2016年7月31日

リーダーの責任

二週間あまり続いた東京都知事選挙も今日がいよいよ投票日。一般の調査では、小池氏が有利なまま投票日に突入したようですが、それ程大きな差が出来ているとは思えないので、場合によっては、小池、増田、鳥越3候補の競り合いの可能性も。ただ、その投票日前日にビックリしたのが、民進党の岡田党首が9月に予定されている代表選に出馬しないという発表。都知事選での統一候補敗北の責任逃れのために事前に不出馬を宣言するのかという問いかけに対しては、党首の責任は、衆議院選、参議院選で都知事選は違うと言ったらしいけれど、そうなると彼ら自身が自公推薦の増田候補が落選して小池氏が当選した場合にも、責めることは出来ないと言う事になるのだけれど。それに、今回も参議院船頭用に野党統一候補として、それこそ直前に擁立を決めたわけだから、やはり政党のさらにその代表の責任は大きいでしょう。それなのに、投票も始まらないうちに自分の身体を発表するというのは、この柿沢氏の言うように無責任と言われても仕方ないでしょうね。

例えば、民進党の党首選挙の公示日が迫っていて都知事選投票日前に立場を明らかにしないといけないというような事情があったなら、それならまだ理解出来るけれど、党首選は9月な訳で十分な時間がある。その場合だって、選挙戦に入る前、責めて序盤の時に発表して、言い方は悪いかもしれないけれど「岡田代表の有終の美」くらいのことを言えれば、まだ印象が違ってきたかもしれないのに、最悪のタイミングでの発表ですよね。責めて一日待って、投票終了後に公表すべきでは。この公表で、鳥越氏に投票しようと思って居た人の中から、推薦政党の民進党からも見放されたと感じて投票先を変更する人も多く出るかもしれない。というか、もともと共産党や社民党との共闘に不満を持っている民進党支持者は多いだろうから、それらの有権者が一気に他の候補に雪崩を打つ気がする。テレビでも放送されていたけれど、支持母体である東京連合なんかは、明確に共闘を否定していましたからね。

企業の中であれば、自分が始めたプロジェクトが完了する前に、人事異動で別の組織に移らされることは間々あることだけれど、自分から人事に対して完了前に何処か別部門へ異動したいと要望したら「何を言っているのだ」と言われるのが当たり前。その時にまず人事担当者が思い浮かぶであろう事は、何か失敗をしてそれを隠すため、責任逃れをするためにいっているのでは無いか、でしょうね。百歩譲って、元々そう決めていたとしても、それなら立場表明は参議院選挙の後か、都知事選挙の前に表明すべきだったし、都知事選の野党統一も責任者として自分で決めたわけだから、やはり敵前逃亡と言われても仕方ない。

次の代表候補としては、蓮舫氏と前原氏が有力らしいけれど、どっちもどっちだなぁ...

2016年7月30日

Windows10無償アップグレード終了

正確には、まだ数時間余裕があるのかな。まぁ、いずれにしても今からアップグレードする気持ちも余裕も無いので、結果的に自宅のメインマシンであるデスクトップ機も、それ以外のWindows7機も、そのまま使用することにしました。Windows10は、仕事やメインのノートブックPCでも使用していて、それなりに使い勝手も利便性も感じているけれど、ちょっとこのタイミングであえて更新するよりは、既存環境を長くて後1~2年使い倒した方が、色々な意味でメリットがあるかなと結論づけたので。

Microsoftとしては、それなりに旧OSユーザーを新OSへ移行させて効果はあったと思うけれど、これからが大変かも。何せ、今のWindwos10ユーザーの殆どは一寸前のシステムのユーザーでしょうし、これからどんどんWindows10は、名前は変わらず更新されていって古いH/Wのサポートも当然無くなっていくでしょうしね。結果的に、Windows7のままの方が、安定して問題無く使え続けたりして。それでも、今回のMicrosoftの対応はこれまでになったことで有り、それは評価されて良いのでは。理想を言えば、有償でも構わないのでアップグレードをするパスを今後も残しておく方が良いと思うのだけれど。その場合も、32bit環境は彼らも残したくないだろうから、64bitへのアップグレードのみ、だから32bitのWindows7からは、基本的に新規インストールしか出来ない、という条件付きでも良いと思うんですけどね。

さて、この週末、慌ててアップグレードしたユーザーがトラブルに相殺されるんじゃないだろうか。そんな予感がする。

行き先間違い

私もよく利用する成田エキスプレス(N'EX)。空港から東京駅までは1編成ですが、東京駅では横浜方面と新宿方面に前後半分ずつ分離して出発します。その新宿方面大宮行きの車両がポイント切替の間違いから横浜方面に進入してしまったというトラブル。成田から東京駅の地下ホームに到着すると、暫くして前半分が普通は横浜方面へ行き、後半分が新宿方面へ進みますが、今回は整備スケジュールの都合で逆になっていたことと、直前に人身事故などがあり運航スケジュールが混乱していたこともあったようですが、ちょっと信じられないミス。同一方向に進んだN'EXは、幸いにも車間があったので衝突しなかったようですが、それでももし間違って侵入した大宮行きの車両の前に走る電車があれば、それはそれでトラブルになっていたかもしれないし。

殆どの列車運行はコンピューター制御になっていて、通常運行時は勿論、何か事故発生時でスケジュールが狂った時にもそれなりの対応が出来るはずですが、やはり完全では無いのでこう言う事が発生してしまうことは理解出来ますが、でもやはりちゃんと対策をして欲しいですよね。それこそ列車本体にRFIDみたいなものを持たせて、予定しているスケジュールと実際の運行をリアルタイムで監視して、もし何か不整合が発生したら即座に修正する、あるいは一度止めて確認することが自動的に出来るようにするとか。

これ、夕方のトラブルで220人の乗客に影響したようですが、その後の乗り継ぎとかどうだったんだろうか。多分多くの人が大宮方面へ帰宅する目的だったんだろうと思うけれど、新宿当たりで長野方面への特急乗り継ぎとか計画していた人がいたら、ちょっと拙いですよね。私の友人が、同じ日にNYCから成田に帰国しましたが、こちらはもっと遅い便だったのでトラブルは無かった様子。確か、成田発の最終便を利用したはずなので、それでトラブルに巻き込まれたら目も当てられないけれど。

いずれにしてもJR東日本には再発防止策をちゃんとして欲しいですよね。あと、採算的には今でも微妙なんだろうけれど、今の30分間各の運航を、せめて20分間各、出来れば15分間か苦にして欲しいなぁ。直前に逃して30分待つというのは、結構大変。特に新幹線との接続が有る場合は、結果的に一時間後の新幹線になってしまいますからね。JR東日本産には、是非ご検討いただきたい。

狼ヒットラー

相模原の殺傷事件。その内容の衝撃度の大きさに色々なメディアで取り上げられているわけですが、個人的にちょっと気になるのが、被害の対象者が知的障害者の人達だったために、彼らの人権を尊重して欲しいという事が言われていること。勿論、それは正しい意見なんだけれど、結局は社会的弱者を彼らの人権や尊厳を維持しつつどのように守っていくか、と言う事だと思うんですよね。個別には、例えば経済弱者には社会保障が必要だろうし、今回のような障害を持つ人達に対しては、それを補助する事が必要だろうし、高齢者にとっては保健医療が必要だろうし、それぞれの事情によって内容は異なるけれど、突き詰めれば「弱書を守る」という事のはず。そう言う意味で、今回の事件から障害者という点にフォーカスが当たるのは一寸違う気がします。考え直す切っ掛けと(というには、高すぎる代償だろうけれど)にはなると思うけれど、その為のゴールは決して施設の警備を強化することでは無いはず。

さらに犯人はヒットラーが降臨したとかいう事も言っているみたいですが、これで思うのがこれまで野党やその支援者が盛んに安倍首相をヒットラーになぞらえていたけれど、それが出来なくなったんじゃ無いかと言うこと。これまではあくまで印象操作だったけれど、今回は本当に実行に移した犯人が登場してしまったわけで、説得力が無くなるわけですからね。野党の戦略がダメだったと思うのは、特定の個人同士を結びつけてしまったこと。その時にはそれなりの説得力があったとしても、より説得度の高い物が登場すれば、当然以前の物は陳腐化するわけで、そこで賞味期限切れになってしまう。仮に私が彼らの立場であったなら、個人では無く相手組織をなぞらえるとか、あるいはもっと根本的な、大衆迎合する政府はナチスを彷彿させる、というような、結論では無く有権者に考えさせる方向に持っていったでしょうね。効率は悪いかもしれないけれど、浸透度はこちらの方が深くなるだろうし、不幸にして今回の様な事件が生まれれば、それが社会変質の一要因として主張することも出来るだろうし。最も、それならそれで反論としては、別に政府が犯行を起こしたわけでは無く、これは得意な思想に嵌まった個人の犯行と説明するだろうけれど。それでも、言い方は悪いけれど利用することは可能。でも、現実は彼らの使ってきた駒の一つが無くなってしまったのも事実。

野党としては、子供を叱るように恐怖を植え付ければそれを回避するために国民の考えも変わるだろうという目算があったと思いますが、それが本当に事実で現実的に発生しているならまだしも、あくまで架空の話しで説得されても納得できるだけの理由が見つからない。「狼少年」の逸話を引用するまでも無く、野党が声高に危険を訴えれば訴えるほど、ますます国民は不感症になっていき、本当に必要な時には誰も振り向いてくれなくなるんでしょうね。狼少年ならぬ狼ヒットラーにも、今回の事件で視点が変わるんじゃ無いだろうか。ましてや、明日の都知事選挙の結果で、野党統一候補の結果次第では、ますます彼らの信用度が下がり、ますます厳しい立場に陥る気がする。まあ、それに気がついているのかいないのか。

結局、今回の事件にしても、それを何らかの目的で利用する人達にしても、その事象だけを取り上げて都合よく使うことは誰でも出来る。でも大切なことは、そう言う個別の現実の事象を俯瞰して、根本の原因は何なのか、あるいは次に怒ることは何なのか、そこからどう言う方向に社会が進みどう言う対策が必要なのかという、少なくとも日本の政治を司る人達は大局的な視点を持たないと困ります。ましてや、ジャーナリストなる人達も。一点だけを取り上げて、それで白黒話をするのは、結局個人的な井戸端会議にしかならないと思う。それを繰り替えと、どんどん第2第3の狼少年が生まれるだけだと思う。

2016年7月29日

コピーなのかシャドーなのか

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、デジタル時代の資産共有に関して。コラムにも書かれているように、今の時代、昔のようにアナログコピーしか出来ないものってほとんど無くなり、デジタルコピーの時代になりましたから、オリジナルとコピーが寸分違わず作成出来る時代になりましたね。アナログコピーとして残っている、例えば書籍のコピーとか絵画のコピーにしても、高精細高解像度技術が生まれてきているから、それらで複製された場合、人間の見た目では区別が付かないレベルになってきていて、事実上アナログコピーであっても「ほぼデジタルっぽい複製」が可能になってきました。そう言う意味で、オリジナルとコピーの意味って段々違ってきていて、今はオリジナルの複製というよりも、オリジナルの代わりになってきている気がします。言い方として正しいかどうか地震は無いのだけれど、オリジナルに対して代用される「シャドー」みたいな感じでしょうか。オリジナルと同一で、違いはその実体が使用されるのでは無く、その複製がオリジナルとして使用されること。

コラム最後に書かれている「物のサービス」っていうのは、私も最近感じていることで、物理的にはカーシェアリングの様なこととか、シェアハウスなんていうのはもう普通に行われているし、ソフトに関しても所謂サブスクリプションっていうのは、ソフトのサービス化の代表では無いかと思うし。IoT、物のインターネットは、個々のデバイスがインターネット接続されて有機的なそのデバイスの機能が提供されることですが、「物のサービス」となるとさらにその上位の感が方というか、その有機的に結合提供された機能その物がサービスとして提供されて利用出来る時代になるんだろうなぁと。

オリジナルとコピーの境界線が限りなくなくなる時代になった場合、オリジナルとコピーの判別はどうするのだろうか。ソフトの場合は1bit単位で同じだから、それだけでは特定できないわけで、そうなると「オリジナル」「コピー」という区別が無意味になるのかも。そのソフトが提供するサービスを受ける権利があるかないかで、サービスとしてのオリジナルとコピーという位置付けが生まれてくるのかも。だから、オリジナルで作成されたデータは、オリジナルでのみ全機能が使用可能だけれど、コピーを使用した場合はその一部しか、例えば参照のみとか、利用出来ないような事も生まれてくるんでしょうね。そこで個人的に期待したのは、今の時代コピーと言いながらオリジナルと同じ物もいくらでも売れていくわけです。例えばある目的で作ったファイル、画像ファイルとかをトリミングしたりサイズ変更したりして、同等の物が幾らでも生まれてきます。あるいは、コピーしただけという場合も結構あります。バックアップなんかそうですよね。それらって、オリジナルと同じ物と言っても良いのでは。加工した場合も、そのオリジナルデータに加工手順という情報を追加すれば同じ物が生成可能なわけで、それはオリジナルデータとオリジナルプロシージャーというデータがあれば可能なもの。そこに必要に機能がサービスとして提供されるなら、ユーザーは両方のデータだけあれば良いわけで、それって人間が色々な作業を記憶していることと同じになってくるのかもしれない。

つまりは、データこそが命だと言う事を改めて思うわけです。それって、人間の喜びの一つが知識や経験(これも記憶)を増やしていくことと、実は同じ事では無いかとも思います。

羽田空港新ルート

羽田空港の離発着数増大のために提案されていた、都心上空を進入経路にする新ルートが承認されたという記事。騒音安全対策や運用時間制限などの条件付きではあるけれど、新ルート案の採用でこれまでの1時間当たり80回の離発着数が90回まで増えるというもの。単純計算で、9時から6時迄の昼間帯に10回増えると、一日当たり100回増える事になります。離発着が半々だとすると50路線分の新規枠が出来るわけで、かなり期待出来そう。

あくまで個人的希望ですが、北米線で羽田到着が夕方位になり、出発は夜の20時とか21時くらいというスケジュールを是非検討して欲しいですよね。そうすれば、羽田から余裕を持って帰宅できるし、出発は会社帰りでも可能になりスケジュールにかなり余裕が生まれます。現行でも可能だと思うけれど、多分夕方の到着枠が足りないんでしょうね。20~21時台の離陸枠は、多分今でも間に合っていると思う。そうすれば、東海岸到着も夕方くらいになるので、そこからの接続便は辛いけれど、ゲートウェイへの移動だけだったら十分じゃ無いかと。

羽田が便利になるのは良いけれど、そうなると心配なのが成田の衰退。羽田の枠が増えたからと言って、その分利用客も旧に増えるわけでは無いので、基本的には成田のフライトを羽田に移動する事になるでしょう。ある程度の路線数を成田に飛ばしている航空会社ならまだしも、一日に数便とか1便と言うような航空会社だと、そのまま拠点移動になりますからね。まぁ、成田も流石に施設の手狭さと老朽化が目立つ部分があるので、一度羽田にオフロードしたら、回収作業に集中するのも良いかも。第三滑走路の増設も兼ねて、ターミナルビルの大規模改修はして欲しい。第二ターミナルは利用した事が無いので分からないけれど、第一ターミナルは北ピアと南ピアの差が結構激しいし、その南ピアにしても古さが目立ちますからね。ANAのラウンジにしても、羽田のラウンジと比べるとやはり年代を感じてしまうし。もっとも、空港の改修となると、1年2年の話しではなく、5年10年の規模にもなりますから大変なのは分かるけれど。

成田の場合は、まだ空港反対派の影響が残っているから、その問題の解決も必要でなかなか一筋縄ではいかないのも確か。ただ、第三滑走路の話しが本格化するように、地元としても経済的な理由で空港は手放せないし、出来れば地元の核として更に拡大して欲しいというのが本音でしょうね。空港の利便性は航空機の離発着だけで無く、成田と都心との交通の便の改善も必要だと思うし、特に早朝や深夜帯でも都内に移動出来る・都内から移動出来るサービスをもう少し考えて欲しい。羽田の新ルート開設により、羽田だけで無く成田の利便性も向上してくれることを祈っています。

ナンバー2の政治家

民進党の長妻議員、民主党時代に消えた年金問題を追及していた時は久しぶりに民主党の中でもまともな人が現れたと思いましたが、実際に年金問題を担当したらこの人も「言うだけ番長」で解決出来ず、それでもその実績を売りにいろいろと話をしているけれど、この話同様トンチンカンなことしか言えない。

まず国政を司る国会議員とその長である総理大臣と、地方自治体トップの知事を比べるのがおかしい。勿論、東京都という日本で1番大きな自治体で、かつ経済規模でも下手な国家クラスの規模を維持している東京都のトップですから、それだけの影響力を持っていることは確かだけれど、だからといって自分の勝手で国の法律を曲げることは出来ないし、国のルールを曲げて好きかってすることも出来ない。実際、あれだけ政府に文句を言っていた石原元知事にしても、出来る事・出来ない事ははっきりしていたわけで、それを比較してナンバー2だとか言う発想がまずダメ。

そして、都知事選に何故安倍総理の話がでてくるのか理解出来ないけれど、仮に総理・あるいは与党が変な方向に行きそうになったら、それを正すのは自分が今いる野党の仕事じゃ無いのか? 国民は馬鹿じゃ無いわけで、ちゃんと理路整然と理由を背つめすれば、それを理解して指示する能力はあります。これまでの野党は、そんなことをせずに単に自分達の勝手で反対としか言わないから無視されているわけで、それは別に与党に操られているわけじゃ無い。別の言い方をすれば、野党がまともな仕事をしないから愛想を尽かされているわけで、そう言う自分達の不手際を何も反省謝罪すること無く、他人に責任を押しつけるのは卑怯じゃ無いか。大体以前の石原体制の時に、彼らは石原氏の意見に賛成していたのだろうか。そんなことは無いはずで、もっぱら批判ばかりしていたはずだし、その時その時で都合の良いことしか言わないのは、結局はどんなことも思いつきでしか仕事をしていない証拠では。

仮に虎の威を借りて何か主張したいのであれば、せめて「首都の首長の発言の重みは違う」とか、「日本の人口の1割の皆さんの声は無視できない」とか、「首都が変われば日本も変わる」とか、先ず自治体としてやることを言ってそれを実現することで、国に対して影響を与えることが本来の姿では無いだろうか。そう言うことすら言わずに、単に日本でナンバー2だから、とか言うのは、結局彼らの考えの根本にあるのは、より強い力で対応しようという「力の論理」でしか内容な気がする。ある時はマイノリティと言って弱書の立場を強調するくせに、別の時には力で改編しようと訴える、そのアンビバレントな態度を、国民にしても東京都民にしても、既に見限っているんじゃ無いだろうか。

野党統一候補で、候補者本人が色々な理由で問題有りならば、その支援政党が頑張らないといけないと思うのだけれど、その人達すらぐだぐだというのはもう末期的ということなのかも。ナンバー1がおかしいと思うのであれば、そのナンバー1を後退させることを考えるべきで、その対案がナンバー2を作る事っていうのは、あまりに短絡的じゃ無いだろうか。しかも、そのナンバー2という存在は、彼らの頭の中にしかいない「ナンバー2」なのだから。そう言う仮想的な話しは、Pokemon GOでお腹一杯ですね。

2016年7月28日

反応速度

やはり相模原の殺傷事件関連でもう一つ。事件発生後犯人の詳細がメディアやSNS等で拡散していくと、選挙中と言う事もあるからかもしれないけれど、原因は安倍政治のせいとか、犯人がネトウヨをフォローしていたとか、左な人達が大騒ぎ。まぁ、今の社会状態が犯人に全く影響を及ぼさなかったとは言えないけれど、でもその後の報道などでは犯人は二十歳の頃から既に障害者に対して偏見を持ち始めていて、今回の事件を予想させるような過激な発言もしていたとのこと。彼は、確か26歳とか27歳なので、2009年とか 2010年頃の話しになるわけですが、その頃ってまさに民主党政権の自体だったわけで、となると根本の原因は民主党政権が生み出した、という話になってしまう。また、犯人がSNS等で所謂右翼とかネトウヨと言われている人を多くフォローしていたと言われたけれど、ところが本人はSEALDs見たいな行動を取りたいと言っていたと友人などが証言をしている。なんだ、SEALDsを真似ただけじゃんと言われると、壮大なブーメランなわけです。

本来ならば、入ってくる情報はニュートラルな立場で検証して、色々な角度から吟味して、その中で十分に確かと思われる確証が出ればそれを根拠に個人の意見を展開することは何ら問題無いわけです。入ってくる情報には必ずノイズが含まれているから、複数の情報を色々な角度から比較検討することで、そのノイズを出来るだけ除いた情報を得るわけですよね。その為には、色々なソースから十分なサンプリングをしないといけないわけで、さらにそれらを色々な方向から比較しないといけない。その上で、論理的に破綻しない理由付けを得られて、初めて一つの意見とか批評が生まれてくるわけです。これって、凄く大変だし面倒。時間も掛かるし、分からないことも多いから一つの検証をすることでその何倍もの疑問や追加検証が生まれてきます。そう言う作業は、なかなか進める事は出来ないので、日本源の場合は一つの仮説というか考えベースにして、範囲を狭めるわけですよね。その極端な例が、右とか左とか言われる物。今回の場合も、多分思い通りに物事が進まない左翼系の人達の苛立ちもあったんでしょう、結構事件が発生してから直ぐに「安倍政治が」とかいう話しが生まれてきた気がする。バイアスが掛かっているというよりも、最初から答えを用意しておいて、それに都合良く事件を加工して合わせた感じ。出もよくよく考えて調べてみれば、実は我が身に戻ってきてしまうと言う失態。

一般のユーザーが、ついいつもの勢いでやっしまうのは、望ましくは無いけれどまだ分かる。でも、それなりの社会的立場にある人が、これ幸いとTweetしたり、勝手な思い込みを吹聴し回るのはどうだろうか。そういう人に限って、都合の悪いことが現れるとだんまりを決め込んで、後は知らんぷりするだけなんですよね。でも、また同じような事が起これば、そう言う経験は無かったことになり騒ぎ出す。で、そのうちに上手く行くこともあるわけで、そうなるとそれが全て層だという風に拡大会社まして過去のことは全て忘れてしまう。本当に常用な問題であった時に、可及的速やかに反論する、意見することは勿論重要だけれど、その為には十分な理由なり説明が無いと単なる情報暴力になってしまう。というか、自分がこうなって欲しいという方向に合うもの・利用出来るものがでたと思うと直ぐに反応してしまう人達って、ネット社会だけで無く現実社会でも同様だと思うんですが、ネットの中ではその情報で判断されるのに対して、社会ではそれ以外の背景だとか経歴だとか経験だとか、その情報とは関係無い属性も含めて判断されるので、どうしても評価が甘くなります。現実社会だけで生きていくなら、それも一つの処世術だと思うけれど、ネットも含めて一つの存在と考えているのであれば、少なくとも日々更新されていく情報には真摯に対応すべきだし、その中で自分の非が分かれば主張を訂正するなり、更なる根拠を示すべき。ネットでは、ずつと記録が残りますしね。何処まで遡って、ここの判断がこう違ったと言う事が可能何ですから。それを反応することだけが正義と勘違いしている人が、右にも左にも多いのが、かなりウンザリしてしまいます。

