2016年11月3日

Amazon Drive Unlimitedを使ってみた

撮り貯めた写真データ、動画データに、30年余りの仕事やらプライベートやらで堪った様々なファイル群など、何十TBにも達するデータが手元に貯まり、そのデータ維持・保管・整理等でどうしようかと常々悩んでいました。今のところは、比較的価格も安く落ち着いている3TBのHDDを買いためて、そこにコピーして保存しているけれど、何席会部分があるデバイスは絶対劣化するし、壊れるもので、これも安心出来ない。HDDが一つ、二つとかなら、まだ複数のデバイスにコピーを作る事も可能だけれど、今のようにそのHDDが何台もに膨らんでいると、そんなことも出来ない。さらに、以前から分かっていたけれど、同じ内容のデータが別のディレクトリーに存在していたり、バックアップのバックアップを作っていたりしているうちに、かなりデータが重複して肥満化していることも確か。これも何とかしたい。

一番簡単なのは、これらデータ全てを一つの領域にコピーして、重複しているものは削除して見れば、多分今のデータの2~3割くらいは整理出来るんじゃ無いだろうか。また、オリジナルデータから色々加工して派生したデータのうち、本当に必要物以外はオリジナルデータ冴え残っていれば再現できるから、そう言う派生データも整理出来る。結果、半分は無理だろうけど、今のデータの60%位に圧縮できると踏んでいるんですが、中々そう言う機会が無い。

以前一度、BitCasaが登場した時に利用してみたんですが、このサービス自体が一年一寸で失速してしまったこともあるけれど、一番困ったのがデータアップロードの遅さ。その当時は、まだ今のデータ量の半分以下の状態だったけれど、とても全部アップロードすることは無理で、毎日イライラしながらデータを挙げていたことを覚えているけれど、さらにそのアップしたはずのデータが何故か壊れていたり、途中で終わっていたりと言う不具合も。当時のBitCaseのアップローダーの問題だと思うのだけれど、結果的にその不具合で消えてしまったデータも結構ありました。

で、今利用し始めたAmazon Drive Unlimitedです。この存在は以前から知っていて、興味は有ったのだけれど、なんせBitCaseの後のあのMicrosoftのOneDriveの撤退もあったので、どうも容量無制限サービスには不信感があったんですが、Amazonがサービスを始めて、日本でもサービスが開始されて、今のところ安定しているようだし、Amazon自体もAWSでビジネスしているくらいだから(確か、BitCaseもAWSを利用していた)、これまでよりも安心出来るかなと考えて、利用してみることにしました。三ヶ月間は無料利用出来るというのも魅力だけれど、その間にデータアップロードしていたら、なかなか途中で止めるというわけにも行かないだろうし。

で、利用料金は13,800円/年ですが、何故かUSのAmazonだと約半分のUS$59.90。日本からはどちらのサービスも利用可のなので、今回はUSの方から申し込むことに。以前Amazon USのアカウントを作ってあったので、それを利用して申し込んであっと言う間に完了。早速テストも兼ねてデータをアップし始めましたが、予想よりもかなり早い。多分色々な条件が影響するんでしょうけど、今のところ感覚的には20~30GBのデータが1時間位でアップされるという感じ。データサイズが同じでも、動画データの様にファイル一つ当たりのサイズが大きい方が、写真データが何千枚ものあるケースよりも速いのは、多分アップする時のデータ処理の関係なんでしょうね。一寸面倒なのは、アップロードはWeb経由だとファイルサイズ2GB未満の制限もあるので、Amazon Driveのアプリが必要ですが、フォルダー操作や視認性はWeb経由の方が簡単。というか、Amazon Driverのアプリは、本当にアップロード・ダウンロードだけのアプリなので、出来ればフォルダー操作も含めてもっと統合的なアプリにして欲しいですけどね。

何日、何ヶ月かかるか分からないけれど、今回は手持ちのデータを全てアップして、その中で整理したのち、必要なものはダウンロードしてメディアに焼いて削除する予定。出来れば、過去五年分位はHDDとかに残すとしても、其れ以前のデータはもうアーカイブして終わりにしたいところです。さて、どうなることか...

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