2016年5月30日

AMC Diamondへのお誘い

今年のAMC Diamond修行も第四コースを回りホームストレッチに入ったところ。Premium Pointが90000ポイントを超えたからでしょうか、「あと、8,383ポイントで来年度のダイヤモンドサービス規準に到達します」という表示が、AMCのアカウントページに表示されるようになりました。実は同じようなお知らせが、メールでも別に届いています(笑)。実際のところは、このポイントの中にはUAへの事後申請中のポイント分も含まれているので、今のところAMC Diamond修行分としては、78,397ポイントで、来月6月に2回(4区画)飛んでも、まだ89,224ポイントと、お知らせを頂く状態では無いのですが、まぁ実がいないからいいか。残り10,776ポイント分(一応目標的には11,000ポイントに設定)は、取りあえず年末までの株主優待券が2枚まだ残っているので、これで羽田-沖縄をいつでも往復できるから、それで5,720ポイント。残りの5000ポイント少しを同獲得するかがちょっと悩みの種ですが、まぁまだ半年あるし、どうにでもなるだろうという考え。去年のように、12万PPまで獲得してアップグレードポイントを60ポイントまで延ばすかどうかは、ちょっと考えています。多分使い切れないから。

逆にUAへの事後申請がもしダメなら、6月の2回のフライトでDiamond達成となるので、それならそれでUAへの振替フライトを別に考えないといけません。そっちの方が大変そうなので、早く事後申請の結果が出て欲しいところなんですが。いずれにしても、今年の修行旅はANA分はほぼ終わって、後はUA MP 1K維持に向けて軸足を移していくことになります。まずは来月後半に予定しているBoston旅行でしっかりPQMを獲得せねば。

消費税再増税延期

私自身は「間接税派」で、直接税を上げるよりは間接税で広く薄く課税する方が良いと思っています。勿論単純に一律10%とか15%と課税するのでは無く、生活必需品に対しては税率0%に知覚しても良いし、嗜好品とか奢侈品に対しては、一般税率よりも高くしても良いと思うけれど、そういう対応をした上での間接税賛成派。最悪20%、出来ればアメリカ並みの15%位で上げ止まりして欲しいと思っているけれど、今の8%は勿論、増税の目標だった10%も、それからみればまだまだ需要範囲。とは言っても、税金は出来るだけ少ない方が誰もが嬉しいわけで、出来れば今のままで何とかして欲しいところ。というか、私なんかの世代は消費税の無い時代を長く知っているから、未だに消費税という商品価格に転嫁される余計なものには違和感を感じているのは確か。必要性は認めるものの、可能であれば上げないで欲しいし、出来れば下げて欲しいというのが普通の人の感情でしょうね。

で、そういう意味から言えば、今回10%への増税をさらに2年半延期するというのは、多くの国民にとっては嬉しい事のはず。大体野党にしても、増税の前にやることがあるだろうと反対していたわけで、その主張が通ったのに何故か反対している。正確には、延期反対とは大きな声で言えないから、言ったことを実行しないのは内閣不信任だ、と変な主張。勿論、彼らの言い分である、景気対策をして増税しても問題無いくらいにするから、と言う点が達成できなかったわけだから、その景気対策が期待通り行っていないことは政府としても反省は必要。でも、じゃぁ不景気になっているのか、経済は全くダメなのかというと、そうでも無い事も事実で、民主党政権時代を底とすると、かなり回復しているというのが個人的感覚。

今回民進党をはじめとした野党が不信任の理由にしているのは、この「次は増税します」と言いながら経済対策が進まず増税できない状態になったと言うことですが、前半の経済対策が不十分効果が十分でないと言うところに関しては同意できるし、まぁ理由としても納得できるけれど、だから増税できないのは責任問題だというのはどうだろう。例えば、経済対策が上手くいきすぎて、今の法人税とか所得税などで十分に税金が賄えて、直ぐに10%に上げる必要が無くなった時にも同じ事を言うのだろうか。5%から8%に上げた時、この時も増税賛成派・反対派の意見が入り交じり、結果的には8%に上げたことで直前の景気は一時的に上がったけれど、増税後の冷え込みは予想以上で有り、結果的にそれが今のなかなか重い腰が上がらない景気に影響していることは、多分どの経済評論家も同意することじゃ無いだろうか。そういう意味で、このタイミングで来年更に10%に上げると言う事は、多分年明けまでは買いだめ需要で景気はアップするけれど、その後は更に落ち込みが激しくなるはず。前回延期した時に「リーマン級の不景気、大震災などのだ規模災害」というハードルを高くしてしまったのが痛かったけれど、やはり増税する・しないは政府の決定事項だと思うから、現状を見ながら判断するのは当然のことでは。大体以前の民主党は、ガソリン税を無くすと言って大衆に迎合して、でもいざ政権を取ると収益が悪化するからとガソリン価格の上限・下限を設けて事実上の公約撤廃したくせに、別に解散したわけでは無いし国民に信を問うこともせず、逆にとある議員などは「そんなことありましたっけ、うふふ」とか嘯くし。税金を下げると言って保護にした政党が、上げると行って延期することに異論を挟む資格があるのかとこちらが文句を言いたいくらい。

増税した分は、主に社会保障費とか年金などに充当される予定ですが、正直なところ今後劇的に景気が回復するとか、出産率が上がって人口ピラミッドの底辺が大きくならない限り、それらの費用は増えるばかり。つまり、このままでは更に増税が必要になる事は火を見るよりも明らか。最悪の場合、歩書の範囲を限定する、小さくすることも可能性としてはあるわけで、まずはそういう部分の支出に関しても厳密に見なくてはいけないのでは。さらには、景気対策が不足しているならそれをもっと進めないといけないわけで、その為にはやはり規制緩和よりも規制撤廃を大胆にするべき。野党の主張としては、その点を正すべきで、そこで何も進展が見られないのならば、その時こそ内閣不信任を出す理由になるのでは。余りにお手軽に、儀式として乱発することは、もういい加減国民もウンザリしていることに気がつかないと。そういう行為は、自分達自身で政治システムをオモチャにしていると言うことが分からないんだろうけど。

あわや足下をすくわれるところだった...

昨日は暑い一日でした。もう衣類でカバーされてない顔や手足は赤くなってしまった。まだ5月なのに... で、肝心の試合は、もう最後はグッタリ。前半、立ち上がりのオフェンスが上手く機能せずにイライラがつのりましたが、2Qに入り相手のリズムが狂いだして得点を上げるモメンタムを掴みます。ディフェンスは、もう相手をほぼ完全に支配。前半を無失点の大差で折り返すと、3Qはオフェンスがまた足踏み状態になるけれど、ディフェンスが頑張り安心のQ。

ところが4Qに入り、相手が攻撃に変化を入れてくると試合が急に動き出します。こちらも、若手中心のセカンドチームが入ったと言う事もあるけれど、まず集中力が欠けたのかここまでなら対応出来るようなプレーも抜かれて、一気に2TDを奪われ、さらにはキックオフでも相手のオンサイドを成功させるなと、全くお話にならない。特に成功したオンサイドは、オンサイドキックをやると分かっていて、しかもキッカーが二人付いて左右どちらかに蹴ると分かっていて、しかも蹴られたボールは決して変なバウンドをしたわけでは無く、素直なキックだったのに、まるで金縛りに遭ったように誰も動かず安安とリカバリーさせてしまう。

ここからの失点とさらなる攻撃を覚悟しましたが、ルーキー選手の、まさに起死回生のインターセプトでこの難を逃れて得点差を生かして逃げ切り。いゃぁ、前半の無失点大差のリードが無かったら、本当に最後の4~5分で逆転負けを食らっていたと思う。自分達の前の試合も、ほぼ試合の形勢は決まったかと思ったら、パントリターンTDで再度逆転するなど、やはりフットボールは怖いなと心から感じた一日でした。

これで初めて春の試合での大舞台に立つことに。来月の予定を、急遽調整しないと。カメラも、一台買い換えるかなぁ... あーぁ、ボーナスがどんどん消えていく...

2016年5月29日

大韓航空機事故

27日に発生した、羽田空港での大韓航空機事故。事故発生直後のフライトキャンセルから、その後の機材繰りによるキャンセル等も含めて、400便以上が影響を受けることになり週末の日本は大変。この事故の影響で、27午後に広島で行われたオバマ大統領の平和公園訪問に参加する予定だった広島選出国会議員が移動出来ずに参加中止となるトラブルも生まれたと言う事で、もう怒り心頭でしょうね。折角の晴れ舞台を潰されて。

記事によれば羽田空港の滑走路は18:30頃に再開されたと言う事で、そうなると私が沖縄から戻ってくる時に搭乗したフライトは、16:10頃に那覇空港を出ているので、既にその時点である程度の目処が付いていたと言う事になります。13:20頃にはエンジンの火災も鎮火したと別の記事で見たので、その後の乗客の移動等で15:00頃までかかったとして、滑走路の整備などの状況をみて待機していた飛行機にGoが出たんでしょうね。まぁ、事故の発生したC滑走路を使わないのであれば、それ以外の滑走路には影響ないのだから、非難した人達を移動させてしまえば基本的には問題無いはず。沖縄で待機している時も、15:00ちょっと過ぎぐらいに、16:10出発を予定していますというアナウンスがあったので、これくらいのタイミングで各空港に待機している飛行機に対してOKが出たんじゃ無いだろうか。勿論、一斉に飛んでこられても困るだろうから、ある程度調整もしたと思いますが。事故を起こした大韓航空機が滑走路から移動したのは18:00ちょっと前の事らしいから、もう少し早く羽田に到着していたら、その様子が観られたかも。それが残念(をぃ)。

今回の事故は、離陸のためにエンジン出力を上げたところで内部のブレードが破断してエンジンを壊したみたいですが、一つ間違って主翼にでもその部品がぶつかり燃料漏れとかそこからさらに火災とか発生していたら、とんでもない騒ぎになっていたかも。本当に大事に至らなくて良かった。この代官空港機の離陸前の出力調整で、白煙が出ている写真が登録されているんですが、この時点ですでに兆候があったということなんだろうか。ここで、何か気がつかずにそのままいけいけって離陸してしまったとしたら、大韓航空の責任は大きい気がするんですが。外にいる地上係員も変だとは思わなかったのか、ちょっと不思議です。少しオイルとか残っていて、それが燃焼してこういう状況になることはよくあることなのかもしれないけれど、でも疑問の残る離陸になりそう。詳しい調査結果に期待したいですね。

勝負の日

今年2回目の試合ながら、勝負の試合となる重要な試合。相手は、前回の試合では結構ぐだぐだの印象ですが、この二週間でちゃんと修正してくる力のあるチーム。うちのチームも、なめてかからなければちゃんと試合も出来るし十分勝てる相手だけれど、さてどうだろうか。

何となくの根拠の無いイメージですが、僅差で負けるか、大差で勝つか、そのどちらかのような気がします。さて、どうなることか... 勝ちたいのは山々だけれど、春は調子が今ひとつ上がらないのが昔からのクセだし。逆に、それを打破できれば、秋はかなり期待出来ると思うんですが。さて、結果はどうなるか...

2016年5月28日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

3カ月ぶりの宿泊。羽田空港での大韓航空機の事故で、沖縄からの便が3時間ほど遅延したため、ホテルに入ったのは20:00ちょっと前。ここにしては安いレートでの宿泊でしたが、7Fの広いキングの部屋にアップグレードしてくれました。このホテルは、アメニティ類が他所と比べても揃っているので非常に助かります。本当は、もっと早く入り、2Fの新装オープンしたラウンジのバータイムを満喫する予定でしたが、半分諦めていました。でも、20:00までとの事だったので、最後の最後に10分位入室。

もともとあった部屋をぶち抜いてラウンジにしているので、どうしても撤去できない壁が邪魔して奥の様子がよく分からないのが難点。最も、逆に個室間があって良いという人もいるかもしれないけれど。そういう意味では、真ん中の部屋がドリンクや料理のカウンターがあるので、一番人気かも。

もう終わりの頃だったので、すでに下げられていた料理もあるのか、品数は少なめ。でも、なかなか美味しかったです。お酒はセルフなのか、奥の部屋の隅で、若い男女のスタッフ二人が何かごしょごしょ話しをしていて、お客さんに注意をしていないのが減点でしたが。かたづけるだけが仕事じゃないと思うのだが。やはり一度、しっかり利用してみたいですね。

ラウンジで一杯飲んだ後は、1Fのレストランへ。ここで2年振りくらいに以前からお世話になっているスタッフの方と再開。急に声を掛けられてこちらがビックリしてしまいました。以前と比べて利用頻度が下がっていたことも有り、姿を見かけなくなっていたので異動したのかと思っていたんですが、そうでも無いようで又近いうちに来訪することを約束しました。

前日宿泊した横浜シェラトンでもそうですが、やはり顔を覚えていてくれるスタッフの方がいるのと、安心もするしそのお店に対しての信頼度もアップする気がします。そういうお店や場所を、沢山で無くても良いので幾つか確保しておきたいですね。


Leg#15: HND-OKA/-HND

二日続けての羽田-沖縄のフライト。これまでだと6:40発のフライトを利用していたので、ホテルを出るのも5:30前と大変でした。今回は8:40発のフライトなので、少し楽。久しぶりにホテルの朝食を食べてチェックアウトする事が出来ました。それでも、2Fのビュッフェが始まるのが06:00からで、7:00過ぎにはチェックアウトする必要がありましたから、結構慌ただしかったことは確か。それに、この時間帯って、横浜から羽田空港行きの直行便ってないんですね。どうしても京急川崎か京急蒲田で乗換が必要だと分かり、慌ててホテルを出ました。

よくよく考えたら、この日は平日ですから、朝の出勤ラッシュの時間帯。それでも、何とかギュウギュウ詰めの電車では無く、多少は余裕のある電車でした。最初は京急蒲田で空港線に乗り換える予定でしたが、京急川崎で同じ電車と待ち合わせがあったので先に乗り換えました。これが正解。蒲田乗換だと、かなり乗車するのに苦労しそうでした。この時間帯、多分空港関係者とか空港周辺の物流会社に勤務する人達なんでしょうけど、結構途中駅で下車していき、国際戦ターミナル駅に到着したときには、かなり車内も空いていました。

実は、この日は朝からお腹の調子が悪くて、ホテルでは何度もトイレに入ることに。何が悪かったのかよく分からないけれど(鉄板焼きの前菜かなぁ...)、空港に到着して保安検査場を抜けて、ラウンジに入ると、まずはトイレに向かいほっと一息。何とかお腹も持ちそうなので、そのまま64番ゲートへ向かいました。

1) HND 08:40 - OKA 11:25 (NH467)

出発ゲート前に到着すると、ゲート前は修学旅行生が屯していてカオス状態。自分の荷物だけでなく、コンビニのビニール袋みたいな物が一人一つずつあり、どうやら機内で食べるだろうお弁当のようです。そのカオス状態を少し避けつつ64番ゲート前に回ってみると、オーバーブッキングでボランティアを募集していました。約30分後に飛ぶ次の便へ振り替えてくれれば、謝礼金1万円か7,500マイル進呈との事。アナウンスがあると、早速何人かカウンター前に並んでいたけれど、どれだけのボランティアが必要だったんだろうか。30分しか違わないわけだから、溢れた分そちらに回ってもそんなに大差ないと思うんですが。

混雑していたからか、オーバーブッキングの影響か、搭乗開始は予定よりも少し遅れてスタート。出発予定時刻まえに搭乗者の列は一旦途切れたのですが、なかなかドアクローズとなりません。オーバーブッキングの振替調整なのか、何か別の理由か、結局10分位して何人か搭乗してきて、それでやっとドアクローズとなりました。

雨の羽田空港をD滑走路に移動し、水しぶきを上げながらの離陸。雲の上に出ればいつでも晴天なんですが。水平飛行に入ると、どうしようか迷いましたが、朝食をある程度しっかり食べていたことと、まずはお腹の調子が良くないので食事をするのは止めることにし、"Don't Disturb"のサインを出して睡眠モードに。ふと気がついて目が覚めると、もう九州を通過した後で、あと1時間弱で着陸するくらいのタイミングでした。その後は着陸前のシートベルト着用サイン点灯までウトウト。シートベルト着用のアナウンスがあったので、背もたれを戻して靴に履き替えたりしていると、CAさんがやってきて「お休み中でしたのでなんたらかんたら」といつものご挨拶。こちらも「はい、結構ですから」といつもの回答をして着陸態勢に入ります。

この日の空港侵入も、沖縄本島東側を通過して、南端を時計回りに右旋回しつつ空港を目指すルート。この日も快晴の青空の中、真っ直ぐにRW36に侵入してタッチダウンしました。お陰で、直ぐに右に舵を取りターミナルに向かい、ショートカットでゲートイン。暑い日差しの中、沖縄到着です。

戻りの羽田行きまで乗り継ぎ時間が90分あるので、一度外にでてから4Fに上がりロイヤルで軽く昼食を摂り、その後ANA Suite Loungeで暫く時間を潰しました。

2) OKA 13:00 - HND 15:25 (NH996)

いつものようにラウンジを少し早めに出て33番ゲートへ向かいます。定刻より少し遅れて搭乗開始。機内に入り、出発を待ちます。見ている範囲では、定刻よりも早めに搭乗してくる乗客の列は切れたんですが、ドアクローズになりません。「あぁ、またぎりぎりの家族連れか」などとおもっていたんですが、定刻10分位過ぎて地上係員のスタッフが、「羽田空港で大韓航空のエンジントラブルがあり火災発せい。滑走路が全て閉鎖されされています」と衝撃的なアナウンス。その為、乗客を一旦全員降ろすので荷物を持って出てくださいとの事。

この時点では事情がよく分からないのですが、まずは自分の場所を確保すべくANA Suite Loungeに一目散に直行。入口でスマホでチェックすると、赤のエラーが表示されますが「996便の遅延で」と言うと、入口の女性スタッフが直ぐに理解して「どうぞ、中でお待ちください」と案内してくれます。私の後に続いて3人位入ってきたかな。この後、他地域の出発便などとも重なり、かなり混雑しました。

この後、時々羽田空港の状況などのアナウンスが入りましたが、当初は復旧の目処は付かず。でも、個人的には根拠は無いけれど、デブリが散らばっているわけでは無いし、エンジン火災で停止消火しただけだから、2時間位もすればC滑走路以外は使用再開になるだろうと何となく思っていました。で、2時間では解決しなかったけれど、3時間後には空港再開となり、遅れていた搭乗予定便は3時間ちょっと遅れの16:10発とアナウンスがありました。