溺れるメディア

相模原で発生した大量殺人事件。その事件の報道に関して、朝日新聞のヨーロッパ特派員がこんなTweetをして物議を醸し出している。今回の事件が、何か双方の利害が衝突して以前から揉めていたような事案であれば、まぁこの意見も納得できます。例えば、近所にゴミ屋敷があり周辺住民と揉めているとか、昔あった騒音おばさんみたいな話し。あるいは、経済的な理由で企業同士が対立しているとか、結果的に加害者と被害者という立場になったけれど、双方に何らかの理由なり原因が存在しているような事件なら、彼女の言い分もまぁ分かる。でも、今回の事件はそんな構図では無いことは明らかなわけで、仮に犠牲者の人達の背景とか分かったとしても、それは個人のプライバシーを広げるだけで、犯人の考えとか原因解明に繋がるとは思えない。というか、それが必要ならば、先ずは警察なり司法なりがする話しなわけで、メディアが取材して動向という話しではないでしょう。言い方は悪いけれど、その部分を掘り下げることで、今回の殺人事件以外に、例えば障害者保護とか、障害者に対しての社会保障とか、それを支える家族の苦労とか、言ってみれば記事になるネタがあるから言っているだけでしょうね。

殺人事件の全てがそうだとは言わないけれど、でも多くの場合被害者側というのは特段の理由も無く命を奪われるわけで、だからこそ「被害者」と言われるわけです。でも、それが一旦メディアに載せられてしまうと、加害者以上に被害者に関しての報道が拡大していき、それこそ生い立ちから近所づきあい、さらにはプライバシーまで公開されて、それがさらに尾ひれを付けて広がっていく自体になります。所謂「セカンドレイプ」状態になってしまい、加害者の情報よりも多くの被害者情報が氾濫することになる事もしばしば。ゴシップやプライバシー暴露が売り物である週刊誌や夕刊紙だけでなく、本来はちゃんと理性的な記事を掲載すべき大手メディアまでこうですからね。まぁ、最も朝日新聞だから、で終わってしまいそうな気もするけれど。

で、反響の大きさに、この方こういうフォローをしているのだけれど、メディアが報道すればどうしても情報伝搬中にノイズが入り、それによって本人が意図しない反応も生まれるわけで、大なり小なり報道被害は発生するわけです。「被害」という言葉が嫌なら「報道波及」とか「報道衝撃」とでも言えば良いのか、池に意思を投げ入れれば、かならば波紋が広がっていくのと同じで、情報は変質しながら伝搬していく物。メディア、ジャーナリストとしては、それが最小限なるように報道すべきだけれど、どんなことをしても100%誤解無く伝搬することは不可能。時々それは受け手側のリテラシーの問題と言い訳することを聞くけれど、情報を出す方がそれを予め想定して情報の内容なり出し方なりを考えるべきでは。

ところでこの特派員さん、いろいろTweetしているけれど、ヨーロッパ特派員なのに現地のメディアの記事引用が少ない気がする。多くが自社の日本語サイトの引用だったり、ヨーロッパでの事件に関しても日本での記事の引用が多い気がする。日本の記事の引用なんて、日本にいる人間にだって出来るわけで、現地の情報や様子を知らせることが、彼女の今いる立場としては一番付加価値がある異では。今回の事件でも、多分ヨーロッパのテロ事件と絡めた報道や、治安の良い日本での事件で注目も集まっていると推測されるわけで、そう言う現地の反応を伝えた上で、じゃぁ被害者家族のどう言う情報があれば、さらに深い内容の記事になるのか説明すれば、少なくとも反応はもっと違った物になるのでは。それでも、個人名とか家族の特定まで必要になることは無いと思うけれど。あの都知事候補のジャーナリスト氏同様、メディアがメディアに溺れている気がする。

2016年7月27日

二日と四日

四日後の今週末には東京都知事選があるけれど、その前二日後の29日はWindows10への無償アップグレード最終日。多分米国時間での29日〆切りだろうから、日本では30日のお昼頃までは有効だろうけれど、最後の最後にどうするか悩むところ。

アップグレード対象機・候補機はまだ何台かあるんですが、正直なところこの後何年も使い続けるわけでは内、Windows7の更新終了の2020年前には使用終了しそうなマシンばかりなので、多分このまま使い続けそう。多分、一度Windows10に更新してMSのサーバーに登録した後で、またWindows7に戻しておけば、29日以降でも再度アップグレード可能なはずなんだけど、心配ならアップグレード後にバックアップを取っておけば良いけれど、それも何台もするとなると面倒。

Windows10への更新も、都知事選も、究極の選択に近いかも(笑)

ロシアのスパイ?

ここ最近、このblogにアクセス数が通常の数倍になる日が続いてて、一体何がヒットしているのかよく分からない。アクセス解析機能が余り充実していないので大雑把にしか分からないのですが、特定の記事のキーワードがヒットしている様子では無く。一番不思議なのが、異様にロシアからのアクセスが増えていることで、増加分は多分ほとんど全てがこのロシアからのアクセスらしいのですが、それが何を見つけてきているのか分からない。たまたまロシアでBuzzった語句検索で個々に飛ばされてきてインだろうけど、一寸不安です。ロシア空って言うのが、これまで無かったことですから。実は知らない間に、重要な秘密に繋がる事を書き込んでしまっていたとか(笑)。

実は、以前も同様の事があり、その時にはたまたま使用していた言葉が検索キーワードに引っかかったらしく、その言葉を検索してアクセスしてくる人が一時的に急増しました。その時は、ログなどからそう言うことが分かったんですが、今回はそう言うことも内容だし、分かっているのは日本国内の数倍のアクセスがロシアから発生しているということ。うーん何だろうか。一度沈静化したと思ったら、昨日はまたアクセスが急増していて、ちょっと気持ちが悪い気もしています。別に目立たなくて良いから、早く通常の静かな状態に戻って欲しい(本音)。

2016年7月26日

Pokemon GOとWALKMAN

ここの所と知事選よりもニュースバリューを拡大しているPokemon GO。良くも悪くも色々と話題になっているARゲームですが、これらの報道を見聞きして感じるのが、初代WALKMANが登場して爆発的ヒットになり、それに伴っていろいろな社会的な問題が出て賛否両論で沸騰していた様子。当時のWALKMANは、それまでに無かったスタイルだったわけです、まずは小型のヘッドホンと本体なので何処でも音楽を聞くことが出来る。だから、歩きながらでも運転しながらでも電車やバスに乗っていてもずつと音楽に集中できる。だから、他の人の迷惑になったり、今回の様なトラブルも多く発生。さらに、オープンエアータイプのヘッドホンだったから、結構音漏れがするんですよね。所謂「シャカシャカ音」が回りに漏れていて、それも社会問題になったりしました。品不足になったWALKMANの取り合いみたいな物もあったし。あれが良かったか悪かったかは簡単には判断出来ないけれど、一つだけ言えるのは、それまでに無かった一つの仕組みが突然社会の中に生まれてブームになったために、それまでの仕組みとの間に歪みが生まれたのは確か。WALKMANも、その後何年も掛けて段々と落としどころやマナー・ルールが作られて言ったりして、さらにデバイスの進化もあって、今では四ほどのことが無い限り音漏れなんて聞こえなくなってきたし、私も利用していますが消音機能をサポートしたイヤホンもあって、かなり改善されたのでは。さらに完全では無いけれど、利用するマナーも大分改善されてきていて、今でも気づかずにぶつかることはあるけれど、昔ほどではなくなったような。それは、ぶつかられる側にも免疫が出来て、自然と避けることが出来るようになったこともあるとは思いますけれど。

いずれにしても、最初はそれまで無かった物が登場すれば、当然歪みや摩擦は生まれるわけで、それに耐えきれずに消えていく物も多くあるけれど、本当に必要な物、ニーズがある物、価値を認められた物は、そう言う問題を解決して残る物。今回のPokemon GOも、今はブームになっているけれど、もしかしたら夏休みの終わりと共に下火になってしまうかもしれない。そう言う経過を先ずは見ないと。現状だけを見て良い悪いを言うのはちょっと時期尚早でしょうね。

私自身ゲームには興味は無いのでPokemon GOに手を出すことは無いと思うけれど、ビジネススキーム、あるいはデジタルツールとしての興味は大いに有ります。特にWALKMANは、それまで室内で聞くものであった音楽を外に持ち出すことで一つの文化・カルチャーを生み出しました。今回のPokemon GOも、それと同じように「外に出る」という新しい属性を生み出したわけで、そう言う意味で個人的には似たようなものを感じるわけです。勿論、これまでだって外でするゲーム、例えば我々の世代では林間学校などでよくやった「オリエンテーション」なんて、ある意味このPokemon GOと似たようなデザインだけれど、それをもっと洗練させて面白くした物と思えば、あながち不思議ではない。唯一の違いは、WALKMANはWALKMAN本体が変わらなくても、音楽ソフトがどんどん生み出されてきたから自動的にその世界観は広がっていったけれど、Pokemon GOの場合は今あるポケモンを全て獲得した後にどうするのか、そこが肝でしょうね。例えば、Ingressのようなグループ戦みたいなものをするのか、アニメのようにゴールを目指して旅をするようなシナリオが生まれるか、あるいは全く違った仕組みをいれるか。いずれにしても、今のように単にポケモンのキャラクターを集めるだけでは本当に夏休みと共に終わってしまう可能性は大きいわけで、そこがWALKMANとの大きな違いかなと感じるわけです。その次へのステップアップが個人的にはどう言うビジネスモデルになるのか、興味を持っているところでもありますね。

Verizonが米Yahoo!を買収

ここの所大型の買収話が何度も登場するけれど、今度は知名度ではかなり大きな米Yahoo!が、米国通信会社のVerizonに約50億ドルで買収されるというニュース。インターネットの普及期に、「Portal Site」として登場して、あっと言う間にインターネット界を席巻したYahoo!。その後GoogleやMicrosoftもネットに進出してきて厳しい競争が始まり、今回の状況になったわけですが、ネット界の隅っこでYahoo!の黎明期から現在まで見てきた一人としては、なかなか感慨深いものがあります。しかもVerizonは、やはり米国のネット界先駆者AOLを昨年買収しているわけで、このAOLとYahoo!をまとめてネットサービス強化するとのことだけれど、なかなか道は遠そうな。

もともとAOLはインターネットプロバイダーとしてスタートし、Yahoo!はその延長線上にあるポータルサービスとして成長してきたわけで、そういう意味では補完関係にあったけれど、その後AOLは情報サービスにも進出していき、ある意味ライバル関係でもあったわけで、今後どう言う風にまとめていくのか疑問はありますが。

それにしても、一時はインターネットの象徴みたいな存在だったYahoo!がこうなるとは、かなり意外。勿論、一寸前から色々な話も出ていて予想はされていましたが、日本のYahoo! Japanと異なり、ちょっとビジネスの方向性が硬直していたかも。そういう意味で、後発ではあるけれど未だに元気な様子のGoogleとは、ビジネスやサービスに対しての柔軟性という意味で、その違いが今の状況に繋がっているのかも。

今回の買収とは別に、日本のYahoo! Japanはそのまま存続して特に変化はないようですけど、そのうちに米国の「Yahoo!」の商標が消えて、日本の「Yahoo! Japan」が「Yahoo!」を名乗るようになるかも。7/11 Japanが本家を買収したように。2000年代というのは、ある意味ネットバブルの時代で一気に色々な企業やサービスが始まりその後の基盤を築いた時代でしたが、あれから10年あまりが過ぎて今はそのバブルの後片付けというか、一つ踊り場的な時期なんでしょうね。となると、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目指して、次のネットバブルが始まるかもしれない。

勝手に公約

都知事選挙も終盤戦。色々話題を振りまく鳥越候補は、もうやけっぱちなのか言う事も支離滅裂一歩手前のような様相。特に気になるのが「250km圏内の原発停止・廃止」と「離島地域は消費税半額5%」という二つの話。

東京都から250km圏内で原発がありそうな場所をちょっと見てみると、まずは東側で福島の相馬地区がギリギリ250km位。北の方向では柏崎が200kmちょっと。そして西の方向では中部電力の浜岡が190km位。福島の、福島第一は廃炉が確定しているし、第二、東海は停止中で、多分将来的にも再稼働はかなり厳しいだろうから、これはそのままで問題無し。実際に再稼働の可能性があるのは、柏崎刈羽と浜岡の二箇所で、前者は東京電力、後者は中部電力が運用しているもの。このうち、東京に本社のある東電管理下の柏崎刈羽はまだ都知事として何か意見を言うことは可能であっても、花岡は中部電力なので全く関係無い話。それに、新潟県にある施設について東京が色々言うのも何か筋違いお門違い。今の新潟県知事も原発に対しては否定的な態度なので、もしかしたらという可能性はあるだろうけれど、ここの場合は東電だけでなく場所的な理由から東北電力にも送電しているので、単純に東京だけの理由で運用を決定することは出来ないでしょう。浜岡はもっと無理でしょうね。実際問題、ぶち上げるには目立つ話題ではあるけれど、実現性というか知事の公約としての正統性と言う意味では、全くと言って良いほど意味の無い話。強いて言うなら、自然エネルギーを進めて原発依存度を下げるとか、火力依存度を下げると言うのなら、まだ論理的なのに。

消費税にもしても同様。消費税には地方税分も含まれているわけで、じゃぁその分を渡さないと言う事で下げればと言われたらどうするのだろうか。国税分を下げて地方税分はそのままというわけにはいかないでしょう。と言うか、地方で勝手にそんなことは決められないわけだし。仮にもし実現するとするなら、まずは都民税を下げるとか無くすと言うのなら、これは東京都の管轄だから可能だろうけれど、所得税なんていうものを持ち出す当たり、いかにも選挙目当て、受け狙いと言う雰囲気を感じてしまう。そのくせ、その可能性に関しては全く考えていないんでしょうね。都知事になれば何でも出来ると言う思い込みがあるから、そういう発言が出てくると思う。で、そういう考えを持っていると言う事、今回の話以外にも何れそう言うことをやろうとする可能性が高いわけで、更に突拍子も無いことを言い出す気がします。

これらの話を聞いていて思ったのが、何年か前に「最低でも県外」と言っていた、ルーピー氏の事。言い出したのは良いけれど、どんどん現状知るにつれて「米軍の必要性」を理解して最後は県内移転を言い出してそっぽを向かれたあの話とそっくりな気がします。鳥越候補のバックには民進党が付いているはずなのに、その程度の事も助言しないのだろうか。あるいは、本人が突然思いついて言い出して、実は裏方も苦々しく思っているんだろうか。どちらの場合でも、実際に知事の仕事を任せたら大変なことになる事だけは確かですね。と言うか、2~3日で理解出来るジャーナリスト氏としても、かなり疑問符が。ジャーナリスト氏でしかも準備不足は分かっているんだから、せめて嘘でも「この1週間、2週間で、まずは最優先自公として、待機児童の削減、自然災害対策、オリンピック準備、まずはこの三本の矢から始めます」くらいの事を言えば、後のことは目をつぶる人も出るかもしれないのに。今問題なのは、消去法で他の候補では無くこの人を支援しようと思っている人出すら離れて言っていることで、そういう人をつなぎ止めるまっとうな公約が必要なのに、何かどんどん暴走気味になって自滅していく。テレビのインタビューで「最後の秘密兵器は」と聞かれて「自分自身です」とか言っていたけれど、うーん... 最終兵器は敵に渡らないように自己破壊装置を持っていたりするけれど、この人の場合はその自己破壊装置が既に起動しているようです。

2016年7月25日

最後の週末

投票日まで一週間となり最後の遊説機会となる週末をそれぞれ過ごした候補者。現時点では、小池候補が一歩抜き出て、増田候補が組織票のお陰か二位に付け、あの鳥越候補は伸び悩んでいるという状況の様子。小池候補が一歩リードというのは一寸予想外何ですが、他のライバル候補が目立たない分女性候補と言う事で一つ目立つことと、後はバンドネオン効果というか、ベストよりもベターな選択ということでここに支援が集まって居るらしい。

当初は、失礼ながら一番目立たない増田候補は、その危機感からだろうけど、組織票を積み上げているようで、自民党の都連の面子の勝負ですからね。選挙戦最初には小池候補を応援したら除籍というお触れまででていたけれど、「小池議員を除名していないのに応援した党員を除名するのか」というようなものがあったけれど秀逸ですよね。それだけ与党側推薦候補者とやはり与党側対立候補を巡ってグタグタ状態なのに、対する野党対立候補はもっとグタグタなのでは無しにならない。

鳥越候補に対して、確かに週刊誌のスキャンダルの影響はあるだろうけれど、それってそのスキャンダルの内容ではなく対応方法にあると思うんですよね。スキャンダルを否定するのは良いけれど、自分で説明せずに弁護士任せという「ジャーナリスト」をどれだけ信用して良いのか。もう一つは、当初から言われていたけれど、健康問題というよりも候補者としての資質に関して、ここまでの遊説活動を見ていると大きな疑問が浮かびます。立候補までの準備期間が短かったので、正直にそう言えば良いものをプライドがそうさせないのか「2~3日あれば都政は分かる」みたいな大見得を切ってしまうし、さらにはネット番組などでも「勝てると思っている」とか、妙に自信だけはしっかりしているから、有権者としても「何だそれ」状態じゃ無いだろうか。昨日の夕方バンキシャ!で、鳥越、増田、小池、三候補が並んでインタビューを受けていたけれど、鳥越候補の受け答えや内容が、他の二人と比べて妙に浮いていて印象があります。

その「浮いている感」はそれ以外の場所でも感じていて、本来なら競り合いの中でより具体的な政策とか、支持層拡大となるだろう目玉政策を打ち出して行くもの。ところが鳥越候補は都知事とは関係無いような、反原発とか政権批判とかを繰り返し始めた。そりゃ都民でも原発反対の人もいるだろうし、政権に不満を持つ人も多いとは思うけれど、それって都政の話では無いだろうし、正直なところ、それなら先日の参議院選挙なり、今後予定されている衆議院戦記よ、あるいは小池氏辞職に伴う補選に出て訴えるべき話では。あるいは、支援している野党の主張をそのまま垂れ流しているような気がして、鳥越候補は応援したいけれど、野党は嫌いという支援者も多いと思うのだけれど。まだ結果は出ていませんが、これで鳥越候補が落選したら、支援した野党はどう対応するんだろうか。参議院選挙の時と同様「一定の支持は得た」と言って終わるとしたら馬鹿にされますよね。勝てると思って担ぎ上げた鳥越候補ではなく、古賀氏とか宇都宮氏であれば、もう少し違った展開になったはずだろうし。知名度だけで勝負できると思ったとしたら、勘違いも甚だしい。それこそ、野党の責任者はどう責任を取るのだろうか。

本来なら与党系の候補者が二人になり得票が分散して、野党側の候補者有利の状態であったはず。それが三候補接戦、あるいはそれなりの得票差で落選となったら、推薦した野党の責任問題が大きくなりそうですね。特に民進党は、党首選挙もあり岡田代表交代の話にもなりそうと言う話もあるそうで、もしかしたら民進党自体が今度は分裂するかも。保守派の民進党議員が離党するという話もあり、その時には「民主党」を結成するのではと言う話もあるみたいで、それって出来の悪い台本見たいじゃ無いか。金曜日には週刊文春の第二弾があるという話ですけど、それがどれだけの威力を見せるか。ちょっと期待していたりして。

ゆるキャラGO

同じようなアイデアって、もう何処かででているかもしれないけれど、この週末に「Pokemon GO」狂想曲を見ていて思ったんですが、ポケモンの代わりに各地のゆるキャラや特産品をARに登場させて、その地方にいってゲットするバージョンはどうだろうか。勿論、地方再生、個人消費拡大目的で。で、Pokemon GOとの違いは、リアルでゆるキャラに会ったり特産品を購入したら、ARでゲットしたポイントよりも多いポイント、特典を与えるようにすること。つまり、課金システムとして、リアルにお金を落としてくれたらバーチャルで見返りが大きいようにする、と。勿論、地方の観光地にはゆるキャラが沢山いたり、イベント場所にはレア物バージョンがいたりするわけです。単に集客目的にするだけでなく、ゆるキャラの出現頻度や密度を調節して、例えば混雑している観光地からオフロードするようなことを考えても良いだろうし。

Ingress的要素を入れても良いかも。例えばこれからの夏シーズン、花火大会とか夏祭りとかありますけど、それを陣地獲得ゲームみたいにして争ってみるとか。小さなイベントでも大きなイベントと対抗できるように、レア物キャラを登場させるとか、出現頻度を変えるとか。今のPokemon GOでもかなりあちこち移動している人があるから、一日で花火大会のはしごとか夏祭りのはしごとか、色々出来そう。

で、既に言われているけれど、人が外を対流すると言う事は二つメリットがあって、一つは外を出歩くから、飲み物とか食べ物とかさらには移動手段とか、消費が増える事。もう一つは、運動不足解消というか、健康にも繋がりもしかしたら増加してる医療費を削減するところまで行くかもしれない。

Pokemon GOの場合、登場するキャラクターをゲットするわけだから、余り地域性との関連性はなくて、大都市だと沢山出現するけれど地方にいると余り遭遇できなかったりするわけです。でも、ゆるキャラGOなら、その地方中心に幾らでも可能。さらに言えば、例えば静岡と鹿児島とか地方同士で繋がりがあるような土地と土地で、ゆるキャラの交換というか出張させて、鹿児島にも家康くんが出現したりすることも許したりして。

問題は、ゆるキャラの全体の数と、Pokemon GOのように家の中でも出現できるようにする場合の理由付けというか、特定の観光地に行かないとあえないというのでは魅力半減なので、どうやって身近な存在にしていくかでしょうか。この手のARアプリって、以下に人を外に連れ出して移動させるかというのが肝だと思うので、例えばモールとか商店街とか公共施設とか、上手く利用させるアイデアも入れないといけないけれど、先に書いたポイントを貯めると地方の特産品を安く購入出来るとか、リアルの消費行動にまで繋げるのが上手く行くかもしれない仕込みで有り、失敗する原因にもなるかも。

2016年7月24日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日の国内線修行のために、金曜日の仕事終わりにチェックイン。翌日早朝チェックアウトで早く休みたいので、ホテル内のレストランを利用しようと電話を掛けても出ない。混雑しているんだろうと見切りを付けて、結局隣りの髙島屋の地階でお総菜を買ってきて、部屋飲みモードとなりました。

実は髙島屋へ行く前に隣りのヨドバシカメラの地下のレストラン街で食べようかと向かったんですが、どうも余りピンとくるお店が無く、ここにしようかと思ったら、席は空いているけれど「ご予約で一杯で」と断られたり。予約もあるのかもしれないけれど、人手が足りなくてオーバーフローしている感じ。そんなことをやっていたので、髙島屋の地下に行ったときにはもう19:00を少し過ぎていて、お総菜のお店は売りきりのためにかなり混雑していました。そんな中で、ちょっと中華が食べたいと某アジア系お総菜のお店で何点が買いましたが、これが失敗。春巻きは仲間で火が通っていないのか皮が噛みのようだったし、黒酢酢豚は黒酢の餡が美味しくなく、空心菜の炒め物も空心菜の筋がやけに気になる状態で、結局半分くらいは食べられずに残してしまいました。

翌朝は、京急横浜を05:34発の羽田空港行き特別快速に乗るために、逆算して04:30に目覚ましをセットしましたが、04:20頃に目が覚めたのでそのまま出発の準備に。05:15にはロビーに降りて精算して駅に向かいました。2月、3月の時期にも同じような事をやりましたが、あの頃はまだ回りは真っ暗だし、外も寒くて大変ですが、この時期は外も十分明るいし、この日は前日の雨の影響で気温も低くて快適でした。これでSPG系は19滞在目。残り6滞在で来年度のSPG Platinum確定です。予約では25滞在まで入っていますが、さてどれだけ実行出来るか。

Leg#18: HND-OKA/-HND

本来なら、2017年度のAMC Diamond目指してラストスパートしている時期なんですが、諸般の事情から意図せずしてAMC Diamondが達成されてしまい、その前に予約していたフライトが中に浮くことに。キャンセルしても、年内11月迄有効の株主優待券利用だったりもするので、それを捨てるわけにも行かず、結局当初は予定していなかったプレミアムポイント(PP)を上積みして、来年利用可能なアップグレードポイントを今年の同様に50ポイントまで積み上げることにしました。

この日は朝一で沖縄に飛んで、そのまままた羽田に戻るいつものパターン。夏休みの時期になり、なかなか安いチケット、特に週末にカラム時期のチケットは余り無いのですが、この時はたまたま沖縄-羽田の戻りの安いチケットがまず見つかり(多分これまで飛んだ中で最安値、プレミアム旅割28で21,090円)、それに合わせる往路は株主優待券で予約しました。で、この株主優待券は、年内分はこの後のフライト用に既に使用してしまっていたので、新規に入手する必要があり、来年5月期限の物をまとめて購入しました。一時4,000円/枚を切っていたときもあったんですが、結局様子を見ている打ちに再び値上がりして、4,200円/枚で購入。ちょっと失敗しました。

1) HND 06:40 - OKA 09:10 (NH993)

前日仕事終わりに横浜のいつものホテルに宿泊し、翌日に備えました。京急横浜05:34発の羽田空港行き特快を利用して羽田に到着。直ぐにセキュリティを抜けて、まずはANA Suite Loungeで朝食代わりのおいなりさんを頂きます。一寸ビックリしたのは、私の後においなりさんを取っていた40代位の男性氏。四角いお皿に載りきれないくらい、多分10個近くおいなりさんを取っていました。で、たまたま私の近くに座っていたのでちらちらと見ていたら、あっと言う間に平らげて、そそくさとカバンを持って出ていったけれど、凄いなぁ...

