2016年6月30日

業界サバイバル

つい先日にもIntelの人員削減の記事が出たと思いますが、今度は小型デバイスの中心サブシステムの一つAtomの開発中止の記事。個人的には、スマホサイズのデバイスでWindows10が動いてもそんなに嬉しいとは思わないし、一つのデバイスで全て賄うという考え方にもちょっと抵抗があるわけで、もともとAtom自体が一寸継子状態で生まれてきたCPUだしなあ。大体、Atomとうじょうの切っ掛けになったNetPC自体が、今では消えているわけですからね。Chromebookが代わりに登場してきたけれど、どうだろう、ネットインフラとかサーバー(=クラウド)環境とかの整備は、まだまだこれからだし。

実は仕事の関係で、いろいろと同様の話は聞こえてくるんですが、はやりPCビジネス全体のサイズが縮小してきているので、そこから脱落する企業やリソースを集中してサバイバルに向けてどの企業も必死になっているのは事実。ただ、タブレットにしてもスマホにしても、そのベースは昔からのコンピューター、パソコンな分けで、そういう意味でパソコンのバリエーションの範疇。仮に、これらのデバイスが淘汰される時代を考えると、全く別のデザイン、コンセプト、仕組みのもので無いと、例えば5年後くらいには今のUltrabookの更に軽くて薄いパソコンが主流になっていたりするかも。

個人的には定年まで後数年なので、この業界に関われる時間もそんなに長くないけれど、案外それ位は何とか持ちそうかな。そういう悠長なことを言っていると、あっと言う間に足下を救われるか(笑)。その数年の家に、新しいステージに一歩踏み出すくらいの気概がないと、この生存競争には生き残れないんですよね。

和製英語

産経新聞のコラムから、記事の内容以前に今回も気になるのが「I'm not Abe」「We are not Abe」なる、英語(?)について。訳せば「私は(私達は)、アベではありません。」ですけど、岡田さんや志位さんが言えば「はい、その通り」と答えるしかない。気持ち的には「私は(私達は)安倍政権に反対する。」位の意味なんだろうけど、日本のごく一部の人達にしか通じない「暗号」みたいな気がする。

元々は、フランスでの新聞社襲撃事件から、その犠牲者を追悼する気持で「Je suis Charlie」(私はシャルリ=シャルリに寄り添う)、みたいな意味のプラカードが出て、そこからその後のISによる後藤健二さん殺害に対して、同様に彼を悼む気持から「I'm Kenji」というプラカードが生まれて、それが何故か「I'm not Abe」になるという不思議さ。「I'm Kenji」が「健二とともに」だから、その否定ならば「安倍とは別に」なんだろうと日本的な思考から思ったのかもしれないけれど、うーん意味が違うような。せめて「No, Abe」なら通じるんだろうけど。毎回思うんだけど、仮に次の首相に麻生さんがなったら、今度は「I'm not Aso」というのだろうか。それで通じるなら、楽な仕事ですね、政治家は。

コラムの最後にも書かれているように、政治はその責任者の考えが色濃く出るものではあるけれど、アメリカのような大統領制で無い日本の場合は、やはり与党の考え方やある部分では多数決を得るために野党とも協議するわけで、個人がどうのこうのという話ではないはず。と言うか、それを言うのであれば民主党時代の鳩山政権、菅政権時代なんて、もう即刻退場して欲しいくらいの「個人的資質欠如」状態だったわけで。仮に、その責任者の資質に問題有りと考え、退陣を要求するためにこう言うスローガンを言うのであれば、せめて日本語でちゃんと意味が通じるもの、あるいは英語を使うのであれば海外に伝わっても正しく理解されるような英語にして欲しい。

若者言葉とか、特定の業種やグループ内での「隠語」ならまだしも、一般の人に対して主張すべき言葉が、何となく雰囲気だけの言葉が、あたかもそれが正しいというような、これも雰囲気だけが伝搬していくのは、ある意味政治的なデマ・詐欺じゃ無いだろうか。その中でも、知ってか知らずか、本来は意味が通らないような「和製英語」を使うことで、あたかも世界的なお墨付きを受けているような錯覚を狙っているとしたら、それって犯罪に近いものがあると思う。それに政治家であるなら、相手よりも実現可能なより有益な政策や提案をすることが仕事のはずで、相手を貶めることばかりしているのは政治では無くて単なるアジテーター煽動者だと思う。そんな人達に責任ある仕事なんて言うのは、絶対に任せられないですよね。あの、民主党政権時代よりも悪くなってしまいそう。そういう自己矛盾にこの人達は気がつかないから、嬉々として意味不明な和製英語を重宝しているんでしょうね。行ってみれば、鰮の頭も信心から、みたいな。

ANAの羽田昼間帯北米線スケジュール

10月30日からスタートが発表されていた、ANAの羽田離発着北米線のスケジュールが発表されました。新規に開設される、ORD/JFK便は、予想通り成田の午前便が羽田にほぼそれ位の出発時刻で移動し、成田への遅い到着便が羽田着に変更。かなり利便性が高くなりました。また、現在運航しているLAX便やHNL便もスケジュールが少し変わり、使い勝手が良くなっています。

羽田発のJFK/ORD行きは、出発便は10時台と少し早いんですが、一番早いひかり号を利用すれば、8:30頃には羽田に到着出来るし、その次の7時台早めのひかり号でも9時頃には羽田に到着出来るので、まぁ許容範囲。逆に到着便だと、JFKからだと21:00過ぎ、ORDからは20:30頃と、出来ればもう少し早いとそのまま浜松へ帰宅できるんですが。品川駅での最終が22:07なので、20:30のORDからだと間に合いそうだけれど、21:00過ぎのJFKからの帰国便だと定時到着でも厳しいかも。まぁ、安全係数考えたら、やはりこのフライトを利用する時には、都内で後泊することを考えた方がいいですね。もっとも、成田から来る場合は日付が変わる頃だけれど、こちらならまだ当日中にチェックイン出来るだけでも良しと思うか。

折角羽田から運航するのだから、もう一寸使い勝手の良い時間帯にして欲しいところですが、成田からの便を羽田に、羽田からは成田に戻すことで、JFK/ORDの駐機時間を調整しているのだろうなぁ。特に、成田での接続を考えないといけませんから、午後早めの成田到着便と午後遅めの成田発便は無くせませんし。いずれにしても、年内は利用出来る機会は少なそうなので、来年になってから予定を立て始めるのかな。

2016年6月29日

東京株式

昨日の東京市場は、何とかプラスで修了。アメリカのNYダウがマイナスで終わっていたので、それに吊られて東京も下げるかと思ったら、結構足腰はしっかりしているみたいで、何とか持ちこたえた感じです。今朝も、NYダウは今度はプラスで終わっているので、東京市場も今日は下がることなく上げ調子でいくのではないだろうか。英国のEU離脱が決まった時には、一時円が99円台まで上がりましたが、結構テレビなどのニュースで言う割りには、確かその日の終値は102円くらいまでいったし、実際その後もその当たりで安定している印象です。「円安」「円高」というけれど「円の定価」って幾らなんでしょう。一般的にはUS$1=110円位? 個人的には、計算のしやすいUS$1=100円っていうのが一番便利なんですけど(笑)。

企業体で言えば、為替経由で決済する場合は毎日やっているところはそんなに無いでしょうから、一般的には四半期毎とか一年分まとめて一気に精算するだろうから、その時の為替レートが自分に有利な方向に転んでくれれば一番。明日からUSに遊びに行く予定の私としては、ここの所の円高傾向がウェルカムな分けで、流石に100円を切ってしまうと日本全体への影響が大きいだろうから、今のまま102円前後をうろうろしてくれているとかなり助かるかも。それでも、仮にUS$1万使ったとしても、102円で102万円、101円で101万円、100円で100万円と、1~2万円程度の違いですから、そんなに目くじら立てるものでは無いけれど。個人レベルでは、10円単位で変わらないと、なかなか恩恵は感じられませんよね。企業だと、何百万・何千万・何億ドル単位の決済になるから、1円の変動でも大きいのだけれど。

まぁ、株式は高めに、為替は安定してくれているのが一番ですけどね。

結局は撤回する言葉

共産党の藤野政策委員長がNHKで発言した「人殺す予算」発言。当初は撤回せずに、そのまま済ませようとしたけれど、余りの反発の強さに結局は撤回陳謝。で、後半では小池氏が「人殺し予算」に関しての言い訳をしているけれど、「武器」と名前が付くものであれば、殺傷能力を持つのは普通だし、その強弱を言っても、仮に防衛専用の武器だって破壊力の大きいものはあるだろうし、その逆だってあるだろうし。武器の性能ではなく、誰がどう使うかが一番重要なのでは。それに、第二次大戦の頃のように、物理的に相手の土地に侵攻して戦うような戦争スタイルはもう亡くなりつつあるわけで、今はスタンドオフからミサイルで攻撃をして一時破壊をし、相手の抵抗力を奪ってから本隊が侵攻してくるもの。つまり、先ずは最初のスタンドオフ攻撃を防がないとその後はないわけで、その為にはこれまでとは違った「防衛力」が要求されるわけです。言ってみれば、昔はどぶ板回りが選挙戦の常道だったのが、今はネットも使うというのと同じ。そういう状況の変化も理解した上での発言なら聞く価値はあるし、考える価値もあるけれど、こう言う昔から進歩していない状態では、またかよという感じしか残りません。それに、最後に「オスプレイ」なんて付け加えるのがね、この政党の嫌らしさを如実に表している気がする。

さらにこの会見の中の「国民の合意がない限りすぐになくすことはできない」というのも、昨日も書いたけれど、憲法違反だと言いながら、国民が認めれば容認するというのは、憲法違反であっても許されるケースがあることを認めているわけで、それって彼らの今の安保法制に対しての立場と矛盾するのでは。大体自衛隊自体が憲法で定義されているわけじゃ無いわけで、憲法改正するわけでもないし、単に組織体あるいは関連法案を訂正・変更するだけなわけで、反対している政党ならばそれに対しての青写真もあるだろうし、それを提案できないというのは結局は反対のための反対でしかない証しじゃ無いだろうか。

多くの人間が平和を望み、平和な社会を作る事に異論は無いと思うけれど、とは言っても色々な理由でそれに反する行動をする人達はいるし、それが国家レベルで活動している場合も有るわけです。不幸にして、そういう国が日本の回りに幾つかあるのも事実で、さらに不幸なことに日本の防衛力以上に力を付けつつあるのも事実。そういう現実を知ってか知らずか、余りに理想論だけで話をするのもどうだろうか。

共産党や野党の一部政党では、儲けている金持ち層から税金を取って、それを低所得層に還元して格差是正を計るという言い方をするけれど、でもそれって結局は全員を平等にするために、低いところに規準を作る考え方で、確かに現状から上がる人も多いだろうけど、下がる人も多いわけでそういう人達からは反発しか生まれないのでは。それよりも、全体的に経済をよくすることで、抵所得層も必要十分なレベルまで収入アップできるように「底上げ」することではないだろうか。それによって、もしかしたら高所得者と低所得者の差は広がるかもしれないし、儲ける人は今よりも儲けるかもしれないけれど、その差を縮まることよりも多くの人は今のレベルが上がることを望むのでは。格差社会と言うならば、日本以上に格差がある社会は幾らでもあるわけで、それに比べればまだ日本の格差は小さいと思います。社会や経済のエンジンとして、やはりある程度の大企業や高所得者の存在は必要では。油田とか金鉱とか、何もしていなくても収入が得られる手段があれば別ですが、基本的に経済活動は人が動いて成果物を生まないと循環しないもの。その時に、やり方ややる気で差が出るのは人間としては当然なわけで、それを「不公平」ということで制限してしまうのは、ある意味人権侵害、職業の自由に反する行為だと思いますけどね。

閑話休題。今回の人殺し予算発言って、結局は彼らの独りよがりな考えが表面化したと言う事では。理想は良いけれど、理想主義は勘弁して欲しいですよね。

飲酒・暴力・欠航

昨日のニュースで、もしかしたら一番ビックリしたものかもしれない、JALの副操縦士が金沢市内で暴力事件を起こし、さらに登場前の飲酒も発覚して、翌日登場予定だった小松-羽田便が欠航したというニュース。記事では飲酒は乗務12時間前までと書かれていたけれど、昔は24時間前じゃなかったっけ? 12時間前までというと、まだ抜け切れていない場合もあるのでは。

今回の事件では、酔っ払った副操縦士の機長に対しての暴力行為で警察が出動して表沙汰になったわけですが、機長も一緒に飲酒していたと言うことで、すでに12時間を切っていた時刻だったらしく、機長に対しても処罰が出されるかもという話。どう言う理由があったか知らないけれど、一寸軽率の一言では済まされないかも。この二人だけで無く、その結果登場予定の便が欠航になりスケジュールが狂ってしまった乗客は良いとばっちりですよね。

タクシー会社なんかだと、その日の乗車前検査でアルコール検査をやったりしていますが、パイロットはどうなんだろうか。まぁ、今回の場合は飲酒運転が分かった以前の話なので、そういう検査の有無とは関係無いけれど、やはり12時間前までという飲酒制限はもう少し延ばす必要があるんじゃないか。パイロットという職業は、ストレスのたまる仕事ではあるとは思うけれど、その矛先を自分以外に向けられたらたまったものじゃありませんよね。ましてや、そのとばっちりを受けて、大切な仕事や行楽の予定が急にキャンセルさせられたら、その怒りの矛先は何処に向ければ良いのか。

まぁ、今回の件でJALさんは平身低頭だろうけれど、他の航空会社もこれを機会にもう一度規律を見直して欲しいですよね。天候とかメカトラブルとか、不可抗力でフライトがキャンセルされたり遅延するのは仕方ないけれど、人員的なしかも個人のモラルの問題でとばっちりを受けるのはまっぴら。そういう場合には、翌年のFFP上級会員資格を無条件で進呈する、位のことをやって欲しい(これこれ-笑)。

2016年6月28日

読み放題

まだ正式発表前みたいですけど、Amazonが月980円でオンラインブック読み放題の「Kindle Unlimited」を日本でもはじめるかもという記事。ここでちょっと気になったのが、Amazon Prime との関係。こちらは、映像が見放題(やその他特典)ですが、それとは別料金になるんだろうか。例えば、Amazon Primeメンバーなら、自動的にKindle Unlimitedも追加されるとか言うなら、ちょっと個人的に新規に入会しても良いかも。

今回の記事は、ティーザー広告を元に書かれていますが、アメリカでやったことを日本でも真似してやるというのは一寸芸が無いというか、日本舐められているというか。もう少し捻りを入れて欲しかった。しかし、Amazon.co.jpで日本の書店は大打撃を受けたわけですが、これで更に打撃が広がるんじゃないだろうか。

矛盾を引き受ける

一寸前に聞いて不思議に思った記事。自衛隊は違憲だけれど利用はするという志位氏の発言に対して、共産党のPR Twitterの中の人が

「自衛隊をなくすには国民合意が必要。その合意ができるまで、違憲状態の矛盾を引き受けるということです」

「矛盾を引き受ける」とはどう言う意味なんだろうか。「矛盾を容認する」という意味なんだろうか。だったら、無くす必要は無いわけですよね。仮に違憲状態を速やかに是正せずに、何らかの対応策でそれを保管することが「引き受ける」のであれば、今彼らが声高に主張している「立憲主義」と矛盾しないのだろうか。と言うか、それが本来のスタイルなわけだから、今の与党が緩衝的な法案として安全保障法を準備して適用することも、それと同じでは? 自分達がやれば「立憲主義」で、相手がやれば「立憲無視」というようなご都合主義はどうだろうか。

さらに、日本記者クラブ主催の党首討論で、

「いま問われているのは自衛隊をなくすかどうかじゃない。自衛隊を海外の戦場に出していいのか(だ)」

と言ったらしいけれど、こっちの方がまだまともな意見だと思うけれど、でも自衛隊を違憲と言っている人が自衛隊に関して条件付けで賛成したり反対したりするのは変じゃないの? いつも疑問に思うのが、彼らは自衛隊を否定して別の組織を作ると言っています。中国共産党は人民解放軍を持っていて、それが実質的に中国国軍として機能しているわけだけれど、日本共産党もそれを目指すのだろうか。更にこの党首討論の中で、

「たとえば北朝鮮の問題がある、中国の問題もあります。この乱暴な振る舞いに私たちも強く抗議しています。しかし、軍事挑発をやったことに対して、日本の側も軍事で対応するということをやりますと、この地域の軍事対軍事の緊張関係をエスカレートするだけじゃないかと思います。」

と、今の北朝鮮や中国が日本に対してあるいは世界に対して「軍事挑発」行為をしていることを認めているのに、その当事者に対しての抗議を彼らはどの程度やっているのだろうか。精々メディアで抗議するとか言ってお終いでしょ? 「日本側も軍事で対応する」と言っているけれど、相手の行為が直接力で進めているのに対して、日本はまだ国外に戦力を投入しているわけでも無く、その為の法整備をしている段階。エスカレートと言うけれど、現状を見ると北朝鮮、中国が一方的に自らステージを上げているだけで、だから周辺国も心配しているわけですよね。正直なところ、同じ「共産党」を名乗るなら、少しは仕事をして見せろよと言いたいところだけれど、でも確か中国共産党と日本共産党って、中が悪かったんじゃ無かったかな。仮に良好な関係があったとしても、余りに立場が違いすぎて言う事も出来ないだろうけど。これも「矛盾を引き受け」ている結果なんだろうか。その割には、こういうちらっと本音を出しちゃうところが、まだまだ修行が足りないと言う事なんだろうなぁ。

SQのエンジン火災トラブル

シンガポール航空のチャンギ発ミラノ行きのB777-300ERが、離陸後にエンジンから出火し、チャンギ空港へ引き返したところで、翼にも引火した事故。幸いにも、乗客・乗員は空港到着後脱出して全員無事だったみたいですが、何か最近航空機のトラブル、特にエンジン関連のトラブルが多い気がしますね。つい先日の大韓航空機の羽田でのトラブルも、エンジンでしたし。で、どちらもB777だからエンジンも同じと思ったら、SQのB777はB777-300ERでエンジンはGEのみなんですね。KEはB777-300で、こちらはP&Wのエンジン。だから、特定のエンジンやエンジンメーカーに集中しているわけでも無いわけで、となると逆に今度は何処だという不安が深くなります。

先日の大韓航空は、ある意味「KEだからなぁ」とも言えるんだけど、今回はあのSQですからね。機齢も若いし、整備なんかも信頼性は高いだろうし。だからかなり不思議です。勿論、どんな場合にも絶対ということは無いだろうけど、でもこんな大事故になる事は珍しいのでは。SQですら、なんて思っちゃうと、ちょっと怖くて利用出来ないかも。早く今回トラブルの原因究明を期待したいですよね。

2016年6月27日

鳩山@AIIB

AIIBが鳩山元首相を同行の国際諮問委員会の委員として迎えるという記事。まだ正式に要請はなく、決定ではないみたいですが、ご本人はやる気満々みたい。まぁ中国としては、本来なら加盟国の中から委員を選ぶべきだと思いつつも、冷たい態度の日本と米国に対して、少しでも気を引きたいのでこう言う事をするんでしょうけど、彼らとしては「してやったり」と思っているんだろうか。少なくとも日本から見たら、「あーぁ、またやっているよ」と呆れているだけのことなんだけれど。というか、「ばば抜きでばばを引いて何が嬉しいのだろう」と思っている日本人がほとんどに100カノッサ(笑)。

本当に委員会の委員になって、この人が好き勝手言い出したら、一番困るのはAIIBだと思うのだけれど、彼らはそれを承知しているのか。あるいは、委員は委員でもお飾りの委員で、発言権も決定権もない「名誉委員」だったりして。まぁ、個人的にはそのままAIIBの本部のある北京に永久移住してくれると、日本も少しだけ住みやすくなる気がします(笑)。まぁ、どこからだろうと、持ち上げてくれる人がいる家が華かな。弟さんも草葉の陰で泣いていたりして...

