2016年10月3日

成田になりつつある高江

高江のヘリパッド移設工事で、どんどん過激になっていく自称「反対派住民」。道路を不法に自動車で封鎖して工事車両通過の邪魔をしたり、挙げ句の果てには自主検問等して、本当の地元住民の生活にも支障が出ている始末。さらには、最近のtwitter等の情報では、緊急車両の救急車を自主検問で停止させて、救急患者の確認までするという暴挙。さらには、自分達が怪我をすると、ドクターヘリを呼び出して良しとしているらしい。それが重大状態なら良いけれど、擦り傷とか切り傷程度でも呼び出すと、現地のドクターヘリに関わっている人が憤慨しているらしい。当然、本当に必要な急患がでた時には間に合わない場合も想定するのと、ドクターヘリの運営資金も浪費されていくわけで、本当に怒りしか覚えない。

で、何か既視感を覚えるなと思ったら、あぁ成田闘争と一緒だと。あの時も、元々は恐慌的な空港用地買収に反対して地元民が運動をしていたけれど、どんどん日本中の過激派団体が流入してきて、とうとう主導権は地元では無く彼らが奪ってしまった。その結果、管制塔侵入事件や、その他過激な事件が続き現在に至っているらしい。今でも一坪地主とか、空港用地の真ん中に立ち退き拒否の家が残っているらしいけれど、今は関係者は沖縄の高江に集合しているので成田は静からしい。なら今のうちに強制執行して、それら用地を取得し舞えば良いのにと個人的には思ったりして(マテ)。

地元の新聞二紙は、こういう行為を応援しているような報道しかしていないらしい。さらに、労働組合とか社民党、共産党等も支援しているらしいけれど、それって内乱罪にはならないのか? 昔なら、そう言う手法であっても民衆は流れに流されてしたがったかもしれないけれど、今ではどちらの情報もどんどん流れてくる世の中で、従って仮に彼らの反対する動機が正しいものであっても、その手段が間違っていれば誰も支援してくれるなる事を分からないのだろうか。いつも思うけれど、自分達の主張を通すために何か行動を起こす事は良い事だけれど、だからとってその方法の手段を選ばないというのは単なる暴力でしか無いわけで、それを正当化してきたのが社会主義とか共産主義だと思うわけですよね。そう言う過激な思想を良しとして今の世の中で彼らがやりたい事は、結果的には力で世の中を制する事でしか無いわけで、それって今彼らが与党に対して声高に主張している事なんじゃ無いかと、その矛盾にいつも疑問しか生まれてきません。

成田は、今では地元の理解も得て拡張工事の話も出るようになったけれど、結局こじれにこじれた時間の長さで、ライバル空港に抜かれ、羽田にも抜かれ、日本の玄関口という当初の目的は薄れつつあるのも事実。上手く利用すれば、あの成田空港周辺が日本の玄関口として凄く発達したかもしれないのに。空港だけで無く、あそこがターミナル駅になって新幹線や首都圏に繋がれば、地元の経済効果にしても凄く大きくなったと思うのに、折角の金の卵はどんどん錆びていくだけ。高江にしても、変換される広大な土地を活用する事で、実は基地に頼らない沖縄経済の切っ掛けになるかもしれないのに、それを自らの手で捨てようとしている。辺野古もそうだけれど、新たな基地を増設するわけでも無く、今ある敷地の中に設備するだけなのに。10年、20年後には「あの時、基地縮小に賛成して、逆に経済振興すれば良かった」と公開するんじゃ無いだろうか。その時には、沖縄はもう日本の沖縄じゃ無くなっているかもしれない。

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