定刻近くになったので、出発ゲートの60番ゲート前に移動。既に搭乗開始となっていて後部座席の搭乗中だったので暫く空くのを待って中に入りました。夏休みに入ったところだからか、満席の様子で家族連れも多く見られました。私が機内に入ったときには、隣の席はまだ空席でしたが、暫くして20代位の男性が座ります。ところがこの男性、ヘビースモーカーなのか座った途端にタバコの臭いが。さらに、時々咳払いをするんですが、その度にタバコの臭いが... こいつこの人、タバコ臭だけでなく、座席のあちこちに手を当てて音を出したり、食事の時にテーブルを出し入れするときにガチャガチャガタンガタンと大きな音を立てていたり、もう基本的な躾がなっていない感じ。で、喉が悪いのか時々かなり大きな声で咳払いをしているし、もう最悪です。

定刻になって乗り込んでくる人の列も途切れたんですが、なかなかドアが閉まりません。そのうち「〇〇様、××様、△△様、」と機内アナウンスで呼び出しがされますが、普通は一人とか二人なのに、この時は10人近く呼び出されました。そのうち最後の5~6人は同じ名字だったので家族連れなのかもしれないけれど、かなり多くの人がまだ搭乗していない様子です。結局、乗客待ちで20分位定刻を過ぎたところでドアが閉まります。ノーショーだったのか、それにしても何か空港までのトラブルだったのか。少なくとも、セキュリティを通過していれば空港内にいることは確かですから、その確認も出来なかったと言う事は空港に到着していなかったと言うことなんでしょうね。

で、のこ乗らなかった人の一人が私の前のプレミアムクラスの座席予約者だったらしく、その空いた席に通路を挟んで離れて座っていたご夫婦の奥様が移動してきました。偶然とは言え、運が良いというか何というか...

20分遅れで、離陸待ちも遅れるかなと思ったんですが、6時台の出発便だけの時間帯だったからか、D滑走路に移動するとそのまま直ぐに離陸できました。空に上がり、水平飛行に入ったところで、私は直ぐに座席を倒して睡眠モードに。特にお腹も減っていませんでしたし、前日早めに休んでそれなりに睡眠時間も確保はしていましたが、それでも疲れていたのかそのまま結構しっかり寝てしまいました。目が覚めたのは到着20分位前で、ウトウトしている間に着陸態勢に入るアナウンスがあったので座席を元に戻したところ、直ぐさまCAさんが来て「お休み中でしたのでサービスを遠慮していましたが、何かお持ちしましょうか」と、いつものセリフ。丁寧にお断りしましたが、ここで「食事をお願いします」と言ったら出してくれるのか、一度試してみたい気もします(笑)。

那覇空港へは、本島を時計回りに回り込んでRW36から進入。そのまま右にそれて32番ゲートにゲートインしましたが、結局到着は20分遅れくらいでした。一寸一息入れるために、そのまま一度外に出て、4Fのロイヤルで軽く朝食を食べてから、復路のフライトに向けてANA Suite Loungeに移動しました。

2) OKA 11:15 - HND 13:45 (NH462)

食事をしたばかりだったので、ラウンジではシークァーサージュースを飲みながらメールを確認しました。一人、デスク側の席で、ズルズルと結構大きな音を縦ながら麺類を食べていた男性かいたけれど、何食べてたんだろうか。ちょっとそれが気になりましたが、いつもと比べて空いていてゆっくり出来たのはラッキーでした。トイレに寄ってから、定刻少し前に出発ゲートの35番ゲートに移動しました。

このフライト、プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は結構余裕があるみたいで、実際ゲート前に椅子で待つ人の数もかなり少ない感じ。定刻通りに搭乗開始となりましたが、ここでも定刻になってもドアが閉まらず、暫くすると「最終搭乗のお客様を待っています」というアナウンス。「をぃをぃ、またかよ」と思いましたが、こちらは5分位して3人位の女性グループが乗り込んできてドアが閉まりました。直ぐにプッシュバックが始まり、RW36から離陸。羽田を目指します。

離陸後暫くして水平飛行に入ると食事のサービスが始まります。少し遅めに那覇空港で朝食を食べたばかりでしたが、お昼近くで小腹も空いてきたので今回は食事を頂くことに。ただ、少しお年を召したCAさん、なんか作業がおぼつかなくて、食事のプレートを渡してくれたのは良いのですが、次に隣の席の乗客の食事の準備をして渡し飲み物をサーブした後、私へは飲み物の注文を聞かずに後ろに移動しそうになりました。カートのラッチを外して、少し動かそうとしたところで気がついたらしく、慌てて「お飲み物はどうしましょう」と聞いてきたので「冷たいお茶を」と言うと「冷たいお茶ですね。暖かいお茶もありますがどういたしましょう」「いゃ、冷たいお茶(と、言ってるだろうがぁ)を」という無駄なやり取りも。雰囲気はベテランっぽい感じのCAさんなのに、何か慣れていない様子で、もしかして中途採用の人なんだろうか。

で、食事の後は少しファイルの整理をする予定でしたが、少し食べ物を胃の中に入れたためか、疲れてしまい、復路も後は寝ていくことに。実は、往路もそうでしたが、この復路の機体でもANA Wi-Fiサービスが提供されていて、話のネタに使ってみようかと思っていたのですが、それもまた次の機会になりそうです。ウトウトしていたと思ったら、着陸態勢に入る合図のピンポン4連発で目が覚めました。目が覚めて座席位置を戻して靴を履いていると、あのCAさんがやって来て「アイスクリームがございますがどういたしましょう」と言うので、丁寧にお断りをしました。いゃ、このタイミングでかちこちのアイスを出されても、食べられる堅さになる頃には着陸しているだろうし。

飛行機は房総半島上空を回り込んで羽田空港のA滑走路RW34Lへ進入。定刻よりも10分以上早く到着することができました。ただ、到着ゲートが75番ゲートと着陸したところからは一番遠いターミナル反対側の場所なので、誘導路を戻る時間はちょっと掛かりましたが。この後京急で品川へ出て、そこから新幹線でいつものように帰宅。久しぶりの国内線修行でした。(続く...)


2017年度プレミアムポイント限定特典

2017年度のAMC Diamondは取得したものの、諸般の事情から勢いでプレミアムポイントの上積みを目指す今日この頃(笑)。ANAからこんなプロモーションのお知らせが。
幾つかのセグメントで、一つ上のセグメント分のアップグレードポイント(UP)が獲得出来るキャンペーンなんだけど、どうも腑に落ちない。3万PPでBronze、5万PPでPlatinum、10万PPでDiamondになるわけですが、これまで5万PPを超えてPlatinumになっても8万PPまで積み重ねないと40UPに到達出来なかったのが、その時点で獲得でかるわけだから、結構な人が「Platinumでいいや」とならないだろうか。さらに、後の特典は15万PP以上のかなり多頻度の乗客対象なので、そんなに恩恵があるとは思えない。逆に、80UPを目標としていた人が20万PPから15万PPへ、100UP目標の人は25万PPから20万PPで獲得出来るので、全体としては利用実績が減少するんじゃ内だろうか。私も、今現在12万PPを目指して飛んでいますけど、この特典が出来たからと行って、流石に15万PPまで延ばして80UP獲得しようとまでは思わないし。UAのRPU/GPUと違い、ANAのUPの場合は最終的にSkyマネーへ交換できるから、残っても無駄にはならないけれど、でもそんなに沢山有っても結局はアップグレードに使わないと勿体ない特典。そういう意味では、今回のこのプロモーションって、嬉しいのだろうか少し疑問です。

いずれにしても、今年も12万PP越で、50UPを獲得して、その他の特典からの追加も含めて昨年と同じ62UPというのが今年の目標。今現在でも使い切れなくて残っている位なので、これで来年度も十分でしょうね。個人的には、もう少しUAのRPU/GPUを効率よく効果的に利用してPQMを獲得したいのですが、最近はアップグレード枠も余り簡単には見つからないし、逆にANA便の方が使いやすいし利用しやすいのでどうしても軸足がこちらに移りつつあります。

2016年7月23日

ポケモン狂想曲

昨日から日本でも公開された「Pokemon GO」。個人のタイムラインどころか、新聞社やら各種メディアの記事も「Pokemon GO」の話題ばかり。所謂ゲームにもポケモンにも興味の無い自分は、「ふーん」という印象しか無いのだけれど、それでも、待たされてじらされてきただけ有って、日本でも一気にブームになりそうですね。

ただ、例えば神社が禁止したように、リアル社会との摺り合わせというか整合性をどうとって行くのかが問題。自宅にも、知らない人間がスマホ片手に入ってきたら、やはり困りますしね。例えば、夜の20:00から翌朝の07:00まではポケモンも睡眠時間に入るとか、そういう制限は必要じゃないかと。

このゲームのビジネスモデルとしては、ゲーム自体は無料だけれど、アプリ内のいろいろな道具類購入に課金される仕組みらしい。そういう意味では、どんどんアクセスしてくれるユーザーが増えていくことが最大の目的なわけで、今の状態は予想通りとほくそ笑んでいるのかも > 任天堂

こう言うビジネスモデルに関しては賛否両論あるとは思うけれど、一寸最近感じるのは、全機能で無くても使える機能を無料で使えるなら、それだけでも十分という人はかなり居るわけで、そういう人達がどんどんこう言う無料サービスをいろいろと重複して利用していけば、そのうちに「無料ビジネス」だけで日々の生活が出来るようになるかも。そういう意味で、最初にこの手の無料ビジネスを始めたGoogleの意義は大きいのかなと感じますね。

ただ、人間使い出せば欲も大きくなるわけで、どこまでその「欲」に付き合う企業が出てくるかですよね。結局全てが「無料」になってしまうと、原資が無くなるわけで、Googleだって表の無料サービスとは別に、有料サービスもあるし、お金を払うビジネスの広告を出すことで成り立っているわけだから、何処かでお金を使うパートが無いと成り立たない。永久機関が成り立たないのと同じように、無料サービスだけで成り立つ永久サービスも成り立たないわけですよね。とはいえ、「ほぼ永久機関」みたいなものは存在するわけだから、「ほぼ永久サービス」も可能なわけで、その「ほぼ」具合をどこまで拡大していくかが、これからのビジネスの肝になるんだろうか。ポケモンにしても、キャラクターを捕まえるだけという、多分全体から見たら小さな部分だけれど、ユーザーにとっての価値観というか付加価値は大きい部分であるから、それでも成り立つビジネスになるんですよね。そういう「肝」の部分をどの様に仕込んで動かしていくか、なかなか上手いビジネスモデルは浮かびませんが、上手く投影できれば、いろいろなビジネスモデルで同様の「ほぼ永久機関」を使って機能していくサービスも構築可能かも。

やはりポケモンは偉大だったのかも(笑)。

悪目立ち

週刊文春の報道で注目が嫌でも集まる鳥越候補。皮肉なことに、選挙の話は公平性担保からなかなか取り上げられないけれど、こちらのプライベートな話は問題無いのか、結構新聞メディアでも動向を掲載しているような気がします。肝心の都民としては、そんな話よりも当選したらどう言う仕事をしてくれるのか、と言う事の方が重要なのに肝心の情報が入らないって、そりゃぁ選挙期間中と言うことは分かるけれど、変な話ですよね。ある意味、選挙とか政策とは別の内容で何かやって目立った方が、注目も集まるし知名度も一気に上がるかも。最も、だからといって法に触れるような行為をすることは出来ないし、する事を進めるわけでも無いけれど。でも、何か良いことをやったとしても、多分その場合はメディアも余り取り上げないんでしょうね。応援することになるという判断で。

最近の選挙だと、SNSやネットの機能を利用してアピールすることも可能だし、それが受け入れられる若者層に対しての訴求力にもなるので、候補によっては積極的に利用しているわけですが、将来的には街頭演説だって都内各所に大型モニターを置いて、各会場毎に双方向のI/Fを設置して、それこそ候補者がどこに居ようが一気に自分の意見を公開出来るような仕組みが生まれてくるんじゃないだろうか。「大型モニター」と書いたけれど、手元のスマホやタブレットへPushするようになるかもしれないし。そういう仕組みやシステムって、候補者にとっては自分の主張を効率よく展開する強力なツールにもなるけれど、実は有権者側にも同様のツールが存在するから、今回の様に拙い情報が公開されると、それがそのまま拡散していくし、さらにその対応が後手に回ると、どんどんネガティブなフィードバックを伴って拡散していく可能性もあります。今回の鳥越氏の対応も、確かに行為自体は許せるものでは無いかもしれないけれど、10年以上も前に示談している話であれば、それはそれでちゃんと説明して、その上で自分として出来る事を主張すれば、まだ納得してくれる人も多く出たと思うんですよね。でも、結局は日頃の強気の態度とかジャーナリズムとか偉そうに行っていたものが全て消えてしまい、「後は弁護士に」という、これまで彼が批判してきた取材対象と同じ事を自分がやっているわけで、だから彼の支持者にしても「何だそれ」という気持ちじゃ無いだろうか。

もう一つ不思議なのは、悪い情報化で他ならば、出来るだけ機会を増やして、それに対しての説明というかカウンターアクションを取るべきなのに、未だに彼の遊説機会は一日一回、しかも夕方の涼しくなってから。最近の都内は結構涼しいのだから、昼間の遊説機会を増やせず良いのにと思うけれど、やはり体調的な理由なのか、本人がやりたがらないのか、何故もっと積極的に訴えないのか不思議。悪い材料が出ている今こそ、自分が主張して潔白を証明するなり説明するなりしないといけないのでは。ある意味、自分で自分を取材して、その成否を言うだけで良いわけで、それって彼がこれまでやってきた仕事そのままのはず。でも、外に向けての態度と打ちに向けての態度は180度違うというのが、こう言う人達なんですよね。まぁ、選挙の結果がどうなるか分からないけれど、仮にこの人が当選して東京都知事の地位に就いたとしても、多分これまでの知事同様短命に終わるような気がする。スキャンダルかもしれないし、あるいは体力的な理由だったりするかもしれないし...

学生フットボール

母校の春の予定がやっと発表されて、リーグ戦5試合のスケジュールが確定。10月からのスタートなので、結構大変。1試合目と2試合目は社会人の方の試合と外れたけれど、3試合目は大阪遠征と競合してしまい、その後の4試合目、5試合目も、トーナメントの予定によってはぶつかりそう。ぶつからなくても、連チャンになるのでかなり厳しい。

今回は、5試合のうち母校で開催される1試合以外は全て人工芝グランドでの試合。本当に時代は変わったと実感しますね。4試合のうち2試合は大学のグランドなのに、ですから。うちの大学も、大学の専用グランドでは無いけれど、あるキャンパスでは隣接する区の人工芝グランドを利用できるので、そこを目一杯利用して人工芝対策をしないと。

さらに、最後の2試合は試合開始が夕方からのナイター。11月ですから、もうとっぷり日も暮れている時間帯で、これはこれで会場に行くだけでも、また試合後に帰るだけでも大変。今年も出来るだけ行っててあげたいけれど、最初の2試合はほぼ確定としても、3試合目は完全に予定が被るのでダメ。残り最後の2試合のうち、多分優勝がかかる最後の5試合目は何とか生きたいけれど、これはこれで社会人の方の試合結果が10月の最後に出ないと決まらないので、これはこれでこちらも大変。やはり、9月から11月までのUS旅行はお預けかなぁ...

仮にリーグ戦で優勝して上位との入替戦に回ると、これは12月の後半で、これも今のところ予定は入れてあるNYC行きの予定とちょっと近くなるし。まぁ、今年は社会人チームにしても母校の大学チームにしても、かなり期待出来るし期待もしているので、是非それぞれ最後まで頑張って欲しいところです。

2016年7月22日

ぶれていく争点

今日も今日とて話題満載の都知事候補の鳥越氏。文春の記事に対して告訴したらしいけれど、同じような記事を掲載する週刊朝日や新潮に対してはどうするのだろうか。ジャーナリストなんだから、「言葉」で対応すれば良いと思うのだけれど、結局「自称ジャーナリスト」の人って、言葉で恫喝するか、言葉で相手の言葉を封殺するか、言葉では無く権力に依存するか、なんですよね。

ところで、都知事選なのに、とうとう国政というか首相批判まで始めてしまったみたい。勿論、地方自治体とはいえ國友関係して色々な地方行政を進めているわけだからに、国政に対しての不満とか希望もあるだろうけれど、それならそれを主張すれば良いだけで、何も特定の個人を批判しても何も解決しないでしょう。さらに言えば、全国の47都道府県の中では、多分一番の財政規模と財源を持ち、且つ首都と言う事で国からの援助や補助的な支援も多いだろう東京都が、あまり国に対して不満があるとは思えない。沖縄が基地問題であれこれ言うのならまだ分かるけれど、そういう問題は内でしょう。精々オリンピック・パラリンピック問題くらいだろうけど、これだって主体は東京都ですからね。そういう意味で、そう言うことを言いたいのであれば、先日の参議院選挙に立候補するか、今回の小池氏出馬で自動辞職になった衆議院の補欠選挙に出て訴えれば良いだけの話し。私は東京都民では無いけれど、仮に地元の県知事が同じような事を言い出せば、国に言いたいことは後から当選してからやってくれ。今は今日明日の生活がどれだけ良くなるのか、その話をしてくれ、と思うだろうし言うだろうなぁ。

鳥越候補は、野党統一候補と言う事で民進党とか共産党がバックアップしているわけだけど、彼らはこれで勝てると思っているのだろうか。あるいは、都知事選で国政に対しての不満を言うことが、正しい政治システムだと思っているのだろうか。共産党当たりは、地方に拠点を作ってそこから国の仕組みを変えるみたいなことを考えているのかもしれないけれど、それならそれで地方自治体の独立性が失われることになるわけで、それこそアメリカのような道州制を導入して、それぞれの地域が自由に考えるようにした方がまだ現実的かも。でもそうなると、ますます東京への一極集中が進むだろうなぁ。同じ候補の増田氏が総務大臣の時に、東京都の財源を地方に分散させたと批判する人も居るけれど、でもそれって野党が言うところの富める人、大企業から税金を取って、貧しい人に分配するという事と同じなわけで、そう言うことを鳥越氏が言えないのは不思議。都民にとっては不満だろうけれど、日本全体から考えると一つのアイデアだと私は思うけれど。

投票日まで一週間余りとなり、この週末は遊説合戦もヒートアップしていくんだろうけど、何かどんどん都知事選の争点がぶれて言っているように感じられます。基本的な争点は、舛添氏に対して出された不満や批判だろうけれど、それにプラスして今の都政で優先順位の高い物は何かを明確にして、それに対してのアクションを示すのがこの都知事選のはずなのに、ある時は健康問題になり、ある時は昔の秋分合戦になり、ある時は国政批判になり、と、どんどん争点がぶれいる気がする。都知事選とはいえ、日本中の注目を集めているこの話題、結構一番無関心なのは足下の都民かもしれない。

後出し有利

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Huaweiのパソコン進出に関して。内容に関しては、後発の強みでSurfaceとか既存の2-in-1タイプのPCを研究しているようで、これはこれで一定のユーザーを獲得するでしょうね。ただ、ビジネスとして一番のマーケットである法人市場にどれだけ食い込めるかは不明。その製品の性能だけで無く、サービスとかも重要になるので、それが未知数。勿論、これまで築いてきたであろうスマホのサービス網を利用すると言う事は十分考えられるけれど、例えばドライバーやソフトの更新なんて言うのはスマホの世界ではほとんど無いから、結構大変だと思う。

で、個人的に今回のコラムで一番気になったのが最後に登場するキーボードに関しての評価。実機を見ていないので、どの様なデザインでどの様な使い勝手なのか分からないけれど、本体側をTablet端末としてかなり意識しているようなので、キーボード側に関してはあまり注意していなかったのか、あるいはコラムにでも一寸触れているけれど、本体が売れれば周辺装置のキーボードはベンダー製でも良いという割り切りなんだろうか。本体に足が付いていて、どこにでも自立するようなデザインならそれでも良いと思うけれど、キーボードと一体化することで、一般的なクラムシェル型のノートブックパソコンの形状になって使用されることを想定しているなら、やはり一体化したときのデザインは重要だと思うんですが。

最近ではほとんど見られなくなりましたが、少し前のYogaタイプのノートブックパソコンだと、ディスプレーの真ん中に一軸のヒンジが入っていて、ここで是後左右に画面が動くようなデザインが多くありました。あれはあれで強度とか厚みとか色々問題があって、最近のYogaタイプでは見なくなったデザインですが、あれは一体型のクラムシェルタイプでも、キーボードと画面が正対していなくても使用出来るデザインだったのが個人的には少し気に入っています。デスクトップでは当たり前ですが、ディスプレー/モニターの向きと、キーボードの向き、さらには両者の間の距離って、結構人によっても違うし、使っている間に微妙に変わったりします。その時の気分とか、椅子の位置とか、いろいろな理由で一寸ずつ変わるんだと思うのですが、あれって結構UI的には重要では無いかと。でも、クラムシェル型のノートブックパソコンだとそれが出来ない。でも、2-in-1タイプだと、上手くデザインすればそれが可能だと思うけれど、中々そういうデザインの物って登場しませんよね。一つは、本体側で自立出来る仕組みが必要で、それが強度とか仕組み的に大変だろうというのは想像出来ます。もう一つは、一体化したときに通常のクラムシェルタイプのように膝上で利用したり、キーボードと本体側の接続強度がどれだとレるか。これ、相反する課題だと思う。個人的には、今のところはSurfaceのデザインが一番優れているかなと思うけれど、あのシートタイプのキーボードの打ち心地はちょっと頂けないけれど。

もう一つ、やはり最後にHuaweiのスマホとの連携アプリが登場してきますが、パソコンメーカーでスマホも扱っている富士通とかSONYも同じようなことをゃって居るんだろうか。以前も回だけど、パソコン側にWANが入っていて、MVNOのSIMを入れていつでもLTEで接続出来るようになれば凄く便利だけれど、だからといってMVNOのSIMを何枚も保有するのも面倒。スマホ一台でテザリングして、簡単にアクセスできるようななるだけでもかなり違うと思うのですけどね。そういう連携プレーが簡単にできる様なツールとか環境を、スマホも作っているメーカーってやれば良いのに。結局Huaweiに先を越されてしまったぞ > 富士通、SONY。後出しの有利さを上手く使っているなと思います。で、その機能をさらにセキュリティとかに特化して、特定のネットにしか接続出来ないというようなことが出来れば、スマホとセットで法人にも売り込めるだろうし。そういう意味で、後発ではあるけれど、いろいろと可能性はあるんじゃないだろうか、Huaweiは。

羽田昼間米国路線


羽田空港離発着の昼間米国路線の米系航空会社の路線が米運輸省(DOT)から提案されました。4社が9路線をリクエストしていましたが、枠は6路線。結局アライアンスに所属していない、デルタとハワイアンが2路線を獲得し、AAとUAが深夜便を昼間に持ってくる形に。将来的には、残り3路線も認可されるのだろうか。

個人的には、ANAの深夜発のホノルル線が昼間に移動してしまうと、金曜日の会社帰りにハワイへ行くのが出来なくなるのが残念。LAX便は残るので、これを利用して同じように金曜日の会社帰りに渡米する方法は残るけれど、一寸大変なのは同じですからね。UAのSFO行きは、成田は残すのだろうか。アジアからの接続便もあるから、成田はアジアからの接続、羽田は日本国内線からの接続を意識するのだろうか。でも、西海岸だと結構夕方遅くにでても、当日の朝早く到着するからなぁ。

日系、米系、どちらも年内に利用する機会は無さそうだけれど、来年はANAのORDかJFK位は一度は利用してみたいですね。

2016年7月21日

フライング?

