2016年12月27日

新千歳での騒動

ここ最近、大雪で欠航などが続く新千歳空港。その国際戦ターミナルで、欠航になった中国便に腹を立てて、100人近い中国人乗客が騒ぎを起こしたというニュース。一般人が撮影した動画なんかも出回っているけれど、言っては悪いけれど"This is Chinese."みたいな様子ですよねぇ。ここまで酷くは無いけれど、アメリカの空港なんかでも色々ごねている様子はよく見かけるもの。最も、何かあっても先ず何も言わずに待っているのは日本人くらいで、それ以外の欧米人なんかも結構駆け引きするけれど、そこはそれなりに「話し合い」で少しでも有利な結果を得ようとするからまだ許せるけれど、兎に角力で何とかすると言うよりは、何か不満のはけ口で暴力をふるっているような印象なんですよね。

記事では特に逮捕者は無かったとか書いてあるけれど、こういうのはもっと厳しく取り締まるべきでは。言い方は悪いけれど、中国国内で騒ぐのはあたらの国の内部の話なので勝手にやって貰えば良いけれど、それ以外の場所ではその場所のルールがあると言うことをちゃんと認識させないと。こういう時に、「また来て貰わないと」とか言う話が出てくるけれど、向こうは組み易しと思うとどんどんつけあがってきますから。仮にアメリカなんかの空港だったら、間違いなくホールドアップされて連行されるケースですよね。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを睨んで、「おもてなし」と言うことを良く言うけれど、それって決して相手の言うことを100%受け入れることでは無くて、譲れるところは譲るけれど、必要な事はちゃんといなわないと駄目。メリハリというのか、是非をしっかり示さないと、どんどん境界線を広げてくるのが世界の常識ですから。

中国からの観光客は重要な観光ビジネスの相手ではあるんだろうけど、だからといって何をしても良いというわけでは無いと言うことを受け入れる側も示さないと。昨年までの爆買いが終わり、今では「事の観光」に変わりつつ有り、そういう人達はある程度の常識を持っているからまだ良いのだけれど、それとは別にどんどん訪日する底辺が広がって、全体的には訪日客の質は多分徐々に下がっていくでしょう。そうなったときにちゃんと対応する覚悟がやはり必要なんじゃ無いかと。これからのシーズン、新千歳は天候的に厳しい時期が続くけれど、第2第3の騒動が起きないことだけを祈っています。

しかし、国際戦ターミナルだったから、まだそれ程影響も閉じた範囲ですんだんだろうけど、これが国内線ターミナル側だったらもっと大変な騒動になったかも。まぁ、個人的にはそういう現場に遭遇しないことだけを祈ります。

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