3時間遅れたので、プレミアムクラスで配布予定の食事が賞味期限切れとなるため配布できないとのことで、ラウンジやゲート前ではプレミアムクラスの乗客に2000円のANAクーポンを渡していました。来週も週末に飛ぶ予定があるので、そこで何か利用することにしましょう。

私が搭乗したフライトは、元々の予定が13:00に沖縄発のNH996便。ところが、この前後のNH464(12:15発)とNH468(14:10発)は欠航となり、NH996便やその後のNH470(14:30)に振り返られていました。最も、最初に外に出されたときに、ある程度慣れている人は直ぐに振替の手続きをして、セントレア行きはあっと言う間に満席になったような事を、ラウンジの中で別の乗客の人がはなしをしていました。後で調べてみたら、この日のフライトのうち、トラブル発生後に到着予定のフライトは、

  • NH462 (OKA 11:30 - HND 13:55) : 関空へダイバードして、フライト打ち切り
  • NH464 (OKA 12:20 - HND 14:45) : 那覇空港に引き返して欠航
  • NH996 (OKA 13:00 - HND 15:25) : OKA 16:17 - HND 18:40 (遅延)
  • NH468 (OKA 14:10 - HND 16:35) : 欠航
  • NH470 (OKA 14:30 - HND 16:55) : OKA 17:27 - HND 19:48 (遅延)
  • NH472 (OKA 16:35 - HND 19:00) : OKA 19:33 - HND 21:51 (遅延)
  • NH1098 (OKA 17:35 - HND 20:00) : OKA 18:02 - HND 20:30 (遅延)
  • NH474 (OKA 18:20 - HND 20:40) : 欠航
  • NH476 (OKA 19:20 - HND 21:40) : OKA 19:38 - HND 21:57 (遅延)
  • NH478 (OKA 20:40 - HND 23:00) : OKA 20:46 - HND 23:05
と欠航が2便出たけれど、あれだけの事故にもかかわらず最終的にここまでリカバリー出来るのは、やはり4本も滑走路がある羽田だからじゃ無いかなと感じました。成田で、特にA滑走路でこんなトラブルがあったら、もうリカバリー出来ないんじゃ無いかと。

3時間遅れの出発となりましたが、どうせこの日も都内で宿泊する予定だったので個人的には問題無し。ただ、流石に待ちくたびれて疲れたので、復路のフライトもずっと寝たままでした。羽田空港に降りるとき、多分B滑走路のRW22を使うから、C滑走路にまだいるかもしれない大韓航空機を見られるかなと一寸期待したんですが、A滑走路のRW34Lに着陸。その後、時計回りに第二ターミナルに向かい61番ゲートに入ったんですが、この時には「あそこが消化場所?」と思われる、白い物が広がっている場所がみえただけで機体は無し。最も、この時点ではC滑走路も再開していたようで、タクシング中にANAのB737が降りてきたくらいですから。

トラブルで3時間遅れとなりましたが、取りあえず予定通り移動出来たから問題無しです。自分の搭乗機が今回の様なエンジントラブルで緊急脱出するようになると大変ですからね。これから、まだ何度も飛行機に乗る機会があると思うけれど、それだけは避けたいですねぇ。(続く...)

UA Bonus Mile

最近UAで飛ぶこともチケットを購入することもないからでしょうか、こんなボーナスマイルのオファーが来ました。もうちょっと最初のマイルストーンを低くしてくれたら良いんだけど。例えば、US$3,000とか$4,000位だったら一回のフライト料金に近いから、それならば、と思うことも多いと思うんですが。US$7,000となると、二回分、あるいは二人分の料金ですからね。なかなか「よし」とは思えない。で、二つ目のマイルストーンがUS$10,000となると、これはこれでまた高い。

登録以降、11月30日までフライトしたものが対象なので、年末に出かけるには不向きなのが残念。個人的には、アワードマイルよりはプレミアムマイルの方が重要なんだけど(笑)。

2016年5月27日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

週末の修行フライトの途中宿泊のために宿泊。平日と言う事もあり、安いレートが出ていて一寸助かったけれど、夕食は久しぶりにがっつり肉が食べたい要求になり、久しぶりにホテル内の鉄板焼きのお店を利用することに。この日は暑い場所(=沖縄)へ行ってきたので、結構喉も渇いていて、口開けにはビールをグラス一杯一気飲み。その後は、いつものようにワインに切り替えました。で、後半の焼き物・肉になった頃にそれまでの白ワインから赤ワインに切替、珍しく日本のワイン(ピノノワール)があったのでこれを試してみることに。最近、時々日本産ワインを試す機会があるんですが、かなり高評価なので。

で、グラスに注がれているときにビックリしたのが、その色の薄さ。最初「えっ?」と思ったくらい。さらに一口飲んでみてさらにビックリ。なんか味がしない。ワイン色の水を飲んでいるみたい。こんなワイン、初めて飲みました。最近ミネラルウォーターの清涼飲料水で、薄らと柑橘系の味や臭いが付いているものがありますが、あんな感じ。それなりにお値段のするワインなので、二口飲んでみたけれどどうもダメ。直ぐに別の赤ワインをお願いすると、マネージャーの方が来られて「お口に合いませんでしたか」と聞かれるので、正直に斯く斯く然々でと説明すると、「申し訳ありませんでした。こちらは結構です」とオーダーから外してくれるとのこと。いゃ、流石に申し訳ないのでチェックして貰って構わないですよと逆に恐縮したんですが、このマネージャー氏、私の顔を覚えていて、以前何度も利用していたことも記憶していて、久しぶりの利用ということもあり、色々気を遣って貰ったようです。実は、この後差し替えた赤ワインも、半分ほど飲んだところで、「ボトルをあけますので」と、少し残っていたワインを入れてくれました。いゃ、個人的には嬉しいけれどこちらも量を考えて飲んでいるので、それはちょっと困るのだけれど...

肝心の料理は、ちょっと???なところもあり、お肉も、二回に分けて焼くのですが、最初はまだ真ん中が冷たい位で火の通りが甘く、逆に二回目は火が通り過ぎているという残念な結果。また暫くは利用する機会は無いかも。

Leg#14 番外編

Leg#14 HND-OKA旅程の一部なんですが、長くなるので別立てで...

有休消化も兼ねたこの週末のAMC Diamond修行旅行。後から考えると何で伊勢志摩サミットの期間に合わせたのか、個人的にも不思議なんですが、今更言っても仕方が無い。いつものように、自宅を出て浜松駅へ向かいます。浜松でも、駅構内には警察官の姿が多く見られてちょっと緊張(別に悪いことはしていないけれど)。心配したゴミ箱問題は(笑)、新幹線車内のゴミ箱は閉鎖されているので、ゴミは駅のゴミ箱へという案内がでていて一安心。駅構内のゴミ箱も閉鎖されるかと思っていたので、これはありがたい。やはり警備の影響か、乗車するひかり号はいつもより少し遅めに到着しますが。でも、出発はほぼ定刻通りでした。

今日は新横浜では下車せず、品川まで。新横浜を出たところで、品川駅で乗り継ぐ京急線の時刻を確認しようとすると、遅延の表示が。検索してみると、京浜東北線で人身事故が発生して、その振替で京浜急行に人が集中してしまい遅れているとのこと。Twitterのタイムラインを見ても、かなり影響を受けていそうですが、そのうちに京浜東北線が動き出したけれど、京急はまだ振替の影響で遅延していて、逆に京急の振替で京浜東北線に回るようになってきているみたい。この時点で、山手線には遅延表示が無く、東京モノレールも平常通りのようなので、品川から浜松町に出て、そこからモノレールを使うことにします。

ところが品川駅に到着すると、山手線のホームに下りる階段は入場制限状態で、身動きできない状態。逆に、その先にある京急のホームは空いている様子で、停車している三崎口行きの特急車内にも余裕があります。取りあえず、京急蒲田までいけば何とかなるだろうと、その場で再び予定を変更して京急で移動することに。京急蒲田に到着すると、羽田行きの1番ホームでは羽田行きを待つ人の列が。下の4番ホームも羽田行きが停車するので、どちらが早いのか階段のところで様子を見ていたんですが、暫くすると上階の1番ホームに羽田行きが到着するというアナウンスがあったので階段を上がって待ちました。北総線からの乗り入れ車両で、後で調べたら私が品川駅で乗車する予定の空港線快速特急の一つ前の電車だったようです。京急蒲田から各駅停車でしたが、結局羽田空港国内線ターミナル駅に到着したのは09:40頃で、元々の予定の電車で到着する時刻と比べても5分程の遅れで全く問題無く移動出来ました。下手にモノレールとか使おうとしたら、山手線でのラッシュで大変だったかもしれない。

私は電車事故のトラブルの影響は軽微でしたが、空港の駅に到着するとダッシュする人多数。私も出発階の3Fに上がり、ANA Suite Check-inに入りセキュリティチェックの列に並びます。私の前にはスーツ姿の役員風の男性。手荷物を係員に渡して、ボーディングパスをチェッカーに当てると、セキュリティ通過の写しではなく「こちらはDIAMOND会員様用の...」と印字された用紙が出てきます。でもこの男性、チェッカーにタッチすると、そのまま用紙も取らずにX線検査のゲートを通過するんですが、ここで金属探知機が反応。上着に色々入っていたようで、財布とか何品かを係員が取りだし、本人は上着を脱いでこちらに戻ってきます。で、もう一度通過しようとする男性にチェッカーのところに居た係員が「こちらではご利用出来ないのですが」と男性に言います。で、この男性「10:00出発なんだけど」ごねる。こういう人は時々居るのか、係員さんは「次回は正しいゲートをご利用ください」と言って、この人のボーディングパスを奥にあるチェッカーにタッチし通過させます。あぁ、手前にあるものと奥にある物は違うのねと納得。想像するに、この男性氏、以前はDiamondメンバーだったかもしれないけれど、今は違うんでしょう。で、本当に急いでいたのかもしれないけれど、時間短縮のためにダメ元で通過しようとしたのでは無いかと。確信犯ですよね、多分。本来の保安検査場Cとかに行けば、多分出発15分前のフライトで優先的にセキュリティチェックをしてくれるゲートがあるはずで、そう言うことも知らないとは思えないし、大体セキュリティゲートがここにあるなんて、普通何も知らない人は思わないだろうし。

こういう人が多くなると、逆にますます使いづらくなると言う事は考えないんだろうなぁ。ぱっと見、ちょっとそれなりのポジションの人風に見えたけれど、ああいう行動・態度をとるというのは、見かけ倒しだという証明だなとつくづく感じました。

Leg#14: HND-OKA/-HND

今週末は有休消化も兼ねてAMC Diamond修行。先週末のフライトから一週間ぶりのフライトです。入れ志摩サミット中ということで新幹線移動時にどうなるか心配しましたが、そちらは大きなトラブルなく無事に品川駅に到着。でも、品川駅は京浜東北のトラブルの影響で大混雑で、さらにその影響で京浜急行もダイヤが乱れていてちょっと心配でした。でも、私自身は元々の予定から5分遅れ程度で空港に到着出来、難を逃れた感じです。ただ、色々切羽詰まった人もいるのか、ちょっと不愉快な経験はしましたが。

浜松を出てくるときは少し小雨模様で、小田原当たりでは雨になっていましたが、新横浜を通過する頃には青空も見える良い天気に。沖縄はもっと良い天候だろうと短い滞在だけれど期待してのこの日のフライトです。空港到着が少し遅れたことも有り、ANA Suite Loungeでは冷たいお茶を一杯飲んでからトイレで用を足して、滞在15分位でこの日の出発ゲートである59番ゲートへ向かいました。

1) HND 10:35 - OKA 13:20 (NH469)

ゲート前はそんなに混雑している雰囲気は無かったのですが、プレミアムクラスは満席で普通席にはまだ余裕がある状態。優先搭乗が始まり、Diamondメンバーも10名位いたのかな。機内に入り座席に座って暫くすると、会社の出張グループなのか、5~6人が乗り込んできます。この人数なので座席がバラバラになっているんですが、機内で席を替わって貰ったのか、何人かは隣席に変わったようで、その分大声で何か話しをしていて五月蠅い。私の横にも、最初一人このグループの男性が座って、前の座席の男性と話しをしていたんですが、実は横の男性、座席番号を一つ間違えていて、後から来た本来の乗客がCAさんに確認して指摘され、慌てて後ろの席に移動していきました。

定刻通りにドアクローズとなり、暫くしてプッシュバック開始。この時間帯、A/C滑走路が離陸用に使われているんですが、沖縄行きのこのフライトは、第二ターミナルを反時計回りに回り込むようにしてB滑走路沿いにA滑走路に向かいます。A滑走路のRW16Rの手前で離陸の順番待ちで暫く待機。機内アナウンスでは5番目とのことでしたが、ここで15分近く待機になりやっと離陸です。

この日は雲が多くて、余り外の景色は臨めなかったんですが、逆に気流は安定していてほとんど揺れること無く沖縄へ向かいます。前回気になった飛行ルートですが、この日も同様にセントレアまで陸上部分を飛行して、紀伊半島沿いに南下すると、後は海上ルートを一直線でした。伊勢志摩サミットの影響で、セントレアとか伊勢志摩上空は回避させられるかと思いましたが、そんなことは無かったみたい。まぁ、低空を飛べば別ですが、1万2千メートル以上の高空ですからね。

羽田での離陸は少し遅れ気味でしたが、沖縄の那覇空港へは、ぐるっと本当を回り込んでRW36に定刻少し前に到着。33番ゲートへ入りました。事前の機内アナウンスでは、沖縄の天候は曇り気温は30度と言っていたんですが、到着したときには雲は多い物の真っ青な青空が広がる南国の空が広がっていました。気温は30度以上あるんじゃ無いだろうか、外に出た乗客の皆さんは全員「暑い」を連発していましたから。そうそう、機内から出てボーディングブリッジを移動中、ターミナル外の地上部分で10名位の若い男女のグループが、何か外の様子の説明を受けている光景を見ました。どうも新入社員に空港の説明、オリエンテーションをしているようです。いかにも、この時期の光景だなぁとちょっと胸熱(笑)。乗り継ぎ時間が70分なので、一度外に出てから、再び保安検査場を通過してANA Suite Loungeでメールチェックをすることにしました。

2) OKA 14:30 - HND 16:55 (NH470)

ラウンジは、そこそこ席が埋まっていて、それでも一番奥の端の席が空いていて確保することが出来ました。ここで暫く時間を潰してから、少し早めに32番ゲートへ移動。ところが、搭乗開始時刻になってもゲートが開きません。どうも到着が遅れたのか、結局10分遅れで優先搭乗が始まりました。

機内に入り座ったところで、CAさんが挨拶に来たんですが、ちょっと素っ気ない感じ。実はこれが後にも経験します。搭乗開始は10分遅れでしたが、乗客が少なかったのかドアクローズは5分遅れくらいでした。で、外を見ていたら、ボーディングブリッジを若い女性スタッフが操作していたんですが、その右腕には「OJT」の腕章が付いています。続いて何気に地上に視線を移すと、こちらにも「OJT」の腕章を付けた若い女性スタッフに何か説明をしている男性スタッフの姿が。彼女たちは、去年入社組なんだろうか。ちょっと心の中で「頑張れ」と応援したくなりました。

今回も離陸待ちのためか誘導路で暫く待機。途中凄い轟音が何度も響きました。滑走路が座席の反対方向なので機影は見えなかったけれど、自衛隊のF15が何機か離陸していったようです。ここでも15分位誘導路で順番待ちをしてやっと離陸。離陸してから何枚か空の写真を撮影しましたが、肉眼で見るより遥かに青色が綺麗に撮れていて、ちょっと嬉しい。

暫くして機内サービスが始まりますが、そんなに空腹では無かったのと、食事がGOZENだったので食事も飲み物も断り爆睡モードへ。そのまましっかり2時間位熟睡しました。目が覚めると、羽田到着20分位前で、暫くすると着陸態勢に入るアナウンスが有り座席を戻しました。いつもだとこのあたりでCAさんがやって来て、何か飲むかとかお絞りをどうぞとかいろいろ確認されるのですが、今回は完全に放置プレー。タイミングの問題なのか、ちょっと残念でした。

羽田空港へはB滑走路のRW22に着陸。そのまま反時計回りに国際戦ターミナル側に回り込んでからA滑走路沿いに移動し、RW34Lを横断してから第二ターミナル63番ゲートに到着。20分位の遅延になりました。そのうち10分位は、あの長いタクシングのせいなんですが。

この時点で京急のダイヤも通常通りに戻っていたので、京急を使ってこの日の宿泊場所である横浜へ移動しました。(続く...) (番外編)

2016年5月26日

システムの制限なの?