覆水盆に返らず

英国の国民投票の結果が「離脱」とでた後から、「離脱するとどうなる」という検索が急増しているという記事。僅差ではあるものの、制約の多いEUから離脱することに国民投票では決定しました。その理由としては、難民・移民の流入による社会福祉サービスの低下や、EUとしての制約の多さが逆に英国の経済を制限しているという不満とか、いろいろな意見はネットに流れているけれど、実はほとんどの人はそんなことは知らずに、何となく流れで「離脱」を選択して今慌てていると言う話が、実は一番の真実っぽい。リンク先の永江さんも書いていて、私も一寸疑問だと思ったのが、移民の多いと思われる地域や経済的に不満のありそうな地域が「残留」を選択していて、特に問題は大きく無さそうな人が多いと思われるロンドン等で「離脱」を選択する人が多いという矛盾。投票以前から、もともと高齢者は「離脱派」が多くて、若者層には「残留派」が多いのだけれど、投票日の天候が悪そうなので若者層の票が伸びないのでは無いかと言われていて、結果的にそうなったような気がします。

永江さんのところでは、橋下氏の大阪都構想の住民投票の話を出しているけれど、その前、民主党が政権を取った時もこれに近い状況だったと思います。勿論あの時は長く続く自民党政治に嫌気を感じていて、何か変えたいという気持ちが大きかったこともあるけれど、それも良く吟味せずに兎に角一度変えてみようと言うある意味無責任な気持が、僅差ながら民主党に傾いた最大の理由では。今なら誰でも分かるだろうけれど、当時の民主党の「マニフェスト」に書かれていた事って、良い事ばかりで実現性が無いものばかり。特に、「最低でも県外」と言っていた沖縄問題は、結局最後には「深く知るほど必要と理解した」みたいな事を言って袖にしたわけだし。そういう意味で、次にこのポピュリズムの洗礼を受けそうなのが、今の沖縄の米軍基地問題かもしれない。先日の米軍軍属の女性殺人事件のために、禁酒期間となっているのにまた軍属の男性が韻書運転をして事故を起こして、それで「だから米軍がいると」という話になりそうだけれど、それならその間に飲酒運転の事故は一度も発生しなかったのだろうか。犯罪発生率で言えば、米軍関係は沖縄県民の半分くらいで、決して高いわけではない。勿論、そんなことはない方が良いだろうし、基地問題に直結してバイアスがかかる問題だから、それが対県民比で1/10であろうとも、多分騒ぐ時には騒ぐのだろうけど。

今になって英国では「無かったことに使用」ムードが拡大しているらしいけれど、逆にEUは結構冷たいですよね。まぁ、これを切っ掛けに他の構成国家が離脱しては、折角ここまで積み上げてきた実績が一気に瓦解するわけですから。EUとしては、出血してしまったものは仕方ないので、今やることは兎に角直ぐに止血すること。例え、その部分を切りと落とすことになっても、それ以上被害が及ばないようにすることが最大の仕事ですからね。いずれにしても、一度動き始めてしまった歯車は直ぐには止まらないわけで、ましてや零れてしまった水を元に戻すことは出来ません。もう一度水を注ぎ直すか、諦めて拭き取るかのどちらか。今日の世界はどの様な展望を見せるのか。日本の株価も一気に1万4000円を切ると言っているけれど、円高にしても102円位まで戻して終わったし、数日は混乱が続くかもしれないけれど、世界的には暫くしたら落ち着くんじゃないだろうか。まあ、それは個人的願望も入っているけれど。

NRT-SIN/-NRT (1) - 偶然の発券

2016年も早くも半分が終わりつつ有り、色々な意味で一年が過ぎる早さと、残っている諸々の事柄を後半年でどう完了するかのチェックポイントでもあります。マイレージ関係で言えば、ANAのAMCはちょっと予定外の事もあったけれど、すでに10万PP(Premium Point)を達成して2017年のAMC Diamond確定済み。UA MP 1Kは、まだ3万弱PQMしか達成していないので追い込みが必要で、国内修行も計画中。で、UAのPQMの場合は、AMCのPPと違ってベースマイルと購入クラスの倍率で純粋に決まるので、出来るだけ遠くに出来るだけ上位クラスで利用するのが一番都合が良い。ただ、そうすると旅行日時も長くなるので、なかなか上手い具合に予定を入れることが出来ません。やはり、近場のアジア方面をちょこちょこ往復するのが良いかなぁ等と思って、ANAの国際線検索サイトで適当な日時を入れて検索していたところ、NRT-SINの2泊3日の予定で、13万円台のビジネスクラス(P-Class)が出ているのを発見。これ、UAに付けると、ビジネスクラスで2倍になるので、往復すると13,000一寸のPQMが取れます。コスト的にも、1PQM=10円程度なのでかなりお得。勿論、予約不可、変更不可、アップグレード不可のクラスですが、PQM冴え付けば関係無い(笑)。で、速攻で予約しました。

で、そうなると欲が出るもので、もう一回SingaporeにいけばPQM獲得修行も楽になると別の日程で検索してみましたが、このレートは無し。そこでANAのサイトを色々捜してみたら、6月一杯の予約で、利用期間が9月の飛び石連休前後に限定した特別レートなんですね。近場の台湾(台北)も良いなと思ったら、利用期間が被っていてダメ orz 期間的には、ニューヨークとかカナダのバンクーバーとかはこれからも利用出来そうだけれど、うーん悩む。ただ、機のキャンペーンに気がついたのが遅かったので、もうお得なレートで使いやすいスケジュールの時には無くなっているのと、7月中旬くらいから夏休みシーズンに入りますから、8月一杯まではレート設定も高そう。9月に入ると、またぐっとレートが下がるんですけどねぇ。今のところ、ある程度の日数を取って飛べそうなのは9月の初め頃か10月の初め頃しか無いから、その当たりで少しPQMを稼ごうかと思案中。この頃だと、ギリギリ軽装で旅行できるので、時期的には一番楽な頃。それに、年間のレートを見ても、一番安い時期ですからコスト的にも有利ですし。

ただ、安いレートだけあって、利用出来るフライトはSingapore深夜着便と早朝発便のみ。もう少し早ければ、もっと利便性の良いフライトもあったのかもしれないけれど。その為、最初はOrchardのHiltonでも取ろうかと思いましたが、移動の事を考えると少しでも空港に近い方が良いだろうと、結局お馴染みのCrowne Plazaに予約をいれました。Singaporeの場合、ホテル代が高いのが難点で、何故かこのCrowne Plazaのレートも結構強気なんですが、今回はそこそこのレートで取れました。確かこの頃は中秋の名月で中国のお祭り(月餅)なので、もっと高い買いと思ったのでちょっと拍子抜け。ANAの場合利用ターミナルがT2ですから、到着・出発時にT3にあるこのホテルへの移動がちょっと面倒だけれど、まぁ歩いてもたかがしれている距離ですから。

これで、UA MP 1K 2017もちょっとゴールが見えてきたけれど、まだまだ安心出来ません。あと2万PQMちょっと、さてどうやって獲得しようか... (続く...)


2016年6月26日

Prologue: UA MP 1K 2017国内修行

本来ならUA利用のフライトで、MP 1Kの10万PQMを目指すべき何だろうけど、諸般の事情から昔のように気楽にUSに飛ぶこともままならず、どうしても国内線、ANA便にも助けて貰わないとステータス維持が難しくなってきました。で、今年も幾つかANAで飛んでUA MPに付けるフライトを予約。

まずは、7月の土曜日に、たまたま沖縄-羽田のプレミアム旅割28で安いレートがでていたので、これを利用した往復を予定。安いレートが沖縄をお昼前出発の便だったので、どうしても羽田を早朝にでないといけないのですが仕方ないですね。この羽田-沖縄はプレミアム株主優待券利用にしましたが、この優待券は別途準備しないといけず、日々優待券の価格チェックをしているんですが、一時の5000円台から4000円台に下がってきているとは言え、去年2500円で購入していて利用していた記憶があるから、それと比べるとかなり割高に感じます。

もう一つは、8月の飛び石連休に、こちらは7月よりも先に予約したんですが、株主優待券で往復予約。流石に優待券利用だと、この時期の予約でも簡単に取れるのは嬉しい。この時期はお盆休みの時期ですが、まだかいほうしているというのがちょっと不思議でした。今年から優待券利用日や座席数の制限がでているはずなんですが、どうなんだろうか。

一応今予約している国内線利用は、この2往復。これに9月にNRT-SINの往復を入れてあります。これは、たまたまPクラスで販売されているのをみつけて速攻で予約。ANAのPremium PointではPクラスは割が合いませんが、ベースマイルが2倍でPQM登録されるUA MPには一番コスパが良いですからね。UAのNRT-SIN便が残っていれば、そっちを利用するんだけれど、もう無いですからねぇ...

それ以外のまだ予定のフライトも含めて、これで8万PQM弱の状態。残り2万PQMを稼がないといけません。羽田-沖縄往復だと、5往復でちょっと足りない感じ。US往復だと、PQM 1.5倍のBクラスでも、ちょっと遠目の場所なら1往復で達成できる距離。ただ、最近のUAのアップグレードは、予約時のRクラスの空き状態を見る限りでは、まず空いていないので失敗した時が不安。その点、ANAの場合は結構枠がある感じで、アップグレードポイント利用にしてもマイル利用にしても、まぁまぁ希望の便が取れます。唯一の難点は、US国内線接続が有る場合、そこがアップグレードされないことでしょうか。UAなら、そのまま通しでアップグレードしてくれるのに。

残り2万PQMをどう埋めていくか。同じ株主優待券を使うなら、沖縄-新千歳を絡めるとちょっと有利になりますが、その分コストアップするので、それならUAでNRT-GUMを利用したほうがまだ良いし... 等と思案中。11月12月になると、いろいろ忙しくてあまり飛ぶ余裕も無くなると思うので、出来れば10月位迄にけりを付けておきたいところですが、さてどうなるか...

英国のEU離脱と日本の過疎化

英国のEU離脱に関する話題を見ていると、何となく日本の過疎化問題にもにた様相だなぁという印象を持ちました。かなり乱暴な言い方だけれど、EU内で賃金が低かったり、社会福祉サービスのレベルや内容によって、ある地域からイギリスやドイツなどの好条件の場所へ移動(移民)するというのは、地方から都市部に人口が移動し、過疎化が進むという構図と同じではないかと。それに輪を掛けて、難民問題というのもありますしね。言い方は悪いけれど、多くの場合はやはり経済的に楽な場所へ人は流れるもの。それ以外の価値、例えば自然とか昔からその土地に住んでいる歴史とか、そういう理由が大きい場合はその場所に残る人も大生だろうけど、一般的にはそれが可能であればより住みやすい場所、楽な場所へ映るのか普通。そういう意味で、共通通貨とかシェンゲン協定というのは大きな実験ではあるんですが、問題はやはりその域内の全ての場所が同等な状態で無い以上、どうしても人はより有利な場所へ移動すると言う事でしょうね。シェンゲン協定に加盟していないイギリスにすら移動する人が多いわけだから、それ以外のドイツとかフランスとかはどうなんだろうか。あるいは社会福祉が充実していると言われている北欧各国とかは。

日本の地方過疎化は、全国の鉄道網の発達が影響したことが大きいと思うけれど、幹線・準幹線路線が残る一方、地方路線が廃止されていくことで、地方の利便性が失われていき、それによってどんどん拠点に移動していくことが増えているわけで、その中には病院とか学校とかの社会インフラも含まれますから、より安全な場所、より安心な場所へ移っていくのは、何となく今回の話と似ている気がします。となると、一度移った人を戻すには、その元の場所をより住みやすい場所にしないといけないわけだけれど、それが難しいからそうなるわけで、ちょっと解決策が浮かびませんね。それこそ、その過疎地域に油田が見つかるとか、金鉱が見つかるとか、予想外の暁光が無い限り無理だろうなぁ。それこそ、過疎故に星空が綺麗とか、里山の葉っぱビジネスを起こすとかのアイデアが必要ですが、それは金鉱見つけるよりは簡単だけれど、だから直ぐにできるものでも無いし。

今回の事を見ると、英国は別に衰退したり分裂をしたわけでは無くて、EU創設以前の状態に戻っただけとも言えます。勿論、北アイルランドとかスコットランド等は逆に英国から離脱してEUに残留するかもしれないから、元の状態に戻るとも言えないかもしれないけれど、これからの数ヶ月、そして実際に離脱するようになるだろう2年後3年後に世界がどの様になっているか、興味も有るし不安も感じます。一方で、EU側は他の国に同様の事が波及することを恐れて、特にドイツやフランスは早急に英国を分離するようにしたいようで、このあたりの動きも個人的には「面白いなぁ」と感じてしまいます。普通なら、残留交渉しても良いと思うのだけれど、その当たりは結構ドライな感じもします。EUとしても、ある意味生存に必死ということなんだなと感じます。

2016年6月25日

シャープの未来

先日開催された、経営再建中のシャープの株主総会。その前に台湾でシャープの人員削減が言われるなど、かなりマイナス材料が出ていて、それもあって荒れた内容となったみたい。まぁ、鴻海に買収されて、何もしなくてシャープの経営が効率化される部分を考えると、鴻海の部品調達力と製造能力を生かしたコストダウンくらいしか無いだろうから、当然人員の削減に販売網の統合、さらには製品の絞り込みなんて言うのが行われるのはある意味常識。事前の買収交渉の時には、産業再生機構の条件よりもかなり甘いというかほとんど無条件で買収するような「美味しい提案」でありましたが、そこはビジネス、一度契約してしまえばこっちのものというのは、シャープ側も予想していただろうけど、仮にそうで無かったら余りに楽天的すぎて責任追及する気力も無くなるくらい。

今回の日本側の株主総会で、取りあえず鴻海による買収が承認されて、これで本格的にシャープの経営再建が始まるわけですが、やはり中の人にとっては何の事業が継続されて、何の事業や製品が切り捨てられるのか、自分達の首に直結するだけに戦々恐々でしょう。もっとも、多分どこの会社も同じだと思うけれど、多少なりとも自分の技術やスキルに自信がある人は、もう外に出ているんだろうけど。まぁ、中には勘違いして外に出てしまった困る人も結構多いんですけどね。

日本のマーケットの中で「家電」と言われているもの自体がどんどん変質していって、昔のこう言う大手企業が製造販売する「家電」って一寸ずつ視点がずれているような気がします。一方で、ニトリとかアイリスオーヤマとか、これまで家電製品とは関係無かった量販店でも、OEM/ODMを利用して自社ブランドの製品を販売するようになり、こちらが事実上「今の家電」になりつつある感じ。そういう意味で、鴻海としては、安かろうそれなりの「今の家電」にシャープの経験と技術を入れ込んで、より付加価値が高い「今の家電New」みたいなものを、クライアントに売り込みたいんでしょうね。EMSで、安く製造委託を受けているだけでは、どうしても利益が上がらないし、薄利多売方式だとどうしても人海戦術になり、これからのコストアップに対応出来ないし。そこに、付加価値の高い、つまり利益幅の大きい製品投入することで、会社としての効率化を狙いたいというのが正直なところでしょうね。だから、必ずしもシャープにとって欲している製品が残るとは限らないかも。

今、10年位前に購入したシャープの液晶テレビが、かなり前から画面に黒いシミが出るようになり、ずつと買い換えようと思っていました。最近は、40~50インチクラスの4Kテレビの値段も落ち着いて来たので、この夏には買い換えようなと思っているんですが(オリンピック特売があるだろうから)、それをもって私のシャープ製品も終わりになるかな。

東海道新幹線N700S

JR東海が、2018年から試験投入する新しい新幹線「N700S」を発表。外観の違いはノーズ部分の形状が少し変わるだけで、どちらかというと内部性能向上型。乗客にとって最大の利益は、全座席の肘掛けにAC100電源のコンセントが付けられること。でも、供給電力は大丈夫だろうか。特に海外からの旅行者の人なんて、回りの座席中のコンセントを選挙して、ありったけのデジタルデバイス充電に走りそう(笑)。

これまでのN700系でも、窓側の座席下にコンセントは装備されていて、普通席でも充電などの操作は可能だったけれど、場所が下の方で分かりづらいのと、凄く使いづらかったので、私はもう何年も使ったことがありません。まぁ、利用する時は浜松と東京間がほとんどで、最大でもこだま号の2時間程度ですから、バッテリー利用でも全く問題無いこともありましたが。それでも、以前のモデルだと2時間も使うと結構バッテリーが消費されてしまうので、N700系に当たった時にはちょっとホットしましたねぇ。

新型車両は2018年3月に試験車が完成予定とのことなので、実戦投入は2018年度中だろうか。今、N700系とN700A系が走っているわけですが、結構どちらか気づかずに乗車していることもあります。このN700Sも、案外そんな感じかも。あぁ、見分けるところは肘掛けの電源で分かりますね。

英国EU離脱

昨日の、というか今年最大のニュースになるかもしれない、英国のEU離脱投票。事前の予想では、僅差にはなるだろうけれど、残留派が過半数を占めるのではないかと言われていましたが、逆の結果に。投票日の天気が悪かったので、残留賛成派が多い若者層の投票が減り高齢者が多い離脱はに有利になるのではと言われていましたが、本当にそんな結果になってしまいました。

もう一つの問題は、我々は「英国」と一言で言うけれど正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という、複数の国(地域)の集合体。初めて聞いた時には、あの小さな島が更に分割しているのとビックリした記憶があります。今回の投票結果でも、北アイルランドとクレーとブリテン島北部のスコットランドでは、残留支持が大勢を締めましたが、それ以外の地域では離脱派が多く、最終的にはEU離脱が過半数を占めるという結果に。これを受けて、スコットランド首相は英国から独立し、単独でEU残留を目指すと言い出したし、北アイルランドもやはり独立して南アイルランドとの統一をする話が再燃してきたし、昔のようにアイルランド独立を賭けた内乱状態には戻らないとは思うけれど、かなり混乱しそう。

「離脱」と言っても直ぐに出来るわけではなく、これからEUとの諸々の条約・契約の類を見直していき、最短でも2年は準備が必要と言う話。その間に、どんなことが起こるのか非常に心配ですが、少なくとも昨日の離脱決定から大きく動いた経済への影響はかなりありそう。ポンドから逃げて、安定通貨である円が買われ、その結果久しぶりにUS$1=100円を切ることもありましたが、何とか終値では102円台で終わり、来週開けの動きが気になるところ。来週渡米予定の自分としては、この円高はまぁ追い風なんだけど、日本経済全体では余り好ましくないのかも。

で、この状況を受けて民進党の岡田代表は「アベノミクスの宴は終わった」と言ったらしいけれど、それってアベノミクスが成功していたことを認めることになるじゃん(笑)。そこは嘘でも「失敗しているアベノミクスが壊滅的になる」くらい言わなきゃ、あなたの立場なら。こういう時に、実は本音がぽろっと出てくるんですよね。こういうところが、詰めが甘いというか脇が甘いというか。で、EUとしては、数年後に英国が離脱することは仕方ないとしても、その為の影響はこれから最小限にするべくドイツ当たりが大車輪で仕事をし出すんだろうけど、問題はそれ以外の地域、特に英国とは香港経由で関係を持つ中国の状況。今回の件が引き金になって経済破綻に向かうのか、逆にこれを切っ掛けに破綻の崖っぷちから引き返せるか、今中国が一番大変なんじゃないだろうか。日本にとって怖いのは、前者の場合国内の不満をそらすために、南沙とか東シナ海で騒動を起こしそうなこと。それが最悪のシナリオなのかも。

この週末に、世界が落ち着くことを願いたいですね。あぁ、来週はアメリカは独立記念日でお休みか。かえって、変な騒動が起こらずに良いのかもしれない。いゃ、そう願いたいですね。

2016年6月24日

コンデジは無くなるのか

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、デジイチとスマホカメラの狭間になってきたコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)について。暫く前は、デジタル一眼がコンデジに置き換わると言う話が結構ありましたが、デジタル一眼カメラがミラーレスで少し盛り返し、逆にコンデジの立ち位置がスマホの内蔵カメラに食われてしまい、コンデジが今一番微妙な存在に。

実際私も、試合や記念日などの重要な時には「デジタル一眼」、旅行の時や一寸したスナップ撮影の時には「コンパクトデジタルカメラ」、日々のちょっとした撮影やSNS用の写真は「スマホ(主にiPhone6)」という棲み分けが出来ていたんですが、1~2年位前からでしょうか、旅行の時などの写真も、結局はSNSに上げたりするので、その手間からスマホに移動。で、そういう状態が続くと、100g, 200gの差ではあるけれど、コンデジとスマホの重さ等を考えると、スマホの方が軽くて便利なので、どんどん「スマホでいいや」になり、最近では、もう持ち歩く事もなくなってしまいました。

自分のコンデジとスマホ(iPhone6)のカメラ機能を比較してみると、コンデジが優れていると思われるのは、

  1. バッテリーの持ち
  2. 解像度や撮影時オプション等の上位機能
  3. 光学ズーム
くらいしかないんですよね。#1のバッテリーの持ちにしても、予備のバッテリーパックを持ち歩いているからそうであって、例えば数日の宿泊旅行なんかに行く場合はそれでも間に合わなくなるので、充電器持参となります。スマホも毎日充電が必要だけれど、それは撮影しなくても同じだし、スマホの場合はUSBケーブルで済むから、手間的にはずっと簡単。

それ以外のメリットは#2の高解像度やISO/SS等のマニュアル操作が出来るくらいで、正直なところそこまでして撮影する事って、全体の2割あるかどうかだから、実際問題無くてもどうにかなります。唯一スマホではダメなのが最後の光学ズームで、私が今使っているCanonのコンデジは30倍位の光学ズームがあるので、海外旅行時、特にNFLの試合観戦の時には必需品でした。でも、去年は結局いけなかったし、今年もまだ分からないから、今のところ出番が無い状態。

写真利用の目的が、昔のように印刷して配布するから、SNSにアップして共有するに変わってきているので、結局は以下に簡単に撮影出来て簡単にアップ出来るか、が今は一番重要な機能。その点、最近のコンデジだとWi-Fi機能付きの物もありますが、撮影・選択・修正・文字入力・アップロードと、ワンストップで出来るスマホの利便性には適いません。特に、暫く前からGoogle Photosを使い出して、撮影すると直ぐにPhotosにアップロードするので、以前用にスマホデータの共有が面倒と言うことも無くなりましたし、逆にそこから必要なSNSに直接ダウンロードしたり共有できるから返って便利なくらい。

で、ここで思うのが、以前SONYが出していた、スマホをコントローラーと液晶画面にして、レンズと撮影部分(CMOS)だけにした製品「DSC-QX10」。あれがもう少しスマートな方になると、スマホの外付けオプションとして面白いと思うんだけど。組立式で、ズームが使えるなんてね。それならコンデジは駆逐されるかも。

IIJmioのサービス変更

今自分のサブスマホ(ビジネス用)として利用している、IIJmio。そのサービスが一部改訂されるという記事。一番大きいのは、ライトスタートプランの利用データ量が5GBから6GBにアップされることですが、さらに私が利用しているミニマムスタートプランも含めて、2枚目のSIMが月400円(+手数料)で利用出来ることになったこと。どう言う利用方法に使用か思案中ですが、取りあえずiPhone6購入によりモスボール状態になっているiPhone4sに2枚目のSIMを入れれば、日本来ないでもデータ通信端末として利用出来るので、その方向で検討中。

このiPhone4sは、SIMフリーの端末で、今のところ海外に旅行した時に現地のPrepaid SIMを入れて使っています。LTEに対応していなくて、3Gのみの通信になりますが、まぁデータ通信でそんなにヘビーでなければ問題無し。実は自家用車にドライブレコーダーを付けたかったんですが、それ用に一台デデイケイトにするとか、ちょっと考えています。これでもう少し利用料金も下げてくれると良いんだけど...