日本でもスタートが期待されているPokemon GO。そのコラボが予想されている日本マクドナルドが、ある意味渋々という感じで「スタートの予定」を発表するという記事。日本での「Pokemon GO」の商標登録とか、幾つか問題があって当初の開始時期が遅れているみたいですが、海外からの情報に押し切られてマクドナルドしても何か言わないと収拾が付かないと思ったんでしょうね。もっとも、その発言のお陰で、日本マクドナルドの株価が上昇したということなので、マクドナルドとしてはホッとしているんでしょうね。

自宅近くのモールに入っているマクドナルドは、お昼時等一部の時間帯を除けば、まだ結構閑散としているのだけれど、実祭にサービスが始まると人が押し寄せるのかも。マクドナルドとしてはも、そこで何か購入してくれれば良いのだろうけど、どの程度売り上げに貢献するのかは一寸疑問。

Ingressも、そこそこ日本でもブームにはなっているけれど「そこそこ」というのが私の印象。でも、このPokemon GOは、かなり違うんじゃないだろうか。似たようなサービスというかゲームで、ニンテンドーの3DSのすれ違い通信があって、データを集めるために量販店前とか人が集まりそうなところにWi-Fiスポットが出来て、そこで一日中いたりするけれど、ああ言うことが今回も発生するのだろうか。もっとも、すれ違い通信はその場所に人が集まってデータを交換することが趣旨だから移動する必要あまりないけれど、今度のPokemon GOはポケモンを集めるのが目的だから、あちこち移動して捜すと言う行為があるだけ、まだましかもしれないけれど。

いずれにしても、こう言うゲームに仕事上の興味は有るけれど、個人的な興味は無いので出来れば他人に迷惑をかけないようにして遊んで貰いたいものです。

巨泉落つ

大橋巨泉氏が先週12日に永眠されていたというニュース。特にファンだったとか言うことでは無かったけれど、自分だ純粋なテレビっ子だった1980年代から90年代にかけては、巨泉氏のMCによる番組が一番勢いがあったのは事実。しかも、それまで見たこと無いような構成で、やはり毎週楽しみな番組達でしたね。自分達の年代前後だと、NTV系の「11PM」を見ることが出来るかどうかがある意味ステータスだったりして、あの「シャバダバシャバダバドウゥ~」っていうのは、ある意味名曲だったかも。

画面で見る巨泉氏は、相手を見下したように呼び捨てにしたりして少し尊大な感じも受けたことがありましたが、あれも一つのスタイルだったんでしょうね。元々は放送作家だったとのことですが、それもあってMCとしての切り返しが上手かったのかも。昔は、芸人さんでもうまい話の仕方や切り返しの素早い人が多かったけれど、最近はそういう人やグループがほとんどいなくなりましたよね。キャスターでもなく、タレントと言うのでも無く、やはり個人的にはMCという印象が強いですね。また、海外に自宅(?)を持っていたり、お店を開いたり、あるいはセミリタイアとして一時芸能界から離れたかと思ったら、参議院選挙に出馬して半年で辞任したり、まぁ破天荒というかテレビの中でも外でも我が儘な感じはあったと言えるかも。

彼のやり方や性格を100%肯定するわけでもないし、否定もするわけではないけれど、漫才の横山やすし的な破天荒さというか自分中心というか、そういう角も棘もあるけれど、ちょっとチクッとするくらいなら許される許容さがあるタレントさんだった気がします。何というか、本来ならマイナスのイメージ何だろうけど、それを隠し味みたいな感じでくせにする魅力というか。

いずれにしても、自分達が一番テレビを見ていた時の中心人物が、時の流れと共に消えて行かれるのは、やはり寂しい限りです。

合掌。

疑惑ではあるけれど...

後半戦にさしかかる都知事選に、あの文春が鳥越氏の過去の問題を記事化して今日発売するらしい。この記事内容、勿論それが本当であれば許されない行為ではあるけれど、被害者の女性が大学生時代の話を今のご主人が訴えているらしい。と言う事は、何年くらい前の話なんだろうか。調べてみると2002年頃の話らしい。勿論、この行為が本当であるなら、それが昨日の事でも10年以上前のことでも許されるものでは無いけれど、ちょっと今でている話だけでは無理矢理感が否めない。当然時期も時期だけに、事前に取材があった鳥越陣営は文春に対して、事実無根で有り公開された場合は名誉毀損・選挙妨害として対応する、というような回答をしたらしいけれど、仮にこれが誤報であったとしてもやはり影響は大きいかも。

ただ、この記事も大きな問題ではあるけれど、もう一つ疑惑を生んでいるのが、例の「がん検診100%」の話。鳥越氏が何度もがんに罹患して治療をしてきたことは回りも本人も認めるところだけれど、その為かAflacのがん保険のイメージキャラクターのようなものをやっているらしい。当然表立ってそう言うことは今は言っていないけれど、立候補決定が直前だったために、色々公示直前あるいはその後も問題がありそう。特に、自分の健康を強調するためかもしれないけれど、やたらとがんに対しての発言をつつけていることに関しては、意図したものでは無いとしてもやはり利益誘導というか、疑惑を生むわけで、そういう意味で一寸軽率と言うか、罪深いというか。通常立候補を予定しているタレントさんとか芸能人著名人の場合は、少なくとも3カ月前からメディア等への露出は自粛して公平性を担保するらしいし、立候補騒動を起こした石田純一氏も、直前だったために全ての出演をキャンセルしてかなり騒動になったわけですが、今回もそういう対応は検討しなかったんだろうか。少なくとも、今「がんが何々」と言っている部分は、「大病や大怪我をして何々」というような言い方をしないといけないだろうなぁ。そこで、自分のがんについて聞かれたら、例えば100%検診を目指したいとか、そういう対応は許容範囲なんだろうけど。あと、「がんサバイバー」という言い方も、結局は自分の体力や薬治療の効果と共に、そう言うことのための蓄え準備も必要という意味から、やはりがん保険に注目が集まるのは当然と思えるので、このあたりもやっぱり慎重にならないと疑惑を生むことは確実。そういう意味で、実際にこの選挙戦で犯した行為という意味で、こちらの方が問題ではないかと個人的には感じるわけです。

勿論、一般的には正しく真面目な人を選挙で選ばないといけないから、過去に何か有った場合、隠していることが有った場合はそれを指摘して納得のいく説明が欲しい分けです。文春の記事にしても、実際にそう言うことがあったにしても、当事者同士で解決したは無しであるならば、今蒸し返す話でも無いと思うけれど。他のこうに関しても、色々と後ろめたいことを探られているみたいで、そこで本当に問題があるようなことが分かればそれはそれで対応が必要ですが、余りにそれも行きすぎてしまうのはどうだろうか。個人的には、鳥越候補の膏薬や主張よりも、その年齢と今の体調を考えると4年の任期は無理でもしかすると一年も持たないと感じているので、氏には当選して欲しくは無いけれど、それとは別に過去の行為に関しては少し慎重に見極めるべきでは。逆にガンの話のように現在進行形の話に関しては、本人が明確に説明しない限りは、疑惑としては有権者は判断するでしょうね。

2016年7月20日

海で指紋認証

ここ最近Lenovoが由比ヶ浜で開設している「海の家」。おのののかよりは木村文乃の方が良いなぁという個人的希望は置いといて、記事の中で気になる部分が。海岸へ出かける時には手ぶらで行きたいけれど、飲み物とか食べ物とかも買いたいからどうしても財布とか荷物が必要。でもこの海の家では、指紋認証で買い物が出来る実証実験をするそうな。で、気になる点が二つ。

先ず最初の指紋認証登録は何処でどうするのだろうか。着替える場所があり、そこで同時に登録できるなら良いけれど、その海の家だけでしか通用しないとかなると困る。あるいは、ホテルとか宿泊していると、そこで登録できてそのまま手ぶらで出かけられると良いけれど。

二つ目が最大の疑問で、海とかに入ったりしてふやけた指紋でも認証できるかどうか。あるいは、日焼けとかしても大丈夫とか。今自分のパソコンでノートブック系には指紋認証を使用していますが、例えばシャワーとか浴びてからちょっと起動しようと思うと、指紋がふやけているから認識されずにイライラすることが毎日。元々私の指紋は薄くて、日本から自動化ゲートで出る時とか、アメリカの入国審査で指紋を登録する時にもなかなか認識されなかったりするくらいなので、一寸水仕事しかして指がふやけ気味になるともうダメ。Windows10にしてからは、顔認識も登録してみようかと一時思ったんですが、眼鏡をかけていると眼鏡のある・なしでそれぞれ登録しておかないと使えないと言う話も聞き、さらには自分の顔なんてじっと見るのも嫌だしという勝手な理由から結局顔認識は利用していません。それこそ、音声認識で解除できるようにならないだろうか。「ひらけゴマ」とか「ラミパスラミパスルルルルル」とかね(笑)。

指紋認証って、ある程度簡便でかつ信頼度も高い認証方式だと思いますが、利用環境によっては使えないことも結構あるわけで、海の家で利用するのはどうだろうか。ちょっと疑問。

痛いところ突かれると

人間、隠している弱み、知られたくない弱点を、ズバリと指摘されると反射的にそれを打ち消そうとするわけですが、昨日のCX系列「バイキング」での、小池、増田、鳥越、3氏の討論会を見ていると、まさに体調に関しては鳥越氏の弱点じゃ無いかと思うわけです。小池氏が遊説中に言った言わないの話しにしても、実際鳥越氏が過去何度もガンになり、そこから治癒してきていることは事実。ご本人は「7年間再発せずに完全完治した」と言われているけれど、絶対に再発しないという確証もないわけです。さらに言えば、完治していて誰が見てもがんになったように感じられないくらいの様子であれば、誰もそれをわざわざ蒸し返したりしないわけです。そうでは無くて、多くの人が彼の様子を見て、少し様子がおかしい、何か変だと感じているから、対立候補だけでなくメディアでも取り上げられているし、SNSにも多くの投稿が投じられるわけです。

もし問題が無ければ「これだけ元気」といなせば良いだけで、それが出来ていないから対立候補ばかりか一般有権者からも疑問が生まれるんですよね。まぁ、100%元気でなくても、そこは弱みを見せないのも仕事なわけで、それを敢えて自分からフレームアップしてどうするんだろうか。実際彼も少し前には安倍総理の以前の病気に関して揶揄するような発言をしていたりするわけです。あの時だって、実際に辞任する時に初めて胃腸に問題があることを明らかにしたわけで、それまでは隠し通していました。さらに第二次安倍政権が始まる時には、今回と同様に以前の病気については野党から何度も指摘されてきたけれど、それに対しては(本当かどうかは分からないけれど)「問題無い、良い薬が出来た」と言って実際にそれだけの活動を見せているわけです。勿論、最近になって一部週刊誌等では、トイレに籠もったとか吐血したという記事も出ているけれど、結局それがそこ止まりになるのは、それが本当出しても世の中に流れないくらいの態度を示しているわけで、結局は弱みを見せないと言う行動一つだけですよね。

限られた量の報道しか無いのだけれど、今回のややヒステリックな様子以前にも、例えば公示前に候補者が揃って対談した時も、一人だけ書いた文字が変(内容も変だったけれど)ということで話題になりました。個人的に気になったのが、横線はまぁまともだけれど、縦線が波打っているんですよね。多分本人は真っ直ぐに書いているつもりが、分かっていないのではと思います。加齢によるものなのか、あるいは何か病気なのかまでは分からないけれど、他の候補者の字と比較して、縦線が真っ直ぐかけないのはやはりおかしい。10年くらい前に手書きしたものの写真が検索したらあったけれど、その時にはちゃんと縦線も横線も真っ直ぐ書いていて、漢字としては分かるものになっています。だから、鳥越氏の書き癖で縦線が波打つわけでないことは確か。

もう一つは、ジャーナリストである事を強調するのは良いのだけれど、ジャーナリストとしての仕事を見せるのでは無く、ジャーナリストであったことを言うだけなんですよね。挙げ句の果てには、今は何も知らなくても数日でキャッチアップ出来るようなことを言う。現役のジャーナリスト時代って、そんな数日でキャッチアップできるようなやっつけ仕事をしていたんだろうか。何ヶ月も取材をして、情報を整理して、そこから結論なり意見なりを導き出すような仕事をしてきたんじゃ無いのだろうか。大組織である都庁を運営することも、そこから上がってくる沢山の仕事を整理して処理していくことも、そんなに簡単じゃ無いと思うのだけれど。そういう発言に対しても、だから不信感しか生まれてこない。言い方は悪いけれど、元々の知名度と支援組織が大きいからメディアからも取り上げられるし、それなりに結果も出ているんだろうけど、ご本人がやっていること言っている事って、その他大勢の泡沫候補と変わらない気がする。

選挙戦は競り合いが続いているとメディアは言っているけれど、ご本人は講演会で「勝てると思ってます」なんて言っちゃって大丈夫だろうか。

2016年7月19日

Softbank + ARM = SoftbARM?

世の中は都知事選か三連休のお休みでまったりしているかと思ったら、突然のビッグニュース。Softbankが英国のARMを3兆円余りで買収するというニュース。正直ビックリしました。ARMかぁ、と。結構この業界の人でも、ARMと聞いてピンと来る人って余り多くないのでは。少し前までは、タブレット系とか少し馴染みのある製品にも関わっていたけれど、最近では完全に黒子というか組込系に特化して、でもその分IoT関連のコア技術として、それこそパソコン界のIntel+Microsoft位の存在感と実績はありますからね。こちらの記事では、2週間で買収を決めたと言うけれど、その前から手持ちの株売却で資金を集めていたことを考えると、やはりかなり以前から検討していてタイミングを計っていたのでは。
こちらの年表では、これまでのSoftbankの歴史(一部)が書かれているけれど、1982年のPC系雑誌も今は無いし、COMDEXも消えたし、YAHOO!は残っているけれどGoogleにオサレ気味だし、YAHOO! BBからVodafoneまでの国内通信事業はまぁ成功していると言って良いのだろうけど、Sprint買収は失敗と言って良いんじゃ無いだろうか。結局、成功したと言って良いのはAlibabaへの投資くらいで、今回はその売却益が原資ですからね。

まぁ、孫社長の思い切りの良さと、大胆な行動力に関してはある意味尊敬する部分はあるけれど、でもここ最近の状況を見ていると、何か自転車操業で何とかグループ内企業を回しているような印象で、だんだんと金額も膨れてきていて、五日このバブルが弾けるんじゃないかという気も。

確かに今のARMは、組込系では中心素材ではあるけれど、IntelやQualcom等もどんどんIoTにシフトしてきているし、これから競争はますます激化するばかり。実祭、ネットポータルの中心だったYAHOO!も、Googleに攻め込まれたわけで、既存の標準取り込みも一つの戦術だけど、そこに新しいルールを持ち込むというのも、また場面展開を有無戦術の一つ。そう言うことが出来るメーカー、人物がでて欲しいのたけれど。

2016年7月18日

何をやるのか分からない

選挙期間中事実上最初で最後の週末。さらに祝日も重なり、一番の遊説期間となるこの三連休。各候補は都内あちこちを遊説に回っているんだろうけど、今のところ21人が立候補したこの都知事選挙も、小池、増田、鳥越の事実上は三つ巴選挙。メディアにしても、取り上げるのはこの三氏ばかりで、残りの18名の候補に関しては「その他、以下の18名の皆さんも立候補しています」と名前と顔写真程度にしか扱って貰えない。全候補を公平に扱うという趣旨は理解するものの、その得票力には大きな開きがあるわけで、当然当選確率というか当選圏内にいる候補に関してはより詳しく政策とか立候補の理由など聞きたいわけです。そういう意味では、今回混戦状態の三候補に関しては、もっとメディアで取り上げて出来れば直接のディベート戦とかやって欲しいところだけれど、鳥越候補は余りそういう場を臨んでいないみたいで、日曜日朝の「新報道2001」の出演をキャンセルしたそうな。でも、その日の11:00からは町田で演説して、15:00からは吉祥寺に移動している。番組は、朝の7:30から8:55迄の生放送なので、例えば8:30頃までのスケジュールであれば、11:00に町田に移動することも不可能じゃ無いと思うのだけれど、どう言う理由なのか(棒読み)。

メディアが選挙の公平性を理由に具体的な選挙戦の様子を報道しないので、結局はSNS等に投稿される情報を見るしか無いのですが、それって本当の意味で候補者選択するために必要十分な情報とも言いにくい。まぁ、でも、この期間中に候補者が主張する内容というのは、その演説場所で多少色づけすることはあっても、大体事前に発表されている選挙公約に沿ったものなので、ある程度のその後者の考え方はそれを見れば良いのだけれど、直前にどう言う理由か突発的に決まった鳥越候補者は「これから勉強します」とか「今勉強中」ですとか、舐めてんのかと小一時間。

もともと辞任した舛添前知事に変わって都政を進めるのであれば、当然その時の都政に対しての不満とか批判とか意見があったはずで、それに対して私はどうすると言うアクションプランを提示しないといけない。でも、振り返ってみると、舛添前知事が批判された最大の要素は彼自身の生活態度と精々年外交に関連しての主張旅費に関して。個別の政策では、都立高跡地を韓国学校に融通すると言う事ぐらいで、それ以外の政策に関しては良くも悪くも話題になった記憶が余りありません。そういう意味では、不満はあったかもしれないけれど、特に別の候補者にでて貰い都政を改革する、と言う正確のものでも無い状態では。それだから、今の立候補者を見て「まだ舛添氏の方がまし」という意見も出てくるわけですよね。

そういう意味で、今回の力行車がまず言うべき、年外交に関連した地方自治体の裁量範囲、一般的な問題となりつつある、少子化対策や保育園問題等、あとは舛添氏だけでなく結局は中止したけれどオリンピック視察等の都議会議員も踏めた歳費利用の透明性位でしょうか。まあ、得票率を高めるために「美味しい政策」も入れないといけないから「〇〇無償化」とか「××の自由化」みたいな事も入れるんだろうけど、でも結構今回の選挙の争点って凄く絞られていると思うんですよね。でも、そんな狭い範囲の事なのに「今勉強中です」と行ってしまう候補者って。結局は、以前からやりたくて立候補した候補者に失礼じゃ無いだろうか。それが例え当然の確率が限りなく低い候補者に対してであっても。たまたま知名度と回りの思惑で担ぎ出されて、それで当然してしまったら、それこそ民主主義って何と思ってしまう。でも、そう言うことを何度も繰り返して、時には痛い目に遭い、時には予想外の素質が生まれたりして、この世界は回っていくしかないんですよね。

油圧系統トラブル

今朝起きて最初に飛び込んできたのがこのニュース。深夜に羽田空港を出発したホノルル行きハワイアン航空機が、離陸後油圧系統のトラブルが発生し、羽田空港に緊急着陸したというニュース。更に、その油圧系統トラブルの為だと思いますが、着陸時にタイヤがパンクしてトラブル無く着陸したものの滑走路から移動出来なくなりC滑走路を塞いでいる様子。深夜の離発着だから一番海側のC滑走路を使用したとは思うけれど、A滑走路と共に羽田空港の種滑走路ですからね。今日のフライトスケジュールに大きく影響しそう。羽田離発着便だけで無く、その折返しフライトにも影響するので、羽田から遠い地行きの空港でも欠航とか遅延がありそうですね。三連休の最終日で、飛行機で地元に帰る人も多いだろうから、ちょっと心配。個人的には、今週末には羽田-沖縄の国内線修行フライトを予定していて、それに当たらなかったのは幸いですが、まぁ後のことは分からないし。

タイヤはパンクしたけれど、取りあえず無事着陸できたと言う事は、少しでも油圧系統が動作して何とか支えたと言う事ですよね。完全に油圧がなくなり、車輪もでないとか、でたけれど着陸時のショックを吸収できずに方向がずれてしまうとか、そういう最悪の事態にならなかっただけでも不幸中の幸いかも。

ところで、パンクした航空機ってどうやって移動させるんだろうか。その場でジャッキアップしてタイヤ交換なんてできるのだろうか。あるいは、台車みたいなものを下に入れて移動させるのか。タイヤ交換するにしても、結局は機体を少し持ち上げないと交換できないわけだから、やはり何かジャッキアップする装置・仕組みが必要だけれど、多分そういうものって整備をするハンガーの中にしか無いだろうから、暫くは滑走路から移動させるのは無理かも。全部のタイヤを交換するのは無理でも、左右一つだけでも補修できれば地上移動は出来そうですがどうだろうか。重い機体を支える主役のタイヤだけに、どうなんだろうなぁ。仕組み的には、主脚にひっついて持ち上げて移動出来るような台車みたいなものがあれば良いように思うけれど、仮にそんな特殊車両を作れるとしても使用する機会なんてほとんど無いでしょうから、相当のコストアップになりそうですね。トーイングカーのアタッチメントみたいな形で、主脚の下に滑り込ませて、それで持ち上げて移動させるとか。イメージ的にはサンダーバードで登場したファイヤーフラッシュ号の着陸を救助した車両(名前なんだっけ)みたいなイメージだけれど。