ヒルトン東京お台場での、ホテル側の予約設定ミスによるポイント問題。昨日確認してみたら、"Stay Count"はここまでの総計「7」になっていたものの、”Past Stays"を見ても問題となる"Hilton Tokyo Odaiba"の項目は「0」のまま。????となって、何気なしに別の項目である"All Point Activities"を見てもたら、こちらにはbase pointやbonus point等が、一つずつ登録されていました。取りあえず、全体としては辻褄は合っているんたろうけど、一寸変な雰囲気。

これまでも、一つの宿泊に対して一度に全部のPointがまとめて登録されずに、後から登録されていたこともあるので、これでもいいんでしょうけど、でも管理面から言うとちょっとなぁ。目標となる年間10滞在までは、今のところあと二つ予約をいれてあるので、ここまでの7滞在と合わせて9滞在。9滞在目は6月の終わりに入っているので、残りの半年で1滞在すればよいわけで、これは何とでもなる状態。まぁ、きっちり10滞在で来年度のHHORNORS Diamond更新するかどうかは分からないけれど、一つや二つくらいは余分に止まってあげないと申し訳ない気持ちもありますしね。

いずれにしても、一寸ドタバタしたポイント問題が解決して、一安心です。

iPadコミュニケーター

ANAが開発したという、iPadのコミュニケーションツール。スタトレ世界のような、完全なコミュニケーションは無理だろうけれど、今の技術でもこう言う定型的なコミュニケーションは可能ですよね。と言うか、もっと早く登場していても不思議は無いと思う。

この手のコミュニケーションツールを見ていていつも思うのは、タブレット端末だとiPadだろうとAndroidだろうと簡単に開発出来るとは思うけれど、実祭に使う時には対峙して相互に参照出来るようにする必要があると思うんですよね。だから、Yoga型の端末でテントモードにして、キーボード側にも表示そうちがあり、それぞにそれぞれの言語で表示されるように、まぁ昔懐かしい「潜水艦ゲーム」みたいな形状が必要なんじゃないかといつも感じるわけです。

私が初めて仕事で海外に行った時などは、まだ相手の言葉(この時英語)を話すのが普通で、それが出来なければその人が悪いみたいなイメージがあって、だから個人で海外旅行できる人はよほど言葉に困らない人で、ほとんどは所謂「パック旅行」で行くのが普通だった頃だと思います。勿論、バックパッカー見たいな人もいたんだろうけど、今みたいな東南アジアを放浪するとか、中東からアフリカに行くとか言うことはほとんど無かったんじゃ無いだろうか。それが時代が変わり、今では色々な場所から簡単に日本にも他の場所にも旅行できて、だからこそ昔みたいな「訪問させていただく」なんていう事は考えずに来ちゃいますからね。私なんか昔の考えがまだ残っているから、言葉が通じない場所(日本語、英語以外)には余り行きたいとも思わないから困るんだけど(笑)。

空港での利用という目的を考えたら、多分精々数十種類位のコミュニケーションテンプレートで間に合うと思いますが、突発的な対応も出来るようにしないといけませんよね。例えば急病の場合とか、何か犯罪とか事件に遭遇したような場合の対応とか。さらに言えば、こう言う端末で表示する情報って別に空港に特化したようなものだけじゃ無いだろうから、スマホのアプリとして開発して、空港内だと空港のネットワークに接続して空港モード、外に出たら一般的な会話モード見たいな切り替えできたら受けそうな気がする。それを、例えばANAのチケットと紐付けするとか、Suicaと紐付けするとか、docomoのFree SIMと紐付けするとか。まぁ、その前に多言語サポートをちゃんとやれって事もあるけれど(それが落ちか)。


伊勢志摩サミット

今日から三重県で「伊勢志摩サミット」が開催されますが、その為に現地や都内は勿論、ここ浜松や静岡も影響を受けています。今日・明日と休みを取って、フラフラと飛び回る予定なので、新幹線で品川へ移動していますが、車内のゴミ箱が封鎖されているとのこと。毎週金曜日の新幹線通勤の時には、朝は浜松駅構内のスタバで朝食(コーヒーとパン)を購入し、それを新幹線移動中に車内で食べ、新横浜駅で下車する時に、新幹線車内のゴミ箱か、駅のゴミ箱に捨てて行きます。でも、昨日から新幹線車内のゴミ箱が閉鎖されているとニュースでは言っていて、それなら駅のゴミ箱も同余暇と心配していたんですが、浜松駅構内のスタバにこんな表示が。流石に駅構内のゴミ箱まで閉鎖してしまったら、影響が大きいという判断なんでしょうね。でも、在来線のホームではどうするんだろうか。乗降客が多いから、こちらは使用禁止かな。

で、捜してみたら羽田空港でも、やはりコインロッカーやゴミ箱は閉鎖されるようですが、ゴミ回収カートが巡回するらしい。取りあえず一安心(笑)。

何か大きなイベントがある時に、こうやってゴミ箱の閉鎖、コインロッカーの閉鎖がされるようになったのは、やはり当時のオウム真理教がサリン事件を実行した後からだと思います。あの事件以降、何処にでもあったゴミ箱は撤去され、数少ないゴミ箱も、中身が見えるように窓が開けられて透明なゴミ袋を使用するようになりましたが、デパートとか駅とか、限られた場所にしか置かれなくなりましたよね。コンビニは貴重なゴミ箱提供場所でしたが、今度は家庭ゴミが持ち込まれるようになり、ゴミ箱が店内に置かれることが多くなり、知っていれば中に入っては息することも可能だけれど、海外からの観光客などはそんなこと知らないから、近くにコンビニがあってもウロウロしていたり。

個人的には、この「ゴミ箱問題」は2020年東京オリンピック・パラリンピックの「おもてなし」として解決しなきゃいけない事の一つだと思うんですけどね。今でも、日本はゴミ箱が無い(でも綺麗)というのは、日本に対しての海外からの共通認識の一つになりつつあり、旅慣れた人は上手く対応しているのかもしれないけれど、2020年にはそうで無い人も沢山訪日するわけで、ちょっと問題になりそうな気もしています。

いずれにしても、将来の話しは少し置いといて、今手元にある食べ終わったスタバの紙袋を何とかしないと...

2016年5月25日

Uber × TOYOTA

Uberとトヨタが協業して、戦略的な取組を行うというニュース。記事の中でわざわざ「日本以外で」と入れているのは、日本のタクシー業界に配慮しての事だろうか。

アメリカに行った時にUberを利用した事がありますが、確かに日本のように流しのタクシーがほとんど無い時には、スマホ一つで呼び出したり移動出来るのは便利。あと、最初から目的地も入力されているし、料金も自動的に精算されて(チップも無し)、英語での会話に不慣れな日本人にはさらに嬉しいのは確か。ただ、日本でと流行るかどうかと言うと、一寸微妙かも。

一つは、アメリカの大都市以上に日本ではタクシーを捕まえやすいから、わざわざ呼び出す手間を考えると、目の前に北タクシーを捕まえる方が簡単で速いんじゃ無いかと言うこと。更に、料金の精算に関しても、元々日本ではチップが無いからその点は楽だし、最近では電子マネーやクレジットカードで一発精算出来る車両もほとんどなので(浜松にすらある)、それ程降りる時に財布をがしゃがしゃ捜す必要も無いし。まぁ、そんな精算行為すら無いUberの方が便利と言えば便利だけれど、年に何回か利用する程度のユーザーだと、そこまで精算時間にこだわることも無いだろうし。

Uberの利点で、最初に予約した時点で乗車地点と降車地点がドライバーに伝わるから、いちいちタクシー車内で道の支持をしたり行き先を間違えたりという心配が無いのは良いかも。でも、結局はGPSを使ったカーナビで到着地点を確認するのはUberも同様だから、その部分の信頼性は変わりませんよね。逆に、ある程度経験を積んだタクシードライバーの方が、道路情報に関しては優位かも。

一般的なタクシー利用であっても、少し前から配車予約アプリみたいなものが提供されていて、私も地元の遠鉄タクシーで利用したことがありますが、これはこれで便利。予約時に行き先も指定するから、Uberに近いものがあります。後は、このアプリで決済まで出来るようになれば、結構競争力が生まれるのでは。

で、考えたのは、トヨタは今回の協業の結果を、2020年には東京に持ち込んで、オリンピック・パラリンピックの時には、Uberのサービスを始めるんじゃ無いかと。ライドシェアのKnow-How取得と言う事ですが、それってちょっと視点を変えればタクシーのより効率的な配車システムとか運用にも繋がるでしょう。さらに、Uberでフォローできない乗客をタクシー会社に繋いだり、その逆だってあるかもしれない。また、例えば車いす対応とか、ミニバン、ワゴンクラスの大人数の配車はタクシーに回したりと、上手く使えばUberもタクシーもWin-Winの関係が出来そうな気がする。沖縄へ行くと、観光タクシーが便利ですが、都内とか大都市圏では語学に自信のあるドライバーが、一日貸し切りの観光Uberみたいなものをやっても良いかもしれない。アメリカなんかでは、Uberと既存のタクシー業者でトラブルが生まれていたりしますが、上手く共存共栄の方法を探れば、結構見つかるような気もする。

弱気な追求

昨日の午後のニュースだったかな、この記事最後に書かれている民進党・安住氏の会見の様子をたまたまテレビでみたんですが、もう「何だかなぁ」という印象のみ。元々この人、話をする時に何か自信の無さそうな弱気な印象を受けるんですが、昨日はそれが際立っていて今した。さらに、この不信任案提出に関して話をしている時、不信任案を出すけれど、野党合計100人ちょっとの提案を、よもや与党が可決することは無いだろうけれど、かりに衆議院解散ということになれば受けて立つ、と何だから弱気なんだから強気なんだから分からない。不信任案を出すならそれなりの覚悟がなきゃ。勿論、数的に優位になっている与党が否決する可能性の方が断然高いわけですが、そんなことは出す前から分かっているわけで、それなら「否決されるだろうが、否決されても厳しい追求で首相の責任を追及して民意確認のために解散に追い込む」位の虚勢は張らないと。何か、最初から安全であることを確認してから、何か危険なことをやる振りをするテレビの演出よりも酷い猿芝居みたいな感じ。大体、同じ政党の議員が「理由は幾らでもある」と言っているんだから、それを使えば良いじゃん。

もともと消費税増税論者だった民主党が民進党になったのに、今では増税反対という。理由は経済政策が上手く進んでいないからと言う点には多少同意する部分もあるけれど、でも民主党政権時代の株価7~8000円時代を考えると、今はその倍以上に上がっているわけだし、期待値に届いていないことは事実だけれど、失敗というのはどうかという微妙なレベル。それだけだったら、まだ同意しても良いかなと思うところもありますが、今は熊本の震災の対策が最優先だろうし、経済に関しても日本だけが悪いわけでは無く、世界的に解決しなきゃいけない問題なのも事実。民進党が本当に「二大政党制」とか「交代可能な野党」というものを目指すのであれば、取るべき行動方針は違うと思うんですけどね。本当にそう思っているなら、そして少なくとも一度は3年間政権を担った経験があるならば、全て出なくても重要な問題点に関して原因なり理由を指摘して、それに対しての対案をちゃんと言ってこそ、国民にしても「次の政権」として信頼を醸成できるんじゃ無いだろうか。今のやり方って、自民党が弱体化してきていて国民の支持率が下がってきていた時に、それを強調することで更に支持を下げ、逆に自分達への指示が高くなっているように相対的に見せていた以前の民主党のやり方と同じ。今現在、自公の支持率はそんなに低いわけでは無いし(調査方法にもよるけれど、大体半分くらい)、逆に民進党に対しての評価は前回の政権交代前の時には遠く呼ばない状態。それなのにやっていることは同じでは、もう国民は振り向かないでしょうね。

内政、経済、外交、安保、重要な事は幾らでもあるけれど、国民にとって一番重要なのは日々の生活に直結する経済問題。経済が良くなれば、収入も増えるし、それによって納税が多くなれば福祉とか補助へ回るお金も増えるだろうし、そうなれば人口減少だってすこしずつ解決出来るかもしれない。さらに言えば、日本が元気になればちょっかいを出そうとするあの国とかあの国なんかも躊躇するかもしれないし、反対にその回りの国々支援することで更に強い抑制にもなるだろうし。民進党が党是として、反原発とか反安全保障法を言うのは勝手だけれど、まずは経済に関してどうするのかと言う事をちゃんいとわないと。我々なら出来ますみたいな「やるやる詐欺」みたいな発言では、もう国民は振り向かないと言う事をちゃんと肝に銘じないと。そういう確信が無い、実は分かっているから、あんな弱気な会見になるんだろうな。

ANA B777退役

現在、ANAの国内線・国際線の主力機材であるB777-200ですが、初めて退役する期待が飛び立ったという記事。具体的にこれとこれと言う事は出来ないけれど、AMC Diamondの国内修行で飛んでいると、同じB777-200(国内線仕様)でも、機内モニターがいかにもアナログの小さめの機体と、少し大きい一寸高精細なモニター装備の機体、二種類ありましたが、多分その前者の機体の一つなんでしょうね。

暫く前に、B747がANA/JALから退役して、一つの時代の終わりを感じましたが、B777もそんな時代になったんですね。もっとも、今回退役した機体は1996年納入機材ということで、もう20年も飛んでいるんだ。それもビックリ。今後は、B777-200の国内線や近距離国際線はB787に移行し、B777-300の国内線はB787-10とか、B777Xに以降していくんでしょうね。JALの方が一足早く、B777-200の退役やB777-300の退役が始まっているというのはちょっとビックリ。会社再生のために、前倒ししたんだろうか。でも、今度はAirBus機とか導入するわけで、バリエーションが増える分社内でのオペレーションって複雑化して、コストアップしないんだろうか。

明日から、また二日ほど修行フライトを予定しているけれど、その時に搭乗する機体も近々退役していくのかもしれない。フライトする時の自分の儀式の一つとして、搭乗する前の機体を毎回撮影するようにしていますが、今回は出来るだけ機体番号も控えるようにしてみよう。

2016年5月24日

Marriott Rewards ダブルステータスポイントキャンペーン

Marriott Rewardsのキャンペーンで、登録した後に6月6日以降の宿泊ステータスが2倍になるというもの。Marriott Rewardsの場合、一番下のシルバーで10泊、真ん中のゴールドが50泊、最上位のプラチナで75泊と、なかなかハードルが高いロイヤリティプログラムですが、UA様のお陰で(笑)、UA MP 1Kはゴールドステータスを貰えるので、宿泊ステータスを追う必要は無いんですよね。ゴールドから、多分一番利用するであろうラウンジアクセスが付帯されるので、プラチナをわざわざ目指す必要性はほとんど感じられないし。

毎年のように、今年はMarriott(系列)に宿泊してみようと思いつつも、ずつと宿泊せずの年が続くだけ。仕事でUS出張している時だと、Residence Innなんか昔よく使っていて、それなりの期間滞在するならキッチンもあって便利何ですが、もうそう言う機会は無いですしねぇ。品川のMarriottには、何度か利用しようかと思って、実際予約を入れたこともあったんですが、品川駅からちょっと遠いのがネックで結局利用せずに終わってしまう。来年から、Marriott系列になった旧ラフォーレがオープンし出すから、一度くらいは何処かに宿泊してみるのも良いだろうけど。ラフォーレも、多くは車が無いと不便な場所が多くて、やはり出かけるのが一寸億劫。先ずは、この出不精を何とかしないといけませんね。でも、SPGやHiltonには、あれだけ熱心に宿泊するのに(笑)。そういゃ、ホテル系列のラベルで、Marriottは無いなぁ。自分の中での立ち位置がよく分かります(笑)。

減少するパソコン

多少なりとも仕事で関わりあを持つパソコンに関しての、Gartnerの気になるレポート。2016年のPC出荷台数は、2億3,200万台で、これは4年前の3億4,300万台と比較して30%以上の落ち込み。売上高に至っては、2,190億ドルが1,220億ドルと半減に近いくらいの落ち込みで、これでは幾らコスト削減をしても間に合わないのでは。記事にも書かれているけれど、中堅メーカー特に日本の富士通、東芝、SONYなんかは、かなり厳しそう。少し前に話題になった統合の話しは流れてしまったけれど、それこそこの3社にAcer、Samsung等のメーカーまとめて統合しても、まだ足りないんじゃ無いだろうか。でも、Lenovoはもうお腹一杯だろうし、HPは分社化して更に効率アップを考えてるし、DELLも今は拡大よりは効率化優先だろうし、トップメーカーに吸収されることも大変そう。

マーケットとしては縮小傾向ではあるけれど、ウルトラモバイルエリアは拡大していると言う事で、これはやはりスマホとの棲み分けが出来つつあるのでは。少なくとも、今のに30歳代位から上の世代は、やはりキーボードが必要という意識が高いと思うので、この世代が一線から消えるか、それこそスタトレの世界のような完璧な音声入力機能が開発されないかぎりは、クラムシェルタイプのパソコンデバイスはまだまだ生き残るでしょう。でも、あと5年もしたら、トップの3大PCメーカーのうち1社くらいは消えているかもしれないけれど。

私自身、2-in-1タイプのPCに余り魅力を感じていないので、やはり薄型軽量のウルトラモバイル路線をもっと突き詰めて欲しいと思うけれど、それに合わせてクラウドストレージサービスとか、バックアップサービスとか、オフラインでも検索とか参照できるサービスとか、常時接続がいつでもどれだけでも可能なネットワークサービスとか、そういう回りの環境やサービスもどの様に発達されるかと言う事も忘れちゃいけない。特に、ネットワーク接続に関しては、SIM Freeパソコンも良いのだけれど、折角スマホを持ち歩いているなら、それで全部賄いたいし、世界中何処に行っても透過的に利用出来る環境が欲しいですよね。仮想化技術が進んで、ネット接続だけの端末を持ち歩けば十分という時代は、結構昔から言われていたけれど、まだまだ先なのかな。その頃には、「パソコン」という言葉も消えるんだろうけど。

2016年5月23日

大規模偽造カード詐欺

14億円という金額もさることながら、全国17都府県で数時間無いに一斉に引き出しが行われていて、現金引き出しをした「出し子」は100人以上と推定されるという大規模な事件。仮に100人が合計14億円引き出すとすると、一人当たり1400万円引き出さないといけない計算に。コンビニATMだから、一度に何百万円も引き出すのは無理だろうから、仮に30万円ずつ引き出すして、50回近く操作しないといけない。出し子一人が50人分のクレジットカードを持つとして、100人分だから、5千枚もの偽造クレジットカードわ用意するのも大変だなぁ。それを、さらに17都府県の出し子に配布するわけでしょ?

