2016年11月26日

Black Friday

11月第四木曜日は「感謝祭(Thanksgiving Day)」。で、その翌日は"Black Friday"と呼ばれる大バーゲンセールの日で、アメリカでは金曜日になるのと同時に開店するお店が多くて、その様子は一寸異様。アメリカの場合、10月のハロウィン、11月の感謝祭、12月のクリスマス、と毎月記念バーゲンが行われていて、前のバーゲンが終わると翌日から次のバーゲンが始まるから、ずっとバーゲンが続いている感じ。その中でもこのBlack Fridayは一段と安くなるから、皆さんデパートやスーパーへ押しかける。一日の売り上げが何千億にもなるから、売る側もほくほくかも。正直なところ、結構怪しい商品もあるし、基本的にはそれまでのバーゲンの売れ残りも多いですしね。

で、今年は多分初めて日本でもこのBlack Fridayが大々的に行われたんじゃ無いだろうか。23日勤労感謝の日の休みが上手く金曜日に重なると盛り上がりそうだけれど、なかなか平日では今ひとつかも。だから、この週末も含めたバーゲンにするところが多いみたいだけれど、それで少しでも景気が底上げされればと願うだけ(笑)。日本の伝統的バーゲンセールといえば、お盆にお歳暮(年末商戦)くらいしかなかったけれど、最近は毎月のようにデパートも何かやっている雰囲気。でも一般の購買機会が、デパートから郊外のモールやショッピングセンターへ移り、さらにそれらもネットショッピングに変わりつつある今、この手の昔からのセールというのはどうだろうか。中国では「11月11日」が1並びで「独身の日」と呼ばれていて、この日に一台バーゲンセールがネットで繰り広げられていて、アリババでは一日て2兆円売り上げたらしいけれど、そう言うものに動かされる、動かされやすい国民性も影響するんでしょうね。

日本人って、こういうものに結構嵌まる一方で、飽きっぽい傾向もありますからね。ハロウィンは一台ブームになったけれど、感謝祭が余り広がらないのは、その感謝祭のイベント自体が結構地味だったからというのもあると思うんですよね。その分、同じタイミングで開催されるこのBlack Fridayはどうだろうか。何「これっ」というシンボルみたいなものがあれば流行りそうなんだけど。来年はどうなるんだろうか。今年以上に盛り上がれば脈はありそうですね。まぁ、経済の底上げのために、売る方は必死になるんだろうけど、消費者って飽きっぽいからなぁ。

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