2016年6月23日

ついに消費者庁まで

後一月余後に迫ってきた、Windows10の無償アップグレード期間。Microsoftも旧OSからの移行をできる限り完了したいために、だんだんと更新推奨作業も強制性が強くなってきていて、最近の更新告知のポップアップではほぼユーザーの選択肢が無いような状態に。で、ある程度理解しているユーザー、スキルのあるユーザーは、すでに更新済みかちゃんと分かっているから良いのだけれど、この時点でまだ更新していない多くの人は、Windows10に興味が無いか、良く理解していない人達なんでしょうね。そこに良く理解せずに更新して、トラブルに巻き込まれてしまうことが多くなり、とうとう消費者庁まで登場することに

まぁ、Microsoftも悪意があってやっているわけじゃ無いし、自分達の理由からとは言え、無償で最新OSにアップグレードするなんていうこれまでに無い太っ腹な方針には、珍しく賞賛を送りたいくらい。ただ、どんなに素晴らしいこと良い事をやるにしても、やり方が拙かったら台無しですよね。今回の場合、事前の周知期間もあったし、適用期間も一年間と十分長いし、多少32bitと64bitの混在で分かりにくいところもあったけれど、かなり丁寧なサポートだったことも確か。ただ、そこまでやってきたのに、最後のこの青いポップアップが失敗でしたね。キャンセルの仕方が分からない、キャンセルしたつもりが適用されてしまう。結果、トラブルが発生してクレームになってしまう。ただ、ここで簡単にキャンセルできるようしてしまうと、そうで無くても移行することに対しての意欲が低いユーザー層が残っているわけだから、Microsoftととしても何とか一番移行して貰いたいユーザー層でもあるわけで、ここにジレンマが生まれてしまいますね。

個人的に思うのは、「ダウンロードのみ」というオプションを提供したらどうだろうかと言う事。つまり、来月の締切までに移行することに同意して、出も直ぐには更新せずに取りあえず準備だけしておく、と言うオプション。ダウンロード時にはそのパソコンの情報を収集して後日以降する時にも問題無いようにしておくことと、パソコンの空き領域は確認して、多分何GBはある更新プログラムを置いても圧迫しないくらいの確認は必要だけれど。こうしておけば、移行予備軍とも言うべきそうがかなり網羅されるから、年内には更新してくれるユーザーがぐっと増えるのではないだろうか。勿論、Mcirosoftの当初の目論見からは外れるけれど、少なくともユーザーの印象を出来るだけ損なわず、出も自分達の目標達成に近づけるような気がする。どうでしょうか、Microsoftさん? (笑)

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