日本郵便のシステム化

昨日のこと、お昼を食べていたところ母親から「これがポストに入っていたがどうすればよい」と、日本郵便(JP)の不在時配達の用紙を見せられました。昔は細長い紙に、問合せ番号とか宛先人の名前とか手書きで書いて投函されていましたが、最近のは宛先人等は流石にその場で手書きで書いている見たいだけと、それとは別にQBコードや問合せ番号などが印刷された紙も貼付されていました。で、電話とかサイトとか経由から再配達や転送先をリクエストするようになっています。配達されて来たのは何か書留だったので、受取確認が必要で、それでどうも家にいた母親が気がつかなくて不在扱いになったらしい。用紙の自国には11:40頃となっています。で、昼食の後にサイトにアクセスしてみて再配達をリクエストしようとしたんですが、ちょっとビックリしたのが再配達の時間帯指定が可能で、しかも色々条件はあるんだろうけど、この時は同日の14:00以降から指定可能になっていたこと。そこで、14:00~17:00の一番早い時間帯を指定して送信したところ、15:30頃に女性の配達員の方が再配達してくれました。一寸昔だと、再配達の場合は一度配達局に郵便物を持ち帰るので、確か翌日以降だった記憶があります。受取に郵便局に向かう場合は、配達局(本局)なら当日の夕方も可能だったけれど、基本的に翌日以降だったと。それが、僅か数時間程度で再び配達してくれるようなサービスまで展開していることにちょっとビックリ。

再配達に来てくれた女性スタッフは、どうもその再配達専門の方のようで、このあたり通常の郵便配達のスタッフと、そういう特別な配送のスタッフを分けて効率化と迅速化を図っているんでしょうね。しかも、最近の郵便物なら管理番号を振って、ほぼリアルタイムに追跡調査も出来るから、配達員同士が途中で落ち合って郵便物を交換して行くことも可能でしょうし。宅配便などでは、そういう話を以前も聞いた記憶がありますが、通常郵便でも同じようなシステムが動いていることに一寸した驚きを感じました。民営化して、色々頑張ってるんだなと言う新鮮な驚きを感じた瞬間でした。

2016年6月23日

ついに消費者庁まで

後一月余後に迫ってきた、Windows10の無償アップグレード期間。Microsoftも旧OSからの移行をできる限り完了したいために、だんだんと更新推奨作業も強制性が強くなってきていて、最近の更新告知のポップアップではほぼユーザーの選択肢が無いような状態に。で、ある程度理解しているユーザー、スキルのあるユーザーは、すでに更新済みかちゃんと分かっているから良いのだけれど、この時点でまだ更新していない多くの人は、Windows10に興味が無いか、良く理解していない人達なんでしょうね。そこに良く理解せずに更新して、トラブルに巻き込まれてしまうことが多くなり、とうとう消費者庁まで登場することに

まぁ、Microsoftも悪意があってやっているわけじゃ無いし、自分達の理由からとは言え、無償で最新OSにアップグレードするなんていうこれまでに無い太っ腹な方針には、珍しく賞賛を送りたいくらい。ただ、どんなに素晴らしいこと良い事をやるにしても、やり方が拙かったら台無しですよね。今回の場合、事前の周知期間もあったし、適用期間も一年間と十分長いし、多少32bitと64bitの混在で分かりにくいところもあったけれど、かなり丁寧なサポートだったことも確か。ただ、そこまでやってきたのに、最後のこの青いポップアップが失敗でしたね。キャンセルの仕方が分からない、キャンセルしたつもりが適用されてしまう。結果、トラブルが発生してクレームになってしまう。ただ、ここで簡単にキャンセルできるようしてしまうと、そうで無くても移行することに対しての意欲が低いユーザー層が残っているわけだから、Microsoftととしても何とか一番移行して貰いたいユーザー層でもあるわけで、ここにジレンマが生まれてしまいますね。

個人的に思うのは、「ダウンロードのみ」というオプションを提供したらどうだろうかと言う事。つまり、来月の締切までに移行することに同意して、出も直ぐには更新せずに取りあえず準備だけしておく、と言うオプション。ダウンロード時にはそのパソコンの情報を収集して後日以降する時にも問題無いようにしておくことと、パソコンの空き領域は確認して、多分何GBはある更新プログラムを置いても圧迫しないくらいの確認は必要だけれど。こうしておけば、移行予備軍とも言うべきそうがかなり網羅されるから、年内には更新してくれるユーザーがぐっと増えるのではないだろうか。勿論、Mcirosoftの当初の目論見からは外れるけれど、少なくともユーザーの印象を出来るだけ損なわず、出も自分達の目標達成に近づけるような気がする。どうでしょうか、Microsoftさん? (笑)

高校生対応

参議院選挙が昨日告示されて、暫くは選挙モード一色。今回から参政権が18歳以上に引き下げられ、現役の高校生の一部も投票できることに。その為、高校の中では選挙に関しての授業というか講習を行うところもあるそうですね。で、その話を聞いて思ったんですが、高校生も投票するから講習するのだろうけど、別に高校卒業後に同じような事を学ぶ機会って、これまでもなかったわけだから、今までは良かったのか、ということ。例えば、大学に進学した場合は、大学生の最中に選挙がある可能性が高いけれど、だからといって大学でそういう講習をするわけじゃない。高校卒業後就職して職場に入れば、そこでも別に初めての選挙だからと講習会なんて開いてくれるわけじゃ無い。

これまでだと、二十歳になった直後に選挙がある人が最も早く選挙を経験するんですが、逆に二十歳になる直前に参議院選挙が有った場合、最長二十三歳になるまえまでは一度も選挙が無い場合も。二十三歳と言うと、まだ大学生のケースもありますよね。それでも、二十歳を過ぎれば成人式も終わっていて「大人」だから、そう言うことも自然に身につけているだろうから、あらためて講習会みたいな事はやらなくても良い、と言う考えなんだろうけど、それって今回の高校生への対応を見ていると違和感を感じます。というか、高校進学をしない人もいるわけだから、本来なら義務教育の中学生の頃にそういう教育というか知識を与えないといけないんじゃないだろうか。勿論社会科なんかでは基本的な考え方とか教えているんだろうけど、結局は今回の年齢引き下げでそう言うことが不十分だったと言う事を明らかにしてしまったように感じますね。

それでも今の時代はネットがあるから、情報も調べることが出来るし、色々なグループで話をしたり尋ねたりすることも可能な分、まだ恵まれているかも。自分達の頃は、自分で本を読むか回りの限られた人に聞くしか無いわけで、だから結構偏った情報にしか得られない場合が多かったわけですから。まぁ、そういう意味で、今回の年齢引き下げに伴って、高校という多くの人が教育に接する場所で必要と思われる講習が行われるのは良いことだと思うけれど、出もこれ迄ってもっと酷い・不足した状態でずっときていたという証しでもあるんだなとも思うわけです。

ところで、今回は予め年齢引き下げの話しも分かっていたし、選挙のタイミングにしても参議院選挙と言う事で分かっていたから事前に対応も可能でしたが、今後は衆議院解散なんて言う場合には一月後くらいに直ぐに選挙があるわけですから、例えば高校三年になったら直ぐに講習会を開くとか、あるいは二年生最後に開催するとか、そういう対応が必要になるんだろうか。でも、いろいろな理由で年齢的にはすでに18歳を超えている高校生もいるだろうし、そういう人達への不均衡と言うか不公平さっていうのはどうだろうか。何かこれまでは二十歳ということでうやむやになっていた事が、今回の年齢引き下げで何となく表面化したような印象を受けますね。

2016年6月22日

一線を越えた?

韓国の日本大使館前で開催される「水曜集会」だけでなく、アメリカ大使館前での集会も合法と言ってしまった韓国。虎の尾を踏んで、痛い目に遭えば良いのにと思うのは自分だけ出ないはず(笑)。日本としては是非こっそりとアメリカに「旦那、こうなりますぜ」とご注進すべきだよな。いゃ、やるべきだよ。

乱射国家

今朝は朝も早くから北朝鮮が「ムスダン」と思われるミサイルを発射。今のところ2回発射したようですが、ちょっと不思議に思うのが、4月から5月、6月と何度も発射するお金はどこから出てくるのだろうかと言う事。色々裏道はあるのかもしれないけれど、ミサイル開発にお金を投入している割りには、余り国内の生活貧困の話などは聞こえてきていない印象が不思議です。以前だと、苦しい生活を強いられてと言う話が、必ず漏れてきたと思うのですが。

で、一方で国内の朝鮮総連は「聖戦」として、まるで今朝のミサイル発射と同期して国内で何か騒動を起こしそうな雰囲気すら感じます。勿論、多くの朝鮮系の人達はそんなことは臨んでおらず、色々問題はあるかもしれないけれど、静かに平和に暮らしたいだけだろうけれど、極々一部の人達が何か狂信している気がします。最近党勢を拡大してきている共産党にしても、結構彼らの主義主張も言葉を聞いていると「革命」だとか「闘争」だとか過激なわけで、何で共産主義とか社会主義の考え方というのは、ああなるのか昔から不思議でした。力で変えた社会は、結局は力でそのシステムを維持するしかないわけで、そうなればその力を一番持つ人・組織を頂点としたピラミッド構造が必ず生まれるわけで、決して平等公平な社会にはならないと思うのだけれど。

閑話休題。これからも世界の注目を集めると共に、確実に自分達の核戦略遂行のためにミサイル発射や核実験の準備・実行をするだろう北朝鮮。結局は、世界中が力で潰すわけにもいかず、ズルズルと相手の勝手を許してしまう状態が続いて、結局何処かの国なり地域が物理的な被害を受けないと、解決策も生まれてこないのかも。それの何倍何十倍ものスケールで同じ事を、隣りの中国もやっているわけですからね。こちらが、何かをしでかすとなると、当然その被害も何十倍にもなるわけで、更に悲惨なことに。力での解決をするわけにいかない以上、残る可能性は中の人達が力を合わせて方向性を正すだけなんだけど、それもなかなかハードルが高い仕事。個人的に唯一希望を持っているのは、日本を中心に外の世界を見て体験しだした中国国内の国民が、仮に国からの命令であってもそういう生活なり経済を捨てる諦める事が、今は出来ないんじゃ無いかと言うこと。その時には、案外あの巨大な国であっても、内側から壊れていく気がするんですが、大きな国であるだけに、その影響も心配。今は北朝鮮のどちらかと言えば小さな問題ではあるけれど、それが火種になって大きな火事にならないことだけをまずは願うばかり。その上で、その火事で自宅が全焼する前に、早く気がついて軒先を焦がす程度で目を覚まして欲しいですよね、北朝鮮には。その為にも、国外にいる人達がちゃんと事実を認識して言うべき何だけど、それが期待出来ないことがあの国の不幸なんでしょうね。

AAdvantage Program Update

多分今後も利用する機会は無いと思うのだけれど、American AirlinesのFFP「AAdvantage」のプログラムが更新された記事。他のFFP同様、年間のチケット購入金額が会員資格取得条件に追加され、さらに最上位資格の下に新しいクラスが設定されて、内容的にはUA MPとほぼ同様になった感じ。特典マイルの獲得マイル数が、これまでの距離換算から購入金額換算に変わり、UA MPと同じ割合でマイル獲得されるようになって、このあたりは良くも悪くもライバルFFPと横並びなんだなと(笑)。

引用記事中に説明がありませんが、このEQDの適用はUA MP同様北米のメンバーのみなんだろうか。UA MPは年間で1万US$ですが、AAは1万2000US$と一寸厳しいので、日本のメンバーはなかなか大変じゃ無いだろうか。

今、今年後半のUA MP 1K維持のためのプランを練っているんですが、比較的簡単に週末修行ができるANAの国内線利用実績を振り替えていこうか、やはりライフタイムマイルも延ばしたいからUAの国際線利用を絡めて一気にマイル(EQM)を獲得しようか思案中。取りあえず来週予定しているBoston行きが完了すれば、6万EQM弱まで到達予定。これに今のところ、ANAでのHND-OKA 2往復分(8000EQM弱)と、PクラスでのNRT-SINのチケットが出ていたので、これを予約済みで、これらを追加すると8万ちょっとEQMまではいけそう。この、残り2万EQMをどう埋めるかが今の検討事項。年末に掛けてだんだんと忙しく予約も取りにくくなるので、出来れば10月頃までに、遅くとも11月頃までにはクリアーしたいのだけれど。来年のUA MPのプログラム内容が、大きく変わらないことを祈るだけですね。

2016年6月21日

老化抑制物質

古くから「不老不死」というのは人類最大の願望ですが、それに近づくかもしれない発見なのか? テロメアだったかな、人間の寿命を決めるもので、120歳までの寿命があるけれど、修復されるものではないので、どんどん寿命が短くなっていき、最終的には平均寿命が70~80歳位になるみたいな話だったと思うけれど、この記事に登場する物質とはどう言う関係があるんだろうか。

仮に、今の平均寿命が100歳位まで伸びるとしたら、まず年金問題は確実に破綻しますよね。それに、医療保険もダメだろうし。定年制度も、65歳から70歳、あるいは80歳位まで延長する必要が出てくるかも。とは言っても、全ての人がそうなるわけでは無いだろうし、多くの人は今同様60歳定年で、80歳位までに天寿を全うするんだろうけど。プラスの要因を考えると、一時的には人口現象化に歯止めがかかるかもしれない。後、長生きすることは、イコール病気にもかかりにくくなると思えば、医療費も少しは削減できるだろうか。

「定年後は気楽な年金生活」というのが、一昔前の理想ではあったけれど、それも定年後20年くらいなら何とかなっても、さらに20年、40年と伸びるとなると、定年までの人生と同じだけ定年後の人生が続くわけで、定年という社会的ルールは残るだろうけれど、第2就職とか、パート・アルバイトによる生活設計みたいなものがもっと深刻になるかも。あるいは、都会から地方に移住して、自給自足に近い生活に入る事で、生活費を圧迫しつつ、その頃はネットワークや自動運転社会もかなり充実しているだろうから、地方在住のままで仕事もするとか。過疎化対策と上手くリンク出来ると良いんですけどね。

これから実際に臨床実験が始まるようですが、どう言う状態で摂取するようになるんだろうか。健康飲料みたいな形で販売されるようになったら、それが主食になったりして。まだまだ長生きして、色々なことをやってみたいけれど、さて何処まで伸びるんだろうか。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

週末の所用のために金曜日の仕事終わりにチェックイン。翌日はゆっくり出発出来るので、久しぶりにしっかりお酒でも頂こうかと夕食を取る場所に悩みましたが、結局ホテル内の和食のレストランに行くことに。一月程前に同じように利用して、この時は「もう半年は行かない」と思ったんですが、選択肢がないので宗旨替えです(笑)。

今回の料理はそこそこまともでしたが、お酒の選択に一寸ミスって、あまり美味しく無かったのが残念。バーで飲み直そうかとも思いましたが、ここの所歳のせいかアルコールにも弱くなったので、そこは理性を働かせて大人しく部屋に戻りました。

これでSPGは17滞在。残り8滞在。

突然の解散宣言、ではなかった

昨日、毎日新聞に「SEALDsが参院選後に解散」という記事が出て、あらら早くも予防線はったのかなと思ったんですが、調べてみたら去年の10月に既にそう言うことを言っているんですね。出も不思議な事に、政治団体としての届出をして、資金集めもしている。本当に政治を変えようと思って何か主張するなら、細く長く継続して活動することが、まずは一番必要なんじゃ無いだろうか。

良くも悪くも、若い世代の興味を政治に少し向けさせたというところは功績と言っても良いのかもしれないけれど、でもその中身は酷いものだった気がする。今回「解散」と言っているけれど、別に組織なりグループなりは残れば良くて、その中で学業や仕事で参加出来なくなる人が入れ替われば良いだけの話しと思うけれど、「解散」してしまうと、日本各地に同じように誕生した同様のグループはどうするんだろう。同じように「自然解散」するのか、あるいは名前を受け継いでさらに過激化していくのか。

今回、去年10月に解散すると言っていたことすら知らなかったくらいで、それって本当に意味のある活動をして解散するのであれば、去年から今までにもっとやることがあったんじゃ無いのか。それが知られずにここまで来たと言う事は、結局やっているつもり、やることが目的で、そこで言っている「××反対」とかいう主張って、結局は単なるお飾りなんだなと感じますね。

政治なんて、そんなに力んで構えて何かするものじゃ無くて、日々の普通の生活の中で感じること・やらなきゃいけないことを、普通に表現していけば良いだけのは無し。それが集まって多数の意見になれば「総意」ということで実行すれば良いだけなんだから。わざわざ大声を出したり、示威行為をすると言うことは、結局そうでは無いからわざわざそう言うことをやらないと目立たないから。勿論、少数意見の吸い上げとか、全体が間違った方向に行く可能性もあるだろうけど、彼らの主張は自分達は少数意見では無く国民の総意だと言っているのだから、わざわざ声高に叫ばなくても良いはず。そういう矛盾にする気がつかないのか、見えない振りをしているのか、結局は欺瞞を隠すための欺瞞をしているだけなんだよな。素朴な疑問として、彼らは一体何を得たんだろうか。一年間好き勝手やった達成感? そうだとしたら、余計なことに付き合わされた我々にとっては、いい迷惑だったと言いたいところです。

2016年6月20日

突然死するOutlook2010

先週金曜日に会社で仕事をしていたとき、社内標準メールソフトであるOutlook2010君が、突然

「Microsoft Outlookは動作を停止しました。問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。」

と言って死んでしまう orz 解決策が無いためか、Windowsからは何も通知されない。仕方が無いので、修復作業をすることに...


  1. まずはシステムの再起動をしてみますが駄目。念のため、シャットダウンをして起動しても、Outlookを起動すると直ぐに同じエラーが表示されて強制終了してしまいます。
  2. 困ったときのGoogle先生。エラーメッセージをキーワードにして、修正モジュールを捜してみますが、すでに古いものであったり(適用不可)、実行出来ても問題解決には至らず。
  3. 社内のダウンロードサイトからOutlookをダウンロードして再インストール。消してしまうとプロファイルとかの修復も大変なので上書きインストールしてみましたが解決せず。ここで、どうもプログラムファイル自体は問題無さそうと当たりを付けます。
  4. Google先生によれば、新しいプロファイルを作成すれば解決したという事例も見つかったんですが、社内戦用環境にカスタマイズされた社内用マシンなので、下手にプロファイルをいじれません。で、Event Viewerを見てみると、どうも死んでいるのはoutlmime.dllというDLLらしい。これは、IMAPを使用する時に使うらしいというのがちょっとヒントになりました。
  5. で、試しにネットワーク接続を切ってオフライン状態でOutlookを起動してみると、それまでのように起動後数秒で死ぬことは無く普通に使用出来ます。オフラインですから、メール送受信は出来ませんが、普通にファイル操作は出来ます。と言う事は、やはり通信関係に原因がありそう。
  6. さらに、このOutlookサーバーには、Webメールからもアクセス出来ますが、こちらは問題無く利用出来ます。ですから、サーバー側に問題があるわけではなく、どうも私の個人的環境、それも今使用している社内クライアントマシンに原因はありそうです。
  7. そこで、コントロールパネル→メール→プロファイルの表示と開いて、今使っているメール設定を確認すると、社内のExchange Serverへの接続とは別に、もう一つInternet Mail Serverへの接続が定義してありました。これは社内で使用している開発システムの都合で設定している、インターナルなメールアドレスですが、こいつがIMAPを使っていることを思い出しました。そこで、このアカウントを削除。念のためシステムを再起動して、オンラインでOutlookを起動したら... 見事に成功!
原因は分からないけれど、どうもoutlmime.dllが何かの理由で失敗して、それが原因でメール取得が出来なくなってしまうようですね。それで道連れになるOutlook本体も本体だけれど。取りあえず仕事優先で、週末の間はそのまま削除したままで使用していますが、本来必要な設定だったので追加したわけで、今日は再設定して様子を見るつもりです。以前のデータが残っていると嫌なので、出来ればクリーンナップして歳作成したいけれど、そんなツールは無いだろうしなぁ... せめて、強制的に初期化するようなオプションくらいは提供して欲しいところですね。

望まれない追悼

沖縄で開催された、先日発生した元海兵隊所属軍属による女性殺害事件の追悼会。事件そのものは、全く女性取っては落ち度が無いのに命を奪われた残念な事件で、この犯人は厳しい処罰を受けるべきではあるけれど、「元海兵隊」という事で逆に不必要にあるいはある意味意図的にフレームアップされていることが気になります。特にこの追悼会、ご遺族が四十九日の法要をしているのとは別に、有志(これがまた胡散臭い感じだけれど)が開催したものらしいけれど、それって遺族は承知しているのか、あるいは望んでいるのか? 確かに、元々の沖縄の感情を考えると、軍属、元海兵隊と言う事でヒートアップすることも理解は出来るけれど、でも軍属って一般の沖縄県人で仕事をしている人もいるわけだし、現役の海兵隊が起こした事件ならまだしも、そうで無い人間が起こした事件を恰も現役のアメリカ軍が起こしたような印象を植え付けるのはどうだろうか。

機能の夕方のとある番組でも、海兵隊の厳しい訓練のビデオを流して、以下に戦うためだけに訓練をしているかという話をしていたけれど、それとこれとは別の話では。沖縄というだけで、凄く偏った歪んだバイアスが掛かっていて、それを誰も指摘しない怖さがありますね。言ってみれば、安全法案を「戦争法」といって、怒るかどうか分からないような危険を声高に指摘して不安だけを煽る、あの人達と同じような印象をうけてしまいます。

戦争は嫌だし、争い事は可能ならば回避したい。ただ、世の中の全ての人が同じように平和を考えているわけでは無いし、その達成方法にしても考え方が違う人達と同居しているわけで、どうしてもある種の摩擦は発生します。その摩擦を出来るだけ少なくする方法はいろいろあるけれど、一番簡単なのは摩擦を発生させる二つの集団のうち、一方の集団が全く何もせずに消滅すること。これが、所謂巷の平和を声高に言う人達の方法だと思うけれど、それならそれで先ずは自分達が消えて欲しいところ。もう皮質が、相手を圧倒して摩擦を起こさせないようにすること。これが今の中国が目指している方法で、力尽くで解決する方法で、これが世界のほとんどの国の人が回避しようとしていること。もう一つの方法は、当事者同士が、摩擦が存在することはお互いに認識した上で、その摩擦を出来るだけ最少化する方法を相互に考える、あるいは別の手段を考える、という事を進めること。所謂民主主義の世界では、首脳会議とか裁判とか協定とか合意とか、いろいろ形で妥協点を見つけるわけです。でも、それをしない集団が世界には幾つかあるわけで、それが問題の根源なのにそれを認めようとしない人達がトンチンカンな事を言いだしてしまう。

トンチンカンならば、理解が足りない、認識が違うなど、まだ考えの不備を指摘すれば解決策が見つかる可能性もあるけれど、そう言うことは承知の上で自分達の主張や利益を最大化するために、意図的にそういう部分を見て見ぬ振りをする人達がいるわけですよね。そういう集団が一番質が悪く、一番あくどい気がする。いゃ、何処かの地方で開催されたとある集会がそうだと言っているわけでは無いけれど、自分の意見と同じ・反対問わず、その主張の合理性なり整然とした理由が理解出来ないというのは、やはりそういう説明が出来ない別の理由があるからなんじゃないかと思うわけです。で、一番の被害者は、望みもしないのに、そういう行動の最大の理由に勝手に使われてしまっている被害者本人と遺族の人達なんでしょうね。弱者を言う物が、さらに弱い立場の人を利用するというのは、昔からある話だけれど、何か釈然としない。

NRT-ORD-BOS/-IAD-NRT (3) - 追加のフライト

出発まで10日と迫ってきた、少し早い夏休み旅行の予定。自分の旅行スタイルのいつものクセで、準弾丸トラベラー的内容なんですが、そこに更に弾丸トラベル(日本語では「修行フライト」と言う-笑)を追加する事に。今年の修行フライトでは、AMC Diamondはすでに達成済みで、年内はAMC関連で飛ぶ必要はもう無し。一方UA MP 1Kの方は、実はUA名でのフライトはまだ一度も無く、ANA便用時マイルを振り替えているだけ。今回のフライトでも、往路のNRT-ORDと復路のIAD-NRTはANA便利用ですがマイルはUA MPに付ける予定。で、Bostonへの乗り継ぎ便(ORD-BOS/-IAD)はUA便を利用するので、久しぶりにUAを利用することになります。で、UA MP 1Kの場合、PQMを10万PQM獲得するだけではだめで、少なくとも4便はUA便を利用しないといけない。今回はBostonへの乗り継ぎ便で2便利用するので、あと2便を何処かで利用しようという考えでした。

今年は、あと一度くらいは国際線を利用する機会があるだろうし、その時に国際線か国内線でUA便を利用する機会もあるだろうと思っていましたが、最近の傾向としてどうも国際線部分でUA便を利用する機会が余り無さそう。先日アナウンスされたPolarisのサービス開始となれば利用してみたいけれど、多分今年中は日本路線への投入はないだろうから来年以降の予定。まぁ、いろいろな意味で暫くは国際線部分はANA便利用になりそう。気になる羽田の昼間北米路線も、UAはHND-SFOになりそうで、そうなると既に発表されているANAのHND-JFK/ORDを利用する確率の方が高くなります。で、そんなことを熟々考えていると、もしかしたら残り2便のUA利用も厳しいんじゃ無いかと思うようになってきました。

日本から簡単に利用出来るUA便となると、NRT-ICNかNRT-GUMの2路線(Guam便は地方からの路線もあるけれど)の2路線になってしまい、手軽にマイルが獲得できるNRT-SINが無くなってしまったのが痛い。逆に、TYO-SINではANAの深夜着便や早朝の出発便等でPクラスですが安く利用出来るフライトが幾つかありそう。となると、UA MP 1K用に利用する可能性も高くなるけれど、それでも解決されないのがUAでの最低4便利用。そこで、今回実質的にBostonに二日滞在するわけですが、このBostonから近場の空港へその日のうちに往復するようなフライトを入れたらどうだろうかと考えました。Bostonもそんなに小さな空港ではないので、そこそこあるだろうと思ったんですが、どうもBOS-EWRがシャトル便っぽい運用がされているようで、朝BOSを出てお昼前にEWR到着、2時間位の待ち時間でお昼にEWRを出て、午後1時ちょっと過ぎにBostonに戻ってこられます。それなら、Bostonに戻ってから市街地に出て観光なり買い物も出来ますから、丁度良い感じです。と言う事で、BOS-EWRとERW-BOSのチケットを発券しました。これで今回の旅行が完了した時点で、最低4便利用の条件がクリアーされるのでは、後は幾らでもANA便を利用して飛べます(笑)。

期間的には、まだ半年もあるので何とでもなりそうな気もしますが、8月の終わりから秋のシーズンが始まり、週末がなかなか自由にならなくなるので、ちょっと短い距離を飛んでこつこつ貯めるか、無理にでも有休を取得して一気に獲得するか、色々考えないといけません。その為にも、取りあえずUA MP 1K獲得の条件の一つをまずは達成することを最優先することにしました。(続く...)