しかし、折角楽しみにしていただろうハワイアンの乗客の皆さんもとんだ災難でしたね。今日にも代替機がでるんだろうか。あるいは他社に振替便かな。それにしても、成田移動になるとしても夜の出発だし大変ですね。トラブルからのスタートだけれど、思い出になる旅行にせめてなって欲しいですね。

2016年7月17日

MRJのWi-Fi化

それ、そんなことも想定していなかったのとちょっと意外だった記事。最近は私がよく利用するUAもANAの機体も、かなりWi-Fi化されてきていて、利用料金がまだ高いけれど、手元のスマホでエアショーや簡単な情報検索くらいは可能なので、以前のような解像度の悪い機内モニターで映像を見せられるよりはよほどましになったと思います。

で、機内でのWi-Fi配信は簡単なAPを設置すれば可能だろうけれど、ネット接続となると機体の背中に六角形(最近は丸いのもあるのかな)のアンテナを背負わないといけないので、改造は少し面倒そうですね。ふと思ったんですが、ネット接続の場合衛星にアクセスして、そこから地上回線に接続するんですが、それならば地上に基地局を設けて、そこにアクセスする方法はダメなんだろうか。少なくとも国内線専用機なら、国内で飛ぶ場所は決まっているわけだし、衛星経由のようにオーバーヘッドも少なくなるんじゃないだろうか。勿論、東京-伊丹とか、東京-新千歳のような幹線ならまだしも、東京-沖縄のような海上を飛ぶ場合には対応出来ないので、そうなるとやはり衛星利用しか方法がないのかもしれないけれど。二重に搭載するのも無駄と言えば無駄ですしね。

この衛星用アンテナ設置には結構手間がかかるみたいですが、もう少し簡便に装備できるようなユニット化すれば、それはそれで他者に対して、あるいはその無線機メーカー(多分Panasonic ?)の付加価値になるような気がしますが。

それと、フライト中常にWi-Fi接続することで、例えばその機体の状況をリアルタイムで発信することで、万が一トラブルが発生した場合の対応が的確にかつ最悪の場合でも直ぐに位置特定が出来て救助活動が速やかに行われるとか出来ないだろうか。今でもトランスポンダーの情報である程度の位置情報は得られるわけですが、もう少し詳しくかつ正確に情報収集が出来れば、以前有ったマレーシア航空機事故のように落ちたことは確かだけれど場所が全く分からないようなこともなくなるだろうし。我々のデジタル生活が、常時接続環境が提供されたことで変化したように、航空機利用に関しても大きな変化の切っ掛けになるかも。

株主優待券

AMCの国内線修行をする場合、人それぞれの考えややり方があるとは思いますが、私は色々な事情から、基本出来るだけ短い時間で10万PP達成を目指したいタイプ。但し、勿論コスト的にも大盤振る舞いできるだけの財政力はありませんから(笑)、出来るだけ安く効率的にやりたい。目安としては10円/1PP(これは、皆さん設定している目標のようですが)。時期によっては料金は大きく変動するので、一概にどれが良いとは言えませんが、私が利用するのはプレミアム株主優待料金とプレミアム旅割28の、安くプレミアムクラスを利用して回数少なく10万PP到達を目指す方法。去年の初めにAMCの国内修行を始めた時には、株主優待券の底値の時期で、1枚2500円(2015年11月券)でした。それが年末に行くに従いどんどん値上がりして、今年の年初には5000円までアップ(2016年5月券)。その後一時4000円を切る時もありましたが、最近では4000円の前半で推移しています。7月に入り、夏休みやお盆の帰省時期には利用制限が発生してくるので、それに合わせて価格が下がるという話があり、暫く様子を見ていましたが、一寸予約する順番をミスって、来週末に飛ぶ予定のフライトで1枚優待券が足りない状態でした。まぁ、年内にも結果的に12万PPを今年も目指すことにしたのでもう少し飛ばないといけないので、どのみち補給が必要になるのでここ暫く華夏の変動を見ていましたが、微妙なんですよね。年内の利用回数分を2016年11月券を少し安く購入するか、来年の前半分も含めて2017年5月券にするか暫く悩んでいましたが、まぁ迷っていても安くなるわけではないので、先日10枚が42,000円というところで購入を決意しました。今年前半よりも少し安いけれど、やはり2500円を知っている(裁定では2000円近くまで下がった)自分としては割高感を感じますね。

4月から6月にかけては、プレミアム旅割28がかなり安く提供されていて、お陰で1PPの単価が8円とか7円になる場合も有り、結果的にそれで1PPの単価が12円以上となる今年の株主優待料金をカバーしてくれましたが、それでも今のところの単価コストは1PPで10.7円位と少し目標をオーバーしています。まぁ、これくらいなら許容範囲だけれど。もっとも、この中には振り替えしそびれた単価的には20円近いHND-SINのPPも含まれているので、それを考えればかなり頑張った方ですが。

株主優待券料金は、ほぼいつでも希望通りのフライト予約が出来るので、これはこれで料金には現れない付加価値があります。残りのフライトも、いつにするかまだ決まっていないのだけれど、一寸忙しい時に息抜きで利用しようかと思っています。今年何度も訪問した沖縄も、少しゆっくり楽しむ時間が出来るかも(笑)。

2016年7月16日

東に移動するトラブル

フランス・ニースでのトラックテロ(?)が発生したのに、今朝のトップニュースはトルコでの軍事クーデター。詳細はまだ分からないけれど、軍部が政府庁舎を占拠しているという話もあるし、政府は自体を掌握しているという話もあるし、混沌としていることは確か。東京都オリンピック開催を競っていた時にも、国内でのトラブルの話は聞こえてきていたけれど、こんなことになるとはつゆほども思いませんでした。

フランスの事件もトルコの事件も、まだ詳細は分からないけれど、ちょっと嫌なのは、英国のEU離脱とかフランス、トルコの件とか、だんだんと大きな事件が西から東に向かっているように見えること。これまで様々な不安定要素を抱えていた欧州だからたまたまという話もあるかもしれないけれど、ちょっと心配。もっとも、その東側のシリアとかイラクではISとか先にトラブルが生まれていたから、必ずしも層だとは言えないけれど、トルコから東を見てみると、不安定な地域、特に経済的にも国内的にもだんだんと不安定さを増している中国の周辺部があるわけで、その当たりの民族運動等が一気に吹き出すとか、あるいは国内での大きなトラブル発生に繋がるのではないかという心配も。勿論中国政府は、腕ずく、力尽くで押さえ込みにかかるだろうけれど、今回は仮にそういう事態が発生すると逆に火に油を注ぐ結果になりそうな気がします。

日本国内でも、自分達の意見が取らない人達が、参議院選挙、都知事選挙と妙な盛り上がり方をしているのが一寸心配。ああいう人達の常として、どんどん先鋭化、過激化していきますからね。鳥越氏の選挙演説には、ほとんどの人が青い同じプラカードを持って集まって居たけれど、あれって沖縄の米軍基地反対の集会と一緒で、変な意味で統率が取れていて怖いくらい。普通、善意の市民が集まってきたら、あんな感じには絶対ならないと思う。例のSEALDsにしても、最初の頃と最後の方の集会を比べると、かなり趣が違いますからね。勿論、時間が経過すると共に、やり方やKnow-Howを蓄積して効率化してきた、と言う事もあると思うけれど、でも、全員が全員同じ格好、同じ行為をするというのは、彼らが良く引き合いに出すナチスヒットラーのやり方と同じだと言う事に気がついていないのだろうか。ある意味、子を否定していることになりますからね。

これからの季節、花火大会とか夏祭りで日本も人が集まる機会が増えるわけで、大きなトラブルが波及しないことを祈るばかりです。祈るだけでは解決しないのだけれど、じゃぁ日本が力ずくでああいう人達を押さえ込むわけにも行かないわけで、こういう時こそSEALDsが先頭を切って「酒を酌み交わして、話し合いで解決する」事を実戦して欲しいですよね。まぁ、やらないだろうけれど。

ANA C-3PO特別塗装

STAR WARSにどっぷりとのめり込むANA。今度はボディが真っ黄色(本当は黄金色なんだろうけど)の「C-3PO」特別塗装機が登場するらしい。これまでの、R2-D2塗装、STAR WARS塗装、そしてBB-8塗装は、まぁ機体とのマッチングも感じられたけれど、これは流石に無理があるんじゃ無いかと。特に、黄色の機体本体と青色の垂直尾翼のミスマッチ感ときたら... 確かに、あのC-3POのイメージを表現しようと思ったら、黄色(ゴールド色?)は必須ではあるけれど、やはり違和感があるなぁ... ANAとしても、それなりにロイヤルティーを出しているからには、徹底的に利用したいのだろうとは思うし、BB-8、R2-D2と来たら、C-3POも出さざるを得ないのは分かるんだけど、ちょっとANAのイメージともSTAR WARSのイメージともかけ離れたこのデザインはいかがなものだろうか。来年3月から国内線に投入されるというけれど、B777-200だから羽田-沖縄とか羽田-新千歳とか国内線路線でしょうね。個人的には、STAR WARSは好きだけれど、余り当たりたくないなぁ。

2016年7月15日

ポケノミクス

仮想現実を利用したスマホのゲーム「ポケモン GO」が世界中でブームになっていて、その影響で任天堂の株価も1万円以上上がっているらしい。スマホのカメラで周りの景色を撮影すると、そこにポケモン達が合成されて表示され、それによって特典を得たりする仕組みらしい。最初に聞いた時に、「なんかIngressみたいなアプリだな」と思ったら、同じ会社が開発しているみたい。

仮想現実を利用した応用アプリやサービスはこれまでも色々登場していたけれど、文字通り現実には居ない「ポケモン」を被せてくるというのは、ナイスアイデアですよね。最も、これから夏の時期の日本でやるなら、やはり幽霊、お化けをフィーチャーして欲しい。行ってみれば「妖怪ウォッチ GO」とでもいうか(笑)。

ただ、余りの人気で病院とか本来そういうゲームにら相応しくない場所にまでポケモンを捜して無断で立ち入ったりするトラブルも発生しているそうで、これはこれでこれから大きな問題に発生しそう。「妖怪ウォッチ GO」とか登場したら、お寺とか墓地とかが騒がしくなりそう。お盆の時期で、そうで無くても人が色々出入りするのにね。

このゲーム自体は無料で、ゲーム内課金で収益を上げるらしいけれど、さらにこのゲームを利用してポケモンが種つげする場所を実店舗に合わせる事で、集客効果を狙うこともプランであるらしい。日本ではマクドナルドが一口乗るらしいけれど、マックの製品は売れないのに、座席だけは満席になるんじゃないだろうか。すでに「ポケノミクス」なる言葉も生まれるくらい過熱気味になっているだけに、この夏のイベント等では早速利用するところも出てきたりして。

これまで余り仮想現実物のアプリ、応用サービスってぱっとしない印象を持っていましたが、これが一つのブレークスルーになるかも。ポケモンでは無く、例えば各地のご当地ゆるキャラが現れて、その人に会った現地ガイドをするとか、その人の動線履歴を解析して、説明とかリコメンドをリアルタイムに変更していくとか、アバター機能としてちょっと面白いかも。そうなると、スマホをかざしながら歩くのは大変ので、軽量で邪魔にならないHMDがやっぱり欲しいなぁ。Ingressを最初に見たときには、面白いとは思ったものの、余りピンと来なかったというか閃かなかったんですが、今回のこのポケモンGOは、ちょっとこれからの応用範囲が広そうでいろいろと派生サービスが誕生してくるんじゃ無いだろうか。サービス自身もそうだけれど、多分Googleが位置情報を収集して、いろいろなマッチングとかデータマイニングを裏でしているはずで、その技術やサービスがAPIとして公開されたら、ゲーム以外での応用もいろいろ登場しそう。

例えば外回りの人などは、ルートの最適化とか、または目的を変更して1日の運動量を計算して、わざと歩く距離を増やしたり、少し遠回りの設定にして、毎日一万歩歩くようにさせるとか。データ分析を面に展開していくサービスとして、一寸面白いかも、これ。

Prologue-3: UA MP 1K 2017国内修行 (3)

なかなか始まらない、UA MP 1K 2017の為の国内修行(笑)。ANA便で利用したHND-SIN往復のマイルが、結局ANAから移動出来ずにUA MPに加算できなかったのと、1PQM当たりの単価で、9円台で購入出来る機会が有ったりしたので、結局特典マイル購入なども合わせて、今月初めのUS Boston旅行完了時点で84,000PQMまで伸びました。この後の旅行では、キャンペーンで購入したANA PクラスでのNRT-SINの往復旅行が9月に予定されています。これで、13,312PQMが追加されるので、合計97,312PQMとなり2,688PQM獲得が必要。この距離がなかなか微妙で、マイルが2倍付く上位クラスでHND-OKAを往復すれば文句なく達成しますが、ベースマイルしかPQMが登録されないクラスだと少し足りなくなります。実は色々検索を何度か実行して路線を色々捜してみたんですが、1.5倍のYとかBクラスの料金と、2倍となるプレミアムクラスの料金って、それ程変わらないんですよね。と言うか、プレミアムクラスの方が逆に安いくらい。で、いろいろ検索しているうちに、金曜日の出社に合わせて木曜日に有休を取って羽田-沖縄往復する安い料金(プレミアム旅割28)のフライトが取れたので、これを追加する事で、その後の成田-シンガポール往復(Pクラス)をすると、無事に10万PQMを超えて、来年度のUA MP 1Kが確定します。

今年は、半分近くのPQMを、予約時に提示されるマイル購入を利用して加算しているので、余り飛んでいないのが不満と言えば不満。しかも、フライト出会ってもほとんどがANA運航便ですから、かなりUAには不義理をしている状態。ただ、ANAの方が使いやすい場合が多いのも事実で、そういう意味では少し前から書いているように、そろそろ軸足UA MPからAMCに移した方が良いのかなとも考えています。ただ、どうしてもUS国内での乗り継ぎや国内線での移動を考えると、UA MP 1Kがあると無いのとでは雲泥の差があるので、暫くは維持し続けたいのですが。

もう一つ、今のところ来年1月末まで有効なGPU/RPUは、まだ手つかずのまま残っています。来年は1月末にPro Bowlがあるけれど、開催場所はSuper Bowl開催地のHouston, TX。GPUが使えるなら、飛ぶだけでも飛んでも良いけれど、丁度中国の旧正月(春節)が1月28日で、かなり混雑もしそう。折角UA MP 1Kを維持して、RPU/GPUも貰っているので、上手く利用して行きたいのですが、なかなか大変です。

10月から12月にかけては、試合も集中しているし、天候も特に秋は台風が心配。やはり9月の早い時期に勝負は付けておく必要がありそう。また、困ったことにこの修行とは別に何処かに飛びたい病もウズウズしており、久しぶりにGuamにも行きたいなと言う気持もふつふつと。それならそれで、国内線修行も不要になるんですが、なかなかスケジュールがスパッと決まらないのが困りものです。取りあえずは、9月の予定(HND-OKA)を確定させて、9月中にUA MP 1K達成を目指すことにします。(続く...)

AMC 番外編: スケジュール変更

順調に消化してきた、AMC 2017 Diamondを目指しての国内線修行。元々の予定では、6月初めのフライトで一応王手状態となり、7月、8月それぞでHND-OKAを1往復ずつ2往復すれば、10,0664Premium Pointに到達して来年度のAMC Diamondステータス達成の予定でした。ところが一寸予定外の自体が。

5月に行ったSingapore旅行は、ChangiでSQのFirst Class Loungeを使いたかったので、FFP ProgramはAMCのままで利用し、後日そのマイルをUAに事後登録する予定でした。ところが、UAから事後処理のリクエストをしたものの処理されず、どうも何か問題があるのかやり方が悪いのか検討が付かない状態。その為、このNRT-SINのフライトは、そのままAMCに登録されているので、その時点で既にAMC Diamondを達成したことになってしまいました。そこで不安になってくるのが、忘れた頃に突然マイルの精算が適用されて、この分のマイルがUAに移動し、結果AMC 2017 Diamondの権利が失われること。既に時間も起っているから、そんなことは無いとは思うけれど、小心者なので年為に積みましておくことに。その場合も、単にその差分だけ追加するだけでは余り旨味が無いので、結局去年同様12万PPまで貯めておくことにしました。もともとAMC 10万PP達成のために予定していた予約済みの、7月、8月のフライトはそのまま実行することで、113,884PPまで積み上がります。この残りが微妙で、6,116PPと言う事は、いつも利用しているプレミアム株主優待料金やプレミアム旅割28でHND-OKAを往復する場合、僅かに足らない(396PP)。これが、例えばHND-OKA/-CTSと新千歳を絡めると1回でカバー可能。ただその場合は、朝早い時間に新千歳か沖縄へ移動していないと駄目なので、どうしても前日に都内にいる時で無いと利用出来ない。そうなると、金曜日の仕事終わりで、翌日土曜日に修行することになりますが、これがなかなか空いていない。それと、やはり7月8月は、OKA-CTSの料金も高めで、9月に入るとやっと少し下がってきます。と言う事で、もう少し9月の料金が出てきてからタイミングを見ようと思っていますが、秋になると今度は台風の心配もしないといけないわけで、ちょっと憂鬱です。

今年は4月に入るとプレミアム旅割28の料金がぐっと下がったので、それ以降はこれを積極的に利用して飛んできましたが、秋の旅行シーズンになると余り値段が下がらない。もう最後の追い込みなので、料金よりは自分の都合に合わせやすい方が付加価値はあるので、久しぶりに来年の5月末まで有効な株主優待券を購入しました。今年の初めに購入した時には1枚当たり5,000円でしたが、今は少し下がって4,200円。自分で見ていた時には、最安値で3,800円位まで下がっていたことがあったので、その時に購入しておけばと少し後悔しています。取りあえず、来週飛ぶ予定の国内線修行の一区画が、この株主優待料金で、どうしてもそれまでに一枚は準備する必要もありましたし。また、株主優待価格であれば、かなり自由にOKA-CTSのチケットも取れますから、それで一回で12万PPまで到達出来ますしね。特割55とか、早めに購入する普通運賃はそれなりに安いけれど、でもなかなかそのタイミングで予約が入れられるかと言われると一寸難しいところもありますし。

いずれにしても、何となく来年度のAMC Diamondに到達し、後は気軽にフライトを楽しむだけになったので、気が楽になったことは確かなんですが、でも一寸納得いかないというか、思うように進まないじれったさはありますよね。(続く...)

2016年7月14日

生前退位

昨日の一番のニュースと言えば、都知事選よりもこちらの天皇陛下の生前退位の話題でしょうね。最初のソースが何処かよく分からないのだけれど、どうもNHKがニュースで流したらしい。ただ、そういう発表があったというわけではなく、ニュースの内容を聞くと数年前からそういうご意向を示されていたと言うような間接的な表現だし、宮内庁は即座に否定したらしい。

個人的には、生前退位あるいは代理、言い方や仕組みはどうあれ、もう82歳になられるのだから、もう少しゆったりと余裕のある生活に戻られるのが一番ではないかと。その上で、自分の都合で自分のリズムで、被災地や観光地のご訪問とかご趣味の研究等を中心として生活に入られるべきでは。それは、天皇陛下だからとか皇室だからというよりも、人生の最後の時期を余裕のある充実したものにしていただきたいという意味で。勿論、同年代でまだまだ現役で仕事や芸術や研究活動で活躍されている人も多くいるだろうけれど、だからといって同じ事を、言い方は悪いけれど死ぬまで強いるというのはどうだろうか。「定年」というのも一寸馴染まない概念だと思うので、そこは本人の意思を尊重して「隠居」されるのも有りではないかと。そこは、天皇陛下としての義務を強いるのか、人間としての尊厳を尊重するのかという話になるのでは無いかと思うわけです。

勿論、今では以前よりも調整をして負担を軽減しているとは思うけれど、加齢による体力気力の減退はどうしようも無いわけで、それならばご本人の意向を尊重して、ご本人の希望をもっと優先できる体制作りは必要じゃ無いだろうか。今回ちょっと驚いたのは、今の皇室典範では今回の様な生前退位の規定が無いと言うことで、先ずはその典範の更新が必要ということ。過去には、天皇が国勢の責任者であったことも有り生前退位二より次の世代に引き継ぐこともあったそうですが、それも200年前までが最後。明治維新の数世代前が最後らしいけれど、決して前例が無いわけでは無い話なので、ここはこれを機会に検討をする必要があるのでは。まぁ、今回どう言う理由でどう言う経緯でこの話が公になったのかは分からないけれど、数年前から既に同様の話はご本人もされていたことを考えると、ある意味世間の反応を見るための観測気球と言う気もします。ただ、世間がどう感じるか、よりは、やはりご本人の希望意向を尊重する方が先だとは思うけれど。

仮に生前退位が可能となるとしても、直ぐにというわけにも行かず、色々な法制改正等も必要で数年単位の話と言う事。そういう意味では、今この時期では無く、5年とか10年位前に俎上に上がるべき話では無いかと思いますね。あるいは、それ位から話としては水面下で進められていて、今回ある程度の結論を出すためにこのようなニュースが公開されたのではないだろうか。いずれにしても、色々障害はあるかもしれませんが、やはりご本人のご希望を一番優先してこの話が進むことを祈っています。まぁ、これ幸いと根も葉もないことをこの件に絡めて騒いでいる右や左の人達も多いみたいだけれど、そういう不遜なことは慎むべきと言うよりも恥と思えと言いたい。天皇制に対して、どちらかというと否定的な考えを持つ自分ですら、そう感じるわけですからね。

整理されても混迷の都知事選

小池、増田、宇都宮、鳥越の四候補での都知事選突入と思われていたところ、告示日の前日夕方に宇都宮氏が突然立候補を断念。野党は鳥越氏に一本化して、小池氏、増田氏の与党分裂に対抗する方針らしい。

昨日行われた四氏による共同会見の様子をちらっと見ましたが、一応立候補を予定していて短い期間ではあるものの準備をしてきていた、小池、増田、宇都宮の三氏に比べて、直前に突然立候補を決めた鳥越氏の発言内容がボロボロだったのは予想通りだったけれど、その内容以前に体調というか様子が明らかにおかしかった事の方が気になりました。フリップを持ち上げている手が小刻みに震えている様子だったし、話をしている顔面の表情も時々けいれんするような様子が観られたんですよね。単に忙しくて疲れていたというような雰囲気では無かった気がします。本人は、これまでで一番健康・体調が良いと先日の立候補会見では言っていたけれど、本人はそういう自覚であるだけで、実は自覚していない部分ではかなり厳しい状況なのではないだろうか。確か石原元都知事が一度は三期での退任言いながらも、四期目の選挙に出馬した2011年の時の年齢は78歳で、あの時も高齢による健康不安が言われた記憶があるけれど、今回もそれよりは若いと言っても76歳。しかも四度のガン治療の経験があるわけで、あの時の石原氏以上に健康不安度は高いわけです。ここ数日の会見などでの鳥越氏の様子を見ていると、以前キャスターとして、MCとしてメディアに登場していた時と比べて明らかに衰えが見えるわけで、仮にこの人が当選したとしても4年間大丈夫なのかという不安はどうしても消えませんね。と言うか、この暑い時期の選挙戦に耐えられるのか、という気すらします。

で、それと同じくらい気になるのが、今回立候補を断念した宇都宮氏。過去2回都知事選に出馬して、時点ながらも毎回100万票近い得票を獲得していて、今回も上手く推薦や弘仁を得ることが出来れば、さらに得票の上澄みも可能で、与党側が分裂していることもあり、勝機はかなりあった気がします。多分、彼にとっても最後のチャンスなのは分かっていたはずで、しかも当日の直前まで立候補を言っていたのに何故簡単に取り下げたのか。凄くゲスの勘ぐりではあるけれど、ここで一度身をひいて貰えれば、次の選挙では宇都宮氏を推薦するというような「約束」が出来ていたのかも。石原氏が猪瀬氏を副知事に任命して、四期目の後は事実上の後継者指名をして猪瀬氏が当選したようなことを、今回提案されたのかも。あるいは、四年後の次の選挙となると宇都宮氏も年齢的に微妙な時期ですが、例えば東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、実は2年くらいで鳥越氏は辞任して、2~3年後位に次の知事選を画策しているのかもしれない。無責任ではあるけれど「治療に専念したい」と本人が言えば、それを否定できる人はいないわけですからね。

さて、これでやや分が悪くなってきた与党系二候補。野党が鳥越氏を支援するとなると、宇都宮氏の100万票は先ず基本表として確実で、そこにどれだけの上澄みが可能かは不透明。それでも過去の選挙での得票を見ると、与党系は230~250万票くらいと推定すると、与党系はかなり厳しいのでは。一つ不確定要素なのは、今回から知事選挙に投票する18-19歳の世代の行き先。正直、鳥越氏の知名度はこの世代では低いと思うので、ここは小池氏に行くのでは無いだろか。それでも、一世代で大体10万票くらいだから多くても15万票くらいの上澄みでしょうか。小池氏としては、このあたりの若者世代と女性票をどれだけ取り込めるのかが正念場でしょうね。増田氏は推薦を受ける自公からの基本表に、どれだけ上澄み出来るか。所謂無党派層に対して、どの様に訴求できるかが課題なわけで、その点弱いかなという印象です。鳥越氏には、オール野党のバックアップが付くわけですが、彼は多分都知事選という意識よりも、反安倍選挙、参議院選挙のリターンマッチと思っている節があるので、それに対して同意する人と嫌悪する人がどれだけ野党支持層にあるか。個人的には、今日からの二週間の選挙期間中に、何かハプニングがありそうな予感もしているのですが。

いずれにしても、地方行政の長を決めるのはパフォーマンスではなく行政能力で見て欲しいですよね。でないと、一番不幸なのはその自治体でこれからも毎日生活していく住民なわけですから。

2016年7月13日

沖縄でHilton増殖中?