この事件、ふと思ったのが、色々なコンビニがそれこそ徒歩数分の範囲に何件も点在している状況だから、短時間で一気に勝負出来るんでしょうね。変な話しだけれど、駅前とか繁華街なんかだと、多分徒歩10分圏内に10件やそこらのコンビニは集中しているでしょう。都内とか大都市だと、もっとあるし、その気になればGPSで近くのコンビニなんて簡単に調べられるから、1時間もあれば20~30件を回る何ていうことも可能。ある意味、日本だから可能だった組織犯罪という味方も出来るかも。

逆に実行犯側にも大きなリスクが有って、それは100人もの出し子を利用したこと。それだけの数の人間が同一時間帯にあちこち出入りするわけだから、コンビニの監視カメラは勿論周辺の監視カメラなどにも記録は残っているだろうから、そこから糸口が見つかる可能性も高くなるのでは。それでも、これだけ大規模な準備をしての反抗をするだけのグループだから、それなりの準備や対策も取っているだろうけど。いずれにしてもかなり国際的な犯罪組織じゃないと、南アフリカで入手したデータを使って偽造カードを準備して、それを日本国内で使用して現金を得て、多分それを今度は外貨に返還していくんでしょうね。ある意味、ネットワークの発達が実現した大規模犯罪の一例と言って良いのでは。

自分のカードが悪用される危険性もそうだけれど、例えばたまたまコンビニを利用していて知らない間に犯罪の周辺に自分がいてしまい、その時のビデオ録画が間違って認識されるとか、誤解されるなんて言う危険性もありそう。まぁ、昔も知らない間に自分の身近なところで密かに犯罪が発生していたと言う事はあったんだろうけど、コンビニ何て言うより身近な場所でこれだけ大きな事件が発生しているというのは、やはり時代の流れというか、便利さがまたより大きな悪用を生むんだなと感じましたね。

メディアのバイアス

沖縄で発生した殺人事件。被害者の方のご冥福をお祈りすると共に、一日も早い原因究明と犯人に対しての適切な処罰を望むものですが、沖縄ではまた違った流れが出来ているのが残念。過去の歴史的経緯や、今回の容疑者が元米海兵隊所属の軍人と言う事で、そっちの方にヒートアップしている印象を受けます。自分が感じていることは、こちらの永江さんの記事が言い尽くしている感じですが、これが現役の軍人の事件とか、任務中に発生した事件なら「沖縄に米軍基地があるから」論もまだ頷けるけれど、退役して軍属として一般人として仕事をしていたわけだから、基地の有無とはまた別の話では。例えばこの容疑者が大阪とかに旅行していた時に同様の事件を起こしたら、やはり「元米軍の軍属が」と言われるのだろうか。

大体「軍属」という言葉にしても、いかにも何か怪しげな響きがあるけれど、基地で仕事をしている雇用者の総称であるわけで、日本人も沢山仕事をしているわけです。特に地元沖縄での報道を見ていると、やはり既に多く指摘されて居るけれど、所謂ヘイトスピーチに近いものを感じるわけです。

例えば今回の事件が容疑者の精神的な不安定さが原因で発生し、それが軍務中の作戦とか任務から発生していることが分かれば、それは米軍としての責任もある程度は問えると思えます。でも、既に退役していて、報道では日本人の奥さんと子供もいる、普通の家庭を持っているわけで、そういう意味では過去は米軍所属の軍人だったかもしれないけれど、今は日本に在住している外国人の一人でしか無いわけで、それは仮に今回の容疑者が中国人だろうが、韓国人だろうか、何処の国の人の場合でも同等に扱うべき。

今回の事件が小さな事件だとは決して言わないけれど、しかし本来追求すべき原因。要素を無視してまで、ことさら自分達の利益誘導のために針小棒大に取り上げている部分があるように感じます。これが小説だとか、あるいは個人的な批評記事なら、何を書いても自由だろうし何を言っても許される部分も多いと思うけれど、仮にも公共性の高い新聞社とか放送局であるなら、まずは事実なり真実なりを追求すべきでは。勿論、新聞社にしても放送局にしても私企業なわけだから、経済性も考えなくてはいけないわけで、その点ある程度のバイアスを掛けることで読者や視聴者の興味を引き、公倍数や視聴率を上げることで成り立っていることも事実。ただし、そのバイアスがどれだけ許されるのかは厳しく見るべきでは。「報道」という名前の元で仕事をするのであれば、時には自社の経済性を犠牲にしても、事実や真実を伝えなきゃいけないはず。そういう意識か見られない、出せない雰囲気をいつもながら今回のケースでも感じるのが残念ですね。

2016年5月22日

HPCJとHHORNORSのポイント

Hilton Premium Club Japan (HPCJ)から予約した、ヒルトン東京お台場の宿泊履歴が、何故かステイカウントもHHORNORSポイントもゼロの問題。Hiltonに加算申請すると、加算対象外のレートだと言われてしまい、さてどうしようと言う事で、取りあえず最初に予約をしたHPCJの問い合わせ先に電話してみました。

電話に出たお姉さんは「こちらではHiltonの記録は参照できないので、Hilton Japanにお問い合わせください」と言います。まぁ、HPCJ自体、単なる予約の取り次ぎだけだとは分かっていたので、予想通りの回答ですが、それにしてもちょっと素っ気ない(笑)。

で、Hilton Japanの問い合わせ先に、これまでの経歴とHPCJで予約した時のメール、ヒルトン東京お台場での明細のコピー等を添付して問合せのメールを送ってみました。二日ほどすると、HPCJからの予約は加算対象であるので、ヒルトン東京お台場の予約担当者に連絡する、という返事が。そして、その翌日、ヒルトン東京お台場の担当者の方から回答のメールが届きました。

結論から言うと、ホテル側担当者の入力ミスということで、HPCJ経由の予約であるのに、対象外の予約として入力されてしまい、その結果今回の様な顛末になったとのこと。加算対象の予約であることは間違いなので、ホテル側で修正の手続きをするとのことでした。実は以前から、HPCJと実祭のHiltonの予約システムの連携ってどうなのよと感じていただけに、今回の件で何となく背景が分かってきたように思います。HPCJがどの様に組織されているか分からないけれど、どうもHPCJとHiltonとのデータ移行は人入力で行われているんだろうなぁと、今回確信しました。それで、予約反映の状態がホテルに寄ってばらつきがあったりするのも納得できます。日本国内だけのサービスで、人員とかリソースも限られているんだろうけど、一寸不安を感じる事も確か。最近は、HPCJの20%割引対象外の予約もHPCJから出来るようになり、それって矛盾していないかとも思うけれど、HPCJの表示ももう少し分かりやすくして欲しいですよね。

私は、HHORNORS VISA Platinum Cardの付帯特典でHPCJを利用しているけれど、結構このHPCJ特典はいろいろなサービスで提供されているもの。どの程度利用頻度があるものか分からないけれど、HPCJの割引対象外の予約は、ほとんどが事前払いの変更不可の予約であるのに対して、20%割引対象の予約でキャンセル可能なレートの予約の方が、金額的には同じか安くなる場合もあるので、そういう意味でもHPCJを上手く利用するとかなりお得になると感じています。ホテル内レストランやバーでの料金も20%割引というも結構大きいですしね。まぁ、アメリカの場合と事なり、日本の場合は対応もちゃんとしてくれるし、まだましですよね。

実は、暫く前にSheratonでも精算時のミスがありホテル側からお詫びのメールが来たりしていて、続けて今度はHiltonということで、これは厄年では無いけれど何かお祓いが必要なのかと一寸思っていたりします。(笑)

Leg#13: HND-OKA/-KIX

週の初めに1泊2日で飛んだ後の、週末の日帰りフライト。二月前に予約しようとしても、なかなか週末はチケットが取れず、唯一空いていた早朝のフライトを利用して沖縄へ。で、そこから本当羽田に戻りたいんですが、週末の午後何て言うのは皆さん沖縄から戻るタイミングで、ほとんど埋まっている。で、獲得できるPremium Pointは減りますが、コスパ的にはかなり美味しい、OKA-KIXで戻ってくるのが最近のパターンになってしまいました。前日仕事終わりに宿泊した横浜のホテルから、早朝05:30前にチェックアウト。それから横浜駅の京急の改札を通り、05:34発の羽田空港行き快速特急を捕まえます。これで06:00少し前に羽田空港に到着出来るんですが、それでもフライトの出発時刻が06:40なので、余り余裕が無い状態。しかもこの時間帯、早朝の出発便が集中しているのか、結構混雑しているんですよね。AMC Diamondメンバー用の優先検査場を抜けて、まずはANA Suiteラウンジに行き、少しお腹に入れてから、ラウンジほぼ正面の63番ゲートに向かいました。

1) HND 06:40 - OKA 09:20 (NH993)

随分前からプレミアムクラスは満席でしたが、普通席はまだ余裕がありそうな状態。なんたって、B777-200ですからキャパは十分にあります。今回の自分の席は通路側だったんですが、隣りの窓際の席には後から若い女性が座りました。で、この方、何か少女漫画のキャラクターみたいな、ひらひらの服装で日傘とか持ってきていて、ちょっとビックリ。で、まだ早朝なのに、食事の時にはスパークリングを頼んで飲んでいたり... 大胆というか何というか(笑)。

定刻前にほとんど登場し終えた様子でしたが、なかなかドアが閉まりません。結局定刻少し過ぎに幼稚園生くらいの子供連れの家族が乗り込んできて、これでやっとドアクローズとなりました。その後プッシュバックの後、誘導路をD滑走路に向かいますが、D滑走路場は離陸待ちの機体が何機も。ざっと見えた範囲では、ANA、JTO、SFJ、JALと各社勢揃いの感じです。それでも、この時のD滑走路RW05は離陸専用になっていて、着陸待ちの待機がない分順番に飛び立っていけるので、まだ良いのかもしれません。

離陸後暫くして水平飛行に入るとミールの配布。隣で美味しそうにスパークリングを飲んでいる様子を見ながら、私はコーヒーを貰いましたが、やっぱり拙い。いゃ、食事がサンドイッチだったからコーヒーが良いかなと思ったんですが、薄いし水っぽいし... その後は、ちょっと仕事のファイルを作成しつつ沖縄到着を待ちました。

この日のフライトですが、羽田を飛び立つと海上では無く陸上を飛ぶルートでした。私は反対側だったので見えませんでしたが、CAさんが「富士山が綺麗にご覧頂けます」と言うくらいでしたから。エアショーのルートを信じると、羽田からセントレアまではずっと陸上を飛んでいき、セントレアを過ぎると、今度は紀伊半島の海岸線沿いに南に進路を変え、紀伊半島が終わると真っ直ぐに沖縄を目指すようなルート。これまで見たエアショーだと、羽田離陸後ほぼ真っ直ぐに沖縄を目指すルートが多かったように記憶しているんですが、気流の関係なのか一寸遠回りな気もします。それでも沖縄には定刻の少し前にゲートインし、ムッとするくらいの暑さに出迎えられて到着です。

その後、一寸小腹も空いていたので、ターミナルビルのロイヤルで軽く朝食を食べて、その後ANA Suite Loungeへ向かいました。錚々ラウンジと言えば、出発の時の羽田のラウンジ。私の斜め前に座っていた、私より少し年上のサラリーマン風の男性、完全に寝落ちしていました。どの便に乗るのか分からないけれど、大丈夫だっのだろうか。間に合わなければ、ラウンジに居ることは分かるだろうから探しに来るとは思いますが、しかしGSさんも大変だろうなぁ...

2) OKA 11:10 - KIX 12:55 (NH1734)

10時前に入ったラウンジは8割位の使用率の感じで、早朝のラッシュ時間なんでしょうか。既に食事は済ませているので、シークァーサーのジュースを飲みながら、メールチェックなどをして時間を潰しました。出発ゲートは32番ゲートで、少し離れているので早めにラウンジを出発。ところが、丁度修学旅行の団体ぶつかり、通路は一杯。しかも、付き添いのカメラマンらしき男性が、後ろ向きに歩きながらその団体の移動の様子を撮影しているんですが、後ろに全く注意を払っていないのでぶつかりそうになりました。ああいうのは、後ろを見る補助員を付けるとか、止まって撮影するとか、もう少し注意して欲しいですよね。

KIX行きのNH1734便ですが、どうもこの前にでるNH1732便がキャンセルされたそうで、その振替乗客もかなり搭乗している様子。プレミアムクラスも、直前のシートマップは半分以上空席が有りましたが、当日は満席になったのはそれが理由かも。で、この便でも定刻になり、乗り込んでくる乗客も見当たらないのになかなかドアクローズになりません。また家族連れかな等と思っていましたが、ゲート前のポディアムでの照合作業が遅れていたのか、結局新たな乗客は来ずに、5分遅れくらいでドアクローズとなりました。

このフライト、今度は私は窓際に座ったんですが、隣りの通路側にはサングラスを掛けたちょっと見プロレスラーの蝶野正洋みたいな男性が。で、この人、酒臭い。というか、アンモニア臭というか、飲み過ぎて二日酔いの朝に感じるような臭いがぷんぷんしてきます。最初は「参ったなぁ」と思いましたが、この時は疲れて眠くなってきたので、水平飛行に入ると「起こさないでください」サインを出して背もたれを倒して爆睡モードに。その後は余り臭いを感じること無く過ごしていきました。

関西空港へは、南からA滑走路側のRW06Rに真っ直ぐ進入して着陸。そのまま左側のT1真ん中くらいの国内専用のターミナルを目指すのですが、滑走路の中頃で結構急な制動を掛けて左にカーブして、乗っていても「ちょっと無茶している」と感じる位に無理矢理スピードを殺してゲートインしていきました。到着は、定刻よりも10分遅れくらいになり、予定していた13:14発の新大阪行きはるかに間に合わず、30分後のはるかで新大阪に向かいました。

そうそう、羽田空港は勿論ここ最近は都内もサミットの警戒のためか警察官の姿をよく見るようになりましたが、関西空港もかなり警備が厳しい感じ。サミットの玄関口になるセントレアなんて、どう言う厳戒態勢なのか、ちょっと見てみたいきもするけれど(笑)。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日のAMC Diamond修行のために仕事帰りに宿泊。久しぶりに27Fのエグゼクティブフロアーにアップグレードしてくれました。で、この日はその予定は無かったんですが、チェックインして部屋には行ったら、もう外に出て食事するのも億劫になってしまったので、ホテル内の和食のお店で食べることに。

面倒なのでコースをお願いしたんですが、苦手な白子が前菜に入っているというので、それは抜いて貰うようにお願いしたんですが... 別の料理と入れ替えているのか、最初に頼んだビールは勿論、2杯目の白ワインをほとんど飲み干すくらいのタイミングで前菜が登場。何と差し替えたのかと思ったら、蒸しアワビが代わりに入れられていました。でも、これって、切って盛り付けるだけだろう? 何でそんなに時間が掛かるのか。で、白ワインも直ぐに飲んでしまったので、今度は日本酒をお願いしたんですが... 前菜の次は椀物でしたが、これが日本酒を1合飲みきってもまだ来ない。仕方が無いので、別の日本酒をお願いしましたが、やっと椀物を持ってきてくれた仲居さんが「お待たせして申し訳ありません。後はテンポ良く出しますので」というのは良かったんですが、今度は前の食事がまだ終わっていないのに、次の料理が運ばれてきて、二つ並ぶ始末。なんか要領が悪いなぁ。別にそんなに混雑していたわけでも無いのに。単品で注文していて、それで時間が掛かるならまだ分かるんですが、コースでこんなでは。

これで、また当分ここを利用する事は無いでしょうね。でも半年位して忘れると、また予約して文句を言うのかもしれない(笑)。

2016年5月21日

GPUでANA便をアップグレード

先日、ANAのマイルでUAのアップグレードが出来るようになったとき、どうせならUAのGPU/RPUでANA便のアップグレードが出来たら、毎年無駄になるGPU/RPUも減るだろうなぁと書いたら、本当にGPUでANA便のアップグレードが出来るようになりました。しかもオンラインで申請出来るから、便利そう。最も、適用可能クラスはちょっと高めですが、UAでアップグレードする場合でも、C→Fは、J, C, Dだけですからね。Y→Cのアップグレード対象クラスがY, B, Eだけというのは一寸厳しいけれど、自分はY→CのアップグレードではUA MPの1.5倍PQMを狙うから最低でもUAのBクラス(ANAだとEかな?)を利用するから、このあたりは個人的には問題無さそう。あと、UAの時と違って、国際線区間1区間だけのアップグレードになるので、米国国内線接続がある時にはちょっと使いづらいかも。それでも、NRT-JFKとか、NRT-IADとか、単純往復の時には使えそうです。あくまで個人的感覚ですが、ビジネスクラスはANAの方が空いている場合が多いような気もするし。

年内に利用出来るか分かりませんが、一度くらいは試してみよう。

2016年5月20日

Google Photosの使いづらさ

Picasa終了と共に、それまでPicasaを使っていた幾つかの作業をGoogle Photosへ移行したんですが、ちょっと使いづらい。その最大の理由は、アップロード元デバイスの中の画像ファイル属性で、フォルダーを意識したデータのアップロードや整理が出来ない事。Picasaの時にはローカルのクライアントがあって、その中でローカルPCのフォルダー単位で作業する写真を選別して、その中から「アルバム」を作成してアップロードする事が出来たんですが、PhotosになるとローカルPCでする作業は、保存している写真をアップロードするだけ。で、クラウド上のPhotosでアルバムとか作るんですが、その時に選択する写真データって、日付けでしか扱えない。一応検索機能も付いているけれど、それだって全ての写真属性をカバーするものではないし、大体そんなことする前に元の構造が分かっていれば直ぐに見つかるわけで、これ、データ量がどんどん増えていくと凄く使いづらいと思う。

さらに、クラウド上では日付け単位でしか表示されないから、複数のデバイスから同日のデータをアップロードすると、それぞれの写真が混在してしまう。デジカメで撮影してPCからアップした高画質の写真も、iPhoneでスナップ撮影した写真も同列にならんでしまう。例えば、iPhoneの写真は「iPhone」というフォルダーなりアルバムに集約したいとおもっても、それは一度アップロードしてからマニュアル作業で一つ一つやらないといけない。データサイズに制限があるとは言え無制限に登録出来るクラウドサービスはありがたいけれど、実際の使い勝手は今一つ今二つにも届かない感じ。

Googleとしては、多分データ管理をタイムスタンプだけでフラットに保管したいんでしょうね。又現実問題として、写真撮影したときには大体日付け毎にデータはまとまるから、日付けで管理するという考え方は間違っては居ないと思います。でも、例えば一週間旅行した間の写真とか、先に書いたように複数デバイスから同日に撮影された写真とか、同じ日に撮影したけれど異なる目的・内容で撮影された複数の写真とか、そういうものって上げるときには手元にデータがあるから分かりやすいけれど、何千何枚舞物データの中に入ってしまうと捜すのがなかなか大変。正直なところ、一寸期待していた使い方には合わないなと言うのが感想です。

それでも、リサイズされるとはいえかなりの高画質データをそのまま無制限に保存できるので、近いうちに手元のデータを全部アップロードしてみるつもりですが(何日かかるんだろうか)、ファイル名が被るときにはどう処理されるんだろうか。何か手探りで色々試してみないといけなそう。Googleのツール類は、確かに便利だしなかなか面白い物も多いんですが、どうも「全部任せなさい」という思想のデザインのものが多くて、それはそれで慣れない人には便利なんだろうけど、ちょっと自分のやりたいことをやりたいなと思っても出来ない、違うことになるなど、躓いたときのイライラ感と脱力感が大きい気がする。まぁ、無料サービスなんだからと言われるとそれまでなんですけどね。でも、ちゃんとした料金を払っても良いから、納得のいく内容のサービスをして欲しいと感じることも決して少なくないですよねぇ。

UAはHND-SFOで決定?

