「完全禁煙」を声高に言いたくなりますよね。折角のお目出度い日に、一つだけ残念な光景でした。

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