たまたまHiltonのサイトで沖縄のホテルを検索していたら、いつの間にかホテルが増えている。これまでだと、AMC修行でよく利用しているDoubleTree by Hilton Nahaと、リゾートホテルのHilton Okinawa Chatan Resortの二箇所でしたが、いつの間にかDoubleTreeがもう一つ増えています。観光名所でもある、首里城近くにDoubleTree by Hilton Hotel Naha Suri Castleというホテルがオープン。どうも、以前は日航系ホテルだったものが、7月1日からブランド変更をしてHilton系列に入ったみたい。空港からゆいレールでアクセス出来る首里城周辺だけれど、駅からはちょっと距離があるみたいで、使い勝手は旭橋駅横のDoubleTreeの方がよさそう。プライス的にも、こちらの首里城横のホテルの方が高めの設定になっていて、多分利用機会は限りなく少なそう。

Hiltonにしても、メインで利用しているSPG系列にして、もう少し国内でチェーンを展開して使い勝手が良くなってくれると嬉しいのだけれど。

我こそルール

フィリピンがハーグの国際仲裁裁判所に訴えていた南シナ海での中国の行為を「法的根拠無し」と一蹴。当然中国は激しく反発しているわけで、このまま強行していくのか、ある程度冷却期間をおいて交渉するのか、第二段階が気になります。

判決では、人工島の造成に関連して、珊瑚などの環境破壊にも言及しており、単に他国の主権侵害と言うだけで無く、中国自身の責任にも触れているわけで、かなり突っ込んだ判断ではないだろうか。中国が、普通の一寸我が儘な国ならば、多分ここは一旦引いて、フィリピンとの二国間協議をまとめて、その後で何食わぬ顔でこの南シナ海に戻ってくるんだろうけど、面子を重んじる人達としては、少しでも腰を引いた印象を国民に見せてしまうと今度は国内対策が大変になるから、このまま強硬姿勢を続けるかですが、個人的には後者じゃ無いかなぁ。

それと、今回の件で中国は逆に裁定を立てに日本に対して、「それなら日本の沖ノ鳥島も『島』ではない」と言って日本を牽制するでしょうね。まぁ、個人的には日本の沖ノ鳥島も微妙だと思うけれど、大きな違いは沖ノ鳥島が絶海の孤島であり、領有権を主張しているのは日本だけで、別に領土紛争をしているわけではない。気にくわない中国とか一部の国は反発しているけれど、南シナ海のように了解争いをしているわけで無くて、その周辺の地下資源に対して目を付けている中国がいちゃもんを付けているだけ。それに対して、南シナ海は近隣諸国同士でも領有権争いはしているけれど、そこに突然北から侵攻してきたわけで、これは傍若無人以外の何物でも無い。日本としては、仮に中国がそういう言い方をしてきたら、沖ノ鳥島は島であり別に他国との領有権争いをしているわけでは無いとキッパリと突っぱねる態度をしっかり示さないと。まぁ、そうなると今度は尖閣諸島に中国は圧力を掛けてくるだろうけど、それならそれで南シナ海が手薄になる、南シナ海・東シナ海両面作戦となりますます中国の負担が増えると言う事で、ボディブロー攻撃にはなるのでは。

日本としては、これが国連の常任理事国の態度かと言う事を平行して主張し、国連改革で常任理事国として日本やその他の国の追認を主張すべきではないかと。混乱を利用して混乱を拡大することは良くないことかもしれないけれど、大国を名乗るのであればそれなり品位と人格が必要と言うことを必ず理解して貰わないと。しかし、大変だろうなぁ...

やっつけの野党都知事候補

昨日の鳥越俊太郎氏の都知事立候補で、取りあえずゲームプレーヤーは揃って、後は明日の公示を待つばかり。しかも、民進党都連推薦の古賀氏は、その日のうちに鳥越氏の会見に登場して、立候補を取り下げて蜜月をアピール。野党統一候補としての出馬を予定していた宇都宮氏も、最初は厳しい口調で鳥越氏の突然の立候補を批判していたけれど、その日のうちにトーンダウンして自ら退く可能性も表すなど、何となく裏で何が繋がっているのか...

大体、以前から準備していたならまだ理解出来るものの、参議院選挙の結果を見てとか、まだ公約は決めていないとか、何か東京都知事選挙が先日の参議院選挙のリターンマッチと思っているような雰囲気。そこは嘘でも良いから、都政に市民目線を入れるとか、ジャーナリズム精神で都政の透明性を目指すとか言えばまだ納得できるかもしれないのに。本当かどうか知らないけれど、鳥越氏が民進党から出馬する切っ掛けが、参議院選挙の長野で当選した元TBSキャスターの杉尾氏に当選祝いの連絡をした時に都知事選の話をして、そこから民進党に繋がったという話。つまり、民進党としても、以前から準備して擁立したわけではなく、渡りに船という感じの推薦なんですよね。自民党もドタバタしていたけれど、民進党はそれ以上のドタバタじゃ無いだろうか。

都知事選は後出しが有利と言われていて、これまでもその傾向があるのですが、ここまで引っ張ったのは初めてじゃ無いだろうか。まぁ、知名度では今回の候補の中では一番だろうけど、しかし行政のトップとしての資質は疑問。それに記者会見でも指摘されて居たけれど、76歳という年齢に更に何度かのガン治療歴が有り、4年間どころからこの選挙戦も大丈夫かと心配される人に、これからの都政を任せされるのか。これで、また1年後くらいにもしもの事があり、知事選とでもなったら、笑うに笑えない。

記者会見では急に決めたのでまだ公約も決めていないと言って、回りの記者から笑いを誘っていたけれど、先日の参議院選挙で当選した新人の今井絵理子氏とか朝日健太郎氏が、これから勉強していくと言うと、それに対して「勉強してきた人が当選するべき」とか言うコメンテーターが多かったけれど、今回は誰も突っ込まないのね。一番不幸なのは、やっつけで選ばれてやっつけで立候補した人に、やっつけでこれからの四年間都政が勧められると言う事だろうなぁ。

2016年7月12日

ANA B787-9

ANAが7月移行に受領するB787-9に新しいシートを導入するという記事。この機体が、先日のファンボローででもフライトした機体らしい。7月からアジアの中距離路線中心に導入と言う事で、9月に予定しているSIN旅行の時には、往路のNRT-SINがB787で、この機体に出会えるかなとかと思ったら、予約時の使用機体はB787-8 orz でも、搭乗日までに機材変更されないだろうか。ちょっと楽しみにしたい。帰国便はB777なのでチャンスは無さそう。

しかし、その前に、また何処かに飛びたい(笑)

MRJ欧州で受注

英国・ファンボロー航空ショーで発表された、スウェーデンのリース会社ロックトンと、MRJの20機受注(確定10機、オプション10機)に向けた基本合意。初めての見えた欧州での足がかりという意味では目出度いニュースだけれど、度重なる遅延にライバルのエンブラエルの前倒し等で、今では優位性がほとんど失われてしまったMRJ。これからが苦労するかも。せめて今夏のファンボローに実機のでもフライトでも出来れば、もう少し受注契約に弾みが付いたかもしれないけれど。本来なら、もう日本の空に何機もMRJが飛んでいて、その優位性を実証していた頃なんですからね。まぁ、色々理由はあるんだろうけど、かなり損をしていますよね。後は、2018年の4-6月期と言われているANAへの納入を可能ならば少しでも前倒しをして、優位性をアピールするしかないですよね。エンブラエルも、当初の予定を前倒しをして2018年春に投入してくるわけで、出来れば2017年のギリギリ最後でも良いから商用運行できるようにしたいところ。

航空機産業が次の世代の基幹産業になり得る業種であるし、中心の名古屋から波及して浜松にも影響が大きい産業だけに、何とかMRJには頑張って欲しいのだけれど。MRJが狙っている短距離の空路が多い欧州マーケットに、これで弾みが付くと良いのだけれど。

協調出来ない都知事候補?

参議院選挙が終わり、次は一地方の話題だけれど日本的には大きな都知事選挙。自民党系では、小池百合子氏がどうやら無所属で出馬しそうだし、自民党都議団は元岩手県知事、総務大臣の増田寛也氏を擁立。分裂選挙になりそう。方や野党系では、三度目の日弁連元会長の宇都宮健二氏と、民進党は何とあの「I'm NOT Abe」の古賀茂明氏に出馬要請。トリックスター石田純一氏は立候補の取りやめを発表したので、都知事選は実質この四人で戦われると言って良いのだろうか。

過去の都知事選の様子を見ると、東京都の有権者数約1,000万人に対して、当選の目安は200万票でしょうか。投票率50%として500万票の家40%を取ればほぼ当選と言う事が出来ますが、今回はこの四人での競り合いになり、当落はかなり僅差になるんじゃないだろうか。過去の記録から、宇都宮氏が100万票前後を獲得すると想定すると、結構熾烈な争いになりそう。

この中で一寸解せない候補が、民進党が推す古賀氏。あれだけ安倍政権をぼろくそ批判していたのに、いざ都知事になるとその安倍政権と協力しないといけなくなるわけだが、その覚悟というか実際どうするつもりなんだろうか。「政府と対立する知事」という意味では、沖縄の翁長知事が先例ですが、それでも反米、反基地を言いながらしっかりと地元振興費は貰っているわけで、そこは声が大きい方が有利と言う立場。ただ、沖縄の場合は日本だけの問題では無い「米軍」という存在があるから政府もある程度譲歩しているわけで、東京都はちょっと立場が違うのだけれど。東京の場合は、オリンピック・パラリンピックを人質にするのだろうか。さらに今朝の時点で、自民党みたいに民進党都連は古賀氏に出馬要請をしたのに、民進党執行部はあの鳥越俊太郎氏に出馬依頼をするらしい。なんで民進党はこうも「安倍政治許すまじ」っていう人間ばかり選ぶんだろうか。

ただ、この古賀氏にしても鳥越氏にしても宇都宮氏にしても、彼らの主張する意見の対象はあくまで政府、日本に対してのものばかりで、肝心な都政に関しての話っていうのが聞こえてこない。規模や立ち位置は違うけれど、岩手県知事を経験している増田氏とか、以前から都知事への転出を狙っていたと言われている小池氏の場合は、まだそれなりの覚悟というか目標感みたいなものは感じるんだけど、古賀氏とか宇都宮氏当たりは「都知事」という立場を利用して、自分達の国に対しての主張を言うだけの存在になるような気がする。美濃部さんとか青島さんとかの、自分達のやりたい放題して迷惑だけ残して引退みたいな臭いを感じるのだけれど。と言うか、あの「報道ステーション」で見せた感情的な様子を見てしまうと、あれで4年間も都政をマネージできるのか、不安が心配。都民の冷静な審判を待ちたいですね。

2016年7月11日

3分の2

今回の参議院選挙では「改憲」が野党によってフレームアップされ、与党に3分の2を取らせないというのが一つのスローガンのようになっていました。でも、これってちょっと卑怯というか誤解を誘導するような言い方で有り、衆参両議会で3分の2の賛成があれば、憲法改正の発議が出来る、だけ。それで憲法が改正されるわけではない。その発議が3分の2以上の賛成で可決さると、初めてその内容が国民投票に訴えることが出来、そこで過半数の賛成があれば初めて「改憲」することが可能になると言う事。つまりは、最後に決めるのは国民であるはずなのに、あたかもこの選挙でそれが決まるような言い方をしているわけですよね。別の言い方をすると、彼ら野党は国民の判断を信じていないと言うことにもなります。

例えば消費税の税率アップとか、あるいはTPP等は、そういう国民投票で決まるわけじゃありません。それらは「法律」なので、国民の代表として選択された国会議員が決めて終わり。だからこちらこそ「この選挙で負ければ消費税が10%に上がる」というような言い方は、ある意味正しい。そこには、間接的な国民の賛成・反対の意思表示は可能だけれど、直接的に意思表示する機会は無いわけですよね。でも、憲法改正には、あるいは非改正には、国民が直接投票することが求められているわけです。

今回、野党が強いて「3分の2」という言い方を強調するのであれば、憲法が改正される、のではなく、好きなように憲法解釈をして改憲の発議が出来てしまう、と言う言い方をすれば、ちょっと待てよと思う人もでたのでは。つまり、与党が自分達の好きなように改正するために、好き勝手言い出しますよ、その中には良いこともあるかもしれないけれど、悪いこともあるかもしれませんよ、と言うような言い方をすれば「一寸待てよ」と思うかも。もっとも、そういう言い方をすると、そんなに改正に賛成で無い人までもが、じゃ一度考えてみるかとやぶ蛇になる可能性も大きいわけで、だから敢えて言わないのかもしれませんが。

実際に憲法を改正するかどうかは別にして、本当に今のままで良いのか、今のままの表現で誤解無く解釈できるのか、日本の石が変わらなくても回りの変化に対して適切な内容になっているのか、そういう疑問を持ち見直すことはとても重要なのでは。例えば護憲派の代表共産党は天皇制を否定しているわけで、それなら彼らは憲法を改正して天皇制を廃止しないといけない。でも時期的に拙いと思えば、天皇制は当面継承するとか、都合の良い話をするわけです。彼らとしては、何時何時までに天皇制を廃止して、代わりにこう言う組織や地域を付く伝という青写真はあるはずで、でもそれを表に出してしまうと「護憲派」の旗を降ろさなきゃいけなくなるから、敢えて曖昧なことしか言わない。それって、彼らが非難している安全法案の話と何が違うのだろうか。

私は、まず最初に手を付けるだろう改正発議(96条)の3分の2を、少なくとも過半数位迄ハードルを下げるべきだと思う。そして、逆に国民投票の閾値を過半数から3分の2(66%)に上げても良いと思う。本当に憲法が大切なものであるなら、はやり最後に決める国民の意思というものを最大限に尊重すべきでは。その時に、賛成50.01%、反対49.99%で決着が付くのでは、納得できないと思う。少なくとも賛成が67%、反対が33%という比率まで開くのであれば、多数の意見を総意として判断するに足るのではないだろうか。今回の選挙結果を強いて言えば、3分の2に関して軽々しく扱いすぎた、特に野党の共産党の失策じゃないかと個人的には思う。

不機嫌なデスクトップ

今朝いつものようにデスクトップの電源を入れたところ、起動してこない。先日熱暴走っぽいトラブルで筐体内を綺麗にしたばかりで、それで何とか元の状態に戻ったはずなのに...

で、エラー状態なんですが、電源を入れても起動しない。起動しないというか、最初に走るはずのPOST(Power-On Self Test)すら走らないので、画面にメモリーカウントなども表示されない。まぁ、もう5年位使用しているので寿命という話もありますが、買い換えるにしてももうちょっと頑張って欲しい。症状を見ていると、POSTが走らないと言う事は、最初にハングしているということ。CPUは先日ブローして綺麗にしているので、となるとメモリーが一番怪しい。そこで、内部を開けて、メモリーDIMMを一度全部外し、ソケットを綺麗にブロー。本当は接点復活剤を掛けたいのだけれど、手元に無いのでDIMMの端子部分もブローしてから、元のソケットとは異なる場所にローテーションして再挿入。祈りながら電源を入れると、やっと起動してくれました。

まぁ、過去にも夏場のこの頃になると調子が悪くなることがあって、そういう経験もあったから直ぐに対応出来たわけですが、湿度かなぁ、接点不良が発生したのが原因でしょうね。

いゃいゃ、朝から大変でした。でも、やはり買い換えかなぁ...

参議院選挙2016

昨日の参議院選挙、与党自公民が予想通りに議席を伸ばした一方、野党勢力は期待したほど伸びずに失速。結局、与党二党に憲法改正賛成の大阪維新の会などを合わせると2/3を超える結果になったけれど、自民党・公明党での2/3は達成できず、そういう意味では合格点の結果ではあったけれど、やや物足りない。議席的にも、前回が旧民主党への反発とアベノミクスへの期待で大幅に議席を伸ばしたのと比較すると一寸物足りない。

一方予想外だったのが民進党と共産党の結果。正直民進党はもっと議席を失うと思ったものの、以外に持ちこたえたという雰囲気。結構自民党と僅差での戦いを勝ち抜いた選挙区が幾つかあり、それが民進党に有利に働いたと言う事でしょうか。余り自民党の一人勝ち大勝しても望ましくないという真理が働いて、ある程度の票が民進党に流れたのかも。まぁ、その当たりが選挙システムの無意識の調整能力というか、ある意味自然の摂理なのかも。

一番ショックだったのは共産党じゃ無いだろうか。今回の野党統一候補をリードし、ある意味野党の中心勢力としてここまで振る舞い、事前の予想では改選議席を大きく超える10議席以上という調査報告もあったのに、結果的には議席は倍増したけれど、6議席止まり。本音としては、もう少し積み増しを期待していたけれど、結局野党候補に投票した人も、比例では共産党を避けて民進党へ流れたんじゃ無いだろうか。それが民進党がそれなりに全国区で議席を伸ばした理由じゃ無いかと。

ただ、一人区32議席の戦いで、自民党は21勝11敗と結構競り負けているのは、やはり今回の野党統一候補戦略がそれなりに効果があったと言う事なんでしょうね。問題なのは今後の選挙でも同様の行動を続けるかどうかということ。効果はあったけれど、共産党というアレルギーが強いことも分かったわけで、その判断は難しいかも。仮に、これまでのように分裂選挙になると、今回民進党に流れた他党の票が分散するわけで、そうなると僅差で競り負けていた自民党候補が逆に当選することになるから、結果的に相手に漁夫の利を与えることになるわけです。それを防ぐためにも統一候補戦術を続けるか、あるいては政党としての個性・独立性を主張するために、元の状態に戻すか、民進党としては厳しい選択になるかも。どちらに転んでも、内部がまたもわもわしそうだし。

さて、次は都知事選。どうなりますかねぇ...

2016年7月10日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

いつものように所用のため金曜日の仕事帰りに宿泊。何かバンケットが幾つも入っていたらしくて、かなり混雑していました。夕食もホテル内のレストラン等は満席だったので、一寸外に出たけれど、これがプチ失敗。焼き鳥屋さんに入ったんですが、肉や素材は悪くないのに、やけに塩味が強すぎて、それが一串の中でも濃いところ薄いところバラバラで、ちょっと美味しくないものも。一寸欲求不満の夕食になりました。今後もよく利用するホテルだけに、近場で食事の出来るお店を開拓しておかないと、毎回隣りの髙島屋地下のお総菜を買ってきての「部屋飯」になってしまう(苦笑)。でも、下手なお店に行くよりは、その地下のRF1の方が美味しかったりするから困ったものだ。

Bloggerがおかしい

ここ数日、このBloggerで記事を書いて投稿すると、何故かブランクの新規画面が続けて開いてくる。投稿済みの記事を修正するために開いて保存しても、同じような事が発生する場合があります。一時、直ったような日が数日続いたけれど、また一昨日あたりからこの現象が再発。記事を一つ投稿(=公開)すると、新規の記事がその投稿したタイトル名で作られる。「閉じる」で抜けると、ドラフトとして保存されているし... 何だろう、この現象。早く修正して欲しいところです。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (12) - 帰国 (IAD-NRT)

ルフトハンザのラウンジに入ると、多分同じNRT行きに乗るだろう日本人ばかり(笑)。ここでWi-Fiに接続して、最後の更新をしようと思ったんですが、なかなか接続出来ず、そんなことをやっている家に搭乗開始時刻が近づいてくる始末。結局ラウンジにはいったものの、何も飲まず食べずで出てきてしまいました。再びゲート前に行くと、優先搭乗の列を作り始めています。暫くして、幼児連れの家族や介助の必要な人の優先搭乗が始まりました。で、さらに暫くするとファーストクラス・AMC Diamondメンバーの搭乗開始です。

機内に入ると、今回は2Aの座席が自分のシート。その場にいたCAさん、チーフパーサーのCAさん、もう一人のCAさんと、入れ替わり立ち替わり三人のCAさんから挨拶されましたが、誰一人として名前は記憶していない(苦笑)。11:50から始まった搭乗ですが、12:10頃には乗ってくる人もほとんど無くなり、出発予定時刻の10分位前にはドアクローズとなってしまいました。今回搭乗はF-classは、私ともう一人反対側に女性が一人の2人だけ。来るときは満席でしたので、凄く寂しい感じです。多分乗ってきた人の数などを推測すると、搭乗率は半分も行っていないのではと思います。

出発後暫くはそこそこ揺れが続く状態で、食事前のドリンクサービスも、足の付いたグラスでは無く、ロックグラスでシャンパンがサーブされるほど。最初の食事は、元々の予定ではワインを飲みたいので洋食をお願いするつもりでしたが、どうも余り食欲が沸かず、結局は一番無難だろうと復路でも和食をお願いしてしまいました。勿論、往路同様最後の食事と甘味は無し、で。和食を肴に白ワインを飲み、少し日本酒も頂き、最後は赤ワインも一杯頂きましたが、お酒はまだしも食事がどうもダメですね。この復路のフライトでは、食事類はワシントン搭載なんだろうか。色々制限がある機内だから仕方ないものの、美味しく頂いたという記憶がほとんど残らない内容でした。特に、最初の方にサーブされた椀物。お澄ましの素を入れて具材を入れてお湯を注ぐのだと思いますが、お湯の量が少ないのか、入れたお澄ましの素が多かったのか、かなり塩っぱい。CAさんが来たらお湯を足して貰おうと少し待っていましたが、そういうときに限って席に来てくれなくて、もう面倒なので手元のミネラルウォーターを入れたところに、CAさんが登場。このタイミングの悪さ、ですね。その後、食後にカクテルをお願いしたら、珍しくレシピを知っていて作ってくれた物の、何か味が違う。本来甘くないカクテルなのに、甘いんですよ。でもレシピを確認すると正しい。うーん、何故だ。可能性としては、最後に炭酸ソーダーで割るんですが、そのソーダーが甘い物を使っているのだろうか。

1回目で結構ですとカクテルは断ったけれど、結局二回作り直してくれましたが、どうしても甘い味が気になりそのまま返却することに。我が儘な乗客という記憶しか残らないだろうなぁ(反省)。その後、シートをフラットにしてウトウトしていたら、いつの間にか掛け布団が掛けられていて、結局そのまま寝てしまいました。8席のF-classで二人しかいないので、隣りのブースにベッドメーキングしてくれかと期待していたんですが...