まだこちらのスケジュールは決まっていないんですが、NFLのスケジュールは決まっているのでいろいろフライトを検索していたら、10月30日の羽田発サンフランシスコ行きがこんな状態に。前後の日付や行き先をひっくり返して調べてみると、サンフランシスコの10月29日に、SFO-HNDの初便が出発するようで、この30日のHND-SFOはその折返し便でかつ羽田発の初便となるよう。で、今飛んでいる深夜便は、この30日の深夜(実質的には29日の00:00過ぎ)が最後になるようです。

羽田の昼間便に関しては、米系航空会社からは4社が9便を申請していて、深夜も含めて6便しか枠が無いのと、アライアンスが無いDLとHAが優遇されるだろうと読んでいるのかな。ANAは深夜便が現行のままHND-LAXを残し、昼間には今深夜のHND-HNLを動かし、後はHND-JFKと-ORDの合計4便。UAと被らないようにしようと思えば、SFO位しかないですよね。DENとかIAHでも良いのだろうけど、多分集客力がSFOには及ばないんでしょう。SFOに10:00頃に到着するから、お昼くらいの国内線で移動出来ますから、東海岸にも夜そんなに遅くない時間帯に到着出来ますし。でも、p.s.便以外で大陸横断したいとは思わないけれど。

ただ、今シーズンは、SFOも行きたいけれど、それ以上にIADに行かなきゃいけないんだけど... (笑)

「下流老人」と「貧困児童」

「下流老人」と「貧困児童」という二つの言葉。世代は違うけれど、どちらも十分な収入が無く生活に困窮している人達を指す言葉だけれど、その事実は認めるけれど、それぞれの言葉の使い方がちょっと嫌らしいなと感じます。どれだけの人がどの様に困っているのかは、いつもアクセスしている永江さんのサイトに詳しいので省略するけれど、なんで「貧困老人」ではなく「下流老人」なのか、なんで「貧困家庭」ではなく「貧困児童」なのか、それが個人的に引っかかる点。

そのシステムの破綻が言われて久しいけれど、それでも日本は年金制度や社会保険制度があり、必要最低限の生活は出来る社会のはず。ところが、世界一の長寿国となり、言い方は悪いけれど長生きしすぎた受給世代がどんどん増えてしまい、資金供給が追いつかなくなってきたこともあり、社会の生活費の高騰に合わせて受給金額を上げることも出来ず、結果相対的に生活の質を下げざるを得ない人が増えているのが現在。勿論、ある程度の蓄えがあっても、例えば急に病気になったとか、熟年離婚をして収入が激減したとか、コラムにも書かれている理由はあるにしても、そこはやはり将来を見越して準備してきた人とそうで無い人の差というのもあるのでは。で、「下流老人」という造語です。藤田孝典さんという方が作ったらしいのだけれど、なんで「下流」なのか。色々な理由から所得が減っていき、捕まる補助も無く川の流れに流されていくイメージなのだろうか。この方が2015年に書いたタイトルに登場したのが最初らしいけれど、何かビジネス的な臭いがするなぁ。ある程度衝撃的な言葉、意外な言葉、気を引く言葉を使って、世間の注意を集めて問題解決に繋げるという意図も理解するけれど、既に同じような言葉が有り、同じような状況が昔から存在しているのに、今更新しい事象のように言葉を発するのはどう言う目的なのか。例えば、現行の年金制度が破綻してしまい、全く年金収入が期待出来なくなってしまうような事態が発生したならば、それによって困窮する老人世代を例えば「流浪老人」とか言うのはある意味正しいし、新しい定義になるかもしれないけれど、「下流老人」って、単にその老人世代・家庭の地位的な事を強調しているだけのような気もします。それが一つ目の違和感。

もう一つの「貧困児童」。この言葉を聞いて思ったのは、「親は裕福なのに子供が貧しいの?」という素朴な疑問。正直なところ、普通は「貧困家庭」であって、親が困っているから子供も困っているはず。それこそ、親が離婚して子供が一人で生活していて、その子供が養育費も仕送りも無くて困っているなら、それなら「貧困児童」と呼ぶのも分かるけれど、普通は片親かもしれないけれど家庭にいるはずでは。これも「貧困家庭」は昔からある言葉だし言葉のインパクトもなれてしまっているから、敢えて子供・児童に焦点を当てて「貧困児童」という言葉を作り出しのでは無いかと想像するわけです。それはそれで、問題に注目して貰うためにも、あるいは問題解決が早急に必要な部分を強調するという意味でも必要な事ではあると思う半面、本当は貧困家庭を救うべき話が、何か子供の貧困、子供の人権見たいな、凄く問題点の焦点が偏った話しになっている気がします。本来なら救うべきは「貧困家庭」であり、「貧困児童」はその一部のはず。でも、話題としてのインパクトを考えると「貧困児童」の方が、子供が対象といういみで大きく感じられます。でも、それって目的と手段が違ってこないだろうか。子供を救うために、例えば教育費の無料化とか、給食費の無料化とかすることも可能だろうけど、それでも「家庭」や「家族」が貧困から抜け出られないと、結局子供の貧困も解決しないはず。短期的な解決策として、今困っている事に対してのアクションとしてはそう言うことも必要だろうけど、中長期的に対策するためには、ちょっと焦点が違う気がします。本当ならば、マスコミとか行政がそう言うことをちゃんと言わないといけないんだろうけど、結局どちらの場合もよりメデイアが使いやすい言葉だけが流れて言っている気がする。結局、本当に解決しないといけないところが曖昧のまま、対処療法を繰り返すだけで資源を浪費して時間を浪費して、結果的に何もかも間に合わなくなるような気がします。その時には、誰が責任を取るのだろうか。

2016年5月19日

ANAと静岡県が包括連携協定

今朝、地元紙に掲載されていた記事。確かJALもそうだったと思いますが、航空会社は就航先の地元の特産品や食べ物などを取り上げるなどして、地域との関わり合いを深めつつ、乗客の旅行意識購買意識を刺激することは以前からやっていますが、これはどの程度の事を想定しているのだろうか。静岡県としては、富士山静岡空港開港時に、路線維持のためにJALとの最低登場者数保証を結んで、それが他の航空会社から顰蹙を買ったわけですが、そのJALも1年一寸で破綻して路線から撤退(実質的にFDAがコードシェアとして継承)し、その保証制度に関しても知事が替わってからも揉めて裁判でやっと決着したんですが、そういう意味でANAとしては余り面白くない状況だったわけですよね。それでも、今の富士山静岡空港に就航している大手国内航空会社では唯一の会社だし、しかも国内線で2路線(札幌、沖縄)運航しているわけだから、静岡県としてはFDA同様ありがたいはず。

詳細に関してはこれから詰めるようですが、でも日本国内の観光客誘致を目指すとしたらかなり厳しいのでは。大体、静岡県内には新幹線の駅が6箇所もあり、さらに東名高速に新東名と、移動に関してはわざわざ飛行機を利用する理由がないくらいですからね。これが、例えば空港が富士山の直下にあるとか言うならば、それはそれで面白い付加価値になるとは思うけれど、牧ノ原台地の上にあるわけで、その回りに何か面白い物があるわけでも無いし、空港からの移動も不便だし... ANA系のLCCが就航するには乗客のキャパが足りなさすぎだろうし、そうなると中国や東南アジアからの集客を目指すわけですが、そこにどう絡むのか。ANAが最近開拓を進めている、東南アジア中心に何か展開するつもりもあるんでしょうか。いずれにしても、今の静岡空港のように、中国からのLCC頼みでは直ぐにまた閑古鳥が鳴くことも確かなので、ある程度安定した路線開拓に繋げないといけませんね。その為にも、是非ANAさんにも頑張って欲しいところだけれど。

ChromeのSync機能

複数のPCやスマホ等のデバイスを使用していると、共通している設定項目やデータが同期してどこからでも同等に使用出来るのはとても便利な機能。特にChromeでは、ブックマーク設定やその他の設定内容等を同期できるので、透過的にどこからでも利用出来ます。ところが、原因は分からないものの、何故か仕事で使っているX1 Carbon (2015)のChromeのブックマークが同期されない。たまたま最近メイン機のデスクトップのブックマークを一部変更したんですが、他のスマホやパソコンには反映されたものの、このX1 CarbonのChromeは変更以前のまま。Google iDでLog-Off/Onしてみてもだめで、少し試した結果Chromeの設定に入り、Chromeを切断してから再度ログインしたところ、ブックマークが同期されて最新の状態になりました。ただし、切断した時に、それまでリンクしていたID情報とか、フォント設定なども全部リセットされてしまったので、もう一度そういう同期では反映されないもの達の再設定が面倒でしたが。

しかし何故なんだろうか。原因が分からないのがちょっと嫌なんですが、ググってみると、結構ある現象みたい。何かのタイミングで、何か同期する時のフラグが変な状態になってしまうんだろうか。不思議です。

2016年5月18日

ANA株主優待券

5月も下旬に入り、そろそろ来月から有効となるANA株主優待券が出回り始めたのか、金券ショップのサイトにも、新券の告知が出始めました。私がいつも見ているところでは、3,600円の販売価格になっていて、今出ている11月末まで有効な現行券の4,400円と比べてかなり値段が下がっています。実際この時期はブランクの時期なので価格が下がるのですが、これから夏休みの予約とか入り始めると、また上がり出すんだろうか。

ちょっと悩ましいのは、今手元に現行券は2枚残っていて、来年のAMC Diamond獲得には後少なくとも羽田-沖縄を2往復する必要があること。もう1往復は、プレミアム特割28当たりを狙うつもりで今したが、最近の料金設定で余り旨味が無くなってきたのと、やはり競争が厳しいので優待券利用に変更しようかと思案中。その場合、この新券を入手しておくのも一つの方法なんですよね。多分来年も、まずは年の前半の好いている時期にまとめて飛ぶことが多いだろうし、今年は価格が上がってから優待券を購入したので、一寸コスパ的には厳しい状態になりましたから。理想を言えば、3,000円を切ってくれたら、問答無用で購入するんですけど。もう少し様子見ですかねえ...

DoubleTree by Hilton Naha

一月半ぶりの宿泊となる、今年の沖縄での定宿。これまでは深夜便で到着して入る事ばかりだったので、今回の様に夕方の時刻にチェックインするのは初めて。部屋には行って一息ついてから、夕食というか軽く晩酌でもしようかと外に出てみました。繁華街と言う意味では、一つ先の県庁前駅周辺とか、さらにその先の牧志駅、あるいはホテル反対側のバスターミナル周辺が賑やかなんでしょうけど、ホテル裏側にもそこそこ飲み屋さんなり沖縄料理のお店なんかあり、天気も雨が降りそうな感じでしたから適当に近場のお店に入り軽く済ませました。

そう言えば、DoubleTreeと言えばチェックインの時にクッキーをくれるのですが、今回は無し。私は甘いものは食べないので、いつもの貰ってもそのまま部屋に残しているから、その履歴から渡されなかったのか、単純なミスなのかわからないけれど。部屋にも沖縄のお菓子が三種類置かれていましたが、これもいつもの通り手を付けずにそのまま。勿体ない気もするけれど、食べない物は仕方ないし。

前日にオンラインチェックインのメールが来たので部屋を選択してチェックインをしていました。元々の部屋はツインの部屋でしたが、狭くても良いのでダブル、キングサイズベッドの部屋の方が良いので、その部屋を捜してチェックインして、そのままその部屋にアサインされました。失敗したと思ったのは、エレベーターホールから一番離れている部屋にしたら、丁度ホテルの裏側の部屋で、目の前には立体駐車場が見える。まぁ、五月蠅くないからいいけれど。反対側のゆいレール側だと、道路にも面しているしやはりちょっと騒音があるんですよね。

翌日は7:55のフライトなので、6:30にちチェックアウトをして空港に向かいます。朝食が6:30からなので元々食べないつもりでした。ここはチェックインの時に上級会員には席の予約してくれるのですが、早く出るので食べない旨伝えるとではパンとか準備しましょうかと言われました。でも、それも食べる暇は無いだろうからとお断りしました。San FranciscoのHiltonだったかな、ホテル内にスタバがあってパンとフルーツと飲み物のQuick Setみたいなものを貰えたなぁ。

AMCでの沖縄修行旅はまだ残っていますが、多分宿泊込みの往復はこれが最後。また来年の修行(あるのか?)まで暫くはお預けです。

Leg#12: HND-OKA/-HND

前回のフライトから、約一月振りのAMC修行フライト。その間にSingaporeに行っているので、決して飛び足りないわけでは無いけれど、やっぱり一寸寂しい一月でした(笑)。今回は会社の用事で午前中出社するので、午後半休を取っていつもの沖縄へ飛び、翌朝戻ってくるパターン。なんでこんな時に飛ぶかというと、チケットが安かったから。往路・復路、どちらもプレミアム旅割28で、22,290円ですからね。Premium Pointの単価も1PP当たり8円を割って、7.794円ですから、これは飛ばないわけがない、と。また沖縄では、いつものDoubleTree by Naha Hiltonに宿泊して、HHORNORSのステイカウントも獲得する予定です。予定通りお昼までに用事を済ませ、会社のある横浜から京急で羽田空港へ向かいました。到着したのは、12:30ちょっと過ぎくらい。ANAの入っている第二ターミナルで軽くお昼を食べてから、制限区域内に入り、ANA Suite Loungeで暫く時間を潰します。

1) HND 14:45 - OKA 17:30 (NH473)

平日月曜日のお昼過ぎだからでしょうか、いつもは混雑しているSuite Loungeも、ガラガラの状態。この日は半休で午後は休みなので、自分としては珍しくラウンジの白ワインを炭酸水で割って、スプリッツァーなんぞを作ってまったりしていました。搭乗ゲートは65番とラウンジのほぼ真下。実際ゲートインしている登場予定のB777-200の機体が、ラウンジの窓から見ることが出来ます。

搭乗開始予定時刻の少し前にラウンジを出て、65番ゲートへ移動。予定通りに優先搭乗が始まり、定刻より少し早めにドアクローズとなりました。フライトは、プレミアムクラスは満席でしたが、普通席は少し余裕がある感じ。直ぐにプッシュバックが始まり、暫くして誘導路の移動が始まります。最初は、沖縄行きだからてっきりD滑走路を使用するものと思っていたら、D滑走路とは反対方向B滑走路に向かい出します。B滑走路のRW04を使用するのかと思ったら、A滑走路のRW16Rに移動して離陸開始となりました。滑走が始まりそろそろテイクオフと言う頃、丁度左側の窓際の席に座っていたので外を見ていたんですが、平行するC滑走路を同じようにJAL機が離陸中で、並んでエアボーン。JAL機はそのまま左旋回していきましたが、あれは新千歳行きあたりでしょうか。ターミナルの場所で言えば、JAL機がA滑走路、自分の搭乗機(=ANA機)は、C滑走路を利用する方が近くて良いのですが、多分そうすると離陸中のANA機に左旋回してくるJAL機が交錯するので、わざわざ反対側の滑走路に移動するんでしょうね。

炭酸割りとは言えラウンジでアルコールを仕込んできているので、半分よっぱあーモード。それでも、食事の後はパソコンを取りだして、少し仕事の資料作りをして時間を潰しました。この日、沖縄や奄美地方は梅雨入りしたそうで、到着よりも早めにベルト着用のサインが点灯。実際空港が近づいてくると、結構機体が揺れました。回りが少し灰色の雲ばかりで位置把握できていませんでしたが、最初は北から真っ直ぐRW16に降りると思ったら、高度が下がって海面や滑走路の様子が分かるようになると、反対側RW36から進入しているのに気がつきビックリ。全然沖縄本島の南側で右旋回したことに気がつきませんでした。

梅雨入りした沖縄は小雨模様。ほぼ定刻通りに到着し、32番ゲートにスポットインしました。外に出ると、いつもならムッとする熱気が出迎えますが、この時は雨の天気だったことも有り、半袖では少し涼しいかなと言う感じ。沖縄に、夕方到着するのは今年初めて。先ずはこの日の宿泊先であるホテルへゆいレールで向かいました。

2) OKA 07:55 - HND 10:15 (NH460)

早朝のフライトなので、丁度朝6:30からのホテルでの朝食が始まる少し前にチェックアウト。そのままホテル直ぐ横のゆいれーる「旭橋」駅から空港へ向かいます。空港に到着すると、そのまま保安検査場C横のANA Suite Loungeのセキュリティを抜けて、ラウンジへ直行します。ここで、軽く朝ご飯のクロワッサンとスープ、後はコーヒー飲んで、朝一のメールチェックをしながら搭乗開始時刻を待ちます。

前日羽田から飛んできた機体とは別の機体のはずですが、使用ゲートは一緒の32番ゲート。定刻少し前にドアクローズとなり、直ぐにプッシュバックが始まり、10分後位にはRW36に向かって誘導路を移動し始めました。早朝の、まだ好いている時間帯だからか、滑走路と平行している誘導路を走行中にすでにアラームが4回鳴って離陸準備のお知らせが流れます。本当に誘導路から右にカーブして更に右に曲がって滑走路に入ると、そのまま止まることもスピードを弱めることも無く、一気にエンジンが全開になって離陸していきました。暫くは梅雨の影響で結構揺れがありましたが、屋久島当たりまで来ると安定してきました。

復路の機内でも、食事の後はラウンジで落としておいたメールや資料データの整理をして時間を潰していましたが、一段落して気がついたら、もう機体は遠州灘にさしかかるところでした。フライト自体は予定時刻よりも15分位早めだったようですが、午前中のラッシュのためか、着陸は定刻通りで、更に混雑のためゲートインは予定よりも10分位遅れるという機長のアナウンスがありました。実際、B滑走路のRW22に着陸したのが10:10分過ぎ。そこから国際戦ターミナル側の誘導路をA滑走路に沿って南に移動し、RW34L側でA滑走路を横切る時には、丁度離陸するANA機があり一旦停止。その後第一ターミナル、第二ターミナルを反時計回りに回り込むようにして、出発時と同じ65番ゲートに入りました。この時点で10:20分過ぎ。ここから、バゲッジクレームの横を通り外に出て、地下の京急のホームを目指しましたが、丁度10:30発の品川行きが出たところで、次の10:41迄暫くホームで待つことに。ところが、雨の影響でダイヤが少し遅れ気味だったのか、折返しの京急がホームに入ってきたのが10:43分頃。乗客の乗り降りが終わると、遅れを取り戻すように直ぐに出発しました。それでも何とか予定していた新幹線に品川駅で乗車でき、予定通りに今回も無事帰宅です。

沖縄発が早朝なのが一寸大変ですが、いつものように日帰りの羽田-沖縄往復ではなく、途中で一泊しているので、体的にはやはり楽。ただ、今回の様に上手く半休を入れる予定が入れば、の話ですが。(続く...)

