2016年6月3日

フクイチ

お笑いコンビ、カンニングの竹山氏と髭男爵の樋口君が、とある縁からフクイチ(福島第一原発)を先月末に訪問したというレポート記事。記事にも書かれているけれど、先ずビックリするのは、その服装が軽装であることや、マスクなどがほとんどの場所で不要になっていると言うこと。暫く前に、メディアの合同取材の時には、以前よりは軽装だったけれど、それでももう少し重装備だったように記憶しているのですが、作業する人達の努力がどんどん実っていると言う事ですよね。

以前は毎週のように汚染水タンクの水漏れのニュースが報道されたけれど、最近はもう何ヶ月もそんなニュースを見た記憶がありません。問題は、溜まりに溜まった処理済み汚染水の処理で、トリチウム問題が解決出来れば、希釈して海洋放出するのが一番。ただ、仮に放出が可能なったとしても、その膨大な量を処理する時間も大変。これも、問題なのはそのトリチウム自体よりも、放出による風評被害なわけで、このあたり数字を持ってもっと啓蒙するなりしないとダメでしょうね。今でも、多分多くの人はフクイチの回りでは、白い防護服を着てマスクを付けたような人が黙々と作業をしているように漠然と考えているんだろうけど、今回の竹山氏のレポートのように既に普通に仕事が出来る環境になっているということを、もっと広報しないと。それは、フクイチだけのためでなく、さらにその周辺に広がっている帰宅困難地域に対しての追い風にもなるはずだし。

いずれにしても、こういうレポートを是非続けて欲しいですね。もっとも、〇×脳な人達は、「タレントを使って誤報を流している」とは言い続けるだろうけど。

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