2016年10月26日

医療用大麻

地元出身の元女優である、髙木沙耶(本名:益戸育江)容疑者が、乾燥大麻の所持・使用の容疑で逮捕。ほぼ同世代で、著つと透明感のある女性で、テレビなどに登場していた時には「へぇー、浜松にもあんな人が居たんだ」とちょっと意外でした。その後、芸能界を離れたかなと思ったら、ハワイで素潜りの当時の世界新記録を記録したりしてさらにビックリ。その後は千葉で自然に即した生活をしているというので、昨日も報道で使用された当時の様子を、私も見た記憶があります。でも、あそこでの生活に関して、確かどう今日している人が告発とかしていた記憶があるんですけどね。その後石垣島に移動し、現在に至るわけですが、個人的に一寸気になったのは先日の参議院選挙立候補時の時。

彼女の主張は「医療用大麻の解禁」という話一つだけで選挙戦を戦い、そして落選したわけですが、この時初めて聞いた「医療用大麻」という言葉。医療使用目的に、何か管理下で栽培生成されているようなものかなと思ったんですが、日本では認可されていないもので、アメリカの一部の州などで終末期患者の痛み軽減などの目的で使われているものらしいですね。で、あれだ「大麻」と連呼していて、かつ自分も使用歴があるようなことを言っていたから、あれでは逮捕も時間の問題かなと思っていたら案の定でした。選挙からこれだけ時間が経過してから逮捕したと言う事は、それだけ裏付け操作を慎重かつ確実に進めていたから何でしょうね。

単なる快楽とか娯楽のためにでは無く、終末期医療の苦痛軽減という趣旨には多少なりとも賛同できる点はあるし、それなりに意味もあると思うけれど、一寸性急すぎたというか最初から結論ありきの話を無理強いしている雰囲気が、個人的には違和感を感じていたところ。地元出身の有名な人だから、政党は違っても応援してあげたいところだけれど、ちょっと無理だなぁと感じていましたからね。

今回の乾燥大麻に関して、単に自分達の使用目的のためだったのか、転売などの目的があったかどうか、まだ不明ですが、もしかしたら「医療用大麻」に期待を持っていた本当にそう言う緩和措置が必要な人達にとっては、大きな失望になってしまいそうで、それが残念です。

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