2016年5月16日

立ち上がれ、おっさん!

産経新聞に掲載されたこんな記事。同じくBABYMETALにドハマりしているおっさんとしては、うんうんと頷きながら100%同意できる内容(笑)。

記事にも書かれているけれど、SU-METALの歌唱力が、このグループの肝の一つ。彼女には、一度カバー曲でも歌ってみて欲しい。ほんと、下手な「実力は歌手」よりも、遥かに上手いと思う。それと、今回のアルバムでは英語の歌詞も入っているんだけど、その発音が綺麗。ネイティブ並とまでは言わないけれど、でも十分通用するクオリティだと思うし、その歌も又違った雰囲気があり凄く好印象。

AKBやももクロと比べるのは一寸失礼(方向性が違う)かなと思うけれど、同じ広島出身で先輩のPerfumeと比べるとちょっと面白いかも。私は、昔はYMOとかテクノ系にハマっていたけれど、Perfumeにはちょっとハマらなかったなぁ。凄く前衛的な印象はプラスなんだけど、あの歌を聴いても一寸心に響かないというか。その点、BABYMETALは、歌詞はそんなにシリアスじゃ無いけれど、心に響く物が多いし大きいし。記事では「日本のカワイイ文化」と言っているけれど、それは見た目の印象だけで内容は全然違う気がする。

最近のBABYMETALを見て感じるのは、最初のデビュー当時の13~14歳位の時は、確かにちょっと際物っぽい印象も強かったけれど、去年くらいからSU-METALが18歳で、MOAMETALとYUIMETALが16歳位と、ちょっと大人びた感じの年齢になり、それでかなり安心して見られるようになったと思います。東京オリンピックの時には、SU-METALは22歳で、MOAMETALとYUIMETALは20歳かぁ。今の路線ではちょっと厳しい感じもするなぁ。もう少し何て言うか「本格的なダンスボーカルユニット」みたいな成長をしていたら、凄く受ける気がする。SU-METALの国歌独唱、聞いてみたい気がしますね。

Hilton Premium Club Japanは対象外?

先日宿泊したヒルトンお台場、HHONORSの自分のアカウント記録に、宿泊した記録はあるもののポイント関連が「0」で記録されています。G.W.を挟んでいたので、何かシステム上の問題かなと暫く様子を見ていましたが、どうも変わらないようなのでHiltonの問い合わせ先に斯く斯く然々で宿泊したけれど、ポイントが記録されていないとメールしてみました。出、数日後返ってきた返事が「あなたはポイント加算対象外のレートで宿泊している」 orz

この宿泊、HHORSNORS VISA Platinum Cardの付帯特典であるHilton Premium Club Japan(HPCJ)のサイト経由で予約したもの。しかも、予約したレートは「シンプルステイ」と、一番お安いけれど、ちゃんと加算対象の物。実際過去にも何度も利用した事があります。HHORNORS Diamondなので、部屋さえあれば後はラウンジ特典も使えますし。

実は、HPCJには一寸不信感があって、このサイト経由で予約した記録が、時々自分のアカウントに反映されないことがあるんですよね。想像するに、掲示した価格から20%した価格を多分個別のアカウントに予約記録と共に反映するんだろうけど、その手続きがどうもちゃんと動いていない雰囲気。だから、このお台場の時も予約記録が表示されずに、確か前日くらいになってやっと見えるようになった記憶があります。来月にはヒルトン東京の予約を結構前にいれましたが、こちらは未だに予約記録に表示されないし。

ということで、HPCJに問い合わせてみるつもりですが、平日の昼間に電話で問い合わせするしか無いみたいで一寸面倒。さらに、話が通じるのかなぁ... 年間10滞在が必要なカードの条件のうち、この滞在を入れなくとも既に5滞在しており、年間の目標達成は多分大丈夫だと思うけれど、でもやっぱり一寸納得いかない。


2016年5月15日

完勝

やっと北シーズン開幕戦。昼間は暑いくらいだったのが、日が落ちてくると半袖では少し肌寒く感じる位になり、最後はちょっと大変でしたが、内容はまぁまぁ合格点。オフェンスは予想を上回る7TDを奪い、合格点。まぁ、ミスもあり、拙い攻めもあり、課題も多いけれどこの時期としてはぐだぐだにならずに試合を維持することができ、これはこれで最近のチームの成長と言っても良いのではないかと。

ディフェンスはTDこそ許さなかったものの、2FGを与えて6失点。もっとも、最初のFGはリックオフリターンをあわやリターンTDというところまで戻されたけれどそこから踏ん張ってTDを許さなかったシリーズですし、2本目のFGもズルズルと進まれてゴール前まで攻め込まれるものの、ゴールラインディフェンスでTDを不正での結果ですから、実質的にはこのFGだけがディフェンス理由の失点と言っても良いのでは。

ルーキーも多く出場していて、多分ここ最近のシーズンの中では一番ルーキーが活躍して且つ安心してみていられる試合だったように感じます。正直なところ、キーとなる主力選手が何人も出場していない中、破綻することも無くちゃんと試合を作れていたことは、チームのシステムとして充実してきているのか、あるいはルーキーのスキルがよほど良いのか(笑)。

これでチーム史上初となる準決勝進出。対戦チームは今日決まりますが、どちらが来ても厳しい試合になることは確か。ただ、力の差は無く互角と言っても良い相手なので、後は今日何度か出たミスや反則をどれだけ減らして行くかだけですね。二週間後の試合、天気だけが心配です。

バッテリー消耗の原因は?!

突然発生したバッテリー消耗問題(笑)。昨日一日外で使って見ましたが、帰宅時残量は70%位でまぁこれまで同様普通の状態。ただ、朝使い始めてから一寸消耗が激しい気がして(これはこれで、ちょっとナーバスに何度も確認したからかもしれないけれど)、確証はありませんが「位置情報」を使用しない設定にしたら、これまで気になっていた本体背面が熱くなる現象も納まった気がします。あと、何故がGoogle Playが起動した覚えが無いのに動いていて、これってシステムのバックグラウンドタスク何だろうか。止めても必ず再始動してくるみたい。

取りあえず、もう暫く様子を見ることにします。

2016年5月14日

バッテリー消耗の原因は?

昨日は毎週金曜日の横浜出社日だったんですが、一寸焦ることが。いつものように仕事が終わり、会社から新横浜に向かう途中、何気にジーンズのポケットに入れていたXperia Z3 Compactを取りだしてみたら、なんとバッテリー残量が10%になっていて「スタミナモードに移行しますか」なんていうワーニングが表されされている。慌てて、画面照度を最低にして通信も機内モードにして、更にスタミナモードに入り出来るだけバッテリー消費を抑えることに。なんせこのスマホのモバイルSuicaで入場しているので、少なくとも新横浜で降りるまでは生きていて貰わないと困る(笑)。新幹線はPlus-EXなので専用のICカードですから、後は問題無い。もっとも後で気がつきましたが、帰宅途中にコンビニで買い物をした時に、Edyをスマホで利用したから、本当はもっと注意しないといけなかったかも。

帰宅してみてみると、流石に省電力モードが効いていたのか、帰宅した時にはまだ9%位の表示でしたが、充電用のスタンドにセットすると、直ぐに赤いLEDがブリンクしだして「あぁ、やっぱり厳しかったのね」と実感。しかし、一年近く使用していてたった一日でこうなるのは初めてです。自宅ではいつもスタンドに置きっ放しで常に満充電状態で、朝出かける時には常に100%状態。で、使い方にもよりますが、一日仕事をして帰宅すると、まあ半分は十分残っているのが普通。正直、原因がよく分かりません。

私が使うアプリなんて、本当に5~6本位で、しかも常に終了しようとしているから、アプリが裏で勝手にバッテリー消耗していることは先ず無いはず。アプリやツールの更新も、Wi-Fi飲みにしているから、携帯している時に大容量のダウンロードをする事も無いはずだし。一つ気になるのは、先週新幹線で帰宅する時に、YouTubeをLTEで再生していたんですが、トータル1時間位みていたのかな。その時、本体の裏側が凄く厚くなっていて、流石に一寸使いすぎたかなとその時は思ったんですが、あれでバッテリーが劣化していたら嫌ですねぇ。今日も一日外で使う予定なので、様子を見てみるつもり。もし同じようにバッテリー消耗が激しいようなら、バッテリー交換して貰おうか。あるいは、先日夏モデルが発表されたから、買い換えようかな。

ほんと、たまたま昨日はスマホの虫の居所がたまたま悪かっただけ、と祈りたいです。

シーズン開幕

諸般の事情から今シーズンの開幕戦の予定が5月も半ばになってしまったけれど、晴天の元試合が出来そうで、それは良かった。これで雨の試合何て言ったら、目も当てられないからなぁ。でも、K/Oが17:00ってなんで。前の試合も14:00だし、もう少し早めにしてくれないだろうか。17:00 K/Oと言う事は、試合終了は19:00過ぎですから、この時期でもかなり暗くなってしまい、写真撮影にはかなり厳しい。遅くとも18:00位に試合が終わり、19:00頃から川崎駅前で飲みに入る、と言うパターンならお客様も一日楽しんでくれると思うのだけれど。

それと、試合と試合の間隔が三時間取られていますが、春のルールであれ1Q=12分だと、普通の試合だと2時間位で終了するので、次の試合まで1時間も空いてしまう。勿論、次に試合をするチームに十分な準備時間を与える目的もあるんだけれど、観客目線で見ているとやはり間延びしてしまう。陸上競技のように補助グランドがあって、開催されている試合とは別に十分に準備が出来る環境があれば良いのだけれど、なかなかそれは難しいのも分かるんですが。それでも富士通スタジアム川崎には、両サイドのスタンド下に人工芝のアップ場が準備されているので、以前よりはかなり増しになりましたけれど。

さらに言うと、どうせ試合開始を14:00、17:00とするのなら、11:00スタートでもう一試合入れてはどうだろうか。ブロック予選は4試合あるので、確かに2試合ずつ2日間開催というのは区切りは良いけれど、観客としては観戦する機会が増える方が嬉しいだろうし。以前は結構XリーグとX2やX3との混在開催がありましたが、最近は色々な事情からか完全に分かれるようになりましたね。それならそれで、大学との共催ではも良いと思うけれど。

日本ではマイナースポーツであるフットボールを、もう少し露出させるためにも、色々考えて試合もしないといけないし、それ以外のイベント出演とかメディア出演とか、社会人、学生関係無く頑張っていかないと。その為にも、まずは良いプレー、良い試合をしないとね。今日の試合は、勝って当たり前、問題はその内容。オフェンスは最低でも6TD、ディフェンスは完封が合格ラインかな。さて、どうなるか。

不信感を増す会見

舛添都知事が、都知事就任前の政治資金の不透明な使途に関して会見しましたが、逆に余計に不信感を高めただけのようなきしますね。全部を聞いたわけでは無いけれど、個人的に一番ツッコミを入れたくなったのが、お正月に宿泊中関係者が部屋に来て政治に関する会議をしていたから、会議室は私用していないが政治活動である、みたいな事を説明したこと。まず、お正月にそんなことをやるのかという素朴な疑問もあるけれど、部屋に来て話しをしたって、それ単に部屋で飲んでいただけじゃ無いのかと小一時間。大体家族連れで来ている知事の部屋に何で集まるのか。会議をするなら、そのスタッフの部屋に行くべきでは。あるいは、それこそ本当に会議室をレンタルすればいいわけだし。

今朝のニュースでは、当時の元会計担当者なる人がテレビに登場していて、当時は週に2回位まとめて領収書を貰って、個人的な私用目的のものは返却していたと話していたけれど、今回の「精査」ではこの担当者の方には連絡が行っていないようで、あれだけBSフジの番組で「精査していますから」と強調していたのは何処に行ったのやら。

明確に使用目的が合致していて、たまたま会計処理のミスであるならば、それはちゃんと認めて訂正処理をすれば良いのかもしれないけれど、でも少なくとも会見の様子の記事を見ても「あぁ、なるほど」と納得できるようなところはほとんど無い。もっとも、あれは私用目的でしたと正直に言ってしまえば、逆に辞任をするしかなくなりますしね。例えば、先に問題に挙げられた、高額な出張旅費だとか公用車を利用しての湯河原通いとか、そう言うことが無ければ多分世間も今回のことも、「良くは無いけれど、今後気をつけるように」と矛を収める事も高かっただろうけれど、最初に出てきた話があれでしたからね。それも狙っての文春の一連の記事だとしたら、結構えげつないですよね。大体、最初の高額出張費の話し等は知事時代の最近の話しだけれど、今回の使途不明金は知事当選前の話ですから、本来ならもっと速く世の中に出てきても良い話しだったわけですし。そういう意味で、都知事の行動・対応も問題だとは思うけれど、メディア側文春側も結構あくどさを感じる話だというのが、個人的感想。

2016年5月13日

ANA羽田昼間便

羽田発の昼間便の行き先を、ANAが発表。現在成田から午前・午後2便でている、ORDとJFKをそれぞれ1便ずつ羽田に振り替えるとのこと。さらに深夜便のうち、HNL便を昼間に持ってきて、LAX便はそのままという発表。ORD/JFKはそれぞれ成田から2便出ているので、多分ここだろうなぁと思ったけれど、気になるのは午前・午後、どちらを持ってくるか。

個人的に考えると、成田が国際線乗り継ぎのハブになっていることから、残すのであればやはり午後夕方の便ではないかと。羽田空港は、逆に今くらいの午前遅めの時間帯の出発であっても、地方からの乗客を拾って出発可能です。で、ORD/JFKからは、成田発便が今度は羽田に戻り、羽田発便が成田へ戻れば、ほぼ今のスケジュールと同様のフライトなります。米国からの乗り継ぎは、成田の方がアジア方面は便利ですし、国内線の乗り継ぎも夕方に日本各地に飛びますから困りません。また、これまで21:00頃に成田に到着していたJFKからの戻りも、同じ21:00頃であっても羽田に着くのであれば、22:00頃には品川に出られますから、そこからまだ新大阪行きの新幹線も捕まるし、首都圏内なら在来線もまだまだ残っています。行き先にも寄りますが、深夜にはアジア方面も羽田から飛ぶし、早朝には韓国などにもフライトがあるから、21:00羽田着というのはそんなに悪くないのではと思うのですが。

アライアンスのUAは、SFOとEWRを申請していますが、多分どちらも午後の出発。仮にEWRと被ってもANAの午前便に間に合わない乗客を拾っていけるという相乗効果も期待出来るかも。もっともUAとしては、申請している2路線のうち承認されるのはいずれか一つだろうと思っているんじゃ無いかと思うので、それなら乗り継ぎが便利かつ多方面になるSFO行きの方が望ましいのかも。西海岸なら、日本からのインバウンドも期待出来るし。

実は、UAのマイルを使ってANAのNRT-JFK往復を年末に予約済み。NRT-JFKは夕方発のフライトで、JFK-NRTはお昼頃初の便なんですが、これが羽田発のスケジュール確定でどうなるか。どちらも、羽田発着に変わってくれると嬉しいけれど(笑)。

経費と私費の境界線

高額な海外出張費に関しては、その頻度や内容に関しては疑問があるけれど、出張自体が仕事であることは確かだし、自分一人だけというわけでは無く随行員もあることもあるし、ホテル代に関しては、甚だぎもんではあるけれど少なくとも飛行機代に関してはまぁ裁量範囲かなと言う気がしていました。100%納得は出来ないけれど、まぁ65%位は理解してもいいかなという感じ。

湯河原への公用車利用に関しては、これも一応ルール的には適法であるけれど、その場所、移動距離も含めたリスク管理の適法性、そして利用頻度を考えると、ギリギリセーフだけれど、でも立場上もっと深く検討するべきだったんじゃ無いかと感じるわけです。だから、まぁ51%位は理解しても良いかなという感じ。

でも、新たに出てきた都知事以前の時の政治資金利用に関しては、これはダメでしょう。最終的には、多分会計担当者のミスによる記入ミスで、陳謝して訂正したい、というところに落とすんだろうけど、年始のホテル代から回転寿司の食費とか、正直みみっちいなぁという印象と、そこまでやるのという感じ。お正月にそこまで実際やるのかという疑問はあるけれど、嘘でも選挙事務所のスタッフもその場所にいて、何か仕事をした「痕跡」くらい残せば、まぁ納得はしないけれど仕方ないとは理解はするんだけど。100%私用目的で、経費だけ事務所につけを回すというのは、言ってみれば個人事業主がどれだけ自分の仕事や日々の生活の中の出費を「経費計上」出来るかと同じ話だとは思うけれど、さらに言えばより公共性公明性が求められる政治家であるならば、それ以上にストイックな態度を示さないといけないはず。

ところで、このお正月滞在に関してホテル側が自らの守秘義務を破って個人情報を漏らしたと言う話もあるけれど、今ある報道では、スクープした週刊文春が舛添都知事がお正月に家族と滞在したと書いているけれど、後追いのメディアによる報道ではそういう話しは出てこなくて、単に会議室の利用料金と事実して会議室利用はここ数年の間お正月には無かったという話しをしているだけで、実は微妙なところで個人情報漏洩とは言えないレベルになっている気がします。勿論、匿名の関係者の話として、子供と温水プールで遊んでいた、という滞在の事実は言っているみたいだけれど、その関係者を特定できなければホテル側としても「我存ぜず」と言ってしまえば逃げ切れるのかな。多分ホテル側としては、最初に取材を受けた時にはこんな話になるとは思わず、単に数年前のお正月に舛添都知事家族が滞在したかどうかとか、その時の様子はどうだったのかとか、当たり障りの無い話しをしたつもりなんでしょうね。それがこんな大事になってしまい、今では慌てているんじゃ無いだろうか。関東では有名なホテルだから、尚更かも。

今回の一連の報道を聞いていてふと感じたんですが、企業だと経費の範囲は非常に厳格にルールがあって、場合によっては領収書の宛名が違うとか一寸した不備で支払されないこともあったりするわけです。今回の一連の話しも、多分知事本人が全て手配から支払までやっているとは思えないので、会計担当者なり秘書なりが処理していたはずだけれど、それらの人達もなんとも思わなかったんだろうか。いずれにしても、上に立つ人は上に行けば行くほど、ストイックにならないとダメですよね。まあ、それがなかなか出来ないのが人間の人間たる所以なのかもしれないけれど。

