2016年7月18日

油圧系統トラブル

今朝起きて最初に飛び込んできたのがこのニュース。深夜に羽田空港を出発したホノルル行きハワイアン航空機が、離陸後油圧系統のトラブルが発生し、羽田空港に緊急着陸したというニュース。更に、その油圧系統トラブルの為だと思いますが、着陸時にタイヤがパンクしてトラブル無く着陸したものの滑走路から移動出来なくなりC滑走路を塞いでいる様子。深夜の離発着だから一番海側のC滑走路を使用したとは思うけれど、A滑走路と共に羽田空港の種滑走路ですからね。今日のフライトスケジュールに大きく影響しそう。羽田離発着便だけで無く、その折返しフライトにも影響するので、羽田から遠い地行きの空港でも欠航とか遅延がありそうですね。三連休の最終日で、飛行機で地元に帰る人も多いだろうから、ちょっと心配。個人的には、今週末には羽田-沖縄の国内線修行フライトを予定していて、それに当たらなかったのは幸いですが、まぁ後のことは分からないし。

タイヤはパンクしたけれど、取りあえず無事着陸できたと言う事は、少しでも油圧系統が動作して何とか支えたと言う事ですよね。完全に油圧がなくなり、車輪もでないとか、でたけれど着陸時のショックを吸収できずに方向がずれてしまうとか、そういう最悪の事態にならなかっただけでも不幸中の幸いかも。

ところで、パンクした航空機ってどうやって移動させるんだろうか。その場でジャッキアップしてタイヤ交換なんてできるのだろうか。あるいは、台車みたいなものを下に入れて移動させるのか。タイヤ交換するにしても、結局は機体を少し持ち上げないと交換できないわけだから、やはり何かジャッキアップする装置・仕組みが必要だけれど、多分そういうものって整備をするハンガーの中にしか無いだろうから、暫くは滑走路から移動させるのは無理かも。全部のタイヤを交換するのは無理でも、左右一つだけでも補修できれば地上移動は出来そうですがどうだろうか。重い機体を支える主役のタイヤだけに、どうなんだろうなぁ。仕組み的には、主脚にひっついて持ち上げて移動出来るような台車みたいなものがあれば良いように思うけれど、仮にそんな特殊車両を作れるとしても使用する機会なんてほとんど無いでしょうから、相当のコストアップになりそうですね。トーイングカーのアタッチメントみたいな形で、主脚の下に滑り込ませて、それで持ち上げて移動させるとか。イメージ的にはサンダーバードで登場したファイヤーフラッシュ号の着陸を救助した車両(名前なんだっけ)みたいなイメージだけれど。

しかし、折角楽しみにしていただろうハワイアンの乗客の皆さんもとんだ災難でしたね。今日にも代替機がでるんだろうか。あるいは他社に振替便かな。それにしても、成田移動になるとしても夜の出発だし大変ですね。トラブルからのスタートだけれど、思い出になる旅行にせめてなって欲しいですね。

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