その後結構寝たつもりですが、日本到着の4時間位前からシートを戻して、日本の時間に合わせて起きているようなウトウトしているような状態。1時間半くらい前に食事のオーダーを聞きに来たので、ここも洋食をお願いしましたが、後で考えると二人しかいないのに結構放置プレーでした。ANAにしては珍しくないだろうか。あるいは、やはり面倒な乗客と言う事で疎まれたかな(苦笑)。食事も終わり、後は成田に着陸するだけですが、この日は1時間近くの早着。でも、到着ゲートは出発した時の隣りの58Bゲートで、これがA滑走路をRW16Rから着陸して、そのまま左折したら直ぐと思ったら、一度C滑走路の駐機場の外側まで進み、そこで反時計回りに回って機首を変えて、かなり遠回りをして58Bゲートに入りました。ここは、5サテからも離れているので、そんなアプローチをするんだろうか。

で、いの一番に外に出た物の、遠い遠い。入国審査場まで630mとか表示が出ているし。結局来たときの長い通路をまたえっちらおっちら歩いて渡り、5サテに入ってからは中央付近に向かってひたすら歩き、やっと入国審査場に到着しました。案の定かなり並んでいたので、そのまま自動化ゲートを通過。荷物も手荷物だけなので、直ぐに税関ブースに行き、あっという間に日本入国です。

この後、N'EXで東京に出て、少し大丸で買い物をしてから新幹線で帰京。短い期間の旅行だったけれど、久しぶり(一年ぶり)のUS旅行はやはり楽しいですね。次は、今の予定だと年末にNew Yorkに行く予定だけれど、またIADにRedskinsの試合を見に行きたいなぁ... 無理かなぁ... ()

2016年7月9日

タブレットPOSレジ

先日自宅近くのモールに入っている「靴下屋」という靴下専門店で買い物をしたとき、ちょっと面白い物を見ました。精算時にカウンターにあったPOSレジなんですが、何と本体がiPad。当然iPadの画面はカウンター内側(店員さん側)を向いているので、そこからUSBケーブルかな、お客さんに金額などが見えるように、多分iPhoneだと思うのですが、横向きにこちらに画面を向けて置いてあります。で、これだけならさほど驚かないんですが、一番ビックリしたのが商品のバーコードをスキャンするとき。100円ライターを少し小さくして半分くらいの薄さにしたデバイスを手に持って、その先端を商品に付いているバーコードに向けるとスキャンをして精算していきます。POSのバーコードスキャナーというと、片手で使うT字型の物がお馴染みですが、これは100円ライターくらいのサイズだから人差し指と親指を摘まんで、ちょん、ちょん、ちょん、と簡単にスキャンしていけます。「へえー、こんなものがあるんだ」と感心してしまいました。多分、Bluetooth当たりで本体(iPad)と通信しているんでしょうね。

気になって帰宅してからGoogle先生に聞いてみると「タブレットPOS」と言う名前で、幾つかのメーカーからソフトやセットで販売されているみたい。ソフトだけなら、無料版もあるというのが今の時代らしい。さらにビックリしたのが、このモール内では、Suica、iD、WAON、Quickpayと電子マネーが利用可能で、その端末も各店舗に設置されていますが、それも接続されていて電子マネーでの支払いも可能。カウンターの内側だったのでよく見えなかったんですが、現金などを入れるレジスター本体にiPadを表示装置として付ければ、そのまま簡易レジスターにもなるようで、これなら使えそう。iPadにSIMを入れるか、Wi-Fiルーターを使えば、直ぐにデータも転送出来るし。週末だけちょっとお店出すとか、移動販売なんかの時だと、iPad一つだけでも良いかも。お金の管理は、普通の箱に入れておいても言い訳ですからね。

家は、母親が昔喫茶店を経営していたこともあるので、あのピラミッドを半分に割ったようなレジスターに馴染みがありますが、あれって結構大変な機械で、昔の機械式は勿論、その後のある程度電子化された物でも、なかなか使いこなすには大変だけれど、よく考えてみたらタブレットとかが得意そうな雰囲気。あれ、既にインプリされているのかもしれないけれど、その販売履歴を参照にして、翌日の商品発注に繋げるのも簡単そうだし、在庫管理だってそのまま出来るわけですしね。あぁ、世の中って進んでるなぁと一寸感心した瞬間でした。

もしも石田純一が都知事になったら

タレントの石田純一氏が、頼まれてもいないのに、頼まれたら都知事選に立候補するという記者会見をしたわけですが、それって順番が逆じゃ無い?! これまで政治家を目指していて、満を持して今回立候補するというのであれば、ここで出馬記者会見をすることも理解出来るけれど、これまで全く関係無い活動をしてきた人が、たまたま最近ちょっとそういう方向の集会に出たからと行って、いきなり都知事選出馬ってどうよ。

正直、この人のこれまでの発言を聞いていて、あまり「なるほど」と頷ける事ってほとんど無いわけで、強いて言えば子供が生まれてからの子育てとか子供に関しての発言に関しては、やはり「親」だなぁという印象はありますが。そういう意味で、自分自身が時系列で子育てをしているから、その方面に関しては余りぶれないかもしれないけれど、でもそれだけじゃ無いわけですよね、都政というか政治というものは。そういう部分に関しては、未知数以前の暗黒面しか感じないわけで、そういう人間を選んで良いのかというのが正直な気持ち。それだったら、たまたま都庁前を歩いていた同じような都民の人を無作為に選抜して都知事にしても良いわけですよね。

勿論、「知名度」っていうのも重要な資質なわけで、リーダーとしてのスキルや経験をどんなに持っていても、知名度が無ければ選挙では選抜されないわけです。メディアに登場する・しないもそうだろうけれど、例えば研究発表や書籍出版などで、ある方面とか分野に関しては有名な人というのも「知名度」という意味では重要かも。ただ、前者の場合はその人がどうのこうの以前にメディアとして面白みがあるかどうかが選択しですから、余り本人の資質には関係無いかもしれない。後者に関しては、その人の実績・知識・経験を表しているわけだから、そちらは参考に値する指標かも。と言うか、そういう部分をちゃんと持っていない人には、某かのテストを受けてもらいたいくらい。

例えば、サークルのリーダーを決める、何かのグループのリーダーを決める、というのであれば、たまたまひょうきん者で人気がある人物が選ばれても問題無いだろうけれど、組織のリーダーとなると、その組織の構成員、ビジネス、資産、経営、全てに責任を負う人を選択するわけですから、たんに人気があるからとか言うだけでは力不足の人が選抜されて、大きな影響が出る可能性も大。勿論、組織の場合はその代表一人で全てを行うわけでは無く、組織体がそれぞれ機能するので、足りない部分を細くしてくれると言う事もある半面、グループなどの場合はそうとは限らないので、本当にダメな人がリーダーに選ばれてしまうとどうしようも無くなる場合もあります。その当たりの判断というのが難しいことも確か。

結局は、「東京都庁」という有終な行政組織があるから、多分どんな人がなっても必要な行政は行われるとは思いつつも、やはりトップがある程度必要な判断なり方向性を示して行かないと、結局はその都度都度のご都合主義で都政が進み、税金の無駄遣いとか違法な支出とか、今回の舛添さん辞任以上のトラブル発生の可能性もあるわけで、そういう意味ではやはりある程度の経験と知識と実績は必要なわけで、その観点からみるとこの石田産という選択肢は...

アメリカの子供がなりたい職業のトップ3は、アメリカ大統領、New York市長、ヤンキースの監督、という話を聞いたことがありますが、日本で言えば、日本国首相、東京都知事、巨人(最近だとソフトバンク?)の監督、となるのだろうか。日本では、それ程人気が出そうも無いなぁ...

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (11) - 帰国 (BOS-IAD)

今回の弾丸ツアーも、この日に日本へ帰国するだけ。出来れば、もう二日くらい滞在して、この日の夜から翌日に賭けて開催されるだろう、独立記念日の花火を見たいところですが、なかなか上手くいません。もっとも、そのお陰でこの帰国便は結構簡単に予約できたので良しとします。

帰国便ですが、BOS-IADとUA便、IAD-NRTとANA便を利用。その為か、当日出発直前になってもボーディングバスが送られてきません。そこで、少し予定よりは早めに空港へ出て、KIOSKで印刷しておくことに。一応、BostonではUA MP 1Kということで、国内線のBOS-IADではTSA Pre✔が使えます。IADでは外に出ずに、そのまま国際線に乗り継げますから、ここで中に入ってしまえば、半分は帰国したも同然(笑)。一寸は役目が覚めてしまったこともあり、予定よりは早めの7:30頃にはチェックアウトをして、ホテルのシャトルバスでターミナルBに向かいました。

中に入ると、幸いにもチェックイン用のKIOSKは全部空いていて、早速パスポートを読み込ませてボーディングパスを印刷します。ところがこのKIOSKのプリンターの調子が悪かったのか、肝心なQRコード部分がかすれて見えない(をぃ)。仕方が無いので、隣りのKIOSKでもう一度印刷しなおし、やっとちゃんとしたボーディングパスを入手出来ました。

その後、このTSA Pre✔のゲートに行きましたが、中国系と思われるおじさんが、入口の女性係員と何か揉めています。何やら、瓶に入った液体を持ち込もうとして拒絶されているみたい。多分お酒なんだろうと思うのですが、このおじさんも酔っ払って居るみたいだし。結局、何処かのカウンターに池みたいな事を言われて追い返されましたが、今度は直ぐそばの床に座り込んで、持っているバッグやスーツケースの中身を入れ替えたりし始めましたが、うーん、よく分からない。そんな様子を見ながら、私は直ぐにこのTSA Pre✔に入り、10人位並んでいましたが、機内持ち込みのバッグにパソコンも液体・ジェル類も入れたままで通過。やっぱり楽ですね、TSA Pre✔は。これがアメリカ国内で利用出来ると言うだけで、UA MP 1Kのステータス維持をする意味があると思います。

その後ターミナルB奥にあるUnited Clubへ移動。今回は国際線接続便への国内線利用なので、ボーディングパスの提示だけで問題無く入場出来ました。まだ朝食を食べていなかったので、パンでもトーストして食べようかと思ったら、ここのラウンジ、パン類は無くて、マフィン類しか置いていない。仕方が無いので、マフィン2個、バナナ一本、ヨーグルトで朝食としました。

そう言えば、この旅行中の7月1日から、機内やラウンジのコーヒーが、illy Coffeeに変わったはずなんですが、ここまでillyのロゴを見た記憶が無い。コーヒーは、確かに去年利用した時の印象と比べると、濃くてまあ飲める感じでした。

ラウンジ内は、早朝だからでしょうか、そんなに混雑していませんでしたが、私と同じようにIADで乗り継ぎなのか、日本人の姿がちらほら。そんな様子をちらちら見ながら、最後のメールチェックをして時間を潰しました。

その後、搭乗開始時刻が近くなってきたので、トイレに寄ってからラウンジのほぼ正面になるB24ゲートへ移動。ほぼ定刻通りに搭乗開始となりました。ファーストクラスは20席で、私の前右側の最前列2席は空席でしたが、多分機内でアップグレードリクエストをしていたんでしょう、ドアクローズ直前に後ろから二人移動してきてその席に着席しました。

BOS-IAD間は、スケジュールでは1時間半位ですが、今回はもう少し早く到着しました。短距離なので、さらに朝でしたから、機内サービスも最初に飲み物が配られると、直ぐにやはりマフィンが配布されてお終い。もっとも、その頃にはすでに着陸態勢に入り始める頃でしたが。

着陸すると、結構長いタクシング時間を掛けてターミナルCに到着。ここからANAが出発するターミナルBへ移動しないといけません。このワシントンのIADは、ターミナルビル間の移動は、モービルラウンジか最近出来た地下鉄利用で移動するしかありません。モービルラウンジではターミナルBには直接いけないので、地下におりて地下鉄を利用。この地下鉄、ターミナルCの下にあるけれど、少しその先に移動しないと駅が無いのが難点。将来的にこの先にターミナルを増設する予定なんでしょうけど、現状では凄く不便です。ここから、ターミナルC→ターミナルA→ターミナルZ→ターミナルB(終点)と移動。出発予定時刻が12:20でしたが、搭乗開始が11:50と少し余裕があったので、指定ラウンジのルフトハンザのラウンジで少し時間を潰しました。(続く...)


2016年7月8日

行けと言ったり、行くなと言ったり

個人的には、この監督さんも彼の作品も知らないのだけれど、なんかこう言う事を言うのって何だかなぁと思って調べたら案の定だった。今回から18歳以上の国民にも選挙権が与えられて、一部高校生も含む若者層の掘り起こしというのが、どの政党にとっても重要な戦略だった蓮で、それが成功しているか失敗しているかは分からないけれど、少なくとも若者層の興味は大いに大きくなっているのでは。だから、投票にも前向きな意見が多く出ているのは、望ましい傾向のはず。ところが、その増えた若者層の賛成が与党に行くとなると分かった途端に、それまで応援していた人達が掌を返して「選挙に行くな」というのはどうだろうか。大体、選挙権は個人の基本的な権利のはずなのに、それを行使する菜というのは彼らがよく言うところの「憲法違反」にはならないのだろうか。

自分達が欲していない方向に多数が行くとなると、直ぐにその行動自体を止めさせようとするのは、昔からこう言う人達の悪いところですよね。それも、最終的には力で押さえようとする。せめて言うなら、もう一度考えろとか、その若者層が納得できるだけの説明をするべきで、それが無いから多数の意見が流れるわけです。

この週末に投票があって、その結果がどうなるかはまだ分からないけれど、今の時点で感じるのは、今回の選挙は与党が良かったというよりは、野党があまりに間抜けでダメだった事で、相対的に与党が郵政になるような気がします。そのダメな野党の中でも、一人負けを背負であろう民進党は飛散なんですが、それ故に多分そんなに得票率も増えていないだろうけど、相対的にライバルが落ちた分共産党が漁夫の利を得そうなのがちと心配。「確かな野党」ではあるけれど、その確かさがヤバいですからね。それに、野党の間は確かかもしれないけれど、仮に与党になったら反動で「不確か」になりそうだし。今回の統一候補に関しても、結果的に野党陣営が伸び悩んで相対的に低下するところまで読んでいたとしたら、やはり共産主義恐るべしですけど。

日曜日は、今回の選挙結果の分析や解説で夜は大騒ぎでしょうけど、自公と共産のほくほくに対して、後の政党はどうなんだろうか。大阪維新は良さそうだけれど。そうそう、個人的には、あの社民党には消えて欲しいのですが。当初は落選して、元党首は残るのかな。それはそれであの政党の分裂騒ぎになりそうだし、それで無くなるそれも良いかも。

今日から明日の天気は悪そうですが、日曜日は天気が持ち直しそう。投票率が上がれば野党に有利で、低いままなら与党有利という判断らしいけれど、今回はどちらにしてもそんなに大差ないんじゃ無いだろうか。で、やっと一騒動終わったと思ったら、東京都は直ぐに知事選があるわけで、本当都民の人達は大変。それでも、選び買いがあるなら良いのだけれど、どの候補も特にと言う人ばかりだし。選挙の投票率が毎回話題になるけれど、投票しようというモチベーションを起こさせるものをもっと見せて欲しい気もしますね。

ANA B787-9@Farnborough

英国フォンボローで展示飛行された、ANAのB787-9。結構旅客機とは思えないような大胆なマヌーバーを見せていますが、パイロットはボーイングの人なんだろうか。まだANAには納品されていないから、ANAのパイロットが、しかもこう言う展示会で操縦するとは余り思えませんが。

そのパイロットにしても、もしかすると米国空軍でグローブマスターIIIあたりの大型輸送機のパイロットだったりして。米国のAFにしても日本の空自にしても、戦闘機乗りからこう言う一般航空機のパイロットに転出するひともいるんだろうけど、機体の違いってどの程度気になるんでしょうね。勿論、ちゃんと訓練して問題無いようになったから、その航空機を操縦できるんだろうけど。

B787が最初に出てきたときにも感じましたが、滑らかなカーブを描いて主翼が後ろに伸びていく姿が本当に印象的。勿論、どの航空機でも主翼はある程度のしなりがあって、上方向には湾曲するのが普通なんでしょうけど、このB787のように後ろにブーメランのように弧を描いていくのは、他に無いんじゃ無いだろうか。小さな事だけれど、何かちょっと未来的な印象を受けますね。

このANAのB787-9、最初にどこに投入されるんだろうか。ちょっと楽しみ。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (10) - Quincy Market

CambridgeSide Galleriaから再びGreen Lineで戻り、今度はGovernment Centerで下車。前日とこの日と何度かこの駅の下を通過していますが、以前と明らかに違うのが、ホームまで外の日が降りてきて明るい事。以前は石造りのシェルターみたいな駅舎でしたが、2年前から改修工事が始まり(当時は駅が閉鎖されていた)、こんなガラス張りのこじゃれた駅になっていてビックリ。しかし、流石アメリカ、2年も過ぎているのに、未だに周辺の石階段とか石畳とか工事している。日本ならもっと早いだろうなぁと思いつつ、市庁舎横を抜けて向かったのが、Bostonで一番有名な場所の一つQuincy Marketです。

この日は翌々日の独立記念日(July 4th)を迎える週末(土曜日)ということもあり、このQuincy Mall周辺には露店のテントが並んでいたり、人出もこれまで何度かここに来ている中では最大の人数。市庁舎の階段を下りると、道を挟んだ反対側は人の波で埋まっています。

その道に突き当たると、左に折れて少し進むとPublic Marketがあり、ずっと野菜や果物などを販売するテントが並んでいます。その横を通り、ハーバーまで出ると、その手前のグリーンの空き地も人で一杯。こちらでは、有名企業が何社かブースを出していて、無料でワインを配っていたりしましたが、その中に、あのAmazonも出展。"Amazon Fresh"と名乗って、無料でバナナを配っていてビックリ(笑)。Twitterに特定のハッシュを付けてツイートすると、Amazon Gift US$250当たるようです。

そんな無料バナナを頬張りながら、回りを歩いている人達の様子を眺めながら、散策氏よと思ったんですが、何せ人出が凄い。歩けないわけではないのですが、ノロノロ移動するだけですし、休もうと思って横のMarriottホテルのレストランのテーブルも一杯で、入口には待ち行列が出来ているくらい。何か冷たい物が欲しい状態でしたが、そんなお店も見えないし。仕方が無いので、Quincy Market方面に戻りはじめました。

本当は、ここで最後の買い物チャンスのつもりでしたが、こちらも混雑度は負けないくらい人出で一杯。建物中なども、人が多すぎて移動出来ないくらい。実は、この日の晩ご飯はこの中にある以前利用してちょっと気に入ったシーフードのお店で取ろうと思っていました。ところが、そのお店のあった当たりが、何か改修工事をしていてお店は閉店しているようす。それ以外の食事の出来るお店類も満席で、とても入れるような雰囲気じゃありません。更に、ここで今回最後の買い物もする予定でしたが、もうお店に入るだけでも大変そうなので、全てそれらの予定は諦め、またBlue Lineに揺られてホテルに戻ってきました。

結局最後の夕食もホテル内レストランで取ることになってしまい、それがちょっと残念なBoston最後の夜でした。翌日は、9:30過ぎのフライトなので、朝もゆっくり出来ますが、流石にあちこち歩き回って疲れたので、少ない荷物の荷造りをしてこの日も早めにベッドに入りました。(続く...)

2016年7月7日

Prologue-2: UA MP 1K 2017国内修行 (2)

2017年のUA MP 1K維持のために、PQMの上澄みが大変なわけですが(笑)、先週のBoston旅行中にいろいろ状況が変わってきました。以前は、このBoston旅行後、すこしずつ国内線フライトでPQMを積み重ねる予定でした。とは言っても、ANAのプレミアムクラスを利用しても、片道で2000PQM弱しか溜まりませんから、何往復もしていないと厳しい。もう一度US当たりに飛べばかなり楽になりますが、年末にもNew Yorkに行く予定を入れているので、今回のBoston行きも含めると二月に一回渡米することになり、これはちょっと家庭の事情からも顰蹙を買いそう(笑)。

で、Bostonに居る間にたまたまUAの自分のアカウントを色々見ていたら、予約毎に特典マイルとPQMの購入オプションが表示されます。以前も、10万PQMに足りなさそうなときにはお世話になっていますが、問題なのは自分で必要なマイル数も価格も決定出来ないこと。あくまでUA側から提示される条件で購入するしか無いので、結構条件が変わります。その条件が、この時期の急な円高の影響もあったのか、かなり有利な方向に傾いていました。24,000マイル(特典マイル&PQM)が、US$1=103円換算で22万円位で、単価としては10円を切るというかなりお得な条件。実はその好条件を見つけた後1日悩んだんですが、結局Bostonで24,000PQM分購入してしまいました。それ故に、今回のBoston旅行分も含めた今年のPQMは、今日現在で84,000PQMとかなりゴールが見えてきました。9月には、ANA便でNRT-SIN往復をして、これANA的にはP-classですが、UAに付けるとPQMはベースマイルの倍になるので、13,300PQM少し追加されます。そうなると、残り3,000PQMをANAで頑張れば来年のUA MP 1Kが確定するわけで、それってHND-OKAほ1往復すれば獲得可能。しかも、プレミアムクラスを利用しなくても、1.5倍で登録されるE-class、旅割45でも2,952PQM(984*2*1.5)登録されるので、目標の10万PQMに到達します。これ、飛ぶ時期ににもよりますが、コスト的にもかなり安く利用出来るし一石二鳥。

ここで困るのが、もともと国内修行で振り替える予定で既に予約済みの、2回のHND-OKAのフライト。キャンセルするにしてもお金が掛かるし、こちらも勿体ない。この2回のうちの1回をUAに振り替えても良いのですが、そうなると残り1回の処分をどうするか... こちらも、さらに2往復HND-OKAを飛ぶと、12万PPに400PPちょっと足りないという微妙な状況。3回のHND-OKAのうち1回をHND-OKA/-CTSと飛べばカバー出来るので、そういうパターンも検討中。

もう一つのパラメーターが株主優待券。既に予約済みの2往復のうち、一つHND-OKAがプレミアム株主優待割引で予約済みながら、まだ株主優待券を準備出来ていません。それ以外にも複数枚購入しないといけないので、この時点で何枚購入しておくか、あるいはどの様に振り分けて使うかも思案中。予約の自由度の大きさでは株主優待割引が一番便利なんですよね。7月の後半から8月は夏休みで料金も高くなっているから、多分本格的にゴールを目指すのは9月になってからになると思いますが、いろいろ予定を考えると、なかなかはまりそうではまらないジグソーパズルを解いているようで、悩みます。(続く...)