2016年5月12日

ANAでUAをアップグレード


ANAのアップグレードポイント(UP)を利用して、UAのフライトのクラスアップグレードが5月10日から出来るようになったといお知らせ。ポイントなので、フライト距離によって必要なUP数が違うけれど、これは便利かも。ただ、UAの場合は、毎年使い切れずに期限切れになるGPUやRPUが沢山あるので、UAの特にGPUを使ってANAのフライトアップグレードが出来るようになってくれると、とっても嬉しい。特に共同運航便でUAのフライトナンバーが付いているANAの運航便なんかは、UA自身のフライトと同じようにアップグレード出来るようになってくれると嬉しいのだけれど。それでこそ、共同運航便じゃないだろうか。特に、TYO-SINの様に、6月移行UAが路線から撤退するような路線で、でもUAの共同運航便として見た目上は継続するのであるなら、そういう路線には同等にアップグレード出来るようにして欲しいなぁ。ANAのポイント制をUAに適用できるなら、UAのクーポン制をANAに適用するほうが、システム上は簡単だと思うんですけどね。

広島訪問

今月下旬の伊勢志摩サミットの後に、オバマ米国大統領が広島の平和記念講演を訪問するというニュース。先の外相会議の時のケリー国務長官らの訪問の結果を見ての判断だと言う事ですが、終戦から70年、十分にお互いに大人の対応で平和を祈念する時期・タイミングでは無いかと思います。原爆投下の謝罪は求めず、オバマ氏のテーマでもある核削減、廃絶に対しての場とするという落としどころが、日米双方にとっての妥協できるベストな回答でしょうね。まぁ、それに対して異論を挟むのは、あの国とあの国だけみたいですが。

原爆慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と記載されており、問題となるのは「過ちは繰り返しませぬから」の主語は誰、ということ。この慰霊碑が日本人によって建立されたことを考えれば、主語は「日本人」「日本国民」になるわけですが、日本人が広島に原爆投下をしたわけでは無いので、「過ち」は原爆投下では無く、その結末になった戦争開始と言う事になる、という話し。でも、原爆を使用せずに戦争終結する事も可能だったことも考えれば、それはちょつとこじつけのような気がします。

では「アメリカ」が主語だとすると、誰もそんなことを言っていないのに記載するのは変。今回仮にオバマ大統領が訪問した時に、「謝罪」をすれば主語として「アメリカは」と入る事も可能になるんだろうけど、彼らの立場を考えるとそれは無い。

となると、一番もっともらしい主語は「世界人民は」とか「世界の人々は」みたいな、人類としての反省・目標とするのが一番良いけれど、核兵器を持っている国は限られているし、逆にそれらの国がそう言う主張をしているわけでは無い以上、それも不自然。結果的に、あの慰霊碑に刻まれている言葉ではあるけれど、何を主張しているのか何を求めているのか、実は誰もが好きなように解釈できる曖昧な内容だなと言う事が再認識される気がします。

で、今回アメリカ大統領が訪問して、あの場所で世界から核兵器の根絶を願うと言うことになれば、最後の主語が一番相応しいと言う結論が大勢になりそうな気がします。それによって、初めてあの慰霊碑の言葉が、意味のあるものになるような気がします。誰もが継ごう良く解釈できる言葉って、結局は何も主張していないことになるわけですから。

2016年5月11日

HND-SIN/-HND (5) - 帰国

朝の7:30頃にチェックアウトしたんですが、フロントの担当者がC&Pの精算を理解していなくて少し時間が掛かりました。ホテルからはSMRTで空港へ移動。1時間位でしょうか。T2のANAカウンターに行き、ボーディングパスを受け取った時は9:00少し前でした。そのまま出国審査に並び(毎回、結構混雑している)ましたが、自分の並ぶ列はなかなか進まない。

私の4人前に、中華系の若い男性が並んでいて、進まない列に少しイライラしつつ前の方を何度も眺めているんですが、いざ自分の番になったら何か横を向いてスマホでも弄っているのか気がつかない。係員が手を振っても気がつかない。で、後ろにいた男性が肩を叩いて前を指さすと、この男性何か勘違いしたのか、ムッとした顔で睨み返して、やっと前に進みます。で、係員がパスポートチェックをしている間も、こちらを睨んでいる。いゃいゃあんたが悪いだろうと思いつつ自分の番を待ちます。

その後はSQのKrisFlyer First Class Loungeへ。中は数組の乗客がいるだけでガラガラです。T2のFirst Class Loungeは何度か利用したことがありますが、何れも早朝便の時でしたので、今回は少し期待しましたが、余りたいしたことないなぁという印象。オムレツのBTOコーナーがありましたが、コックさんが手持ち無沙汰で困っていました。食事の内容でいったら、BTOを除けばT3のKrisFlyer Business Loungeの方が日本人向きかも。

搭乗開始が10:35からとボーディングパスには印刷されていますが、搭乗ゲートは一番端のE28で、その前にセキュリティチェックもあるので、少し早めにラウンジをでて向かいました。セキュリティは並ぶこと無く直ぐに通過出来ましたが、その先のポディアムでボーディングパスをスキャンしたら「ぴんぽ~ん」と。「えっ、First Classは無いからインボラは無いはず」と思ったら、どうも席の移動のお願いでした。私は真ん中2列の1Dを予約していましたが、その左側1A/1Cと私の隣1Gを3席予約した親子連れがいるので、1Gと交換して欲しいとのリクエスト。このパターンだと、小さな子供がいるパターンかなと察して交換を了承。搭乗開始を待ちました。

Changiでは、SQが地上業務を代行しているので、優先搭乗はあって無いようなものでしたが、この日は補助が必要な乗客とAMC Diamondが最初に呼ばれて機内に入る事が出来ました。

座席に座るとCAさんがやってきて「××様、いつもご利用ありがとうございます」と挨拶されますが、名前が違っています。まだ座席交換した情報が伝わってないなと察して、斯く斯く然々で座席を交換して、私は1Dの〇〇ですと説明すると、ビックリしたような顔で慌てて手元のメモに何か書き付けて「ご協力いただきありがとうございます」と言って去って行きました。暫くして今度はCPのCAさんがやって来て、多分さっきのCAさんから聞いたんでしょうね「〇〇様(今度は正しい)、本日はご協力ありがとうございました」と丁寧にご挨拶されました。このCPのCAさん、ちょっと色っぽくて個人的にはどストライクでした(笑)。暫くして、座席を交換した家族が搭乗してきましたが、やはり夫婦に2~3歳位の男の子の家族で、この子がフライト中ずっと元気でしたから、交換して正解でしたね。食事を済ませてアルコールも入ったのでその後は寝て過ごしたのですが、シートタイプがANA Cradle Sheetだったのでちょっと寝づらい。さらにフライト途中では、軽食の豚骨ラーメンを食べる人が続出して(一人が注文すると、臭いに誘われてみんな続いて注文するんだよね)、豚骨が苦手な自分にはちょっと地獄。ハンカチをだして鼻を押さえて寝ていたら、例の色っぽいCPさんが「お使いになりますか」とマスクを出してくれたけれど、それじゃぁ役に立たないし...

定刻よりも20分近く早く羽田に到着。着陸は大島上空から房総半島を反時計回りに回り込んでB滑走路RW22に着陸。そのまま左にカーブをして国際線ターミナルを目指しました。到着ゲートは111番だったので、入国審査場にも近くて助かりました。例によって、外国人用ブースは混雑していましたが、その先にある日本人用ブースの状態がよく分からず、逆に自動化ゲートが直ぐ左側に見えたので、入国審査も結局自動化ゲートを使用することに。出国時もそうでしたが、入国時も指紋認証に時間が掛かり一寸焦りましたが。その後京急で品川にでて、予定していた新幹線で無事に帰宅。今回もトラブル無く還ってくることが出来ました。()

2016年5月10日

Sheraton Towers Singapore

滞在二日目の宿は、繁華街のOrchardから少し離れたSheraton Towers Shingapore。最初チェックインは15:00からと勘違いしていて、14:00頃に到着した時には、まだ部屋には入り無いだろうと思ったんですが、カウンターには「Check-in at 14:00」のプレート。問題無くチェックイン出来ました。しかも、Executive Roomにアップグレードしてくれました。レートがC&P(6000Point+US$100)なので、ちょっと申し訳ないくらい。

部屋は5Fのキングベッドの部屋で、外にはバルコニーが付いていました。外の景色はそれ程良くは無いけれど、夕方にビールを飲むのは良いかも。ただ、隣との仕切りに結構隙間があるので、ちょっとばつが悪いかも。後で気がつきましたが、同じフロアーにプールとジムが有り、鍛えたい人には良いフロアーかも。枕元で室内の伝統をコントロールできたり、目覚まし設定出来たり、エアコン設定出来たりと、そこは新しいけれど、全体的にはやはり少し古い印象が残りますね。

夕方になり3Fのラウンジへ。食事やお酒の品揃えは一寸寂しいけれど、気持ちのよいサービスパーソンが目配りしてサーブしてくれているので、それがプラスマイナスゼロという印象。この日はお寿司がオードブルででていましたが、それだけ日本人の利用が多いのだろうか。確かに、7~8組位のグループ、個人が利用していましたが、一組日本人の夫婦なのかカップルなのか先に入っていて、結構いろいろと食事を山盛りにして飲んでいたけれど。

この後、前日同様1Fのロビーバーに移動してアルコール補給。お摘まみで「Soft Crab Shell Tempura」と言うのに引かれたけれど、やはり食欲が無くて、お通しのナッツの盛り合わせを見てお腹は一杯に。安上がりになって事を喜べば良いのか、悲しむべきか... Singaporeでの中華料理とシーフードって、個人的には結構気に入っていて、来る度に美味しいお店で思うのだけれど、なかなか一人では食べきれない、行ききれないのが残念。何とかしなければ(笑)。

HND-SIN/-HND (4) - Garden by the Bay

Singapore二日目。今回は2泊3日の旅行と言う事もあり、荷物はバックパック一つだけ。そこで、前日とこの日の宿泊ホテルはホッピングすることにして、少し遅めにチェックアウト。部屋の目の前がExecutive Loungeなので、そのまま精算をしてホテルをでます。

今回もほとんど無計画旅行でしたが、一つ行ってみたいと思っていたのが、Marine Bay Sandsの裏手に出来た、Garden by The Bay。ホテル近くのOrdchardからSMRTに乗車して、Bay Sandsの地下で降りて、そこからこの植物園に向かいました。

熱い日差しの中しばらく歩くと、植物園の入口があり、ちょっとした待ち行列が出来ています。園内置くにあるメインの建物へ移動するシャトル、温室、SuperTree等の有料施設に入るチケット売り場と、その前のシャトル街の列でした。一寸距離はあるみたいでしたが、歩いて行けない距離では無いようなので取りあえずメインの温室施設のある場所まで再び炎天下の下移動しました。

この施設、有料施設もありますが、園内にはいろいろなテーマに沿って作られたエリアが幾つもあり、それを回るだけでも十分楽しめそうです。ただし、この暑さに耐えられれば、ですが。でも、それも認識してか、色々な建物も点在し、大きな木の日陰も多いので、そういう場所を上手く利用して回れば何とか対応出来そうです。

最初の温室ドームのメイン施設に到着しましたが、よく考えたらこの暑さの中さらに温室の中に入るって、どういうこと?! ガラス張りの温室を外から見ると、サボテンみたいなものが見えたので、もっと暑い地域の植生が育成展示されているんだろうけど、それだけでちょっとウンザリです。

園内を歩いている時に、60歳代位の男性グループとすれ違いましたが、どうやら日本人のグループらしくて、ガイドの人がちょっと訛りのある日本語で植物の説明をしていました。その説明が結構専門的(何々科の何々属のなんたらで、みたいな)で、もしかしたら日本の園芸とか植物関係のグループだろうか。夜のライトアップなら分かりますが、昼間余り素人が回るような場所じゃ無いなとは思いますね。

この後、Bay Sandsのモールに移動して、冷気に一息ついて食事でもと思いましたが、お昼近くなので結構混雑しています。まだ余りお腹も空いていなかったので、そのままSMRTに乗車して、今度はBugiesに移動。InterContinental Hotel横のショッピングモールを少しぶらぶらして、こちらのフードコートはそんなに混雑していなかったので、ここで軽く昼食とビールを補給。その後、お店を眺めながら、今度はCity Hallに移動して、ここでも少しお店を覗いてから、この日のホテル、SheratonがあるNewtonへSMRTで移動しました。ホテルに到着したのが14:00頃で、チェックインには早いかなと思いましたが、買うエンターには「Check-in at 14:00」と表示されていたので、まさにオンタイムでした(笑)。

涼しい部屋に入り一息ついて、再びOrchardで少し買い物をして夕方に戻ると、丁度ホテルのオードブルタイムが始まったところなのでラウンジへ。この日も夕食をそれ程食べる意欲が無く、バーでサンドイッチでも摘まもうかと思いましたが、お通しででてくるナッツやチップ類で十分になってしまい、アルコールだけ注入して部屋に戻り、翌日の帰国準備です。(続く...)

2016年5月9日

Hilton Singapore Hotel

ほぼ1年振りくらいのHilton Singapore Hotel。予約は、一番安いレートのしかも前払い料金(約270SGD)でしたが、オンラインチェックイン時に一つ上のランクの部屋にアップグレードされていて、さらにホテルでチェックインする時には、Executive Roomへアップグレードしてくれました。しかもこの部屋、22階のExecutive Loungeの反対側の部屋なので、部屋から出ると目の前にラウンジ受付が有り、何も言わなくても「Welcome」と誘導されます(笑)。便利と言えば便利だけれど、ちょっと落ち着かない。

チェックインしたのが夕方18:00過ぎ。部屋に入り荷物を整理すると、オードブルタイム真っ最中のラウンジでまずは一服。ここは、飲み物も食べ物もそこそこ揃っているので、結構お腹も膨れてきます。サービスパーソンもお皿やグラスを片付けながら、空いたグラスにお代わりを勧めくれるので、ついつい飲み過ぎてしまいますね。結局、夕食はどうしようかと迷いつつ、メインバーで軽くサンドイッチでも食べようかとバーに移動しましたが、それすらも食欲が無くて結局お酒だけ飲んで部屋に戻ってきました。

翌日も朝はラウンジで済ませ、お昼近くまでゆったりしていました。ただ、バスタブの栓が塞ぐ位置でロックしてしまい排水が出来なくなったのには困りました。チェックアウトの時に一応クレームしたけれど、リノベーションしている様子ですが、やはり設備の古さは少し気になりますね。

アクセスは良いホテルなので悪くは無いのですが、やはり全体的な印象と内容ではConradの方が良いかなと言う感想。やはりレート次第ですね。

HND-SIN/-HND (3) - 出発

G.W.に入り、いろいろと家の整理等をして過ごした前半中盤。もうG.W.も終わりの時期になって、やっと以前から予定していたSingapore旅行へ出発です。今回の旅の主目的は、UA MP 1K用のPQM獲得。今回はANAでZクラス発券をしているので、先日改正されたルールによりベースマイルの2倍がPQMに記録されるので、ちょっと有利になりました。

いつも金曜日に出社している朝の新幹線よりも1本速いひかり号でまずは品川まで移動。G.W.も最後の方なので、結構空席も目立ちます。新側では京急の空港線に乗り換えて、9時少し前には国際戦ターミナルに到着しました。羽田ではQRコードのボーディングパスが使用出来るので、直ぐにセキュリティを抜けて、出国審査は少し行列が出来ていたので自動化ゲートを通過して、空港到着10分程で制限区域に入りました。今回は143番ゲートが出発ゲートになるので、初めて羽田空港国際戦ターミナルのANA Suite Loungeのサテライト側に行ってみることにしました。こちらは狭いという話しでしたが、当日の出発スケジュールを事前に確認して、こちらの拡張エリア利用のスタアラ/ANA機が少ないことを事前に確認しています。

で、分かりにくい入口にを上がり、受付でスマホのQRコードを提示したところ、「いつもご利用ありがとうございます。こちらへどうぞ」と左側に案内されました。「あれ?」と思いつつ中に入ってみましたが、どうもANA Loungeの様子。で、再び受付に戻り「Suiteを利用出来ると思うのですが」と再びQRコードを提示すると、慌てて確認して「大変失礼しました」と右側の入口を案内されます。今度は間違いなくANA Suite Loungeでした(笑)。

サテライト側のラウンジは、広さは本館側ラウンジの1/4位でしょうか。やはり一寸狭いなという印象。ただ、最初の頃はWi-Fiが入らないという苦情を良く目にしましたが、今回はパソコンにスマホ2台を接続して、特にストレスはありませんでした。もっとも、この時の利用者は10人も居ない位なので、混雑している時にはどうなるか... 朝の時間帯なので、朝食系の食事しかありませんでしたが、軽く食べながらまだ朝なのでワインでスプリッツァーを作って1時間ほど時間を潰してから、143番ゲートへ向かいました。

G.W.終盤の出発なので、それ程混雑していないようす。使用機材は初めてのB787-9で、座席はStaggered Sheetですが、新しいタイプなのかな。これまでは正面モニターの下にテーブルがありましたが、このシートでは横から振り出してくるよう形でした。カチッと固定されて安定しているのは良いのですが、前後に位置調整が出来ないので逆にシートを移動させる必要があり、それが少し不便かも。それ以外にも、USB/ACのコネクター位置とか違いがあり、心なしか少し狭くなった印象も。

定刻通りにドアクローズとなると、機体はD滑走路へ向かいます。いつもの沖縄行きの気分で離陸すると、一路南進する航路を取りSingaporeに向かいます。今回のシートのモニター、高精細の地図が表示されると、写真のようなHMD表示のように速度と高度が表示されたりと、内容も変わっているようです。映画やビデオで特に見たいと思うソフトも無かったので、ほとんどこのエアショーの画面でした。

食事は、羽田発なので和食を選択。まぁ、国際線とはいえ近距離線みたいなものなので、こんなものかなという印象。困ったのは、皆さん食事と共に豚骨ラーメンを注文するので、その臭いが充満していること。まだビジネスクラスは半分くらいの乗客で、かつStaggered Sheetで座席が分離されているので何とか我慢できましたが、豚骨が苦手な自分にはちょっと厳しい臭いです。結局横を向いて臭いが来ないようにして後は寝て過ごしていきました。

Singapore Changi Airportへは、定刻よりも早めに到着。直ぐに入国審査場を抜けて、今回はタクシーでホテルへ移動してみました。ただ、夕方のラッシュに捕まり、空港からホテルまで1時間近くかかり、それならSMRTで移動した方が速かったなと反省。それでもやっとホテルに入り、ホット一息です。(続く...)