2016年6月19日

特許戦略

中国のHuawaiの国際特許出願数が2年連続で世界最高となり、アップルから受け取るライセンス数よりもアップルに提供するライセンス数の方が多くなったという記事。まぁ、Huawaiは、基地局メーカーとしては世界でもトップクラスだし、最近は自社製のスマホを開発したりと、技術力はある企業。いつもの中国企業というひとくくりでは出来ませんしね。大体、中国の場合は宇宙ステーションは上げるは、原子力潜水艦は持っているは、西側先進国の技術は一通り自国内で所有していますから。勿論、その中には違法に入手した技術もあるだろうし、単にコピーしているだけかもしれないけれど、じゃぁおなじことを他の国がやって出来るかというと、それは難しいだろうし。

ただ、Huawaiの特許数を考える時に、ちょっと注意しないといけないのは、通信関係では中国が独自規格を色々策定していて、それに関しての特許が多いだろうと言う事。勿論将来的には国際的な規格になって、世界でその特許使用が必要になるかもしれないけれど、現時点では中国国内以外では利用出来ない・利用しない規格も多々あるわけで、そういう意味では一寸数だけに惑わされることも無いかなと。アップルにしても、その規格で中国国内モデルを出さないといけないとしたら、どうしてもライセンスを取得しないといけないわけですからね。そういうアンバランスさはあると思う。

中国としては、莫大な市場規模を利用して、最初は独自規格であっても、そのうちに中国標準=世界標準とする戦略があるんだろうけど、なかなかそうも行かない部分もあって、やはり世界規格として採用されるためにはオープン化なり標準化作業をしないと、それがどれだけ良い企画であっても受け入れられないわけで、そういうところってクローズドにしたがりますからね。とはいえ、Huawaiをはじめ最近の中国企業は、その資金力(どこから出てるんだ?)にものを言わせて、どんどん海外の主要企業買収に走っていて、それはイコールそれらの企業の技術や特許を自分のものにして、さらには傘下のエンジニアをそのまま雇用して更に特許を取得させる事で、企業体質の強化と世界進出を目論んでいるわけです。それはそれで、これまでの欧米や日本の企業もやって来たことだから、問題は無いわけだけれど、一旦勢いが付いた中国企業はなかなか止められませんからね。国としても、例えば国策に影響するような場合には何か防御するような方法が必要かも。

中国企業だからと目くじらを立てる必要は無いだろうけれど、裏にどれだけの力を持っているか分からない巨大企業が加速を付けているという心構えは必要かも。

かしましい乗客

久しぶりの「新幹線シリーズ」。この週末は金曜日の仕事終わりに横浜で宿泊して、翌日ちょっと都内で所用を済ませて午後に東京から新幹線で浜松に戻る工程。ゆっくり戻れるので、EX-ICで提供される新幹線こだま号のグリーン車を利用するIC早割を利用。乗車時間は東京からだと40分長くなるけれど、+400円でその分ゆっくりグリーン車のシートに座れるから楽ですし、私の経験から言うと、ひかり号よりもこだま号の方が、N700Aとか新しい車両が使われる確率は高い気がする。

で、こだま号は定刻通りに東京駅を出発。連休中とか朝夕のラッシュ時を除けば、このサービス自体の知名度がまだ高くないのか、かなり車内はガラガラ。品川、新横浜と停車して、小田原に停車した時。のぞみ号の通過待ちで5分程停車したんですが、ホームに入り暫くすると、そのホームをドタバタ走り回るグループが。窓から見ると、年齢的には70歳前後くらいと思われる男女のグループ。多分ご夫婦とか友人のグループ何でしょうけど、「xxxさんは」とか「兎に角乗って」とか、かなりの騒ぎ。発車までは、まだ数分の余裕があるので、そんなに焦らなくても良いと思うのに、何か右往左往している様子がちょっと不思議なくらい。そのうちに、私が乗車している車両の後ろのドアから車内に入ってきて、添乗員さんなのか「xxx様いらっしゃいますか」とか点呼を取り出します。で、暫くしてドアが締まり発車すると、今度は前の方から何名かの同じグループと思われる男女数名が移動してきて、車内に響くような大きな声で「xxxxさん、いますか」とか言いながら後ろに小走りに走って行く。で、後ろの方で「xxxxかんがいない」「駅では先に言ったと言ったのに」とか、もうそのトラブルには同情するけれど、正直「五月蠅い」。で、何故かこう言う時って決まったように関西弁の皆さんなんですよね。

で、添乗員さんらしき人が「取りあえず席に座ってください」といって席に付かせるんですが、私の席の数列後ろにまとめて座席指定をしてあったようで、座ったら座ったで、またひとしきりやいのやいの。私の斜め前に座っていた男性の人も、後ろを振り返って迷惑そうな顔。もうよほど文句を言ってやろうかと思ったところに、車掌さんがやってきて「乗り遅れた方がいらっしゃいますか」と様子を聞いて、それで少し納まったんですが。暫くして、その添乗員さんらしき人が携帯で話しながら前の連結部分に移動。暫くして、どうやら乗り遅れた人達が後からくる小田原停車のひかり号で名古屋に行き、そこでこのこだま号をキャッチアップするという事になったらしく、それを仲間の皆さんに伝えると、それでまたやいのやいのの大騒ぎ。もうね、大変だったことは分かるけれど、もう少し回りに気を遣えよと、小一時間。

結局イヤホン装着して凌ぎましたが、時々こう言う集団がいて困ります。昔、発表会か何かの帰りなのか、和装の女性集団が車内の2/3以上を占有して、で大騒ぎをしているので、たまらず乗客の一人が車掌経由でクレームしたけれど、それでもそんなに静かにならなかったことがありますが、あの集団も関西弁の方達でしたねえ。いゃぁ、別に偏見を言うつもりは無いけれど、性格的に明るい人が多いのかもしれないけれど、でも狭い車内ではもう少し気を遣って欲しいところです。

都知事選は混戦?

大本命と言われていた民進党の蓮舫氏が、都知事選への不出馬を宣言。当初の予定通り、参議院選への出馬に専念するという記事。この数日間にどう言う損得勘定が働いたのかは分からないけれど、ゲスの勘ぐりをさせて貰うと(笑)、自分で仕事をしてちゃんと実績を残さないと批判される都知事という代表の立場よりは、好きなことを言っていれば仕事になる野党の議員と言う楽な立場を選んだのかな、と。例えば保育園問題。今の立場なら、政府は何をしている、自治体はどうしていると言っていれば仕事になるけれど、都知事になったらそういう批判を受けながらちゃんと保育園を開設しないといけないわけで、仕事に対しての立場が180度変わってきます。一度は与党になり、仕事を実行する立場になったけれど、結局あの時の印象としては「仕分け」しか記憶に無いわけで、それもどちらかというとパフォーマンスにしか見えずに、本当に必要な「仕分け」が出来たのか未だに疑問。その後の震災・水害やノーベル賞受賞で、スーパ堤防は必要だったとか、利根川水系の治水は必要だったとか、スーパーコンピューターは必要だったとか、かなり裏目に出て、それもあってあの仕分けの印象は悪いものとしか残っていないけれど、でも政治は結果ですからね。例えばあの仕分けで、何兆円もの無駄が省かれて、その結果ちゃんと公約通りガソリン税が撤廃されるとか、学校の無償化がちゃんと実現されるとか、あるいは福祉が改善されるとか、そういう大きな結果があれば良いけれど、結局あれって混乱を招いて自分達だけが「正義の味方」と思わせるだけで終わってしまった気がします。

これで大本命がいなくなり、候補者はどうなるんだろうか。彼女が不出馬となったことで、個人的には大穴としての桜井パパの登場が確実になったんじゃないかという気がする。舛添氏を応援したと言う事で、自公は拙い立場になっているけれど、でもその舛添氏は自民党を出ていった人なわけで、そういう意味では余り関係無いと思うし、逆にそれだからこそタレント的な人ではない、実務官僚経験のある桜井パパが一番いいのでは。ある程度の知名度というか、有名さも持ち合わせているという点もアドバンテージだし。

あと、和民の渡邉美樹氏が立候補を表明しているけれど、うーんという感じ。会社家家のような実務経験者はある程度期待出来るとは言え、この人の場合はちょっと業態が特殊ですからね。それに、その和民が結果的に危ない状況になったわけだし。以前介護事業に進出した時等は、面白い視点を持っているなと感心したんですが、結局はその相乗効果を生かし切れなかったというのは、やはり何か問題があるんじゃ無いだろうか。まぁ、その時の介護事業経験から、福祉とかの分野ではある程度期待出来るかもしれないけれど、それだけでも困るし。こういう時に、副知事とかから内部昇格して、暫く職務を遂行するような制度(アメリカの大統領以下の優先順位みたいなもの)があると良いと思うんですけどね。で、その人気は辞任した都知事の残り任期か、最長でも1年とかにして。参議院選挙とのバッティングとか、色々制度的な問題点というか改善点も見えた今回の辞任騒動と言って良いんだろうなぁ。

2016年6月18日

どこが似ている?

北京市知的財産局が、AppleのiPhone6/6 Plusが中国メーカーの製造するスマホと類似しているという理由で販売停止を命じたという記事。「佰利公司(Baili)」って聞いたことの無いメーカーで、中国語の記事にその製品(100c)の写真が掲載されていたんですが、どうみてもiPhone6には見えない。角が丸いフォルムは、まぁ似ていると言えば似ているけれど、そんなデザインならAndroid系のスマホにもあるだろうし、一般的なデザイン。さらに、背面のカメラ位置は同じような場所だけれど、フラッシュの壱がiPhone6はカメラの右側だけれど、その100cは下と異なります。フロント側も、スピーカーの細長い口は似ているけれど、その右横のセンサー(?)はiPhone6には無いし。

これを「模倣している」と訴えるのはメーカーの勝手だけれど、それを通しちゃう役所も凄いなあ。まぁ、何でもあり、言ったもん勝ち、無理が通れば道理が引っ込む中国ですから、今更驚きはしないけれど。しかし、本当Appleも大変ですね。

趣旨替え

民進党の長妻氏が、政府説明と異なる解釈をHPに掲載しているという記事。「長妻」と言えば「年金」と言われるくらい、Mr.年金と呼ばれてスターに祭り上げられ、与党時代にはその年金担当にもなったけれど、結局あの熱意はどうなったんだろうか。あれだけ大騒ぎをして、それもあって与党になり自分が担当になったけれど、結局3年間ではほとんど解決されずに野党に転落したけれど、少なくとも与党の年金行政の監視役としての仕事は続けるべきでは。いゃ、もしかしたらやっているのかもしれないけれど、それにしても年金とは全く畑違いなこう言う話が突然出てくるのって不思議。ある意味、新しい話題作りのためかと勘ぐってしまう。

この人、もともとはNECのメインフレームの営業で、そこから日経の記者になり、さらに政治家になったという珍しい経歴の人。別に、年金に詳しいわけでは無いけれど、丁度目に付いたのと記者としての本能かもしれないけれど、問題点を見つけ出して、それで一躍有名になった人。だから、問題点を指摘して、某かのアイデアとか意見を持つことは出来るんだろうけど、その解決策にまでは力不足で至らなかったんでしょうね。そういう意味で、年金担当大臣なんて引き受けずに、もっとしっかりした人を手当てしておけば、3年間で目処が付いて民主党の成功例として歴史に残ったかもしれないけれど。まぁ、担当に付けた責任者も罪だけれど、本人もあれだけ吹聴していた手前、断れなかったんでしょうね。

そういう人でも、別に道徳関係に興味を持つことは良いけれど、担当部門が否定してその証拠もあるだろうに、何で訂正なり削除なりしないのだろうか。こういうところがよく分からない。この人本人が、ちゃんと道徳教育を受け直して、正誤の区別が付くようになら無いと不味いんじゃ無いだろうか。

実務の出来る人

舛添氏が辞任し、にわかに活気だってきた東京都知事選挙。民進党は、あの蓮舫氏が出馬するらしいけれど、直前の参議院選挙での出馬も可能性があるので、まだ確定では無いらしい。酷い話では、比例区に出て多分当選し、直ぐに自体して議席は党に残し、そこから都知事選挙に鞍替えすると、民進党にとって議席は残るし都政は牛耳れるしとハッピーとなるらしいけれど、それって道義的にどうだろうか。さらに、都知事に当選してしまうと、最低でも4年間は努めないといけないから、その間に民進党の党首選に出馬も出来なくなるわけで、その当たりも即決できない理由とされているけれど、うーん、それまで民進党が残るかどうかと言う話もあるし、さっさと出て都知事で実績を残して、その後何処かの政党に鞍替えする方が利益は大きそう。

で、彼女のことを大物政治家と言うかどうかは微妙だけれど(態度は確かに大物だけれど-マテ)、先の舛添氏もそういう触れ込みで都政に乗り込んできて、結局自縛したわけで、その後釜も同じような人間が来るというのはどうだろうか。と言うか、下手な国歌並みの財政規模と経済力をもつ「東京都」という組織を束ねる人が、ぱっと出てきた人で良いんだろうか。勿論実務に関しては、それぞれの舞曲なりがちゃんと実行するんだろうけど、全体の方針とか都経営みたいな事が、それまで某かの政治活動家あるいは経済活動に通じていたのであればまだしも、余り関係無い人が付いてもどうしようも無い気がする。というか、普通の会社のようにある程度実績のある人を選ばずに、それでも機能する組織って、そのトップはお飾りということでは無いかしら。

実務単位である部局は、それぞれのミッションを持ってそれを遂行していくから、要するに車輪が沢山ある車みたいな物で、その車輪の向きなり回転速度を調節して、横道に逸れたり急停止や急発進しないようにしていくのが都知事の仕事なんだろうけど、それならそれで、ますますバランス感覚の優れた人が付くべきでは無いだろうか。彼女の場合、バランス感覚というよりは、やはり見栄えの良い事を強調したビジビリティ重視の活動のような気がするから、都政を実行するにしてもこれまでとは違った偏りが出てきそう。内部昇格とは言わないけれど、ある程度との組織で経験のある人から選ぶ方が良いのでは無いだろうか。それは、他の道府県知事にも言えるだろうし、大きな都市の市長にもいえるだろうし。 

ビジネスの世界で、例えば大企業の社長になり何千、何万人もの社員の代表として、ビジネスも成功させるというのは非常に厳しい仕事。最近でこそ、外部からスカウトしてきて、それで成功している起業もあれば失敗する企業もあり、なかなかどう言う方法がベターかとも言えないけれど、一つ確実なのは内部だろうと外部だろうと、それなりにビジネスの経験をしてきて、それなりに評価される実績を残してきた人が、そういうチャンスに恵まれるし場合によっては成功してさらにステップアップしていくわけです。都知事、あるいは地方自治体の長を努めることは、ある意味そういう大企業の社長以上に難しいことだと思うのに、そこに至るには余りそれまでの経験や実績は顧みられないことが凄く不思議ですよね。まぁ、だれがなっても良いけれど、少なくとも東京オリンピック・パラリンピックはちゃんと成功させないと。

2016年6月17日

静かに検証されるメディア

一寸話題になっている、やらせじゃ無いかと言われるインタビュー。どうも女性は同一人物らしいけれど、TBSとテレ朝がインタビューした場所が、新橋駅の東西で別々に撮影されたらしい。それだけなら、たまたま別の場所でロケをしていたテレビ局が、テレビ映りの良さそうな通行人にインタビューしたら、たまたま同じ人だったという可能性も無きにしも非ずだけれど、でも普通なら2回目のインタビューの時に、「さっきxxx局にも聞かれました」とか言うだろうし、そう言われれば後のテレビ局としても使わない気がするけれど。

で、今回はそれに輪を掛けて話題(問題?)になっているのが、この女性、どうもピースボートのスタッフらしくて、過去にも結構テレビに登場しているらしいと分かったこと(*)。ピースボートと言えば、民進党の辻元清美氏がまず思い浮かぶわけで、そうなると蓮舫氏の名前を出すのも自然ではあるけれど、その行為自体には何か不自然さを感じてしまいます。

この手の、インタビューの使い回し的事って、過去にも何度も話題になり、多分本当にその場でインタビューしたものとバランスを取る(場合によっては、バイアスをかける?)ために、挿入するのかもしれないけれど、でもそれって「街頭インタピュー」とは言えませんよね。バラエティとかじゃないわけですから、少なくとも「報道」というカテゴリーで放送するなら、本当の事を伝えないと。

最近は、ネットワークがどんどん広がっているから、昔は通用しただろうこう言う小手先の手法は直ぐに見破られて明らかにされてしまいます。そう言うことに気がついているのか、気がつかないのか、旧態依然としたことを繰り返しているから、テレビの凋落みたいな事がいわれるんだろうなと納得する記事でもありますよね。街頭インタビューの結果で、その時の一般の人がどう思っているかと、例えばコメンテーターが自分で考える意見が異なっても良いはずだし、それだからこそ意味がある批評や反論が生まれてくるはず。そうでは無く、全員がこう思っているという、予定調和を期待するような内容に説得力があると思っているから、どんどんテレビというメディア、あるいはそれ以外のメディアの信頼性が無くなり、衰退して言っているんだと思います。

この人が同一人物で、実はやらセで、あるいは裏の意図があったどうかは、多分誰も肯定も否定もしないだろうけど、そういう疑念が公になったと言う事が、イコール既存メディアの失敗であり敗北だと感じますね。「視聴者」というのは、昔は単なる「受け手」であったけれど、今は「批評家」であり「レビューアー」であるということを肝に銘じないと。

(*)(2016年6月18日追記) この件に関して、ピースボートから産経新聞へクレームが入ったらしい。そのネットで言われている人物は、現在も熊本でボランティア中だから有り得ないということらしい。で、産経新聞もその記事は削除したらしいけれど、ネット的にはもうこの女性の名前やら同一人物らしいという残存情報はあちこちに分散しているから、今後も忘れた頃にぶり返されるんでしょうね。ある意味、ネットの風評被害っていうのは、良くも悪くも新しい社会ルールとして考えないといけないかも。

Microsoft + LinkedIn = MicroIn?

