2016年10月19日

宅配ボックス

結構頻度が多い宅配の再配達を軽減させるためのアイデアの一つ「宅配ボックス」の実証実験。大規模なマンションなんかで、管理人とかコンシェルジュの居る場合だと代理で受取も可能ですが、そうで無い時には困ります。一応時間帯指定なども出来るけれど、そうで無い配送も結構多いし、急に用事が出来て外出しなくてはならない場合も有りますし。個人的にも、この手の宅配ボックスは欲しいと思うけれど、幾つか疑問点が有り、まずは宅配された品物が納まるサイズを考えると、どうしても大きなものになりがちで、場所の選択に困る事。天候の事も考えると、雨対策も必要になるだろうし、設置場所って結構重要だと思う。もう一つ気になるのが、この宅配ボックスって多分複数の配達には対応出来ないだろうという事。色々なサイト等で買い物をしたりすると、配達のタイミングも業者さんもバラバラで、荷物を受け取るのが日に何度かという時もあります。まぁ、そんな事は毎回毎回有る事じゃ無いとも言えるし、利用する場合も受取は一日一回というように調整すれば良い事かもしれないけれど、出も今後この手の宅配サービスってどんどん普及していくし、自分も高齢化と共に利用頻度は高くなるだろうから、そうなると気になります。

例えば内部に棚みたいな構造があって、したから順番に荷物を置けるようにして、先に置かれた荷物は棚がロックして移動出来ないようにするとか、内部にカメラなどあり、もし何かトラブルが発生したらそのデータがセキュリティに送られるとか、そう言う仕組みも必要かも。当然複数の荷物を受け取る時には、ボックスのロック機能等も必要なデータでロック・アンロック出来るようなな仕組みも必要だろうから、そうなると無電源での動作は難しいかな。注文した時のコード(QRコードとか)と発注者の電子コード(例えばFeliCaのIDとか)を組み合わせて、当事者で無いと内部にアクセス出来ないような仕組みがあればいいのかな。

今後の高齢化社会、さらには自動運転自動車を利用しての宅配サービス等と組み合わせると、面白いサービスが出来るかも。例えば自動運転配送車にはコンテナータイプの荷物をいれた箱を搭載して巡回配送し、配送先の玄関口でそのコンテナーを特定の台座に降ろすと、そこでコンテナーはロックされて配達完了。注文者は、そのコンテナーから荷物を取りだし、秋コンテナー回収のリクエストをすると、例えば深夜の間などに自動的に回収される、みたいな。

昔だと、例えば音楽を聴きたいと思えばレコードを購入するかCDを購入するしか無かったけれど、今ではネットでダウンロード購入出来るから物理的な品物の移動は無くても購入出来るようになりました。でも、そういうデータ化可能な書籍とか音楽等は良いけれど、どうしても物理的に配送が必要な食品とかもまだまだ沢山残っているわけで、それこそスタートレックのレプリケーターが実現しない限りは物量も絶対必要。この手の宅配ボックスとか自動配送とか、まだまだ実用化されたとは言いがたい時期だから、これからも色々なアイデアが生まれてくるんでしょうね。自分としては、買い物は買い物で気分転換としてやりたいから、お店に行く事は苦にならない内は店頭で購入したいけれど、その後はこういうサービスが普通に利用出来るようになって欲しいですよね。昔は、御用聞きとか宅配というのが普通でしたけれど、最近は見なくなったなぁ。あれはあれで、今考えると良い仕組みだったと思いますね。

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