2016年6月3日

アメリカンフットボールの日本での普及

一般紙では珍しいのでは無いだろうか、アメリカンフットボールに関する記事。一応防具は着けるけれどタッチフット的なルールで行われる、小学生リーグの話ですが、まぁどんなスポーツでも手弁当で支えてくれる人があってこそなのは同じ。フットボールは、防具やヘルメットを装着することから、かっこいいと思われる半面、危険だとかお金が掛かるという印象が強くて、なかなか競技人口が増えないのが現実。確かに、防具類を揃えると、何万円というお金が掛かるし、特に成長期の子供の場合は、メットやショルダーなど体に合わせないと逆に危険なことも多いので、継続すればするほどコストが嵩む計算にもなります。

個人的には、ある程度体格が固まり、チームスポーツとしてそれなりに形になる高校生くらいからは、フルギアのフットボールを始めて良いと思うけれど、それまでは、あるいはそれ以降でも、タッチフットとかフラッグフットの普及を進めた方が良いのでは無いかと思うんですよね。最大の理由は、ボールとちょっとした道具(フィールドを決めるコーンとか、フラッグフットならフラグとか)があれば誰でも簡単にできる半面、戦術とかポジション毎に選手が参加出来る自由度の高さなど、他のスポーツには無い面白さや長所があるから。言ってみれば、サッカーにおけるフットサルみたいな、ある程度簡便で誰でも参加して、そのスポーツのエッセンスを体験出来るような事を先ずやった方が良いのでは。

勿論フットボールの魅力は、例えばライン同士のぶつかり合いだったり、RBとの戦いだったり、レシーバーとDBの鬩ぎ合いだったりするわけで、どうしてもコンタクトが発生します。それをいきなり小学生や中学生にやらせるのは無理があるので、その下地作りという意味でフットボールの仕組みというか基本的なルールや考え方をまずは体験させるべきだとは思うんですけどね。特に、フットボール特有の「4th Down, 1st Down Refresh」の考え方は、他のスポーツには無いと思います。4回の攻撃で10ヤード以上すすむと新たな4回の攻撃権が売られるわけで、所謂「シリーズ」と読んでいる攻撃の流れを組み立てて考えて実行するというのは、例えば野球などは近いものがあるかもしれないけれど、よりもっと細分化して専門的になっていると思う。さらには、より実現性が高いから、実行する選手にとってもやり甲斐が感じられるのでは無いだろうか。

アメリカではNFLを頂点として、技術やイベント性は勿論、スポーツ普及活動なども熱心に勧められていて、だからこそ大きな人気も得ているわけです。日本では、NFLみたいな「プロチーム」がない分、プロ野球とかJリーグ等とは大きく隔たりがありますが、それでもまだまだやれること、やらなきゃいけないことは沢山あるわけで、この魅力的なスポーツを是非多くの人に知って欲しいですね。その為にも、まずは日本のトップリーグであるXリーグのチームが、はらはらわくわくどきどきする試合をいつも見せられるようにしないとね。

ところでこの記事の作者の方、大阪にいたことがあるからでしょうか、「アメリカンフットボール」を「アメラグ」とか「アメフト」とか略さず、「フットボール」と言ってくれています。それがちょっと個人的には嬉しかったりします。(笑)

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