MicrosoftによるLinkedIn買収の話は、その組合せもそうだけれど、日本円換算で2.8兆円という金額にもビックリ。日本では余り知られていないLinkedInなので、特に日本人からするとそんな名前も知らない会社に3兆円近くのお金を使ってと思われるかもしれないけれど、世界的にはトップクラスのSNS。それに、Facebook等のように個人的な繋がりでは無く、どちらかというとビジネス中心の繋がりを広げていくのがLinkedInなので、日本で行ったらリクナビの大規模な物と行ったら怒られるだろうか。

こちらの記事を読むと、買収の話し合いの席にはOffice開発責任者も同席したということで、そうなるとOffice365の機能拡張・サービス拡張として、LinkedInの取り込みを考えているのは確かでしょうね。これまでのアプリのクラウド化で水平展開は進んでいるけれど、それを組織だけで無く会社横断的な物屋、さらには業種横断的な関係にまで広げることで、生産性のアップだけでなく新しいアイデアの醸成とか、新しい仕組みや取り組み方の誕生とかも狙っているのかも。

私も、LinkedInが日本に紹介されたときに直ぐにアカウントを作った口ですが(その頃は、密かに外資系会社への転職なんかも一寸考えていた-笑)、暫く使ってみて感じたのは「あぁ、これってよほどやる気が無いと厳しい、というか飽きちゃう」という印象。凄く前向きな人なら、どんどん新しい繋がりとか仕事関係の開拓が可能だけれど、一寸自分で色々やりたい菜みたいな時にも、どんどんリンクが飛んできたりして、しばらくすると「うざったい」みたいな感じになってしまいました。SNSには慣れている方とは言え、どうもPush型のSNSは苦手なんですよね、昔の人だから(笑)。

Officeに将来的にLinkedInの要素が取り込まれるとして、例えばセキュリティとかポリシー設定とかはどうなるだろうか。協業化を進めて、効率化を進めれば進めるほど、相互に開示して無駄を省かなきゃいけないけれど、それってセキュリティも相互に信頼して後悔することになるわけで、その当たりが今のOfficeにしても不安が残るところ。

今のMicrosoft製品はWindows Live IDに紐付けされて、そのIDでアプリやデータを管理するようになっているけれど、将来的にはそれがLinkedInにも紐付けされて、知らないうちにスキル採点とか職歴一覧とか、AIが分析したP's&C'sとかが作成されてしまうかも。まぁ、その頃にはもう引退しているだろうから私は良いけれど、これからの人達は大変かも。

イチローの記録

昨日の試合で、マーリンズのイチローが対パドレス戦で2本のヒットを打ち、日米通算安打数で4257本を記録。米国メジャーリーグのピートローズ氏の4256本を上回る安打数を記録しました。勿論、シアトル時代のイチローの試合は何度か観戦しに行ったことがあるし、42歳で現役のメジャーリーガーとして活躍する、そのスポーツマンとしての素質は素晴らしいと思うけれど、ちょっと回りが騒ぎすぎな気もします。

自分の記録が、数字的には更新されたピートローズ氏が、辛口なコメントを続けるのは分かる気がします。本数的には同一だけれど、そのうちの1/3近くは日本の試合で記録されたもので、確かに単純に比較できるものでは無いですし。少し前に、名球会の入会ルールで、米国でのヒット数・勝ち数も含むようになったけれど、日本球界が例えば「生涯最多安打数」として、このイチローの日米通算安打数を日本の記録として保存する分には、多分誰も文句は言わないでしょうね。やはり、それが逆の立場になるから、メジャーリーグの中にも「それはちょっと」と思う人がいるでしょう。以前もちょっと書いたけれど、イチロー自身はやはりメジャーの記録はメジャーでプレーした間のものを評価して欲しいのでは。王貞治氏のホームラン数世界記録(868本)も、偉大な記録だとは思うけれど、こちらの方が球場のサイズにも依存するから逆にアメリカでの評価は低いんじゃないだろうか。勿論、王さん自身は誰からでも尊敬される人だろうけど、記録に対しての視点で言えば、ホームランが出やすい球場というのは日本の方が多い気がする。少なくともヒットが定義される、内野のサイズは、日米同じですからね。そういう意味で、イチローのヒット数記録というのは、ホームラン記録よりも日米の差が少ない物だと思います。

王さんと違って、アメリカのメジャーでも長く活躍していることもあって、今回はアメリカでもイチローに好意的な評価が多い気がします。勿論、王さんが現役の頃は、まだ日本の野球が下に見られていた時代だし、日本人もメジャーで活躍する時代でもなかったから、彼らとしても日本球界は評価以前の存在だったかもしれないし。

イチロー本人にしても、試合後のインタビューとか聞いていると、今回の記録も、間近になったメジャーでの3000本安打にしても、まだまだ通過点と思っているようで、流石にメジャーでの4000本安打は厳しいだろうけど、3000本に何処まで上乗せできるかが、これからの興味でしょうね。メジャーだけで3000本安打を打つと、歴代30位以上になります。20傑に入るには3100本、10傑入りには3320本位が目標になりますが、前者はかなり可能性は高いとしても、後者を達成するには少なくともあと2年は必要そうで、ちょっと厳しいかも。なんせ、本人に力があっても、チーム構想として契約してくれる球団がなければプレーできませんからね。仮に、そこから日本に戻ってきて十分にプレーできる力が残っていたとしても、多分イチローは日本ではプレーしないだろうなぁ。野球に関しては、メジャーでの道が消えたところで、スパッと引退するんじゃないだろうか。そこで気になるのは、その後のイチローですが、一寸想像が付かない。正直、監督とかコーチという雰囲気でもないし。まぁ、そんな先のことの心配よりは、まずは次のメジャー3000本達成を期待しなきゃいけないんでしょうね、ファンとしては。

2016年6月16日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

月曜日の試合後遅くなるので宿泊。前回から二週間一寸での再訪ですが、もともとは横浜のシェラトンを予約。で、少し前に再検索したら、さらに安いレートがこちらに出ていたので変更。こちらの方が試合会場からも近いですしね。

夕方からの試合なので、事前に荷物などを置きたくて早めにチェックイン。幸いにも部屋の準備は出来ていたので、通常よりも1時間くらい早く部屋には入れました。本当なら夕方からのカクテルタイムを堪能したいところだけれど、流石に試合前にそれは出来ないので我慢して出発。

試合は接戦を競り勝って見事に勝利! 部屋に戻ってきた時には結構遅い時間でしたが、まずは祝杯を挙げなければとルームサービスをリクエスト。ビールと白ワインにちょっとお摘まみを頼んで、一人で乾杯をしながら事後処理の作業などをして、ベッドに入ったのは深夜01:00頃でした。

翌朝は、逆に朝早く目が覚めて市内寝不足気味。朝食にラウンジに行きましたが、余り食欲も無く軽く食べて終了。お昼頃までには帰宅する必要があったので、少し早めにチェックアウトをして帰宅しました。これでSPG系16滞在目となり、25滞在まで残り一桁台に入りました。やっと第三コーナーにかかった感じでしょうか。

大山鳴動して鼠一匹

政治資金規正法違反から、擦った揉んだの末辞任となった舛添東京都知事。舛添さんとしても、最初に高額な出張旅費問題が出た時に、ここまでの大騒動になるとは思って居なかったと思うけれど、結局その原因は永江さんも書いているように最初の対応の不味さで顰蹙を買い、それが突かなくても良い昔の重箱の隅をつつかせることに繋がり、更に輪を掛けて拙い対応が続いて最後は辞任になったこと。

元々は、歴代知事の中でも出張回数が多いと言う事と、その出張にファーストクラスを利用し、宿泊先もスイートと出張規程から逸脱していたもの。私、ファーストクラス利用は理解出来るかなと思います。まぁ、ビジネス出も十分だと思うけれど、GDP換算では世界の国の中でも一桁台の経済規模を持つ東京都の代表だから、それ位のポジションはあると思う。但し、それは、あくまで移動時の負担を軽減するという意味で。勿論、どのクラスを買うかにもよるけれど、ファーストとビジネスでは倍以上違うわけで、そこは限られて出張旅費の年間経費でどう処理しているのかも考えないといけないけれど。まぁ、手配する航空会社、旅行会社にしても、それなりのディスカウント料金を出すだろうから、報道などで言われる正規料金そのままだとは思わないですね。拙かったのはホテルのスイート利用。相手に失礼とか、余りに理由にならない理由を言っちゃったから、ここから破綻していった気がする。これが、家族同伴の出張だとか言うのであれば、まだ理解出来ないことも無いけれど。結局、この最初の対応さえもっと低姿勢で謙虚に反省を言って、今後は規定通りに利用すると頭を下げれば済んだ物を、自ら火に油を注いでしまったのが問題でしたね。

今回、まぁ不正を暴いたと言う事にはなるんだろうけど、出も舛添さん一人を叩いて終わりじゃ不味いんじゃ無いだろうか。その大名旅行の出張には、東京都の職員も多数同行したわけで、その人達は厳密に出張規程を遵守していたわけじゃないでしょ? 更に、今回は舛添さんの公用車利用とか、支出問題が後から指摘されてきたけれど、それって彼一人だけの問題なの? 都議会議員って、皆さん問題無いんだろうか。今回の騒動を機会に、度議会議員全員の身体検査をしたら、実はもっと拙い議員さんも一杯判明したりして。本当は、お金に関してもちゃんと調べるべきではないだろうか。結局、騒動の原因を作ったのは舛添都知事自身だろうけど、その騒動の本質って決して彼一人だけの問題では無いはずだから。

もう一つ思うのは、選挙が近かったというタイミングの悪さもありますよね。元自民党で推薦も受けた知事なので、どうしても与党に批判が集まるから与党としても穏便に済ませたいけれど、なかなかそうも行かない状況。で、早速民進党の岡田代表なんかは与党の責任を言っているけれど、でも地方自治体の首長って別に大臣のように政府が任命するわけでもないわけで、都民の選挙によって選ばれるわけです。しかも、その推薦した政党にその後も責任があるというのであれば、それって地方自治を否定するものではないだろうか。それを言うのであれば、推薦した政党だけでなく、業界団体とか支援母体、さらには投票した有権者全員の責任と言わないと変じゃないだろうか。

次の選挙は7月中に行われそうですが、与党はこれという候補がおらず、野党は民進党の蓮舫氏あたりが本命らしいけれど、蓮舫氏が仮に都知事になったら、結局は言うだけで何も進まなくなるんじゃないだろうか。人のアラを指摘することは得意そうだけれど、実際に実務を進める力があるとは思えないんだけど。余り組織経営に向いた性格とは言えないと思うんですけどね。ワンマン社長のタイプだから、波に乗って行け行けどんどんで行く時は良いけれど、それが歪みや無理を生み出して最後に破綻しそうな気がする。桜井パパは出馬しないと明言しているけれど、東京オリンピック・パラリンピックとか、その他色々な問題解決を粛々と進められる、有名人でなくても良いから、しっかりとした敬遠間隔と手腕のある人が良いなぁ。なんか、変な候補が乱立して、ますます混迷状態にならなきゃ良いけれど。

2016年6月14日

競り勝つ

いゃぁ、昨日の試合は疲れました。でも、勝ったから言うわけじゃ無いけれど「心地よい疲労感」というか、実際に自分はプレーしているわけじゃ無いけれど、こう持っているものを出し切ったというか、そういう疲労感ですね。勝ったけれど、最後にドタバタしたとか、リードしていたのに最後に逆転されたとか、そういう悔しい内容ではなかったことと、やはりチームとして焦らず自分達のやるべき事をやり遂げたというところが、一番の成長じゃ無いだろうかと自画自賛。

でも、先制点を獲得したから、以降は同点に追いつかれることはあっても、逆転される事は無く最後まで行って、結局最後は相手のTFPをブロックして1点差での勝利。もう15年前になるけれど、下のリーグから上に上がるための入替戦で、最後にやはりTFPのキックブロックで勝利して昇格したときの記憶が蘇ってきました。

ただ、相手チームも、負けようと思っていたわけでは無いけれど、でも春の試合ということで色々試していた感はありましたね。だから、時々攻撃が一寸ちぐはぐな印象を受けることもあったし。あと、最後に同点狙いのキックでは無く、逆転サヨナラとなる2点狙いに来たのも、やはり春のシーズンだからと言う事はあるんでしょうね。あれが秋のリーグ戦で、1勝で大きく順位が変わる場合なら、まずは確実に同点にして、その後じっくりとオーバータイムで点を取るのが確実だから。

今回の試合もタフでしたが、新方式となる今年のリーグ戦は、こんな試合が1~2週間間隔で何週間も続くわけで、体力的にも精神的にももっとタフにならないとダメ。今回の試合や前回の試合を見ている限りでは、昔と比べて家のメンバーも結構タフで最後まで動けるように感じるけれど、それが1試合、2試合ならまだしも、3試合、4試合と続くのが今年のリーグ戦ですから、まだまだ体力と筋力を付けないと。いずれにしても、リーグ開幕まで二ヶ月半。時間が有るようで、あっと言う間に今シーズンもスタートですね。

2016年6月13日

野菜工場

赤色LED、青色LEDを交互に利用することで、植物工場の効率化とコストダウンを計る「SHIGYO法」に付いての記事。素人考えでは、出来るだけ太陽光に近い光を投射する方が良いだろうと思うけれど、こう言う事の方が効率が良く且つ植物の属性設定も可能になるというのは、まだまだ科学にしても自然にもして不思議な事があるなと感心してしまいます。

この方法に関しても、発券の切っ掛けは学生が実験する時にタイマー設定をミスったことからとのことですが、ノーベル賞などにしても、それに類するような大きな発見にしても、結構こう言う失敗から、糸口や突破口が見つかって後の大発見に繋がることが多い印象を受けますが、結局は常識に捕らわれてはダメだし、人間の考えで生まれてくるものって、まだまだ少ないんだなと思わせます。だからといって、やたらめっらやれば良いというものでも無いだろうし。

個人的には、こう言う植物工場で製造できる植物はまだまだ限定されているし、設備投資にもお金がかかるし、一時はブームで参入が相次いだけれど、今は逆に赤字で苦しんでいるところが多いというのは少し前から報道されていました。そのうちのコストダウンと、製造できる野菜に制限は残るけれど、そこに苦みの除去とか栄養成分の調整とか、通常の地物野菜にはナイフか価値が付けられれば、価格も高く設定可能だし、例えば病院とか高齢者向け食材というような場所に付加価値を付けて販売できるんじゃないだろうか。また、今回の二色のLEDを使い分けることで成長の加速化が可能ならば、わざわざこう言う工場形式にしなくても、例えばビニールハウス栽培でも上手く証明を利用することで、成長促進に繋がれば、それはそれでは物以外の野菜にも付加価値が付くかも。そういう方向に進めば、この手の野菜工場のビジネスを軌道に乗るだろうし、消費者としても安定して低価格の食材が手に入れば言うことは無いだろうし。一方で地物野菜は、より大規模にかつ旬の時期を意識した本来の姿に戻るべきじゃ無いだろうか。上手く棲み分けが出来ると良いんだけど。

春の総決算

「春の総決算」なんて言うと、デパートやスーパーの期末セールみたいだけれど(笑)、チームとして初めての大舞台が今日開幕し、是非とも結果を残したいところ。実力は、多分このクラスの試合で勝つだけのもの派準備出来ているはず。雰囲気も良いはず出し、やる気もあるはず。後は、相手のプレーに惑わされずに、自分達のプレーをどれだけちゃんとやるか、出来るか、だけですね。

正直なところ、春に結果が出ても出しても、それが秋のレギュラーシーズンに繋がる時限らない。勿論、悪い成績で終わるよりは良い成績で一旦春のシーズンを締めくくることは、良い事はあっても悪いことは無い。強いて言えば、これで勝って変に勘違いして秋に望むことは慎まないといけないと。それ以外の事は、言いイメージで締めくくれるし、やはり大舞台で実力あるチームとの対戦経験津を積むことは、同様に強いチームと秋に対戦した時には貴重な経験になるはずで、その蓄積だけでもこの舞台に立つ意味はあるでしょう。でも、やはり出ることが目的では無く、勝つことが目的であるから、そこはしっかりと望んで欲しいですよね。

直前まで開催されていた第二回世界大学選手権では、メキシコがアメリカを大差で破って二連勝。日本は、アメリカ、メキシコに敗れて前回同様の三位。去年のシニア世界選手権では、オールジャパンはアメリカに凹凹にされたけれど、メキシコには大差で勝利しましたが、この差の原因を考えると、多分今回の大学選手権では、アメリカ側の選手レベルがNCAA-IIクラスと言う事で低かったことと、シニアになると多分メキシコでは日本のXリーグのようなリーグに乏しくて、そこで一気にスキルダウンしてしまうんじゃ無いかと思います。そういう意味で、メキシコチームが日本のXリーグのチームを仮に持っていて、大学選手が日本でプレーしたら、もしかした凄いチームが出来るかも。

閑話休題。この試合、下馬評では「打ち合い(=オフェンス戦)」のゲームらしいけれど、個人的には「守り合い(=ディフェンス戦)」になるのではないかと密かに思っているのですが、さてどうなるか。

2016年6月11日

Windows10へのアップグレードが消えた?

最近富みに話題にな、Windows10への無償アップグレードの表示。最初の画面では何をやっても更新に進み、特に「終了」の意味であった右上の「×」をクリックしても、終了ではなくアップグレードプロセスが始まることにユーザーから大反発。Microsoftって、こういうところを昔から無視するんですよね。自分達が考えたやり方が最善だと思い込んで。

私が毎日使うデスクトップ機もWindows7で、少し前までしつこくWindows10の更新ダイアログが表示されていました。下手に終了させると、更新手続きが始まってしまうので、最初はそのまま放置しておいたんですが、このダイアログ、必ずトップに来るようになっているので、この部分の画面領域が事実上使えない。流石にこれには頭にきて、何とか終了させようと思いついたのが、タスクマネージャーを起動して、このプロセスを強制終了させること。でも、最初の何回かは強制終了させても、ゾンビのごとくまた起動してくる。それを2~3日繰り返したら、ある時から一切表示されなくなりました。今のところ一週間くらいは、あの鬱陶しい青いポップアップを見ていません。取りあえず7月に入ったら更新するとかどうか決めようと思っているけれど、それまでは静かに使わせて欲しいですよね。そうで無くても、そろそろ耐用年数を超えそうなマシンですから、もしかしたらこのまま移行完了したら廃棄しようかとも思って居る位なので。

今の予定では、新しいデスクトップ機購入はほぼ決まりで、そちらはもう仕方ないのでWindows10にするつもり。で、移行が完了したら今のデスクトップ機は、外からのリモートアクセス・リモートタスク用に準サーバー機にしようかと思案中。その時には、流石にWindows7では少し不安かなと言う気もするけれど、最悪Linux系に入れ替えても良いだろうし。来週になると、少し時間的余裕が出来るはずなので、一寸移行計画を真面目に考えないと。マシン購入にしても、直ぐに届くとは限りませんしね。来週から7月の無償アップグレード終了までは、少し手持ちのマシンの入替や更新作業さらにはデータバックアップなどで忙しくなりそう。

ADBを後追いするAIIB

ADB(アジア開発銀行)が、中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)と初めての協調融資をするという記事。まだ実績の無いAIIBとしては、ADBの案件に乗っかることで、リスクを低く抑えられると共に、自分達の実績として安心して積み上げることが出来るから、ある意味賢い選択だけれど、本来のAIIB設立趣旨である、ADBでは間に合わない案件を支援するという設立趣旨から言うと、それでいいのかという疑問も。本当ならば、彼ら自身が自分達で案件発掘をしないといけないわけですからね。ADBにしても、実績が無く財政基盤も不透明な銀行と組んで支援するとなると、かなりリスクを考えないといけないわけだし。最も、1億ドル程度の融資枠ですから、仮に何かあったとしても影響はそんなに大きくないとも言えるんだろうけど。

AIIBはアフリカ諸国などの追加加盟があり、参加国ではADBを超えたという記事を少し前にみたけれど、実際の活動に関して効いたのはこれが初めての気がする。それに、銀行としての格付けもまだ無いから、資金確保にも困るはずで、今回の1億ドルくらいなら胴元の中国がなんとでも出来るだろうけど、この何倍もの融資なると、それが何件も重なると、AIIBも苦しいんじゃないだろうか。足下の中国経済も、ソロス氏がまた動き出したみたいで、一寸動向が気になりますし、ADBにしてもあまりAIIBとつるんでも、万が一の時に相手の負債まで面倒見なきゃ行けなくなるリスクも考えないと。参加国は多いかもしれないけれど、ちゃんと金融面で場付くアップ出来る国は日本とアメリカが入っていない分脆弱とも言えるわけだから。

次の融資先が何処でどんな内容になるのか、AIIBとしては正念場ではないだろうか。いゃ、別に期待しているわけじゃ無いけれど、失敗しても困るところは多いだろうし。でも、予算が無いのに支出だけ増えていく、何処かの国の生保とか年金問題と同じような気がする。

メディアの扱い

ベッキーの件に始まり、最近やたらと「不倫問題」が出てくるけれど、その当事者によってメディアの対応というか扱いに差があるのが気になります。昨日は、落語家の三遊亭円楽師匠の会見があったけれど、何か深夜に酔っ払って転んじゃった、見たいな軽い感じの会見。一方、同じ日にベッキーは再度の記者会見をしていて、かなり以前よりは落ち着いた感じだったけれど、それでもまだ厳しさを感じる雰囲気。まぁ、彼女の場合は、秘密だったはずのLINEのやり取りが暴露されてしまい、それが顰蹙を買ったという部分もあるけれど、それにしてもこの扱いの違いはどうだろうか。

暴露している週刊誌側も、多分色々ネタは既に準備してあって、後はその登場人物のキャラクターとか立場なんかを見て、より効果的な公表機会を狙っているんでしょうね。円楽師匠の話なんかだって、笑点の新司会者発表から落ち着いてから出したとしか見えないわけで、あればもっと速く出ていたら、あの歌丸師匠の勇退や昇太師匠の就任の話題もかなり霞んでしまっただろうし。昨日の記者会見で円楽師匠は「身体検査に引っかかった」と笑いながら行っていたけれど、それも半分は本当じゃ無いだろうか。

社会通念上、不倫というのは許されていない行為ではあるけれど、最近はその扱いもかなり緩やかになってきたんじゃ無いだろうか。変な話だけれど、落語家とかの場合は昔から「芸の肥やし」という理由もあったし。ただ、昔に比べて社会的な受け止め方というのも緩やかになってきていて、それは多分社会的に「普通のこと」と言ってしまうと語弊があるかもしれないけれど、所謂夫婦関係と恋愛感情という物がだんだん分離してきたような気がします。変な話だけれど、お互いの生活を乱さないのであれば、そして相互に納得しているのであれば、ある程度許容される時代にこれからなるのかもしれない。

数日前に公になった、ファンキー加藤氏の話だって、不倫の相手が友人のアンタッチャブル・柴田氏の元奥さんだったなんていう、ちょっと恋愛不倫小説でもなかなか登場しないような関係になっているわけで、その割りにはあの騒動というか話題は数日で納まって消えてしまった気がする。ベッキー問題が、未だに尾を引いているのと比べて、凄く扱いが違う気がします。最もベッキー問題にしても、未だに尾を引いているのはベッキー一人だけで、相手のゲス極み・川谷氏は全然話題にも上がってこないし。何かベッキーだけが貧乏くじを引いたという表現が凄く当たっている気がする。

その時の状況とかタイミングとか相手のポジションとか色々な条件で、メディアの扱いが異なることも理解出来るけれど、逆に言うと話題が膨らむ話だと余計に大きく取り上げられて、そうで無い場合、あるいはそれこそプロダクションなりの圧力があると、お付き合い程度で終わっている気がします。政府の圧力には屈しないけれど、プロダクションの圧力には屈するのだろうか。そういうメディアのご都合主義的報道姿勢を感じてしまうと、どんな内容の報道も白々しく感じてしまう。そういうリスクというか信頼感の希釈化と言う事を、彼らはどう思っているのだろか。多分、そんなことよりも、少しでも話題性を盛り上げて、発行部数なりを上げることしか考えていないんでしょうね。まぁ、私企業であるからそれはそれで正しい姿勢とは思うけれど、でもそれでいいのかという疑問だけは絶対消えないなぁ。少なくとも「メディア」と名乗るのであれば。「ゴシップメディア」なら問題無けれど。

2016年6月10日

Hilton Tokyo

ANAのDiamond修行で羽田-沖縄往復し、翌日の出社のために羽田から直行。別にいつもの横浜Sheratonでも良かったのですが、夕方に到着するので、それならラウンジでまったり出来るこっちの方が少しお得かなと言う事でHPCJ経由で予約。理由は分からないけれど、このHilton Tokyoとか幾つかのホテルは、HPCJ経由で予約を入れると、なかなか自分のHHORNORSアカウントに反映されません。今回も、前日になってやっとアカウントに表示されました。

前日にオンラインチェックインをしてあったので、当日1Fのフロントでもそのままカードキーを貰うだけでしたが、Diamond会員様ですからとアップグレードの部屋を捜してくれました。でも、一杯だったようで時間が掛かりそうなのでこちらから「結構ですよ」と丁寧にお断りしました。いゃ、単に速くラウンジに行きたかっただけですが(笑)。

部屋に入り荷物をほどいてラウンジに向かいます。37Fのレセプションから中を見ると、そんなに混雑しているようでは無い様子でしたが、スタッフの方が「もしよろしければ別の方のラウンジに...」と、例の3710号室を潰して作ったAnnex(で良いのか?)を進められたので、専用のカードキーを受取そちらに行くことに。一寸狭い物の、余り人が来ないので静かなのは良いのですが、この日はちょっと五月蠅い(いろいろな意味で-笑)、高齢の男性一人と女性一人がいて、それがちょっとうざったかった。

この後2Fのレストランフロアーに降りて夕食を取ったんですが、これが今ひとつふたつ。通されたテーブルの隣が中国か台湾からの親子連れで、どうもすき焼きのコースを注文してらしく、私が座って暫くするとすき焼きをスタッフの女性が調理し始めました。で、空調の関係か、その臭いが真っ直ぐ私のところに流れてくる。いゃすき焼きは好きだけれど、濃いめのたれが煮詰まって強い臭いなってくるし、和食のコースを食べている自分としては、ちょっとなぁという感じ。それが理由では無いですが、注文したコースも今ひとつの感じで、お酒のチョイスも失敗してかなり残念な夕食でした。この2Fのフロアー、中華以外はそれぞれ何度か利用しましたけれど、一寸使いづらいですよね。やはり隣りのHyattに食事は行くべきか。あるいは、もう面倒だから、直ぐ近くにあるロイヤルホストにしようか(をぃ)。

それ以外にも、エグゼクティブルーム以上にならないと、アメニティが歯ブラシとシャンプー石鹸くらいしか無いとか、バスルームのシャワーカーテンが無いので、シャワーを使うと床がびしょびしょになるとか、なんか中途半端というか、昔はこんなんじゃ無かったと思うけれど...

