2016年10月27日

言いたい放題

暴力を誘発するために暴力を肯定し、支離滅裂な意見を展開するこの人物、東京大学の教授らしい。記事の中で「さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ。」って、これって共産主義や社会主義が特異な「暴力革命」そのものじゃん。そこで流れる血は尊いものとでも言い訳するのか。辺野古や高江の前で暴力的な抗議活動をしている人達にも賛同できないけれど、理由はどうあれ物理的に現地で活動している点は抗議活動としては意味あるかなと感じるけれど、こういう大学教授なる人達は、論理武装とでも言うのだろうか、遠くに居て「やれやれ」と言うだけで、自分達には被害行為は及ばないから本当に気楽な立場だと思う。ある意味、陰のフィクサー気分なんだろうか。

こういう人達は「権力と対決する」とか格好の良い台詞を言うけれど、結局は自分達がその権力になりたいからそう言うことを言っているだけ。法律も社会ルールも社会基盤も乏しかった大昔ならまだしも、今では民主的なルールはそれなりに完備しているわけだから、そう言う方法で対応すれば良いだけの話し。辺野古移設に関しても、翁長知事のやり方は感心しないけれど、それでも裁判で結着突けるという方法論は正しい。勿論、その方法が自分達の立場に関して不利になるからやりたくないんだろうけど、それならそれでやはり自分達の主張の正統性を証明する材料は示さないと。

このコラムの最初に

「非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ。」

と書いているけれど、挑発した結果に発生した暴力は「非暴力」とは言わないと思う。インドのガンジーのように、無抵抗ながらも暴力を振るわれたら、それは「非暴力抵抗」だと思うけれど。結局彼らがやっている事って、今の中国が東シナ海や南シナ海でやっている行為と同じなんだなと思うと、中国や韓国がこの騒動に関わっていることに全く理由や関係が無いとも言えないような。こういう野次馬的な人達が増えることが、この手の問題の解決を複雑勝つ長期化させている最大の原因である気がする。で、こういうものを堂々と主張として掲載しちゃうメディアも同罪ですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