2016年9月16日

蓮舫代表

もう一寸揉めるかなと思ったら、案外あっけなく決まってしまった、民進党の代表選挙。結局当初の予想通り蓮舫氏が一回で過半数を獲得して当選。うーん、でも本人が自ら言うように茨の道だろうなぁ。先ず、現在でも日本と台湾との二重国籍状態でしょ?! 臨時国会召集までに台湾籍の離脱が出来れば良いけれど、そうで無かった場合、違法状態のまま公党の代表が国会に出席するというのはどうなんだろうか。というか、日本国内でよりも、中国国内で喜ばれている代表って、いいのか?!

彼女が残した事は、これから色々波紋を広げていくと思うけれど、その一つに多分多重国籍者に対しての制度改正が出てくるのは確実でしょうね。日本国内に50万人とも70万人とも言われている対象の人達は、今回の事が無ければと忸怩たる想いかも。勿論、中には知らないうちにそう言う状況になっている人も多いのだろうけど、中には多重国籍を維持する事で、経済的とか社会的に優遇を受けている人も多いでしょう。そう言う人達に対しては是非厳しく対処して欲しい半面、それが排斥に繋がってはいけませんけれど。将来的には、マイナンバー(最近聞かないなぁ-笑)で管理する事で、今よりも厳格に運用できるはずと思うけれど、それだって直ぐに効果がでるとは限らないし。いずれにしても、これから暫くは蓮舫氏に対しての切り札になるわけで、その度に痛くもない腹を探られるのも大変だろうし。ただ、どこそこの国では多重国籍が認められているとか言う話は、それぞれの国の個別の状況次第だと思うんですよね。だから日本もというのは、無理があるんじゃ無いだろうか。それに、国籍の多寡と多様性も、以前も書いたけれど視点は増えるかもしれないけれど、絶対条件じゃ無い。その辺、都合良く引用するんですよね。仮に世界がやっている事が全て正しいなら、憲法改正だってやって言い訳ですし、集団的自衛権だって認められるわけだし。

ところで、蓮舫氏が当選したら、即衆議院解散と言う話が出ていたけれど、そのロジックがよく分からない。彼女の今回の行為が支持を減らしているからと言う事だろうか。確かに、民進党候補に対しては絶好の攻撃材料だけれど、逆に若い女性代表というセリングポイントも出来たわけで、ある意味そんなにマイナス要因じゃ無い気もします。まぁ、今回の件はご本人の中では解決済みにしたのかもしれないけれど、実は何一つ解決していない事ばかりで、これから徐々に攻められるんだろうな。それだけで、政治ドラマのシリーズが出来るかも(マテ)。

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