2016年12月25日

ESTAでSNS情報

ネットで見つけたこんな記事。これ、アクティビティが低くて、アカウントだけ維持しているSNSも記入が必要なんだろうか。しかし、難儀な時代になった物ですよねぇ。で、単純に素人が考えたって、仮に悪いことをしようと思ったら、差し障りの無いアカウント書込をしていれば良いだけで、本当に何かヤバそうな主張なりをするのであれば、別アカウントを取得するという方法だってあるでしょう。勿論、コメント欄とかシェアとかフォロワーの状態とか、単に記事の内容を変更しただけでは辻褄が合わないケースもあるだろうから、下手に変更するのはやぶ蛇になりそうですけど。でも、どうだろう、これで引っかかりそうな人間はどれくらいいるんだろうか。

確かに過去のテロ事件などの犯人は、後で調べたら事前にSNS等に過激な書込をしていたという話はよく聞く話で、そういう意味では事前にトラブルを回避するための情報としては有効性はあるだろうけど、事前に申告した物がそのままそういう情報へ直結する確率って、ほとんど無いのでは。逆に、全く関係無い入国者が、たまたま似たようなIDを使用していたとか、間違って関連づけされて、あらぬ疑いをかけられるという可能性の方が高い気がする。

この手の個人認証作業は、どの様な方法をとってもイタチごっこになるわけで、仮に完全にその個人を特定できる技術、例えばDNA検査などが可能になったとしても、その人間が初犯として事件を起こしてしまえば何も対策は出来ない訳で、難しいと思いますよね。さらに言えば、当然それぞれの書込は外国語になるわけで、ある程度は機械的に語句サーチで古い出すとは言え、内容まで詳細に確認しようと思うと大変。何か、アイデアは良いけれど、リターンは少なそうな気がします。あっ、こう言う事を書いていると、入国拒絶されるかも(笑)。

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