Leg#17: HND-OKA/-HND

1月から一月あたり1万Premium Pointを目標に進めてきた来年度のAMC Diamond修行。予定よりもかなり早く、今月で一山越えます。本当は、後2往復HND-OKAが必要なくらい1万PP余り必要なのですが、5月のSingapore旅行でANA利用した分のUAへの事後申請処理がまだおわっていないので、今のところこの日のHND-OKA往復で10万PP越えとなってしまいます。ルール上あり得る状況だけれど、ちょっとばつが悪いですよね。

この日は有休消化も兼ねた平日フライト。いつもの会社出社と同じように家を出て、新幹線で品川駅に向かいます。このパターンは今年何度か実行していますが、ちょっと困るのは品川駅での新幹線から京急への乗り換え。駅の端から端への移動になる、且つその間には乗り替えの乗客で混雑しています。新幹線から京急の空港線への接続時間は8分位あり、私の足だと問題無く乗換可能。混雑する駅の中をかき分けるような気持ちで京急の改札へ移動し、羽田行きの急行で空港へ移動しました。その後は直ぐに3Fの出発階へ上がり、ANA Suite Check-inを通って5Fのラウンジへ移動。この日の出発ゲートは59番と反対側なので、少し早めに出る必要があります。

1) HND 10:35 - OKA 13:20 (NH469)

出発時刻が10:35ですから、搭乗開始は20分前の10:15頃。ただ、この日はちょっとラウンジでメールチェックやトイレを使用しているうちに10:20過ぎになり、まぁ座席も通路側だし、最後にゆっくりはいればいいやと遅めに出て59番ゲートを目指しました。で、いつもの儀式で搭乗する期待の写真を撮りゲート前に行くと、まだ2歳以下の子供連れや解除が必要な方の優先搭乗の最中。結局そのまAMC Diamondの優先搭乗になり入ろうとしたんですが、ポディアムの女性スタッフが「ダイヤモンド会員様は左側のゲートからお入りください」と言っているのに、その左側のゲートはロックされていて入れない。右側のゲートはまだ子供連れが何組かは言っているので、そちらに回ることも出来ない。で、ロックを解除するのを待っていたら、「続いて...」とあっという間に次のグループの搭乗が始まり、私の前に割り込まれたんですが、ゲートはロックされていて入れない。で、やっとポディアムの係員が気がついて解除しましたが、何だかなぁ... 別に自由席では無いからいつは言っても良いのだけれど、何か手順というか段取りが悪いと、ちょっとイラッとします。

結局ドアクローズも10分位遅れ、プッシュバックが始まったのはそこからさらに10分位経過してから。今日もA滑走路かと思ったら、この日はD滑走路(RW05)からの離陸でした。この日の東京は小雨模様の曇り空。灰色の雲めがけて離陸していきますが、少し高度を上げて雲を抜けると、青空に変わります。下は雲で覆われているので地上の様子が見られないのが残念ですが、どのみち水平飛行に入れば窓のシェードは閉めるので同じですが。

この日は食事の後データ整理をするつもりでしたが、ちょっと背もたれを倒してウトウトしている間に本格的に眠りに入ってしまい、気がついたら奄美諸島の上空当たり。ちょっとシェードを上げて外を見ると、もう東京とは全く違う青空が広がっていました。ぐるっと沖縄本島を時計回りに回り込み、那覇空港へはRW36からの着陸。定刻よりも15分位の遅延でした。機内から一歩外に出ると、もうムッとする熱気。このままビーチに行って、のんびりビールでも飲みたいところですが、次のミッション(笑)があるのでぐっと我慢です。

本当は70分の接続時間が有ったので、軽くお昼を食べるつもりでしたが、15分以上遅延しての到着でしたので、一度外に出ると直ぐにラウンジへ直行しました。

2) OKA 14:30 - HND 16:55 (NH470)

ラウンジで軽くクロワッサンとオニオンスープを食べて、メールなどチェックして過ごします。そろそろゲートに向かおうかと思った頃アナウンスがあり、羽田からの到着便が遅れたため、14:30の出発が10分遅れるとのこと。ただ、これまで10分というのに、その頃到着したこともあって、余り信用できないのですが... それでも、機材は到着はしているみたいなので、アナウンス通り10分遅れでラウンジを出て、32番ゲートへ向かいました。

32番ゲート前はそこそこの混み具合。そして、結構外人さんの常勤の姿が目に付きます。結局10分遅れくらいで優先搭乗が始まりました。中に入り座りながら、乗り込んでくる乗客の様子を見ていると、やはり外国人の人が多いのと、羽田で乗り継ぎなのか、結構大きな機内持ち込みバッグを持参しています。雰囲気的には、成田行きに近い感じ。で、かなり後になって、東南アジア系っぽい男性が機内に乗り込んでくると、そこにいたチーフパーサーのCAさんに、何やら英語でまくし立てます。聞くとも無しに効いていると、どうも羽田での接続時間が短いけれど、乗れない場合はANAは責任を取ってくれるのかとか、ホテルは確保するのかとか、それってCAさんに言うんじゃ無くて、乗り継ぎカウンターとかで言えよという内容。一応CAさんも、羽田の地上係員に連絡して奥から到着したら指示に従って、と言うようなことを言って、やっと自分の座席に移動していきましたが。この後、GSさんが何人か中に入ってきて、どうもこの人やあと何人かCritical Connectionの乗客がいるようです。そんなドタバタが有、ドアクローズとなったのは定刻よりも20分近く経ってから。よほど何かあったのか、プッシュバックが始まる前に機長アナウンスが入り、出発遅延を詫びた後、この日の飛行時間は1時間50分少しで、羽田には17:00頃到着予定との事。まぁ5分遅れくらいならかなりリカバーしてくれた方です。その後到着したとき同じようにRW36から離陸しましたが、この日は沖縄を出てから暫くは結構揺れました。

お昼は食べ損なったんですが、余り空腹感も無く、機内食は断りアイスコーヒーだけ貰ったんですが、これがなぁ... 揺れていたからカップに蓋をしてくれると思ったらそのままだし、お絞りもくれなかったし。ちょっと最近のフライトでは、この手の「ちょっとしたいい加減さ」みたいな物に良く遭遇します。一昨日くらいにANAからアンケートが来ていたので、ぶつぶつ文句を書こうか(笑)。

その後は往路で出来なかったデータの整理をして過ごし、羽田には最近では自分にとっては珍しいA滑走路RW34Lからの着陸でした。到着ゲートは60番だったので、そのままB滑走路手前を右折して、第二ターミナルの北ピアを回り込むようにしてゲートイン。到着は5分遅れの17:00丁度くらいでした。で、外に出てビックリしたのが、国際線の接続便名を印刷したカードをもったGSさんがいて、そこに6~7便位書かれていたんですが、何故かUAのIAD行きとかもあって、これからどうするの??? と言う状態。後で調べた似、17:40発のACのトロント行きがあったみたいで、それに接続する人がいたようですが、でもちょっと不思議でした。

これで来期に向けてのAMC Diamond修行はほぼ完了。UAへの事後申請処理がどうなっているのかよく分からず(昔はもっと速かった記憶があるんだけど)、仮に申請がダメなら、後の国内線フライトはUAに振り返るだけだし、処理されれば、もう二往復飛ぶ必要がありますが、それは残りの半年でどうにでもなるだろうし。これから夏休みに入ると、料金もアップしますからね。ちょっとタイミングを見ていかないと。(続く...)

2016年6月9日

静岡大学の宇宙エレベーター

地元浜松の静岡大工学部で、こんな宇宙エレベーターの研究をしていたなんて、知りませんでした。結構前に、ISSIからの放出実験が決定していたんですね。今回は、宇宙エレベーターの基本となる、テザー(エレベーターのケーブル)の特性を観測するというまだまだ最初の一歩の段階ですが、自分が生きているうちに実際に宇宙にまで上れる軌道エレベーター、宇宙エレベーターが実用化されるのだろうか。

宇宙エレベーターの場合、通常の建物用エレベーターのように外殻があってそこに移動用の箱をつるすのでは無く、地球の時点による遠心力を利用してケーブルを張り、そのケーブルを伝って上昇加工をするわけで、引っ張り方向の強度は勿論、移動用の箱を保持するだけの耐摩耗性と強度も必要で、素人ながらも難しさはよく分かります。

仮に将来実用化されるとして、その宇宙エレベーターの地球側の基地局はどこに設置するんだろうか。赤道上が望ましいけれど、どうしても何処か海外の土地を借用するとかしないと無理。一番近い場所では、南鳥島を無理矢理基地化するという方法があるけれど、中国が自分達のことは棚に上げて文句を言いそうだし、第一そこまでの移動が大変だから実用的では無いですし。インドネシア当たりの場所が一番良いかもしれないけれど、政情不安が心配ですし。温暖化で水没危機が懸念される、南太平洋諸島の中に、大規模な人工島を造成して、ビジネスと観光とレスキューを兼ねたサポートをするとか。

宇宙エレベーターが実用化されるとして、色々な応用や利用が考えられますが、一番大きな利益は宇宙空間の資源を確実に地上に降ろせることでは無いでしょうか。今後、月面とか小惑星の資源開発をしたとして、そこから得られた鉱物などを地上に降ろすことは凄く大変。毎回大気圏突入してこないといけないわけですから。でも、宇宙エレベーターがあれば、そこに乗せて降ろすだけだから、安全性も高いし確実でもありますし。問題は、そのエレベータの容量と搬送速度ですけど。逆に地上から資材を運んで、宇宙エレベーター周辺に宇宙ステーションを建設して、ここで宇宙工場を作ると言う話にもなるかも。まぁ、でもまだ100年200年先の話だろうなぁ。ちょっと悔しいです、SF好きとしては。

隠れたスキル

B-CASカードを使わずに、スクランブル放送を視聴できるようなプログラムを開発・配布したとして17歳の無職の少年が逮捕されたという記事。不謹慎と叱られることを承知で言えば、日本政府とか自衛隊は、この少年を特別技術者として好待遇で採用し、是非その実力を正しい方向に向けて大いに延ばすべきだよね。それを条件に、今回の違法行為を相殺しても良いくらい。

分かっているのはこの記事に欠かれている内容だけなので、どの様な形でどの様な内容のプログラムが配布されて、それがどの様に動作しているか全く分からないけれど、B-CAS無しでスクランブル放送を視聴できると言う事は、少なくとも、

  1. B-CASカードの未挿入をオーバーライドする
  2. B-CASカードが個別に持っているカード情報と同等のデータをダミーとして利用出来る、あるいはスキップする
  3. B-CASカード無しでもスクランブル放送がデスクランブルされて正常に視聴できる
  4. B-CASカードを使用するテレビ(あるいは、それ以外のHDDレコーダーとか、STBとかも?)の内部コードを、上記の機能が利用出来るように改変する
と言う、ざっと考えてもかなりハードルが高い四つの障害をクリアーしないといけない。例えば、これがB-CASカードを偽造して、偽B-CASカードを作って挿入して視聴する、と言うなら、ある意味簡単だと思うんですよね。カードのデータフォーマットとデータの焼き方さえ分かれば、カードを作成して挿入するだけだから。でも、そのカード無しで視聴できるようになるというのは、それもプログラミングだけでとなると、ちょっと凄いと思う。

まず最初のB-CASカードのプレゼンスチェックをスキップさせるのが大変だと思う。多分ハードウェアスイッチでステータスを見て、それで「ある・無い」の判断をするんだろうけど、その一番元の確認するところをオーバーライドしないといけないので、かなりマシン語に近いところで内容を知らないと厳しいのでは。一番簡単なのは、カードが未挿入→エラー処理とジャンプする直前でトラップすることですが。

2番目の、B-CAS内部のデータシミュレーションですが、データフォーマットを知っていればそれなりの値は利用出来るだろうけど、何処まで本物と思われるデータストリングを準備出来るのか不思議。また、3番目とも関係するけれど、多分デコード用キーコードを含んでいるだろうから、それをどうやって取りだしてデスクランブルするのかと言うところも、かなりハードルが高そう。

そして一番不思議なのが、4番目のコードの書き換え。もし特定メーカーの特定の機種だけならまだ可能だと思うけれど、どの程度の機種まで対応したのか、それが凄く疑問だし興味が有ります。多分内部コードの更新機能を上手く利用(悪用?)して、コードを書き換えるんだろうけど、それだって結構大変だと思うし。

で、個人的に想像するには、この少年、多分工場での製造時検査とか開発用に多分隠しで仕込まれているだろう特殊な動作モードを利用して、B-CAS無しでも視聴できるようなソフトを作ったのでは無いかと言うこと。実はそういうモードって、作業効率を考えて付属のリモコンなどから特定の操作をすると起動することが出来るようになっていたりして、だから記事では「ソフトウェア」と書いているけれど、その点は曖昧にぼかしているのかも。何らかの方法、あるいは偶然にしてB-CAS関連開発情報を入手しての作成ならちょつと評価は落ちるけれど、仮に独学でそれだけのソフトを開発したとしたら、そのセンスと努力はある意味凄いと賞賛できるかも。まぁ、色々不満はあるだろうけど、社会のルールにはしたがって、その上で既存の不公平とか既得権を打破するようなソフトを作って欲しいですね。

Pro BowlはHonoluluで

47NEWS、週刊TURNOVERの生沢浩氏のコラムから、NFLが2017年から少なくとも3年間のPro Bowl開催をOrlandoで行うという話し。「えっ? そうなの」とNFLのサイトを捜してみたら、一週間くらい前にアナウンスされていたようですね。私の気持ちも、生沢氏が最後にかかれているのと同じで、Pro BowlはSuper Bowlの後、ハワイで開催するから「Pro Bowl」なんだと思う。世代的には、私の方が生沢氏よりもちょっと上ですが、多分見てきたフットボールはほとんど同じはずなので、まぁ同じ意見になるとは思うけれど、でもここ数年これまでのフォーマット殻はずれてきたPro Bowl
を見るに付け、観戦する側としての興味はどんどん減退していくのも事実。

一番改善して欲しいのは、やはり開催時期。Conference ChampionshipからSuper Bowlまでの2週間のブランクを埋めるために、その間の週末に大きなイベントを入れたいという気持ちは分かるけれど、その分Pro Bowlがつまらないものになってしまい効果は半減。コラムにも書かれているけれど、Super Bowl出場2チームの選手は出場しないので、お祭りイベントとしては落第点。勿論、全てのチームの選手が出場したとしても、怪我の心配が有るからがちの勝負にはならないものの、それでも華麗なプレーは生まれるし、贔屓の選手がフィールドでプレーする姿を見るのはファンの最大の楽しみですから。MLBのように、シーズン途中に挟めれば良いけれど、流石にコンタクトスポーツではそういう余裕も無いだろうし、もし怪我とかしたら大変な騒ぎになるでしょうしね。そういう意味で、Pro BowlはSuper Bowlの後、というのがほとんどの人が同意するタイミングだと思うし、以前のように一週間後というのが一番良いとは思うけれど、もう一つ思うのは、Super Bowlの翌日は無理だろうけれど、二日後とか3日後くらいに開催したらどうだろうかということ。まだSuper Bowlの熱気も残っているし、Super Bowl出場選手にしても、Super Bowlで怪我をしていたら一週間後でも3日後でもPro Bowl出場は無理だろうから、余り間隔は影響ないのでは。逆にSuper Bowl観戦に来た観光客は、もう二日とか三日くらいなら延長して観戦しようと思うかもしれない。だから、期間を縮めて開催するなら、毎年Super Bowl開催地で開催するのも「あり」かなと思います。

もしそうで無いなら、やはり温暖で観光地しても有名な場所で固定して開催するのが良いですよね。Orlandoも、勿論有名な観光地で気候も良いけれど、1月とか2月って、結構寒波が襲ってきたりしますし、決してオンシーズンの時のように気温が上がる日ばかりではなく、結構寒い日もあります。そういう意味で、西海岸のLAX当たりの方が、まだ暖かいし気候も温暖じゃ無いだろうか。で、Orlandoにスタジアムなんかあったっけと思ったら、Citrus Bowlを開催しているんですね。しかも最近大規模改修をしているのは、今回のPro Bowl誘致を睨んでのことなんだろうか。Aloha Stadiumよりも収用人数も一回り多いし、OrlandoのDowntawnからも近そう。コラムによれば、今回の誘致にはDisneyが絡んでいるとのことだけれど、確かにDisneyにとってどちらかというと観光客が減る時期に、こう言う大きなイベントで集客できる効果は大きいでしょうね。

一応対戦形式は、これまでのよく分からない選出方式からAFC vs NFCに戻ると言うことで、やはりこれはこうすべき。でないと、折角のフランチャイズ制、リーグ戦でレギュラーシーズンを対戦している意味が無いですからね。

いずれにしても、今回の発表で一番響くのは、個人的に比較的安いチケットがでる時期にハワイへ行く理由が無くなってしまった、というとだろうか(笑)。

2016年6月8日

ミラーレスカー

知らない話しだったので一寸ビックリした記事。車からサイドミラーが消えると言う記事何ですが、カメラで代用するって大丈夫だろうか。でも、この写真とか見ると、今サイドミラーが早着されている様な形で、カメラが設置されるみたいだけど、これはちょっと格好悪い。ボディー本体とか、ルーフとか、ピロー部分に埋め込む形で、外に飛び出ないデザインにしてくれないと、それならこれまでのミラー方式でもいいやという感じ。

カメラ方式で良くなるかなと期待されるのが、カメラの方が画角が広かったり、あるいはズーム機能などを利用すれば、サイドミラーではカバー出来ないような、直近の車の認識とか、逆に遠いんだけれどスピードが速くて、そのまま車線変更するとトラブルの可能性が高い様な場合の認識が出来るかなと言う事。勿論、肉眼での視認性が低くなる夜間などでも、カメラの方が優勢になりそう。数年後には自動運転自動車が普通に社会に出てくる時代になるだろうから、そうなるとサイドミラーがカメラに置き換わり、自動認識の一部になるというのも、ある意味自然な気がします。問題は、人間が手動運転する時との違和感でしょうか。

あと、記事のなかにはサイドカメラ故障時弐どうするという話が出ているけれど、基本は故障車扱いでレッカー移動なんでしょうね。例えば接触事故などでサイドミラーが破損して使えない場合にどうするのか、それと同じ扱いになるんじゃ無いだろうか。実は、ここ最近(数ヶ月)に、自宅やモールの駐車場から運転をはじめる時に、畳んでいたサイドミラーを展開するのを忘れて暫く運転していることがありました。最近の車だと、ドアロックが自動的にかかるように、エンジンスタートをして走り出せば自動的にサイドミラーが開くモデルもあるんだろうけど、私の車は手動操作。でも、多少ぼけも入ってきているのか、暫く気がつかないんですよね、サイドミラーが閉じていることを。たまたま信号待ちしている時に、いつもの修正で横を見てあっと気がつくとか、走っている時に横を確認しようとして気がつくとか。この、右折の時にサイドミラーで確認する時にも、実は畳まれていて見えて居ないのに大丈夫と思って車線変更したことがあって、個人的に拙いなと結構焦りました。そういううっかり防止には良いかも。と言うか、先ずは自動的にサイドミラーが展開される車種に買い換える方が先か。

ミラーレスカメラって今は完全に市民権を得ているけれど、ミラーレスカーも結構早くそうなるかもしれませんね。

最後の詰め

現在メキシコで開催されている、第二回世界大学選手権大会。昨日は、日本 vs アメリカの大一番の試合。7-13でアメリカリードで4Qも終盤。ここで日本はTDランで14-13と逆転。この時点で残り時間は1分位でしょうか。何とか踏ん張れるかなと期待したんですが、続くキックオフがやや短めで、更に大きく戻されてフィールド中央付近くらいからアメリカのファーストダウン。アメリカのQBは、ほとんどパスは期待出来ない状態だったんですが、何故かここは日本がプリベントディフェンスを敷いていたからか、レッドゾーンに入るロングパスが成功。少なくともFGで逆転逃げ切りが可能になってしまいます。ここからアメリカはランプレーで少し進みつつ時間を消費して、残り5秒から20ヤード位のFG。実はこの前に一度FG失敗に追い込んだプレーがあったので一寸期待したけれど、これは成功。この時点で14-16と逆転されて、残り2秒。

最後にキックオフリターンTDを期待しましたが、アメリカはフィールド奥に蹴り込んできて、日本のリターナーはタックルされる前に横にパス。しかし、これをアメリカがインターセプトしてTD。このパスは、前パスと判断されて反則になったんですが、インターセプトは有効で、従って最終スコア14-22で敗れる試合。

鳥内さんも言っているけれど、最後のTDラン前にもう少し時間を使えたらと言うのが最初の「ればたら」。次に、キックオフのキックも、もう少し何とか出来なかったという「ればたら2」。奥に蹴り込むとか、わざとサイドラインに出してリターンさせないとか、とか、とか... そして、ファーストダウンプレーで、このアメリカのQBのパスは、ここまででほとんど無いにも等しい感じだったんですが、日本側がプリベントディフェンスを敷いて、かつラッシュもDL3人でしかも、逆にこの日良くでていたQBキープを警戒してか余り追いかけない。結果、QBはターゲットを探す余裕が生まれ、時間が延びた分DBのカバーが甘くなったのか、レッドゾーンまでのロングパスが通ってしまい万事休す。その後の、時間を使うランプレーは良く止めていたけれど、結果的にゴール前5ヤードくらいまで進まれて最後はFGで再逆転されて、事実上の試合終了。この最後の1分間が悔やまれます。

