2016年12月29日

タレント性

民進党の蓮舫代表。この人が受けるのは、その見た目の派手さと内容はともかく啖呵を切るような物の言い方、そして元キャスター(???? タレントだろうなぁ)という職歴の華やかさが、受ける人には受けるんだろうけど、出もそれと政治家としての資質は別だなと感じる理由が、こういう言い方をしちゃうこと。これが、身内のミーティングか何かで、しかもその「こんな予定を入れる」相手に対してチクッと言うのならまだしも、公の席でこういう言い方をすれば、普通は「年末でもう休みたいに、しかも仕事納めの後にこんな出張を入れやがって」と行っているようにしか聞こえない。

しかも、訪問先が先日の大火で大規模被害が発生していて困っている糸魚川な訳で、必要ならば仕事納めの後だろうが年末・年始だろうが救助や支援をしなきゃいけないの状況なわけで、それを「仕事納めの後に」なんていう事を言ってしまうのは、仮にそれが一寸した冗談のつもりだろうが回りはそう思わない。彼らは、良く与党などの議員の言葉尻を捉えて、どうでも良いようなことを根掘り葉掘り責め続けるけれど、自分達が発している言葉に関しては余りに鈍感というか都合の良いことしか言わない。相手の非を責めるのであれば、自らの姿勢に対してはもっと厳しくなきゃ、周りの人間は信用しませんよね。

大規模災害の時には、勿論敵も味方も可能な限りの支援援助をして、一日も早い復興復旧を進めないといけないのは事実。でも、この時期にしかも直接の決定権が無いような野党の代表が現地に「視察」に行く意味はどれだけあるのだろうか。すでに大火事発生から一週間以上過ぎているわけで、鎮火してからも何日も過ぎている状態。避難場所の提供や、生活支援物資等、すでに必要な物は手当てされているだろう時期だし、これまでの地震のような大規模な視是災害と事なり、この火災発生地域以外は無事なわけだから、近隣に非難をしたり生活を仮に始める環境もあるわけで、そう言う意味では国の援助も必要な場合はこれから生まれるかもしれないけれど、どちらかと言えば糸魚川市や新潟県がまずは主体となって作業すべき案件でしょう。となれば、まずは地元の地方議員や精々地元出身議員が先ずは現地の緊急度の高い支援をまとめて、それを上に伝えて早い実行を言うべきでは無いかと思うわけです。

政治家に限らず、組織のリーダーの仕事を考えると、その人の資質の優劣を考える時に評価すべきは、その自分が責任を持つ組織体をどれだけ有効的に機能させるかだと思うんですよね。そう言う意味では、民進党代表の彼女の一番の仕事は、まずは地元の民進党組織の状況を把握して、その中で出来る事をどんどん進めさせて、足りないところを援助する。場合によっては他党の支援を受けてでも、地元の被災者優先を進めていくはずなのに、そこに正直なところ何も出来ない彼女がしゃしゃり出て行って、何をするつもりなんだろうか。しかも、行く前から「仕事納めなのに」なんて言う泣き言を言ってしまう。だったら自ら「働き方改革」なんていう事を言っているのだから、自分の働き方を変えてみればと言ってみたい。やっぱりこの人は、政治家というよりもタレントなんでしょうね。だから、自分が動くことが一番重要だと思ってしまうのだろうし、自分が本当に考えている事を言うのでは無く、相手に受けることを言ってしまうのでしょうね。

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