2016年6月22日

乱射国家

今朝は朝も早くから北朝鮮が「ムスダン」と思われるミサイルを発射。今のところ2回発射したようですが、ちょっと不思議に思うのが、4月から5月、6月と何度も発射するお金はどこから出てくるのだろうかと言う事。色々裏道はあるのかもしれないけれど、ミサイル開発にお金を投入している割りには、余り国内の生活貧困の話などは聞こえてきていない印象が不思議です。以前だと、苦しい生活を強いられてと言う話が、必ず漏れてきたと思うのですが。

で、一方で国内の朝鮮総連は「聖戦」として、まるで今朝のミサイル発射と同期して国内で何か騒動を起こしそうな雰囲気すら感じます。勿論、多くの朝鮮系の人達はそんなことは臨んでおらず、色々問題はあるかもしれないけれど、静かに平和に暮らしたいだけだろうけれど、極々一部の人達が何か狂信している気がします。最近党勢を拡大してきている共産党にしても、結構彼らの主義主張も言葉を聞いていると「革命」だとか「闘争」だとか過激なわけで、何で共産主義とか社会主義の考え方というのは、ああなるのか昔から不思議でした。力で変えた社会は、結局は力でそのシステムを維持するしかないわけで、そうなればその力を一番持つ人・組織を頂点としたピラミッド構造が必ず生まれるわけで、決して平等公平な社会にはならないと思うのだけれど。

閑話休題。これからも世界の注目を集めると共に、確実に自分達の核戦略遂行のためにミサイル発射や核実験の準備・実行をするだろう北朝鮮。結局は、世界中が力で潰すわけにもいかず、ズルズルと相手の勝手を許してしまう状態が続いて、結局何処かの国なり地域が物理的な被害を受けないと、解決策も生まれてこないのかも。それの何倍何十倍ものスケールで同じ事を、隣りの中国もやっているわけですからね。こちらが、何かをしでかすとなると、当然その被害も何十倍にもなるわけで、更に悲惨なことに。力での解決をするわけにいかない以上、残る可能性は中の人達が力を合わせて方向性を正すだけなんだけど、それもなかなかハードルが高い仕事。個人的に唯一希望を持っているのは、日本を中心に外の世界を見て体験しだした中国国内の国民が、仮に国からの命令であってもそういう生活なり経済を捨てる諦める事が、今は出来ないんじゃ無いかと言うこと。その時には、案外あの巨大な国であっても、内側から壊れていく気がするんですが、大きな国であるだけに、その影響も心配。今は北朝鮮のどちらかと言えば小さな問題ではあるけれど、それが火種になって大きな火事にならないことだけをまずは願うばかり。その上で、その火事で自宅が全焼する前に、早く気がついて軒先を焦がす程度で目を覚まして欲しいですよね、北朝鮮には。その為にも、国外にいる人達がちゃんと事実を認識して言うべき何だけど、それが期待出来ないことがあの国の不幸なんでしょうね。

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