試合の流れというか最後の逆転劇を見ていると、今年の春のパールボウルの試合とよく似ている。別に相談したわけでは無いと思うけれど、やはり拮抗した試合は最後の最後まで気を抜いてはいけませんね。過去にも社会人の試合でも自分のチームの試合でもあったけれど、最後に逆転に成功したけれど、長めに時間が残ってしまうと、火事場の馬鹿時~じゃ無いけれど、底で一つまたひっくり返される可能性って結構あります。特に、TDではなくFGで勝負が決まるような点差だと、本当キックされてその結果が出るまで全く油断できない。日本チームは悔しいとは思うけれど、是非次のメキシコ戦では、この雪辱を期待したいです。そして、来週の自分達の試合でも、この試合の様子を大いに糧にしないと。

2016年6月7日

TBSラジオ、ポッドキャスト終了

久しぶりに「ポッドキャスト」という言葉を聞いた気がするけれど、TBSラジオが10年続けたサービスを終了するという記事。昔は、その地域でしか視聴できないラジオ番組を、好きなプログラムだけ好きな時に視聴できると言う事で、ポッドキャストサービスは凄く便利でしたが、今では動画サービスがそれにとって変わってきているし、ラジオプログラム自体もradikoのサービスが始まり、ちょっと以前と比較してポッドキャストの付加価値と利便性は減ってきたのも事実。

ただ、以前にも書きましたが、人が何か「ながら作業」をする時に、HMDみたいなものを付けて何かを見ながら別の作業するというのは無理があるけれど、何かを聞きながらのながら作業っていうのは、結構有りだと思うんですよね。勿論、電話の受け答えとかの作業は並行して出来ないけれど、何かのペーパーワークであるとか、開発の仕事とか物作りなんていう仕事の場合は、多くの場合は目で見て判断して手や足を使って作業するから、耳には音が入ってきても問題無いはず。勿論、仕事の内容によっては、耳で聞きながら調整したり、程度を判断することも重要だから、何でもかんでもながら仕事を出来るとは言わないけれど、でも動画サービスなどで目や顔が塞がれるよりは、音声サービスというのはながら作業をする上には価値あるサービスだと思います。

最近ふと感じたんですが、私の子供の頃、まだ今のようなデジタルデバイスの「デ」の字も無かった頃、自分達の娯楽というか楽しみは「本」でした。良く、歩き読みは危険だし目も悪くなるから止めなさいと、親や学校の先生から言われましたが、当時は本を読みながら歩くから、下を向いて歩いていました。それが、1970年代終盤にWALKMANが登場すると、音楽を聴きながら歩く・仕事をする、と言う新しいライフスタイルが生まれて、だから下を向く時代が音楽を聴きながら前を向くスタイルに変わりました。その後、携帯が登場し、スマホになると、その画面見ながら生活するから、再び下を向くスタイルに戻ってしまう。だから、次の時代のスタイルは、再び前を向いて生活できるデザインになると個人的には思っています。先ず思い浮かぶのは、VRでHMDを早着することですが、これは顔全部を覆うから多分ダメ。ドラゴンボールのスカウターみたいなデザインの空間表示装置なら「有り」かもしれない。だから、目指すデザインの一つはそれかな、と。

で、もう一つ思っていたのが、統合的な音声環境で、音楽再生にポッドキャスト再生、さらには通話の送受信に音声コマンド等、ようするに耳に情報を集中させるやりかた。ただ、耳で聞いてキーボードを使うと言うのはちぐはぐなので、底には音声で操作可能と言う要素は外せないと思うんですよね。で、それってHMDのデザインでも必要で、だから今後はSiriとかのような対話型のI/F研究って重要だと思う。

ラジオ放送は、今ではradikoで平行配信しているわけだから、その時にデジタル化されているわけです。だから、その過程に何かフィルターを挿入して、番組毎に自動的に配信用データを準備することはそんなに難しくないのでは。で、その番組毎のデータをストリーミングでダウンロードする時に、その視聴者の個人データから最適と思われるラジオCMを前に挿入して配信したらどうだろうか。普通にCM入りのラジオ番組を着ているのと同じだけれど、ユーザー登録することで、あるいはダウンロードする番組の属性から、最適と思われるCMをリアルタイムに結合して配信する。それで、少しは利益化に貢献できないだろうか。手軽でかつ影響力も大きい「ラジオ=音声配信」って、結構重要だと思う。

IBM S/1がアメリカを守る?

一寸ビックリした記事。米軍のICBMや核戦略爆撃機の管理に、未だにIBM S/1が使用されているとか。確か、私が社会人になった1980年代後半くらいに、販売が終了した製品。私が入った頃は、S/1の後継機であるS/3の更に後継機の、S/34とかS/36が主流だった時代ですから。

記事のなかでS/1が「メインフレーム」と書かれているけれど、それは無理があるような。メインフレームのように専用のコンピュータールームに設置されるような大型のシステムでは無く、オフィスの片隅において使える、オフィスコンピューター、あるいはミニコンピューターと言われていたものだったはず。そんな手軽さ故に、利用され初めてそのまま使われているんでしょうね。軍隊は物持ちが良いとは言うけれど、流石に30年以上も前のコンピューターを、戦略システムの中で使うというのもなぁ。まぁ、その分サイバーアタックからは逃れられているのかもしれないけれど。

結構こう言う旧式のシステムって世の中にまだまだ存在していて、たまにデパ地下なんかでパソコン画面に商品管理画面みたいなものが表示されている場面に遭遇しますが、まだWindows95とかで動いているものを少し前に見てびっくり。あと、数年前だけれど、飛行場のゲート前の掲示板に、Windows200とかNTのエラー画面がでている場面にも出会ったりしたなあ。昔の笑い話で、日本の自衛隊はNECのPC-98を使用していて、他国のAT互換機とはアーキテクチャが違うから、ハッキングされないねというのがあったけれど、結構笑えないかも。

怖いのは、そういう部分がどんどん隠れていって、気がついた時にはその内容も使用方法も勿論、交換パーツは無い、代替機能を用意しようとしてもI/Fとかががちがちに固まっているので、底だけの置き換えは出来ずに、システム全部を更新しないといけなかったりと、目も当てられない状態に突然なってしまうこと。まあ、普通はフェイルセーフになっているはずだから、仮にS/1システムが使えなくなっても、突然核弾頭が発射されるようなことは無いだろうけれど、米国の核戦術が停止している間に、某4000年の大国が世界進出をはじめることの方が、現実性もありそうで怖いなぁ...

言い訳会見

東京舛添都知事が、自身の政治資金の使途に関しての説明会見を開いたわけですが、なんとも納得できないというか、説明している弁護士二人も自信の説明に納得しているのだろうか。特に違和感を感じるのは、その資金の私用目的が「不適切」ではあるけれど「違法」では無いと言う話。不適切と言う事は、政治資金の私用目的から外れているから不適切と言われるであって、それって政治資金規正法の目的から外れている=違法、と言う事にならないのだろうか。あるいは、そのまま何もしなければ「違法」ではあるけれど、例えばそのお金を返金するから「不適切」ではあるけれど、最終的に「違法」にはならないと言う判断? まぁ、税金でも、計算違いとか判断の違いから、修正申告して納税し直すことがあるけれど、あれと一緒と言われると一寸こちらの声も小さくならざるを得ません。

でも、今問題になっているのは、税金から提供されている、その私用目的も政治活動と言う範囲に限定されている資金なわけで、例えば我々が給料を貰ってその中の一部の使用を経費として計上することとは全く違うはず。言ってみれば、より厳密厳正に使用されなくてはいけない種類のお金で、それ故に曖昧さとかはあってはいけないというのが大前提だと思うんですよね。そういう意味で、今回の彼の私用目的の多くは私的流用と言われても仕方ないわけで、単に弁護士が精査して説明して終わりと言う話ではないのでは。

一方で、公用車での移動で問題なった湯河原の別荘を売却すると言うけれど、それはそれで変では。その別荘の購入を政治資金から出していたというのであれば、それは大問題ではあるけれど、問題なのは私的利用と思われる別荘への移動に、公用車を使用したということと(使用ルール上は仕事の終わり、始まるの利用なので、それは問題無いけれど、心情的というか道義的な不満ですよね)、緊急時に対応出来るかどうか分からない場所に滞在していた、と言う事ですよね。別に知事だから別荘を持っていてはいけないという話は無いだろうし、それが湯河原でも北海道でも沖縄でも問題無いはず。あくまで問題なのは、その利用形態何ですから、別荘を売却したからと言って解決するわけじゃ無い。そこは、一番根本の部分が曖昧のまま、フレームアップされているところを対応したように見せることで、対応していることを印象づけているだけのような気がする。そっちの方が、逆に不信感がつのります。別に休暇の時には利用しても問題無いわけだし、使用頻度や緊急時の対応がちゃんと為されていれば、別に週末に利用しても問題無いはずなんですから。

いずれにしても、約束通り説明会見を開いたのは良いけれど、でも「説明」と言うよりは「言い訳」と感じられる内容でしたね。まあ、だれも期待していないだろうし、正直に話したら前部真っ黒で、そのまま辞任会見にならざるを得ないような話しでもありますし。それでも、まだ説明しただけでもましだなと思うのが、彼よりも先に問題になっていたガソリン山尾氏。元秘書が不正流用したという蓋然性がある、と言っただけで、その後の追求も説明も無し。ご本人は選挙や政策策定で忙しいかもしれないけれど、議員としての責任はそれだけじゃ無いはず。彼女の場合、舛添氏の公私混同以上に、資金を不正流用している可能性もあるわけだから、更に質が悪いわけで、何でマスコミとかメディアはそういうところを地道に追わないのだろうか。メディアに圧力が掛けられている、から? 野党にすらそうなら、与党に対しては何も期待出来ないですよね。

2016年6月6日

点と線と面

SankeiBizの記事から、訪日客を取り込むドンキ(ドンキホーテ)の戦略について。ドンキは、日本国内では知らない人はいないくらい有名店ですから、当然訪日観光客、特に中国からの観光客はドンキ目当てで来るのかと思っていたら、実は地道な努力の結果なんですね。特に、自店舗だけでは無く、まずはホテルと店舗を結びつける情報を提供して「点を線」に変え、さらには店舗周辺地域の情報を取り込み「線を面」に変えていくことは、考えもそうだけれどそれを実行して実現していく事が素晴らしい。勿論、ドンキという観光客にとって魅力ある付加価値ある「素材」が中心にあるから、点が線になり、線が面に広がっていくんだろうけど、このあたりのアイデアは、地方でも十分展開出来る気がする。

更に思うのは、観光客向けにプリペイドのSIMとも結びつけて、例えば一週間とか二週間とかの利用期間に、専用のサイトを利用したり、指定された店舗での買い物金額が一定の上限超えると、SIM利用料金がペイバックされるとか、そういうサービスを付加することで、その地域の滞在時間や滞在箇所を増やし、且つ情報の鮮度としても印刷媒体よりもさらにタイムリー且つ効果的に提供出来る気がする。勿論紙物の情報紙はブートローダーとして用意して、そこからサイトに移動してもらうような事は簡単にできるでしょうし。

勿論、その観光客の出身地や文化亭背景に応じて、単に多言語化するだけでなく、情報の内容も作り分けないと行けない大変さはありますけれど。でも、最近増えてきているイスラム系の人に、ハラール対応のレストラン情報や、朝晩の礼拝が可能な施設情報等提供出来れば、かなりユーザー獲得に貢献するだろうし、結局はそういう経験者の口コミが、今度は観光客予備軍の人達の情報源となり、利用者数も増加していくわけですしね。色々利害関係は生まれるだろうけれど、総合的な情報提供は準国策的に国が準備して、そこに参加する企業、協賛するお店が自分達のグループの情報をマッピングすれば、それぞれ地域、あるいはビジネスグループのマップが簡単に作れるようになれば、もっと効果的かも。当然、それぞれの作成した個別マップの情報は吸い上げて、さらに改善していくようにするし。マップのなかには、その時に開催されている一寸面白いイベント情報とか、食べ物以外のお店の情報とか、広げていく要素は幾らでもあると思いますしね。さらには簡単な会話が出来るような会話集も、そのイベントに特化したものを入れたりしたら、さらに使い勝手は良くなりそう。

こう言う記事の経験知や集合知を何処かでまとめて、分類して、フィルターリングして、更に洗練させて次のバージョンに繋げていくようなことを、本当は観光立国を目指すのであれば必要なんですけどね。昔は観光客が自分で調べて訪れる時代だったけれど、今はより観光客に必要な情報をタイムリーに提供出来る地域や国が「観光立国」になる資格を有していると言えるのでは。

Windows10無償アップグレード

Windows10の無償アップグレードの終了期間が約2ヶ月後に迫り、色々な媒体メディアでそれを告知するような記事が増えてきました。ユーザーの今日も高い話題だろうから、その関係の記事が増える事に不思議は無いけれど、何となく旧OSユーザーをできる限りWindows10へ誘導したいMicrosoftの意図も透けて見える気がするのは、私の心が曇っているせい?(笑)

私も難題かのマシンには更新をかけてWindows10環境にしていますが、まだWindows7のままのマシンも何台かあります。実はWindows7で残っているのは32bit環境のものばかりで、32bit環境でしか動作無いアプリ、特にWindowsXPの頃から使っているものが残っているので、全て更新するという訳にもいかなくなっています。それでも、やはりサポート切れは気になるところで、今月か来月早々には更新をかけたいもの。で、その時に問題となるのがWindows7のPro32bitは、出来ればWindows10 Pro64bitにしたいこと。

最大の理由は、それらの32bit機のPC2も、少なくとも4GB、多い場合は8GBのメモリーを搭載していて、今のままではそのメモリーが無駄になっているから。32bit環境で更新する場合、Windows10も32bitのままなので、64bitにしたければ一旦元の環境を削除してからでないと入らない。このあたりが、更新を躊躇する最大の理由ですよね。今のところ、これらのWindows7環境でいなければならない理由はほとんど無くなってきたので、今のWindows7の環境は一応バックアップしていつでもHDD/SSDに戻せる状態にしてから、Windows7に更新する予定。Windows10への更新も、ダウンロードしたものではなく更新用のUSBメモリーを既に作ってあるので、それを利用するから、締切に近くなってサーバーが混雑しても影響ないという読みもあります。

で、一度Windows10へ更新してから、その環境を保存しておいて、その後またWindows7へ戻すという手もありますしね。Windows10へActivationしておけば、8月に入ってからも再度戻せるはず、と読んでいますが(違ったらどうしよう)。6月は四半期の〆で忙しいのに、さらに悩む問題を残してくれるMicrosoftにちょっと疎ましい気持ちです。

デモ

日本語の「デモ」、英語では"Demonstration"は、何らかの示威行為・運動をすること。一般的には、同じ主義主張意見思想などを持った人達が集団でそれらの事柄を掲示表明しながら移動すること。日本では、どちらかというと少数意見、あるいはマイノリティーの人達が、それらの意見や立場を理解して貰うために実行することが多いように感じますが、それらの行動に対して反対の意見を持つ人達、あるいは多数でそれらの行動を阻止することは、その主張の内容や種類によってあってはならないこと。

今回の川崎のデモに関しても、彼らの主張に同意する部分はほとんど無いけれど、少なくとも通常の手続きを通して認められたものである以上は、その権利は行使されるべきもの。それに対して、反対意見を持つ人達が集団で阻止行動を実行して、本来認められるべきでも行為が中止に追い込まれるというのは、その阻止行動をした人達が日頃主張している「力による強行」とか「多数派の横暴」とも言えるものでは無いだろうか。デモ主宰者の主張に「100%反対する」ことが出来ない理由も、それ対して反対をしている人達の過激さと自分達の行動は100%正しいのだから何をしても許されるとでも考えているような傲慢さを感じるから。そのデモに反対するのであれば、そのデモよりも何倍も大規模で且つ内容に納得できる主張をするデモをすれば良いだけの話し。勿論、同時刻に同じ場所でデモをすれば衝突するだけだろうから、それは考慮されるべきだけれど、数や力で行動その物を押さえ込むのであれば、今度は自分達が同じ事をやられても文句を言えないことになってしまう。

「平和」を声高に言う人達ほど「過激」であったり、「立憲主義」という割には、「ルールや法律」は守らなかったり、そういう意味で単に示威行為をすることだけが目的みたいな人達にも、何ら共感するところは無いんですが、ちゃんと届出をしてデモをしようとした集団よりも、多分無届けでかつ交通の往来を妨害しながらデモの実行阻止をした集団、どたらがその行為自体を見て正しいのだろうか。自分達の言っていることが正しいから、正義だから、何をしても許されるという発想は、それこそ彼らが悪しき例として良く上げる「ヒットラー」とか「ナチス」の発想だと思うんですけどね。

2016年6月5日

羽田エクセルホテル東急

第二ターミナル直結の利便性のみが選択理由のこのホテル。今回は一年ぶりの利用です。最初はいつものように横浜のシェラトンを予約していましたが、翌日のフライトが06:40発と早いため、いつもちょつとしんどい思いで5:30前にチェックアウトして空港に来ていました。で、このホテルならもう少し余裕があるかなと思って、少し前に予約を入れたんですが、結果的には20~30分の時間差しか無いわけで、それなら料金的も安くステイカウントも獲得でるシェラトンにすれば良かったと、後から後悔しました。

金曜日の仕事を終えて、京急で羽田に到着。そのまま地階の駅から3Fまでエスカレーターで上がり、まだ混雑している出発階を横切って、北側の外れにあるホテルに到着したのは19:30頃。いつもだと、ターミナルビルの適当なお店で夕食を済ませるんですが、今回はこのホテル2Fのレストランを利用してみることにしました。一度くらいは試してみようという気持ちがあったことと、宿泊者向けに20%位の割引クーポンがあったのも理由の一つ。

クーポンの対象は、洋食のコースと和食のコース、それぞれ複数の種類が有り、この日は会席のコースなるものを注文しました。結果は、まぁ今後ここに宿泊しても利用する事は無いなという感じ。これならターミナルビルの飲食店を利用した方がよかったなと公開しました。多分、今年はもうこのホテルを利用する事は無いから良いけれど。スタッフの対応なんかは良いけれど、やはり価格競争力を出さないといけないからか、素材も調理もコストダウンを図っている感じの料理でした。

翌日は早いので早めにネタのが仇になり、3:00頃には目が覚めてしまいました。そのままベッドの中でウトウトしていたけれど、結局熟睡できずに4:00過ぎには起きることに。やはり横浜のシェラトン利用でも良かったなぁと後悔しつつ、5:40頃にはチェックアウトをしてターミナルへ向かいました。


Leg#16: HND-OKA/-KIX

2016年のAMC Diamond修行フライトも、いよいよゴールイン間近。先週の2連チャンに続いて、今週はHND-OKA/-KIXという反往復パターン。どうしても、帰りのOKA-HNDが取れなかったので今年何度も利用しているOKA-KIX線での戻りです。ただ、これに接続するために丁度良いフライトは既に一杯だったので、羽田を6:40のフライトを利用。朝早いのが大変です。過去の同じフライト利用の時は、横浜のSheratonに宿泊して、5:20頃にチェックアウトし、そこから京急の空港線で6:00前に羽田に到着するパターンでした。今回はちょっと体にキツいことも有り、羽田空港第二ターミナル直結の羽田東急エクセルホテルを利用することに。それでも、ゆっくり出来る時間は30分位しか違わないのですが、ちょっと楽でした。

ホテルは5:45頃にチェックアウトしたのですが、ホテルのドアから一歩外に出ると、もう出発階はかなり混雑していました。やっち朝一の電車やモノレールが動き出した頃なのに、どうやってこれだけの人が集まってくるのか不思議です。もっとも、自分もその中の一人なわけですが。取りあえず、朝食代わりにラウンジで少しお腹に入れたくて、ターミナルを半分以上横切ってANA Suite Check-inから中に入り、5Fラウンジを目指しました。

1) HND 06:40 - OKA 09:20 (NH993)

ラウンジで軽くおいなりさんとわかめのお味噌汁でお腹を満たして、身支度を調えた後、ラウンジから少し先の61番ゲートへ向かいます。通常は優先搭乗の始まる少し前、早めにゲートに行くんですが、この時はちょっとトイレで用を足したりしている家に搭乗開始時刻になってしまったため、暫くゲートの外で待って登場する乗客の列がある程度短くなってから中に入りました。

定刻通りにドアクローズとなると、暫くしてプッシュバック開始。その後A滑走路に向かって誘導路を移動します。前々回の時も同様にA滑走路から離陸しましたが、ラッシュ時だったためか結構滑走路手前で離陸待ちとなりました。今回は早朝だったからか、誘導路からA滑走路のRW16Rに入り滑走路に正対すると、直ぐに離陸開始となりました。

6月初めてのフライトは、丁度機内誌「翼の王国」も新しくなり、機内食も変わっていて良かったんですが、食事の中野「水炊き風豆腐」というスープが辛くてダメでした。なんか、ANAのこのスープ類って、妙に辛くて私は過去何度も飲まずに帰したことがあるんですが、味見とかしないんだろうか。

食事もそこそこに、暫くはノートブックPCを取りだして到着直前までちょっと仕事をして過ごしました。早朝フライトなので、いつものだと爆睡モードに入るんですが、ドアクローズから離陸直前まで、かくんと寝落ちしたのが妙に効いて、それ以降はほとんど睡魔を感じなかったので。

今回は特に揺れることもなく順調に飛行し、那覇空港へもそのまま真っ直ぐにRW18へ着陸。リバースを翔のが遅かったのか、結構先の方まで進んでから、やっと左に舵を切りターミナルへ向かいました。33番ゲートに入った時には、予定よりも10分位の早着でした。いつもだと、一度外に出て軽くお茶か食事をしてくるんですが、この日は特にお腹も空いていなかったことと、羽田でHND-OKAとOKA-KIXの保安検査を完了していたので、そのまま真っ直ぐにANA Suite Loungeへ向かいました。

2) OKA 11:15 - KIX 13:00 (NH1734)

ラウンジは、入出した時には数名の利用者がいましたが、暫くするとほとんど人がいなくなり、一時は私の貸し切り状態に。次の関空行きは、元々の予定では11:10発でしたが、この日は11:15と5分遅くなり、関空到着も12:55から13:00と遅れて、空港から新大阪までの列車の接続が厳しくなってしまいました。搭乗開始5分位前に33番ゲートに向かうと、余り人が集まって居ません。「あれ?」と思ったんですが、予定通りに搭乗開始。中に入って定刻少し前にドアクローズになりましたが、プレミアクラスは両窓際と1Fの通路席は埋まっていましたが、それ以外の通路側席と真ん中3席列全部は空席。21名の定員に7人が窓際にずらっと座った、一寸異様な状態。普通席もガラガラだったようで、通常は使用機材がB777-200なので、前部と中程、2箇所の搭乗口を使用するところ、この時は前部の搭乗口のみ使用。だから入ってくる人の様子を見ることが出来ましたが、多分前部合わせても100人は言っていないんじゃ無いだろうか。それ位ガラガラのフライトでした。

定刻より早くドアクローズとなり、ターミナルを出てRW18に到着すると、先に来ていたソラシドエアーの離陸とJAL機の着陸を待って離陸となりました。往路と違って、今回は食事を済ませると直ぐに爆睡モードに入ってしまい、目が覚めたらもう四国を通過して紀伊水道に入る頃。出発が早かったからか、乗客が少なくて軽かったからか、10分位早着になりそうです。これなら13:14発の特急はるかに間に合うぞと思ったのもつかの間、この日は遠いB滑走路のRW06Lに着陸。ここからタクシングして19番ゲートに入ったんですが、この時点で12:55位。前回はまだ間に合う時間だったのが、駅の券売機の前で多分中国からの観光客が使い方が分からずずっと占有していて、それで間に合わなかったので、今回はどうかなと思いましたが、急ぎ足で関西空港駅に向かいます。

この日は、駅の回りに露店みたいなものが出ていて、何かイベントをやっているようでいつも以上の人出。これではダメだろうと思ったら、JRの券売機の前は何とか空いています。急いではるかの特急券を購入して、ホームへ向かいました。この後、新大阪からいつものこだま号のグリーン車でゆっくり帰宅。今のところ予定している修行フライトは、来週の1往復だけとなりました。

実は、UAに事後加算申請しているHND-SINのフライト分がまだ差し引かれていないので、アカウント上は、後4000Premium Point弱で来年度のDiamond到達となります。次回までにどうなっているのか... (続く...)

