2016年10月16日

国籍選択宣言

昨日蓮舫氏は、台湾籍の離脱証明書が区役所に受理されなかったので、7日に日本国籍の国籍選択宣言をしたと発表。結局、9月中は二重国籍で有る事を認識していても「問題無い」と言っていたわけで、これまでの説明等の信頼性が一気に揺らいだ事は確か。10月6日までだったかな、蓮舫氏が参議院議員を辞職すると、旧維新の党の田中康夫氏が繰り上げ当選する事になるので、それを阻止したい与党側はそれまでは追求しないのではと言う話があったけれど、本当にそんな感じになってきましたね。規定によって参議院議員の繰り上げは無くなり、後は蓮舫氏の自滅を待つだけなのだろうか。

残る疑惑は、二重国籍状態を知りつつ、台湾籍の権利行使をしていたかどうか。過去の雑誌や新聞の記事などをみると、本人自ら台湾籍である事に言及しているところもあるし、パスポート利用もしていた様子も伺えるので、この辺り既に事項になっているけれど、信頼性という意味ではかなりのマイナス。何処まで遡及して明らかになるか分からないけれど、もし時効成立前の最近でも同様の事が出てくると、かなり難しい状況になりますよね。正直なところ、政治気になる前タレント時代は結構この辺り簡単に考えていて、本人も二重国籍である事は自分のミックスという立場に華を添えるものであっても害にはならないと思っていたかもしれないけれど、流石に政治家になってからはそういうわけにはいかないので、もっと早めに手を打っておかないと。しかも、今では野党の代表何ですからね。

政治家の資質として、リーダーという立場上弱みは見せない、虚勢を張る事もある程度は必要だと思うけれど、それ以上に真摯であれ正直にあれということはもっと重要なはず。彼女の場合、今回の代表選は千載一遇のチャンスだったかもしれないけれど、仮に今回代表になっても近いうちにまた与党に返り咲く、あるいは政権交代に持ち込める程度に党勢が回復すると本気で思っていたのだろうか。私ももし彼女の立場で、同じような国籍問題を抱えていたとしたら、最初にこの問題が指摘された時に「申し訳ありませんでした」一旦退いて、数年先のタイミングを待つと思うけどなぁ。彼女が男性候補だと、似たような候補者は民進党でも何人も居ると思うけれど、女性であれくらいのキャラの人って、残りは辻元氏くらいで、彼女はさらに輪を掛けてあくが強いから代表には向かないから、結果的に「女性」という武器で、何年後でも戦えると思うんですけどね。何で、この低調な次期の代表になりたいのかよく分からないけれど、それを優先して無理をしすぎて自滅した、と言う事なんだろうなぁ。

それでも代表として、問題はあるけれど突破力はある位の答弁力を見せればまだ少し違ったかもしれないけれど、相も変わらず自分中心な話ばかりで、これでは誰も後押ししてくれないんじゃ無いだろうか。なんか、後は彼女がいつ白旗を揚げるかだけが政局の最大の注目点になっている気がする。

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