熱暴走 or MSのミス? (2)

昨日の朝突然発生した自宅デスクトップ機のトラブル。昨日は、朝からお客様訪問が予定されていて、出発前に原因調査する時間も無いので、まずは一旦諦めて外出。夕方帰宅したところで、早速対応することに。

まずは、一番原因と思われるのが、内部の埃。暫く内部清掃をしていないので、多分GPUのヒートシンクとかファンが動いていないのだと推測して、本体を外に出して横蓋を開け、ブロアーで一吹きすると「ばっ!」と埃がまき散らされます。前面から内部そして背面のファン順に埃を押しだし、今度は内部のアダプターやケーブル類の裏に、特にGPUアダプターのヒートシンク周りとその上のファンは丁寧に何度もブロアーで吹き出しました。その後、本体の前後や電源ユニットに付いている空冷ファンを、こちらも何度もブロアーで吹き付けて埃を払い、さらに念入りに同じ手順で二度、三度と全体を綺麗にして、もう埃が舞い上がらないところでやっと完了です。ブロアーのボンベを、半分以上使ったかな。再び横蓋を締めてケーブル類を接続して、電源を入れ直してみました。

前回異常終了しているので、セーフティーモードの画面が出たので、そのまま続行。デスクトップが表示されて、HDDアクセスが終わったところで暫く放置していたところ、残念なところに画面がブラックアウト orz

再び再起動して、デバマネの「プログラムと機能」でMSの怪しげな更新を見てみますが、7月分が無い。で、多分ファイルが断片化しているだろうからと推測して、一度そのままシステムをシャットダウンし、コードブートをしてもう一度起動し直します。ここで、システムファイルが入っているC:ドライブに対してCHKDSkを実行。システムが再起動してCHKDSKの画面が表示されて、HDDの修復が始まります。やはり、EA(Extended Attribute)と50個位のセクターが修復されていきました。

CHKDSKが終了してシステムが立ち上がりデスクトップが表示されたところで、念のためもう一度シャットダウンをしてから起動し直します。ここでデスクトップ画面が表示されたところで、そのまま1時間位放置をして様子を見ました。恐れていた異常終了も発生せず、システムハングも無さそうなので、この日対策はここまで。

で、今朝心の中で祈りながらデスクトップ機を起動して、朝から2時間ほどいろいろ使用していますが、今のところ異常終了やシステムハングは発生せず、取りあえず小康状態に戻ったみたい。ここの所暑い日が続いていますが、室内はエアコンが動いていてそんなに厚いわけじゃ無いので、やはり本体内清掃をサボったつけが回ってきたようですね。とは言っても、このシステムを大分くたびれてきているので、やはり時間が有る家に新しいシステムを購入しないとダメかも。それに7月29日までに、このデスクトップ機もWindows10に無償アップグレードしておきたいですしね。出費と手間の夏休みになりそう。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (9) - Museum of Fine Arts

前日に続いて、この日もまったりとしない観光をする予定。その中でも、今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、ボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)の再訪。最初に訪問したのは、もう8年も前の雪の中でした。理系の自分にとっては、それまで美術なんていう領域には少しも興味は無く、強いて言えば理系なのでデザイン的な分野には多少は興味を持っていたけれど、ここに展示されているような昔の彫刻とか絵画とかには全くと言って良いほどそれまで興味はありませんでした。ところが、8年前頃から、またUSに良く来るようになって、たまたま訪れたシカゴ美術館とさらにその旅行の中でボストン美術館も訪問して、何か面白みを感じるようになりました。その後ニューヨークの近代美術館も訪問したりと、ちょっとしたマイブームになった切っ掛けです。もっとも、未だに国内の美術館・博物館は訪問したことが無いので、結構異質な興味なのかはしれませんが。

開館時刻が10:00からなので、9:00頃にホテルを出て出発。前日のCopleyと同じ路線ですが、美術館のある同名の駅(Museum of Fine Arts Station)はCopleyの先になるので、Copleyから分離する4路線(B, C, D, E)のうち、EラインをGovernment Centerで待ち乗り換えます。

美術館前の駅に到着したのが、丁度10:00頃。有名な場所だけあって、この駅で降りたほとんどの人が美術館に向かいます。若干美術館とは別方向に行く人が居るのは、隣接する大学(Northeastern Univ.)関係者でしょうか。この日も良い天気で、本当このまま美術館前の芝生に寝転んで、ビールでも飲みながら昼寝をしたいくらいの天気です。

中に入ると、丁度アジアの芸術家の展覧会とか、日本の木版画芸術(年賀状の多色版画とか、浮世絵とか)のコーナーとか、なかなか面白かったです。じっくり見ていると、1日あっても足りないくらいなので、今回はアジア圏とアメリカの芸術品を中心に見学。お昼も過ぎたので、食事も兼ねて一寸買い物もしようと、次の目的地を目指します。

次の目的地はCambridgeSide Galleriaモール。博物館前のGreen Lineの反対側終点のLechmere Stationから徒歩5分位なので、移動には楽です。30分位でしょうか、終点のLechmereに到着し、場所は分からなかったんですが、どうもモールに行きそうな人が沢山いたので、そのまま後に付いていきました。来た方向に少し戻ると、線路の下のトンネルをくぐって反対側に出て、後は駅を背にしてまっすぐ行くだけ。磁場楽してSEAR'Sがあったので、多分このあたりだろうとは思ったんですが、モールの入口が分からず少しウロウロしました。結局、モールの反対側まで歩いて中に入りましたが、変える時にこのガイドブックなどに掲載されている反対側に出て、やっと納得しました。

モール自体は、どちらかというと庶民的な雰囲気の、正直少し古びた感じの内容。ただ、3F建てでそこそこお店は入っていたんですが、ここも結構店舗の入れ替え工事をしていたりして、余り賑やかという雰囲気ではありませんでしたね。取りあえず、モール内のフードコートで軽くお昼を食べて、その後中をぶらぶらしましたが、中にいるより外の運河沿いのベンチ当たりでビールでも飲むのが正解かも。ここでもお目当てのお店がなくて、今回期待していた買い物は、この後の最後の選択肢に賭けることにしました。(続く...)

2016年7月6日

熱暴走 or MSのミス?

今朝起きて、いつものように自宅のデスクトップ機(Windows7 Pro 64bit)を起動して、暫くしていたら、このデスクトップ機が突然死んでしまいました。まぁ、最近は暑いからと再起動して、また暫く使っていましたが、今度はマウスカーソルを移動中に突然ビデオが乱れてまた死んでしまう。ダメ元で、暫く放置してから、3回目の再起動後は暫く使用出来ていましたが、ちょっとトイレに行って戻ってきたら死んでいる。今日は朝から仕事で都内に出ないといけないので、その時点でデスクトップの使用は諦めて出かけたんですが、どうも朝からついていない。朝のCX系めざましテレビの星座占いでは、確か第五位でしたが、余り良い内容では無かったような(笑)。

症状的には、多分熱暴走、それもPCI Video Adapterが暴走しているみたいで、以前もこのGPUの上に乗っているファンに埃が積もって冷却機能が働かず同じような症状を経験しています。今日戻ってきたら、いの一番にPCの箱を開けて、内部を綺麗にしないと。

ただもう一つ気がかりがあって、暴走する前までネットワークアクセスをしていましたが、その時にちょっと変な挙動があったんですよね。昨晩シャットダウンする時に、MSから月例のアップデートが降りてきていて、それを適用してシャットダウンしましたが、あれが何か悪さをしているのだろうか。

年内には買い換えるつもりではいるけれど、今年後半には今のSkylakeのマイナーアップデートが出るだろうし、来年には次の世代のチップセットが出てくるのでちょっと悩みどころ。とは言っても、マシンが使えないのは論外なので、何処かで妥協しないといけないのですが。昔はVideo Adapterを入れたりして、かなりリッチな環境を意識したけれど、そんなに思いアプリを利用するわけでもなく、最近仕事などでいろいろなマシンに触れていると、ビデオもIntelの内蔵ビデオで十分だし、それよりはHDDではなくてSSDにするとか、メモリーを奢ってあげた方が快適。本体サイズも、内部にHDDを増設するよりは、USB 3.0で外付けにした方が、楽だしそれなりに早いし、余り以前のように内蔵ベイの数に拘りも無くなってきました。この夏休み期間中くらいには、やはり次のマシンを購入して、使わずにデッドストックしている昔のマシンをも含めて、断捨離することを考えた方がいいかもしれませんね。部屋の中も大分手狭になってきましたから。

しかし、朝か付いていないなぁ...

40年前のダッカ事件

今回先月末から先日までUS旅行をしている間、今回のダッカでのテロ事件のニュースを現地で見ました。最初にこの事件のニュースを聞いた時に思ったのが「なんで40年も前の事件を今放送しているのか」ということ。私の年代から少し若い世代の人なら記憶していると思いますが、1977年に発生した「ダッカ日航機ハイジャック事件」。当時の日本赤軍がフランスから日本に戻る日航機をハイジャックしダッカに着陸。抑留されていた日本赤軍メンバーの開放や身代金を日本政府に要求した、当時としては世界中の注目が集まった事件でした。

途中、色々紆余曲折ありながらも、日本政府の当時の福田首相は「人命は地球よりも重い」という名言(迷言?)と共に、犯人の要求を全面的に受入、メンバーの開放や身代金を支払い、ハイジャック事件としては完全成功のような事例になってしまいました。当時は、世界からは過激組織の資金提供になるとか、折角捉えた過激派がまた世界に散らばるという厳しい指摘があったものの、兎に角一人でも日本人が犠牲になれば日本政府がひっくり返ると言うような時代でしたからね。結局は当時の福田首相の対応は、当時の日本人は満足して受け入れたわけです。

同じダッカで発生した事件だから関係があるとは言わないけれど、あの時の日本政府の対応がもう少し違ったものであったら、もしかしたらそれ以降の時間軸が少し違ってきて、今回の事件や其れ以前の事件に対して一寸違う結果が生まれていたかも。勿論、プラスの変化を期待しているけれど、マイナスの変化になっていた可能性もありますが。

選挙中と言う事もあり、野党だとかその手の皆さん達は早速「アベノセイダー」の大合唱。同じ攻めるにしても、例えば現地の安全情報はちゃんと収集していたのか、とか、その他周辺国での安全確保は出来ているのか、とか、日本国内での安全対策はどうなっているのか、とか、もっと国民の立場になった質問なり確認事項があるはず。それなのに、まずは「戦争法のせいだ」とか「軍国主義がどうたらこうたら」とか、もう国民の心配よりも自分達の選挙の心配ばかりしている。今回の犯人に関しての情報はまだ少ないけれど、今言われているのは犯人の多くは裕福な家庭出身で、かつ高学歴な人間も多いとのこと。そういう意味では、貧困とか経済的な困窮から犯行に及んだわけではないし、あるいは学歴のない人が騙されて犯行を実行したわけでも無い。恵まれているが故に、何処かで考えのベクトルが傾き初めて、それが過激な方向にどんどん突き進んで行ってしまったという印象。多分、普通に生活している人なら、あるいは普通の人間関係がある人なら、その途中で諫めてくれる人も居るだろうし、何か考えを変える切っ掛けにも出会ったかもしれない。でも、最近の情報社会のせいもあると思うのですが、人間ってどうしても自分の都合の良いこと、気持ちの良いこと、興味の有ることしか求めない、信じない、広めないから、一度ベクトルがそれていくと、どんどんそれが強調されてしまうんでしょうね。

40年前の日本の対応が、もっと毅然としたものであったなら、もしかしたら今回の事件ももう少し違ったものになったかもしれない。でも、それによって日本赤軍や当時の過激派組織がますます先鋭化していったかもしれない。それは「IF」の話でしかないけれど、そういう過去の色々なものの積み重ねが今に続いていることは確か。となると、過去がもう変えられないのであれば、今の時点で出来る事をこれから変えていくしかない。私は暴力は勿論、力による変化を肯定しないけれど、しかしある程度の強制力が必要な場面はあると思っています。ただ、それは一つの国・組織がやるのではダメで、世界中が同意する方法でなければ単なる暴力と同じ事になってしまいます。勿論、100%の同意が生まれることはないだろけれど、日本としての何を是として何を否とするのか、世界に対して明確にしていき、勝つような時には実行する覚悟が必要な時代になったことは確かでしょうね。

多くの犠牲となられた方々のご冥福を、ただ祈るだけです。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (8) - Copley and Prudential

午前中にBOS-EWRの往復フライトをこなして、これでUA MP 1K 2017獲得の必須条件、UAのフライトを4区画以上搭乗という条件を、帰国便まで含めて達成。これで、後は10万PQMを何とか獲得するだけです。Newarkからのフライトは、スケジュール上は1時間30分と設定されていましたが、実際の飛行時間は45分で、Bostonに到着したのは予定よりも30分以上も早い13:00前。で、まだまだ1日は長いので、このまま市内ダウンタウンへ出かけます。

到着したターミナルBから、空港内循環バスの#22に乗ってBlue Lineの空港駅まで移動。で、駅でチケットを購入する時に少し悩みました。自動販売機が何台か並んでいて、何処でも購入可能なんですが、何故かこの空港駅からCopleyまでの運賃が分からない。日本のJRとか地下鉄/私鉄なんかだと、現在の駅から××駅まで幾らという表示が掲載されていますが、それが無い。あるのは、何ドルという固定の金額のチケットか1日券とか7日券など。で、本当に10分位駅の中で何かガイドは無いかウロウロして(こういう時に限って駅員が居ない)、結局この日は午後からということもあり、単純にホテルに戻るために、空港からCopleyを往復するだけなので「往復(Round Trip)」のチケットを購入して、やっと改札を通過しました。その後、ホームで電車を待ちながら閃いたんですが、ここ(=MBTA)って、距離で幾らではなく、1回乗車毎に幾らというシステムだったんじゃないかと。良く乗り合いバスである、先払いの同一料金みたいな感じです。実際Copleyで降りて外に出る時には、チケットを通さずそのまま通過出来ましたので、そこで納得しました。いゃぁ、事前にちゃんと調べておかないと、つまらないところで悩んでしまいますね。

途中のGovernment Center 駅でBlue LineからGreen Lineに乗換て、Copleyに到着したのは14:00少し前。天気が凄く良くて、地下鉄の駅から出たすぐ前のCopley Squareには、野菜とかジャムとかコーヒー等を売る露店のテントが幾つも並んでいました。で、ぐるっと回って見物しようかと向かったんですが、少し奥のテントの前で、若い男性が杖みたいなものを持って、地面に倒れている老人を殴っている場面に遭遇。回りの人も止めようとしていますが、かなりこの若い男性が激高しているみたいで、それと同じくらい倒れている老人も声高に罵声みたいな事を叫んでいます。暫くして警官が来て引き離していたけれど、久しぶりに見ました、あんな激しい光景を。Bostonって学園都市だし、古い街だし、余りああいう光景を見るようなイメージじゃ無いんですが、ちょっとビックリしてしまいました。

その後、ぶらぶらとCopley PlazaとPrudential Mallに向けて移動。最初にPrudential Mallに入ったんですが、結構内部があちこち工事中で閉まっているお店やもうすぐ閉店というお店が多くて、期待していた買い物があまり出来なさそう。仕方が無いので、Copley Plazaに空中通路で移動したんですが、こちらも同様に改装中の場所が多くて、期待外れ。前回が2年前なので、色々変わっているのは仕方ないとは思うけれど、以前利用したお店の場所が移動していたりと、結構分からない場所とかあって、それでもぐるぐる回ってみましたが、期待した買い物が出来そうもないと諦めました。その後、Boylstonの通りをぶらぶらしてみましたが、ちょっと暑かったこともあり、倒れないうちにホテルに戻ることにしました。

来た時同様Green Line→Blue Lineと乗り継ぎ、空港駅に着いたところでターミナルAに停車する空港内シャトルバスに乗り、ターミナルAからはホテルに接続する回廊を使ってホテルに戻ったのが18:00少し前。流石にこれから外に出て食事をする気力も体力も無いので、ホテル内のレストランで食事しましたが、最初前菜でオーダーしたカラマリの多さに見ただけで満腹に。確かに、他の前菜の料金がUS$7~9位のところ、このカラマリはUS$15になっていました。この後、メインのホタテも注文していましたが、付け合わせのリゾットとか食べられず、半分近く残してしまいました。もうお腹は一杯です。

その後部屋に戻ってきましたが、本当は少しメールチェックなどしようと思っていましたが、歩き疲れたのとアルコールとカラマリの重さで、とても無理だと諦めて、速攻でベッドに入り、Boston 1日目が修了です。(続く...)

2016年7月4日

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (7) - BOS-RWR

今回のBoston滞在は、実質2日間の滞在ですが、初日のこの日は一寸悪いクセが出てしまいました。UA MP 1K 2017獲得のためにはPQMで10万マイルの他に、UAのフライトで4区画以上搭乗する必要が荒れます。今回のBoston旅行で2区画搭乗しますが、残り2区画がなかなか日本からだと利用しづらい。で、それなら折角UAの国内線がバンバン飛んでいるBostonにいるのだから、ここでBostonから何処かに近場に往復してみようと思いついたのがそもそもの発想。最初はIADとかORDとか捜しましたがそんなに便数は多くなく、逆にNYCで捜すとNewark(EWR)に結構シャトル感覚で飛んでいることを発見しました。午前中は早朝から1時間に一本の割合で飛んでいます。そこで、どうせ到着した翌日は時差ぼけで早く目が覚めるからと、朝早い便で飛んで、お昼過ぎに戻ってくる便を予約しました。距離的にはBOS-EWRは200マイルちょっとですから、飛行時間は1時間前後でしょうか。で、午後の早い時間帯にはBostonに戻れるので、そのまま市内観光も可能になりますし。

1) BOS 08:29 - EWR 09:54 (UA700)

7:00ホテル発のシャトルバスに乗り、UAが入っているターミナルBを目指します。流石にJuly 4thの祝日前の金曜日ということで、ターミナル内はかなり混雑しています。ボーディングパスはオンラインで届いているので、それをiPhone4sに表示してTSA Pre✔でセキュリティを通過。この日は単純に往復するだけなので、荷物もスマホとかをスリングバックに入れているだけなので凄く楽です。

その後、搭乗ゲート(C21)手前のUnited Clubに行きます。普通なら、国内線のみの利用なのでダメなんですが、AMC Diamondメンバーのカードを見せて問題無く受付を通過。出発までメールチェックなどをしました。このラウンジ、確か2年前にBostonに来たときに丁度新装されたところで、その頃と余り変わらない綺麗なイメージのままです。

搭乗開始時刻少し前にラウンジを出てゲートに移動しますが、かなり行列が並んでいて満席の様子。ビジネスパーソンが多いのか、かなり大きなキャリーバッグを皆さん手に持っています。定刻通りドアクローズとなり、混雑する空港の誘導路を移動して離陸します。早朝のしかも短距離のフライトということで、食事は無くてドリンクの配布が最初に有、その後カップケーキを配ってくれました。そんなに食欲も無いので、コーヒーだけ貰って1時間ほど過ごすと、もうNewarkに到着です。

Newarkでは2時間の待ち合わせ。1時間後にもBostonへの戻りのフライトがありましたが、流石に1時間の接続時間では何かあったときに心配なので、もう一つ遅い便にしました。今回EWRに飛んできた機材は、その後Denverに行くようですが、私が搭乗する便は、この1時間後にBOSからEWRに飛んできて、またBOSに戻るスケジュールになっているようです。

で、ラウンジの場所を捜しているうちに、コンコース内のレストランや通路のお店、どこにもタブレットと電源コンセントとクレジットカードのスキャナーが準備されていてビックリ。最初に見つけたときは、レストランがそうなっていたので、そういうコンセプトのレストランだと思ったんですが、コンコース内を歩くうちに、どこにも同じように設定になっているのでビックリ。多分、このタブレットから情報検索やオーダーが出来て、最後に自分の席のスキャナーで生産してお終いなんでしょうけど、ちょっとビックリしました。自分でも、一寸試してみようかとは思ったんですが、そんなにお腹も空いていないし、2時間も粘るのもしんどいので大人しくUnited Clubへ入る事にしました。ここでも、次のオンライン搭乗券とAMC Diamondメンバーカードを提示して、問題無く入出する事が出来ました。AMCのステータスを維持している間は、もうUnited Clubのメンバーカードは不要ですね。有料会員向けに何か優待サービスが提供されるなら、また考えないでも無いですけれど。

2) EWR 12:00 - BOS 13:12 (UA454)

United Clubはほぼ満席の状態で、比較的空いていたビジネスエリアの個人ブースを確保。少し離れたところに日本人の出張者らしき男性がいましたが、この人がVoIPの通話アプリでずっと何処かと話をしているんですね。で、それが何か諭しているような叱っているような説得しているような、そんな感じの話を延々としていました。私が入って暫くしてこの男性が近くのブースに来て話しを始め、私が搭乗のために出るときもまだ話しをしていましたから。近くに、やはり日本人と思われる男性がいましたが、その人も含めていい迷惑だったんじゃ無いだろうか。

1時間ちょっとUnited Clubで時間を潰して、搭乗ゲートB101番へ。ちょっと遅れて到着したんでしょうか、乗客がまだ降りてきているところでした。ただ、暫くして直ぐに搭乗開始となり、定刻少し前にドアクローズ。再びBostonに戻ります。来たときには1時間一寸でしたが、帰りは45分ということで、水平飛行に入ると直ぐに飲み物のサービスを初めて、それを終わると今度はスナック類の配布を、男性CAさんが一人で賄っていました。スナックを配り終えて少しすると、もう着陸態勢に入ります。飛行時間は45分と何度も言っていましたが、確かにBOSに到着したのは予定よりも20分近く早い13:00前でした。

これで必要な4区画利用のうち3区画を達成。帰国するときに1区画国内線利用(BOS-IAD)があるので、それで必要最低限の4区画が達成されます。あとでちょっと後悔したのは、この往復はそんなに高くなかったのでファーストクラス(Aクラス)を購入したんですが、この程度の短いフライなら、Yの格安チケットでも良かったかなと。利用区間数さえ達成出来れば良いのですからね。でも、最安値のYクラスでも、Aクラスの比較して2万円も違わなかったような。まぁ、良しとします。Boston到着後は、ターミナル間のシャトルを利用してBlue Lineの空港駅に移動。Boston市内へ、そのまま移動しました。(続く...)