2016年7月16日

東に移動するトラブル

フランス・ニースでのトラックテロ(?)が発生したのに、今朝のトップニュースはトルコでの軍事クーデター。詳細はまだ分からないけれど、軍部が政府庁舎を占拠しているという話もあるし、政府は自体を掌握しているという話もあるし、混沌としていることは確か。東京都オリンピック開催を競っていた時にも、国内でのトラブルの話は聞こえてきていたけれど、こんなことになるとはつゆほども思いませんでした。

フランスの事件もトルコの事件も、まだ詳細は分からないけれど、ちょっと嫌なのは、英国のEU離脱とかフランス、トルコの件とか、だんだんと大きな事件が西から東に向かっているように見えること。これまで様々な不安定要素を抱えていた欧州だからたまたまという話もあるかもしれないけれど、ちょっと心配。もっとも、その東側のシリアとかイラクではISとか先にトラブルが生まれていたから、必ずしも層だとは言えないけれど、トルコから東を見てみると、不安定な地域、特に経済的にも国内的にもだんだんと不安定さを増している中国の周辺部があるわけで、その当たりの民族運動等が一気に吹き出すとか、あるいは国内での大きなトラブル発生に繋がるのではないかという心配も。勿論中国政府は、腕ずく、力尽くで押さえ込みにかかるだろうけれど、今回は仮にそういう事態が発生すると逆に火に油を注ぐ結果になりそうな気がします。

日本国内でも、自分達の意見が取らない人達が、参議院選挙、都知事選挙と妙な盛り上がり方をしているのが一寸心配。ああいう人達の常として、どんどん先鋭化、過激化していきますからね。鳥越氏の選挙演説には、ほとんどの人が青い同じプラカードを持って集まって居たけれど、あれって沖縄の米軍基地反対の集会と一緒で、変な意味で統率が取れていて怖いくらい。普通、善意の市民が集まってきたら、あんな感じには絶対ならないと思う。例のSEALDsにしても、最初の頃と最後の方の集会を比べると、かなり趣が違いますからね。勿論、時間が経過すると共に、やり方やKnow-Howを蓄積して効率化してきた、と言う事もあると思うけれど、でも、全員が全員同じ格好、同じ行為をするというのは、彼らが良く引き合いに出すナチスヒットラーのやり方と同じだと言う事に気がついていないのだろうか。ある意味、子を否定していることになりますからね。

これからの季節、花火大会とか夏祭りで日本も人が集まる機会が増えるわけで、大きなトラブルが波及しないことを祈るばかりです。祈るだけでは解決しないのだけれど、じゃぁ日本が力ずくでああいう人達を押さえ込むわけにも行かないわけで、こういう時こそSEALDsが先頭を切って「酒を酌み交わして、話し合いで解決する」事を実戦して欲しいですよね。まぁ、やらないだろうけれど。

0 件のコメント:

コメントを投稿