2016年9月16日

地下水検査

昨日、東京都の共産党と公明党の議員団が、それぞれ豊洲の地下ピットに入って地下水の視察をしていたけれど、なんか「舐めとんのか」という光景でげんなり。流石に地下水があるからと長靴は履いていたけれど、服装は普通の服装で、かつバッグとか肩掛けにしていて、あれ万一落としたらどうするつもりなんだろうか。さらに、素手で水に指を入れたりしているし。それにベンゼンの疑いがあるなら、簡易マスクとか眼鏡(ゴーグル)とかしなくても良いのか? さらに呆れたのが、検査するつもりなんだろうけど、なんか大きめのジャムの瓶みたいものを地下水の中に素手でざっと入れて水をすくい取っていた光景。東京都の職員だろうけど、正式に検査するので水の持ち帰るは止めて欲しいと言っても、そのまま無視して持ち帰ったみたいだけれど、そんな採集方法も適当な検体を検査しても意味ないだろうが。しかも、その水を入れている時、回りには長靴を履いた人が歩き回っていて、泥とか巻き上がった状態で水をすくっているし。彼ら的には濁った水の方がインパクトがあるんだろうけど、それを調べて何か問題があっても、水が悪いのか土の為なのか判別できないじゃ無いか。さらにはリスます試験紙なのかPh試験紙なのか水に浸して青色になり「あー強アルカリ性だ」と騒いでいたけれど、新築したばかりのコンクリートに囲われていればそれも不思議では無い。大体「強アルカリ性」と言っているけれど、それだと指の皮膚とか溶ける思うのだけれど。さらには「ドジョウみたいな匂いがする(多分土臭いということなんだろうけど)」と言っているけれど、地下から沸きだしたとしても、雨水が浸入してきたとしても、何メートルも地中を浸透して出てきた物だろうから、当然土臭い匂いはするでしょうね。あれが結露で集まってものなら、そんなに土の匂いはしないと思うけれど。と言うか、そんな危険かもしれない地下水検査をした後、あの長靴のまま地上に出てそこら辺を汚染してないのか? ちゃんと履き替えて長靴はビニール袋にも入れて、別途洗浄しているんだろうな(棒読み)。

ああいう視察を断る事も出来ないのかもしれないけれど、ああやって知識不足中途半端な事を映像が流すのも、ある意味風評被害を増長させている気がする。自分達の頃は、理科の実験でアルカリ水を作る時は、体育倉庫の石灰を持ってきて、それを水に溶かして作ったものだけれど、最近の学校って確か安全性の問題とかで昔のように石灰ではなく、別の物(炭酸カルシウム、ラインパウダー)を使っているから、理科の実験も違うんでしょうね。

議員全員が理科の素養を持てとは言わないし、ああいう視察をするなとも言わないけれど、少なくともちゃん理解出来る人を一人くらい入れて、何が適切で何が無理なのか説明してから視察してほしい。ああいう光景を見ていると、議員の仕事の半分は人の仕事の邪魔をすることじゃ無いかとつい思ってしまう。今日簡易検査の結果が出るそうですが、その結果内容が問題無くても騒ぐんだろうなぁ。あるいは、ああいう雑な作業で何か問題が出ても騒ぐんだろうなぁ。さらに、都側の正式な検査結果と違いが出ると、隠している捏造していると、さらに騒ぐんだろうなぁ。ほんと、無駄な仕事をしている人達と感じてしまう。

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