2016年6月4日

UA New Business Class POLARIS

UAのサイトに、新しいビジネスクラス「POLARIS」の紹介ビデオが登録されていました。ANAのSTAGGERED SEATのように、前後にずれた配置で、どの席からも通路に出られるようになっていますが、ANAの用に真っ直ぐに並ぶのでは無く、少し斜めに配置されていますね。さらには、この「POLARIS」ブランドのラウンジを展開するようで、成田のUnited Clubも衣替えするようです。ANAのSuite Loungeのように、シェフが調理した料理も出るみたいで、かなり質的にもアップしそう。

ラウンジだけでなく、紹介ビデオを見ていると、機内食もかなり変更するみたいですし、さらには昼間のフライトと夜のフライでも構成を変えたり、自由にスナック類を取れるようにしたりと、結構昔のバブル期の古き良き時代を彷彿させるような印象。

今年の12月1日に、この新しいスタイルのシートを導入した1号機が飛ぶようですが、そうなると日米戦に導入されるのは来年の後半くらいでしょうか。最近はUAに乗る機会も減り、ANAに浮気気味でしたが、これだったらまたUAに戻っても良いかも(笑)。ラウンジサービスが、United Clubの有料会員、あるいはPolaris会員何て言うのが出来るんだったら、また入会してもいいけれど、どうだろうか。単純に、今のUnited Clubを名前替えするだけじゃ無いとは思うけれど。Global First Cluss LoungeをPolarisブランドにするんだろうか。それなら、ちょっと納得できますけどね。

うーん、来年のフライトスケジュールがまた難しくなってきた。

人権問題

いろいろと日本に迷惑を掛けてくる中国ですが、こう言う人権問題とか言論の自由とか、そう言うことを地道に日本は進めていくのが、ボディーブローのように効いてくるんじゃ無いだろうか。特に訪日観光客がどんどん増えていき、彼らが中国国内ではタブーな事が日本では良いことも悪いことも自由に発言されているという状況を見たら、それは凄いショックになるんじゃ無いかという気がします。問題なのは、継続していくことと、情報を発信していく努力でしょうね。韓国は、かなり強引な方法だけれど、それを兎に角やり続けたから今の状況になってしまったと言う反省を、我々はしないと。

少なくとも、不快感はちゃんと表さないと、日本人ならならを言ってもやっても良いと思われるだけですし。そういうものを「毅然とした態度」と言うのでは無いだろうか。

UA SIN-SFO

記事を見るまですっかり忘れていたけれど、UAのSIN-SFO線が始まったんですね。片道16時間のフライト。確か、NRT-IADの復路が14時間位かかるので、あそこからさらに2時間ですか。もう、ほとんど寝て行くしか無い感じです。SIN-SFOのSIN発は夜の8時過ぎで、SFO到着は同日の朝9時頃。逆のSFO-SINは、SFOを夜中近くに出発して、SIN到着は翌々日の早朝。まぁ、体内時計的には何とか辻褄は合うのか。日本からだと、午前発の便で行けば夕方遅めにはSINに到着するので、そこで乗り継ぎは可能ですね。帰国便も、ANAの午前発便にギリギリ間に合うかなと言う感じでしょうか。

マイルは片道8446マイル。一回ビジネスで往復すると、33,784PQM獲得出来ます。TYO-SINの往復で、やはり12,000PQM位獲得出来るので、一回往復するとUA MP 1Kの約半分くらい獲得出来る計算になりますが、体力が持つかどうか(笑)。お金と時間のある時に、一度くらいは話のネタに飛んでみたいけれど。(あっ、もうやる気満々かも)

2016年6月3日

アメリカンフットボールの日本での普及

一般紙では珍しいのでは無いだろうか、アメリカンフットボールに関する記事。一応防具は着けるけれどタッチフット的なルールで行われる、小学生リーグの話ですが、まぁどんなスポーツでも手弁当で支えてくれる人があってこそなのは同じ。フットボールは、防具やヘルメットを装着することから、かっこいいと思われる半面、危険だとかお金が掛かるという印象が強くて、なかなか競技人口が増えないのが現実。確かに、防具類を揃えると、何万円というお金が掛かるし、特に成長期の子供の場合は、メットやショルダーなど体に合わせないと逆に危険なことも多いので、継続すればするほどコストが嵩む計算にもなります。

個人的には、ある程度体格が固まり、チームスポーツとしてそれなりに形になる高校生くらいからは、フルギアのフットボールを始めて良いと思うけれど、それまでは、あるいはそれ以降でも、タッチフットとかフラッグフットの普及を進めた方が良いのでは無いかと思うんですよね。最大の理由は、ボールとちょっとした道具(フィールドを決めるコーンとか、フラッグフットならフラグとか)があれば誰でも簡単にできる半面、戦術とかポジション毎に選手が参加出来る自由度の高さなど、他のスポーツには無い面白さや長所があるから。言ってみれば、サッカーにおけるフットサルみたいな、ある程度簡便で誰でも参加して、そのスポーツのエッセンスを体験出来るような事を先ずやった方が良いのでは。

勿論フットボールの魅力は、例えばライン同士のぶつかり合いだったり、RBとの戦いだったり、レシーバーとDBの鬩ぎ合いだったりするわけで、どうしてもコンタクトが発生します。それをいきなり小学生や中学生にやらせるのは無理があるので、その下地作りという意味でフットボールの仕組みというか基本的なルールや考え方をまずは体験させるべきだとは思うんですけどね。特に、フットボール特有の「4th Down, 1st Down Refresh」の考え方は、他のスポーツには無いと思います。4回の攻撃で10ヤード以上すすむと新たな4回の攻撃権が売られるわけで、所謂「シリーズ」と読んでいる攻撃の流れを組み立てて考えて実行するというのは、例えば野球などは近いものがあるかもしれないけれど、よりもっと細分化して専門的になっていると思う。さらには、より実現性が高いから、実行する選手にとってもやり甲斐が感じられるのでは無いだろうか。

アメリカではNFLを頂点として、技術やイベント性は勿論、スポーツ普及活動なども熱心に勧められていて、だからこそ大きな人気も得ているわけです。日本では、NFLみたいな「プロチーム」がない分、プロ野球とかJリーグ等とは大きく隔たりがありますが、それでもまだまだやれること、やらなきゃいけないことは沢山あるわけで、この魅力的なスポーツを是非多くの人に知って欲しいですね。その為にも、まずは日本のトップリーグであるXリーグのチームが、はらはらわくわくどきどきする試合をいつも見せられるようにしないとね。

ところでこの記事の作者の方、大阪にいたことがあるからでしょうか、「アメリカンフットボール」を「アメラグ」とか「アメフト」とか略さず、「フットボール」と言ってくれています。それがちょっと個人的には嬉しかったりします。(笑)

auの新ローミングサービス

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、海外でのローミングサービスとauの新サービスについて。「世界データ定額」と銘打ったこのサービス、一日980円で国内のデータ通信サービスと同じ物が利用出来るという物。SIMの差し換えが不要、地元で契約不要、ある意味国内のデータ容量が有効利用出来る、等メリットは確かに大きいですよね。しかも、使用開始から24時間単位でサービス利用料が発生するから、時差なども考える必要がないし。

NTT docomoでも「海外1dayパケ」サービスがあり、専用アプリを登録して利用開始すると、地域によって980円~1580円で24時間国内の端末からデータアクセスが利用出来るもの。ただし、30MBを超えると通信酢ピートが遅くなるなど、使い勝手には少し問題有り。私もアメリカとシンガポールで何度か利用したことがありますが、確かに便利は便利。なんと言っても、日本国内の感覚でそのまま利用出来ますから、Facebookへのちょっとした写真のアップロードとか、メールチェックとか普通に出来ますから。ただ、地図で検索したりとかすると、結構あっと馬に使い切るのも確か。利用可能地域はまだ限定されているけれど、auの新サービスの方がより実用的と言えます。

実は、iPhone4sをベースに今契約しているAT&TのUSでのPre-paidサービスをどうしようか思案中です。いつまでもiPhone4sを使うわけでも無いし、かといって新しいサービスは結構割高で、以前ほど渡米機会の無い自分にはちょっと勿体ない気も。今回の様な新サービスを利用することで、コスト的にはかなり有利になりますが、一つ困るのがUS国内の電話番号。日本の番号がそのまま使えることの便利さもあるけれど、渡米すると向こうの人との通話が多くなるので、その時に日本の番号を書けて貰うのは一寸面倒。固定番号で無くて、その都度発行されるような番号でも良いので、一緒にサービスしてくれるのが一番なんですが。まぁ、データ通信を安定して定常的に利用出来るのであれば、Skype等のVoIPのアプリに集約するのも一つの方法ではありますけれどね。

今回、このコラムで初めてauの新サービスを知ったので、ちょっと検討してみようかしら。

フクイチ

お笑いコンビ、カンニングの竹山氏と髭男爵の樋口君が、とある縁からフクイチ(福島第一原発)を先月末に訪問したというレポート記事。記事にも書かれているけれど、先ずビックリするのは、その服装が軽装であることや、マスクなどがほとんどの場所で不要になっていると言うこと。暫く前に、メディアの合同取材の時には、以前よりは軽装だったけれど、それでももう少し重装備だったように記憶しているのですが、作業する人達の努力がどんどん実っていると言う事ですよね。

以前は毎週のように汚染水タンクの水漏れのニュースが報道されたけれど、最近はもう何ヶ月もそんなニュースを見た記憶がありません。問題は、溜まりに溜まった処理済み汚染水の処理で、トリチウム問題が解決出来れば、希釈して海洋放出するのが一番。ただ、仮に放出が可能なったとしても、その膨大な量を処理する時間も大変。これも、問題なのはそのトリチウム自体よりも、放出による風評被害なわけで、このあたり数字を持ってもっと啓蒙するなりしないとダメでしょうね。今でも、多分多くの人はフクイチの回りでは、白い防護服を着てマスクを付けたような人が黙々と作業をしているように漠然と考えているんだろうけど、今回の竹山氏のレポートのように既に普通に仕事が出来る環境になっているということを、もっと広報しないと。それは、フクイチだけのためでなく、さらにその周辺に広がっている帰宅困難地域に対しての追い風にもなるはずだし。

いずれにしても、こういうレポートを是非続けて欲しいですね。もっとも、〇×脳な人達は、「タレントを使って誤報を流している」とは言い続けるだろうけど。

2016年6月2日

EOS 7D Mark II 弐号機

春のシーズン初めての決勝進出に浮かれて、思わずこんなものを購入してしまいました(笑)。

現有のEOS 7D Mark II 壱号機に続く弐号機。メインである望遠レンズはその壱号機で使用して、サブ機である今のEOS 7Dには広角ズームレンズを早着して使用しています。普通に昼間の試合で使用する分には、これで全く問題無いものの、次回のようなドームでの試合とか、夕方からのナイター試合の時には、EOS 7Dだとかなり厳しい。F2.8の明るいレンズも持っていますが、それだと広角側は良いけれど、望遠側が足りなくてちょっと使いづらい。ISO感度がちょっと足りないんですよね、いつもの広角ズームレンズを位環境で使うには。で、今回勝利に浮かれて弐号機を購入することに。

実は一瞬、EOS 1D系にしようかとも思ったんですが、流石にそれは金額的に厳しいし、フルサイズの解像度の魅力はあるけれど、今のEOS 7D系の最大の魅力、APS-Cセンサーのお陰で、画角が1.6倍になるから、望遠レンズの距離が見かけ上伸びるのが捨てがたい。実は以前から、現有機の7Dを何とかしたいとは思いつつも、使用する機会が年間でも限られた回数しか無いのでなかなか踏み切れないで今した。で、今回浮かれポンチになったことと(笑)、ちょっと調べてみたら、最初にEOS 7D Mark IIを購入した一昨年頃と比較してそこそこ値段が下がってきていて割安感があったこと。で、新品でこの位だけれど、中古品だとどうだろうかと思ってさらに調べると、かなり安くなってきています。一昨年に出荷直後に購入した時には17万円位でしたが、今回見つけて最終的に購入した中古品は11万円ちょっと。中古品なので程度が分からないけれど、まぁ大手のソフマップで「非常に良品」と上から2番目の評価でしたから、まぁいいやと購入。で、実際に手元に届いたものを見ると「えっ、間違って新品送ってきた?」と思うくらいの美品でした。開いてみたら、カメラ本体のクッション材は開封した形跡が感じられない位綺麗。本体も勿論全く疵や汚れは無い状態。で、本体以外のマニュアルとかケーブル類とかバッテリー等は未開封の状態。念のためレンズを接続してバッテリー・CFを入れて撮影してみましたが、問題無く使用出来ます。

いゃ、本当に良かった。実はAmazonで注文する時に「残り1台」とか出ていて、少し慌てて注文したんですが、もしかしたらバッティングしていてソフマップさんが仕方なく新品を送ってくれたのかも(笑)。まぁ、外箱にはソフマップのシールが貼ってあったので、中古品扱いなんだけど、もしかしたら新古品なのかな。いずれにしても、凄くラッキーでした。この幸運を、是非決勝戦でも発揮して欲しいなぁ。

消費税増税再延期

昨日の夜、たまたま夕食を食べながら見ていた安倍総理の消費税増税再延期の会見。全部を見たわけでは無いし、偉そうなことを言うほどの知識も無いけれど、一般的な印象としては「まぁ、増税することを喜ぶ人間はいないしなぁ」というのが正直なところ。そういう意味で、増税に対して反対するのは財務省とか極々一部だろうから、これに対して反対を表立って言う人はいないでしょう。実際追及する野党や与党に批判的なメディアで、「何故公約通り増税しないのか」と追求しているところは知る範囲では見たことが無く、代わりに「アベノミクス失敗」という言い方をしています。でも、「失敗」の定義は何だかよく分からない。確かに、増税しても影響が無いくらい経済成長するというのが元々のゲームプランだったわけだから、それが出来なくなったことは目標達成できなかった・出来ないと言う事は事実。でも、そのゲームプラン通りできなかったけれど、では結果的にどうなのかと言う事は別問題でしょう。予想通りには行かなかったけれど、経済状況に関しては明らかに上向きになっているわけだし、今一番重要なのはこのトレンドを更に維持して十分な成果にすること。その為には、前回の5%から8%時に増税の影響で経済が停滞した経験を考えれば、やはり今増税をして良い事は一つも無いと言うことは誰でも感じるところ。だから判断として正しいところは麻生財務大臣も認めているところで、私も表だって反対意見を言っていたのは「ポーズ」だろうなと感じていました。問題となるのは、その増税分で手当を篤くする予定だった保育とか介護の分野で、別に財源を回すなどしないと現状のままどころかどんどん悪くなってしまう。個人的には、先ずはパチンコ増税にタバコ増税、さらにはギャンブル増税をしてくれるのが一番望ましいと思うのだけれど(笑)。

もう一つ上手いなと感じたのは、衆参同時選挙はせずに参議院選挙で信を問うと言ったこと。前回の衆議院選挙にも私は必要性を感じなかったけれど、今回はそれ以上に疑問。どうしても衆議院でしか決定できないか大体して解散して信を問うのであれば分かりますが、国民としての意向を知るのであれば国政選挙である参議院選挙を試験紙として使用しても間違いでは無いはず。これで与党は、「野党は増税を望んでいる」という言い方をすれば、かなり与党に票が流れるんじゃ無いだろうか。勿論、そう単純な話しでは無いけれど、キーワードとしてはインパクトがあるように思いますね。代わりに「アベノミクスの失敗」という言い方をするだろうけれど、数字的には結果は出ているわけだし、それならそれで「失敗している上に、更に増税せよという政党を支持するのか」と言ってしまえば、それで終わりのような気がするし。結局野党が攻める素材は経済が目標に達しなかった事だけだけれど、だからといって野党側に対案があるわけでは無く、結果的には批判するだけの選挙活動をするしか無いんじゃ無いだろうか。

選挙での唯一の興味は野党連合が何処まで票を伸ばして議席を確保するかだけれど、確保したらしたで連合は今度は内部分裂になるような気がする。参加した政党がそれぞれまんべんなく議席を確保できれば良いけれど、何処かの政党に偏ったりして、結果的に一部の政党が勢力拡大しただけならば、他の政党からは不満が出て空中分解する気がする。ビジネスでも、目標設定をしてそれを達成する努力を先ず優先しますが、色々な理由からそれが無理となれば目標の変更やセカンドベストを次に目指すわけです。それは政治でも同じだと思うし、生活に直結する経済とか福祉などは尚更。そんな中で、野党側にしても単に愚にも付かない批判をするだけという安易な存在は止めて欲しいですよね。相手に塩を送ることになるからやらないんだろうけど、与党の政策をどうしたら更に良くなるのか、あるいは問題があるのか、ちゃんと理屈で攻めないと。単に感情論で反対するだけから、理解も得られないし、賛同も得られない。それに気がつくには、あと何年かかるのか... 永遠に無理だろうなぁ...

2016年6月1日

自慰行為

予想通りの野党連合による内閣不信任案の提出は、予想通り与党など反対多数で否決。本当に、この不信任案を受けて国会解散したら、野党はどうするつもりだったんだろうか。で、記事に書かれている不信任の理由3点ですが、もうね、情けないというか、理由にすらなっていない内容。

一つ目の安保法制って、今国会の話しじゃ無いでしょ? 二つ目のアベノミクスにしても、確かに最初に行っていたほどの実績では無いけれど、少なくとも上向きで推移していることは数々の指標が示しているわけで、国民生活の破壊まではとても言えない状態。最後の国民の声に耳を傾けないと言うけれど、それらに賛成している人理解している人もいるわけで、全ての国民が一つの意見だけじゃ無い以上、ある程度多数決で決める必要もあるし、場合によっては過半数の意見で無くても行政の責任として進めるべき事だってあるはず。

なんか、「俺たちは仕事をしているぞ、日本のためになる事をしているぞ」っていう態度だけ示したいだけで、本当に迷惑。会社にも、仕事で時々こう言うオーラだけ出している仕事の出来ないエンジニアがいるけれど、本当に自分のプロジェクトに関わって欲しくないし、仕事に口出しして欲しくない種類の典型。まぁ、言い方悪いけれど、自分で自分に満足している単なる自慰行為ですよね、これって。

大体、システムとして多数決では絶対負けることは分かっているのだから、その中で自分達の存在感を出したいのであれば、以下に与党との妥協点を見つけて自分達の成果を積み重ねることでしょう。こんな、反対のための反対しか出来ない集団に、再度政権を任せたいなんて言う事は絶対思わないだろうし、それでも国民が支持していると思って居る方がお目出度い。民進党のなかにも苦々しく思っている議員は多いとは思うけれど、そういう人達はどう感じているのだろうか。本当は、そういう人達が殻を破って新しい集団を作るのが良いと思うけれど、やはり腐っても野党第一党の勢力があるのは魅力なんだろうか。でも、それって自分達が否定している与党の数の政治に対しての態度と矛盾しているよね。

気圧異常

最近大小の航空機トラブル・事故のニュースを頻繁に聞く気がしますが、これもその一つ。羽田発高知行きのANA機が、気圧調整機能のトラブルで羽田に緊急着陸したというニュース。私は風邪気味だったり、花粉症の時等鼻が詰まったり耳の調子が良くない時に飛行機に搭乗し、離発着時に気圧が機割るような時にはもう耳が破裂しそうなくらいいたくなった経験を何度かしたことがあります。昔は多少体調が悪いくらいでもそんなことは無かったけれど、ここ5年くらいの間かなぁ。やはり年なんでしょうね(苦笑)。その時は、こちら側の体調不良が原因だったわけですが、今回は飛行機側のトラブルに寄るものと確認されているようで、問題は何でそう言うことが離陸前に分からなかったのか、あるいはなんで離陸後に発生したかという事で、原因究明が早くされることを祈るばかり。こう言う小さなトラブルや大事に至らないトラブルが続いた後に、結構大きなトラブルが発生しがちなので、それが一番心配ですね。今月末には久しぶりのUS旅行も予定しているだけに、ちょっと心配です。

羽田と成田

住本生命「1UP」の「海外出張編」のTV-CM。CM上の設定では、上司役の吉田羊さんがわざと空港を間違って知らせて、それで羽田出発なのに成田へ行ってしまうわけですが、日韓シャトル便が始まった頃、実際に国際線だから成田と思い込んで羽田発金浦空港行きなのに、成田に行ってしまった人を何人か知っています(笑)。成田が出来て、当時羽田空港を利用していた国際線が、台湾の中華航空を除いてすべて成田に移動したんですが、日韓サッカーW杯でシャトル便が設定され、それで成田-仁川線と平行して羽田-金浦線が運航されるようになりました。当時は仁川からソウル市内への移動が不便だし、成田まで行くのも大変。で、結構韓国出張時には金浦空港が便利なんですよね。私も初めての韓国出張は、仁川が出来る前だったので金浦でした。

今は羽田も国際線路線が増えてきていて、例えば今度のANAのNRT/HND-ORD/JFKのように、場合によっては成田・羽田両方から同一の目的地に行く場合も出てきますから、そうなると間違える人も出てくるかも。大都市圏で、複数の空港が有る場合、例えばNew YorkのLGA/JFK/EWRのような場合にも、一寸間違えそうになる事がありますしね。まぁ、最近はスマホのアプリと科、色々ツールもあるので、注意しないと。