2016年5月7日

動機は何?

昨日羽田の国内線ターミナルで発生した、女性が制限区域エリアに侵入した事件。カウンター後ろの荷物を移動させるベルトに乗って侵入したと記事にはあるけれど、何でベルトに乗った時点で、GSの誰も気がつかないのだろうか。羽田のT2だと、横並びでカウンターが並んでいるわけですが、そんなに簡単に入れる物じゃ無いと思うけれど。記事に詳しい状況が書かれていないのは、真似されることの無いようにと言うことだと思うけれど、荷物の再検査で遅延した17便の乗客に取っては、いい迷惑ですよね。今度荷物の預け入れも自動化ターミナルが出来るようになると思いますが、大丈夫だろうか。

そんなにベルトコンベアーに乗りたいなら、USJでもTDRでも、「荷物になった気分」になれるアトラクションなんて新設したら、結構受けるかも(をぃ)。

2016年5月6日

デジタルアーカイブ

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、災害に備えてのデジタルアーカイブに関して。今回の熊本・大分の地震だけで無く、それこそ近くで火災が発生したり、あるいは何かトラブルが発生したような場合、トラブルによって失う物も多いけれど、その経験は色々なことを教えてくれます。その中でも、例えば壊れた車を買い換えるとか、電化製品を買い直すような、多少のコストは発生しても元の状態に近い物が回復できる場合は、まだ良いのですが、例えば昔からのアルバムや写真が喪失したとか、このコラムで書かれているようなデータを入れていたメディアやパソコンが破壊・喪失してデータが消えてしまった場合には打つ手がありません。

コラムにもあるように、最近ではオンラインストレージやクラウドバックアップの機能やサービスが提供されているので、そういうものを非常時データ保管場所として利用していくのは一つの方法。多くの人にとって既存のサービスは必要十分でしょうけど、自分のように写真データとかその他のデータで何TBなんていうデータを保管していると、今の時点ではそれだけのデータ保管が可能なサービスすらほとんど無い。容量的に満足出来るサービスであっても、利用金額がとても高くて、個人で利用出来る範囲じゃ無いですからね。ですから、ローカルで大容量HDDとかに保管しておくしかない。

今のところ、3TB位の3.5"インチHDDが一番容量当たりの単価が安いと思うのですが、当然ながら長期間保管しておける保証はありません。私も、本当に一年とか二年に一回くらいは通電してデータアクセスをして使えることを確認をしているけれど、いつかはその通電した瞬間に昇天してしまうんだろうなぁと覚悟しつつ毎回トライしています。だからどうしても必要なデータは複数のメディアにコピーしてあり、それがまたローカルストレージの容量を増やしている原因にもなっているという矛盾。

もう一つは、HDDの場合は今のところSATA-USB 3.0のアダプターがあるので、3.5"でも2.5"でも共通して利用出来ますが、例えばBlu-rayに焼いたとしたら、そのドライブが必要になり、さらに設備を増やさないといけない。例えば、手持ちのデジカメはSDメモリーを使用しますが、今のメインマシン(ThinkPad X1 Carbon (2015))にはSDメモリースロットが無いので、カードリーダーを持ち歩かないとデータの吸い出しすら出来ない。それでも、今使っているデジカメはWi-Fi機能付きで、P2Pでデータ転送が出来るらしいのだけれど、全てのデジタル機器がそうなるのはまだまだ先のことでしょう。そうすると、例えばローカルにデータを保存する場合でも、どの様なメディアにまとめるかで、将来的に利用出来なくなる可能性も出てきます。ほんの20年位前だと、大容量データを渡すメディアと言えばMO(640MB)が標準でした。でも、いまMOの読み書きが出来るドライブって、多分凄く限定されるでしょう。さらにその後は、ケースに入ったDVD-RAMが登場して、4.5GBなんていう大容量が埋まるときがくるのかなんて言うことも想像したんですが、今では1ファイルでそれ位のサイズがあったりします。

ローカルでデータ保存する場合、どうしてもデータが入っている「メディア」がゲーティングなりますが、クラウドアーカイブだとデータ本体を直接取り出せるから、利便性ではクラウドに軍配が上がるけれど、保存容量や取り回しの落差ではローカル似合った方が楽という判断も生まれます。技術の進歩で、何とかあと10年位で簡単にTB単位のデータを保存利用出来る使い勝手の良い記録装置が登場してくれないと、困りますね。勿論、その前に噂される東海地震とか発生したら、全部無くなってしまうから、それはそれで諦めもつくかもしれないけれど、それはそれで寂しいし。いつもは考えるだけ終わってしまうデジタルアーカイブを、ちょっと真剣に考えないと。

Hiltonのサイトが戻った?!

ここ数日Chromeでサインイン出来なかったHiltonのサイト。何気に昨日の夕方トライしてみたら、何故かちゃんとサインイン出来るようになっている。Firefoxも問題無し。何があったのか? ChromeとかFirefoxのバージョンが上がったのかあるいはHiltonのITがこそっと直したのか。よく分からないのが、なんとも気分が悪い... 暫くはこのまま使えるとしても、またそのうち調子悪くなるんだろうか。

2016年5月5日

HART - Honolulu Rail Transit

この日立の車両に関してのニュースを見るまで知りませんでした。HawaiiのHonoluluに高速鉄道(Honolulu Rail Transit - HART)が開通するなんて。2018年には、まず西の端のEast KapoleiからAloha Stadium迄。2019年には、そこからHonolulu Airportを経由してAla Moana Centerまで伸びるという計画。実際に自分が利用出来るようになるのは、まだ少し先になりそうですね。空港とバスターミナルでもあるAla Moanaが繋がるのは便利だと思うけれど、今でもリムジンバスとか結構ありますからね。日立の車両の写真をみると、結構こぢんまりとした印象があるから、大きなスーツケースを持っての乗車は制限されるかも。

Hawaiiにも最近行っていないから、久しぶりに行ってみたいなぁ... 時々、ふっと安いレートが出てきたりするから、辛抱強くチェックしているとリーズナブルに飛べたりするんですが。ANAがPクラスの料金を出してくれたら、即飛んじゃうんだけれど(笑)。

ファーストクラスはトラブルの元?

CNN.jpに掲載されていたこんな記事。CNNだからアメリカの事例だと思うけれど、機体は国内線の仕様かな。国際線だと、前方と中央二箇所使用するのが普通だと思うから。でも、B767だと国際線利用でも前方の入口一つだけなんだろうか。

二箇所利用する場合でも、暫くすると前方の入口一つになりますから、ぞろぞろと乗客が、Business Classを通って普通席へ移動する場合があります。そんなときには、確かにちょっととげとげしい雰囲気を感じる事はありますよね。「まぁ、こっちは広い席」とか。あと、ANAの場合は国内線ならプレミアムクラスの乗客に、国際線なら位置的にBusiness Classの乗客に挨拶をするために座席をあちこち移動したり、リクエストされた新聞とか飲み物を配布していたりしますが、あれで乗り込んでくる乗客がブロックされることが有り、あれはあれで顰蹙を買いそう。

まぁ、飛行機に限らず何か格差を感じると、何か怒りのような不満を感じることは何処でもあるだろうけれど、飛行機のように狭い空間の中でそれを目の当たりにすると、いつも以上に不満が高まるのかもしれませんね。記事の中では、逆にファーストクラスの乗客も傲慢になりトラブルが発生するという説明をしているけれど、それってファーストクラスという「地位」よりは、たまたまアップグレードやインボラでファーストクラスに座って舞い上がっている小心者(失礼!)の行動じゃ無いかという気もします。そういうアップグレードでも乗り慣れている人はそんなに派手な行動はしないし。たまにはいますよ、派手な格好をしてあれこれ注文付ける乗客は。でも、何となく乗り慣れている雰囲気の人は、それ程派手な行動はせず、逆に初めて乗った見たいな雰囲気の乗客ははしゃいでどうしようも無いことも。環境の影響も大きいと思うけれど、結局はその乗客の資質の問題じゃ無いかという気がします。自分も顧みて...

2016年5月4日

神戸三宮の事故

昨日三宮で発生した交通事故。運転をしていた60歳代男性のハンドル操作の誤りが原因のようですが、今朝のニュース等に寄ると何度か交通事故を過去に起こしていて、その後遺症もあった様子。事故の発生場所は、神戸三宮駅の北側のロータリー付近。私も、入社直後の現場実習で神戸に配属になり、この場所も毎日通勤した場所。だからこそ、尚更一寸印象が強く感じます。

これまでの同様の事故だと、意図的に事故を起こしたような秋葉原の事件は別として、大阪梅田のような病気が原因の事故でも無さそうだし、強いて考えれば事故の後遺症でハンドル操作を間違えた、あるいは意識を瞬間喪失したのか... 車載カメラの録画映像を見ると、歩道に乗り上げる直前に慌ててハンドルを右に切ったようにも見えますが、その後ブレーキを描けた様子が無いのが不思議。

最近では車載カメラを搭載して、事故発生時の車外の様子を記録して原因究明の材料になる事が多くありますが、これからさ更に社内の様子を録画するカメラも搭載して、事故発生時の内部の様子も記録する必要があるかも。特に、今回の様に過去に何度も事故を起こしているようなドライバーの場合は、ある程度強制的に飛行機のフライトレコーダーのようにドライブレコーダーを搭載させないと免許を保留にさせるとか。それでも、そういう設備を入れても事故が無くなるわけでも無く、事故の抑止力にはならないのかもしれないけれど。自動車各社が力を入れている衝突防止装置の機能を拡張して、歩道直前で止まるとか、そういう機能も負荷させる必要がありそうですね。

憲法記念日

昨日は憲法記念日の祝日。昨年からの安全保障法関係で、改憲する・しないという議論(というか、一方による一方的な扇動しか感じないけれど)が喧しいけれど、ふと思ったのが、そんなに改憲に反対するのであれば、逆に今の憲法に対して、「この憲法の内容は何人たりとも変更して花入らない」という一条を追加する改憲をしたらどうだろうか。でも、誰もそんなことは言い出さないでしょうね。だって、今改憲に反対している勢力の人達って、状況が違えば逆に憲法を変えるべきと言い出す可能性を知っているから。

例えば共産党なら、天皇制を認めていないわけだから、仮に政権を取ったならばその部分は削除したいだろう。あるいは、民進党など日本国籍を持たない人達にシンパシーを感じている人達は「国民」の定義を変更して、参政権を与えたいと重っいる人も多いのでは。あるいは、最近では受け入れられつつあるLGBTに関しても、今の憲法では想定していない部分が多々あるだろうから、それらに関しても現行の内容でカバー出来ない場合もこれからでてくるでしょう。勿論、大元の憲法を変更するのか、個々の事例に対応する法律を変更・新設するのか、やり方は色々あると思うけれど、でも全く憲法を変更しなくても構わないと言うことでは無いはず。「改憲反対」と行っているほとんどの勢力は、つまり第九条にしか言及しないけれど、それ以外のことも含めて「改憲する・しない」の判断をしないといけないのでは。それを、知ってか知らずか改憲の話になると九条の事しか言わず、戦争という部分にのみフレームアップさせて恐怖心を煽る行為こそ恥じるべきでは。そう言うことも含めて、何が今必要で何が不要になるのか、と言う事をちゃんと冷静に考えることが一番必要なはずだから。

最近のこう言う憲法に関しての意見や議論を見ていると、もう何か感情的な発言が多くなってきていて、本当に冷静に考えて行っているのか凄く疑問。ある意味、宗教みたいな感じですよね。特に共産党とか社民党が入れ込んでいるのは、何か昔のオウム真理教が占拠にでた時みたいなデジャヴを感じてしまいます。本当に必要ならば、ちゃんと議論を尽くせよ、言うだけなら誰でも出来るぞ、というのがほとんどの国民の気持ちじゃ無いかと。

と言うか、今の国民の最大の関心事は「経済」ですよね。やはり経済が上向き、収入が増えることが一番の希望。今、例えば中国が責めてきているとか、何処かからテロ行為を仕掛けられているとか言うならまた別ですが、そういう兆候はあるものの、まだ現実的な事象が発生していない以上、議論は続けるべきだけど、優先順位はトップでは無い。今は、まずは国民生活の肝である経済の話しを、選挙の争点としては言うべきじゃ無いだろうか。それを出来ないのが、彼らの弱みではあるけれど。

2016年5月3日

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

2020東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムのパロディー。いゃ、最初に今回きまったエンブレムを見た時に、特に左側のオリンピック用の市松模様を見た時に、私も「あのドーナツに似ている」と思ったのは事実。実際に目鼻口を入れてみたら、まんまそのまま(笑)。

で、上手いことにパラリンピックのエンブレムにもはまりますよね。しかも、イメージとしてのもふもふ感は変わらずに、でも共通性も感じられるし、なんと言ってもジョークとして秀逸。これ、単なるパロディーで終わらせるのでは無く、中にオモチャとか縫いぐるみとか、是非具体化商品化まで進めてほしい。作者さんはほんの冗談のつもりで作ったみたいですけど、本家とはまたちがった魅力が生まれている気がする。こう言うものをさらっと受入で、「ふふっ」と笑いに買えることが出来たら、これまでとは違った、オリンピック・パラリンピックになる気がする。子供向け商品には、是非こちらのエンブレムを使って欲しいぞ(結構真剣)。

迷惑な通知

アメリカでの天気予報の放送中、突然背景にWindows Updateのパネルが表示されてしまったトラブル。ここまで大胆な事は珍しいのだろうけど、時々空港の情報パネルとか、ホテルの案内板で、ベースにWindowsを使用していると、エラー表示がでていたり、酷い時にはBSODの画面で死んでいる時も。酷い時には、何か再起動を繰り返している画面に遭遇したこともありましたねぇ。

少し前だと、こう言う区込み系に使用する場合には、Kernelだけにしたような軽い状態で使うことが多くて、だからBSODとかテキストベースでのエラー画面は出ても、こう言うアプリ系の警告画面が表示されることは無くなりましたが、Windows2000位かなぁ、OSの上でアプリを動かして、通常のWindowsのように使用するようになったのは。だから、こう言う場面にも結構遭遇することが多くなりました。でも、やっぱり恥ずかしいですよね。Microsoftとしてもそうだけど、それ以上にそのシステムを開発した会社とか使用している会社とか。こんなの、二画面表示にして、使用する画面には特定のアプリ画面飲み表示するような制限をすれば良いだけで、それはそんなに難しいことでは無いと思うけれど。

この番組では、キャスターが機転良く乗り切ったようだけれど、こう言う場合何か保証とか請求するんだろうか。まぁ、それを許してしまうと、Microsoftのほとんどの売り上げが消えそうな気がするけれど(笑)。

やっぱりHiltonのサイトがおかしい

つい先日もHiltonのサイトがおかしい何て言うことを書きましだ、やはりここ数日調子が悪い。トップページからログイン使用とすると、「ご免なさい、今トラブってます」みたいな表示が出てログイン出来ない。最初は、丁度週末に経験したので、週末のメンテナンスかなと思っていましたが、その後も一向に改善しない。まさかUSもG.W.休みでメンテナンスがホールドされているわけでもあるまいと思いつつ、暫く様子を見ていましたが、昨日たまたまIEで試してみたところ嘘みたいな問題無くログインできました。因みに、私はいつもはChromeを使っていますが、Firefoxでも同じようにトラブルが表示され、今のところIEのみでアクセス可能。これは別マシンでも同じだから、どうもChrome/Firefoxとの相性なのか、あるいはIEに特化したのか...

Googleでサーチしてみても、特に問題になっていないようなので、多分に私の環境に問題が有るんだろうけど、特にAdd-inを入れているわけでも無いし、拡張機能なんかも使っていないし、ほとんどデフォルトでインストールしてそのまま使っているだけによく分かりません。まぁ、Hiltonのサイトにそう頻繁にアクセスするわけではないけれど、やはりその度に意識しないといけないのは不便。うーん、そのうち自然解決してくれると嬉しいのだけれど。

2016年5月2日

これも小泉節かなぁ

産経新聞に掲載された、小泉元首相と産経新聞論説員の対談。多分実際の話はこの何十倍も長かったのだろうけど、なかなか面白い内容だなと感じます。冒頭で話の掴みとして、日本語では「エネルギー」に相当する和訳が存在しないという話しが出てきますが、これは一寸誤解があるのでは無いかという気がします。今の外来語を日本語に本区訳したものは、多分多くが明治維新の頃に創造されたものだと思うのですが、その当時には「エネルギー」と言う今の意味での言葉は無かったのでは。例えば「燃料」という言葉はあるわけだし、その素材と言う意味では、個別に「油」とか「瓦斯」とか言う言葉はあっただろうから。多分戦後くらいに入ってきた新しい言葉は、そのままカタカナ語にして外来語として使うようになってきたから、日本語でも「エネルギー」であって、逆に感じしか表記文字が無い中国では、音を当てて書くか、「能源」のように意味を当てて表現するしか無いわけですからね。

原発ゼロに関しては、相変わらず持論を展開している小泉氏ですが、その気持ちは分かるけれどそこに至るまでのピジョンと言うか、筋道が見えない以上個人的には賛成できない。その代替手段を聞いてみても「日本の技術なら出来る」みたいな精神論しか還ってこないし。また、判で押したように原発が無くても既存の発電設備で間に合っているとは言うけれど、一度は止めてたいた老朽化した設備を無理をして使っているわけだから、いつトラブルが発生するか分からない。安全係数がどれだけあるのか不明なわけですよね。さらに言えば、原油価格も下がっているから輸入に頼るエネルギーでもなんとか価格情報が押さえられているけれど、これが以前のように1バレルUS$100なんていう時代だったら、多分電気代だって今の何倍もかかるかもしれないし、日本の経済だって今以上に悲惨だったはず。原油価格下落という「追い風」という幸運が無ければ、決して今の状態だって生まれなかったでしょう。

当時は「劇場型」と言われた小泉氏の政治手法ですが、逆に最近のSEALDsとか民進党共産党等の方が、それに近い方法で訴えかけようとしている印象があります。当時は散々小泉氏の「郵政解散」を批判していたけれど、今は「安保法制解散」のような選挙活動をしようと彼はしているわけですからね。まぁ、初戦勝てば良い選挙何てそんなものかもしれないけれど、でも納得いかない部分もあります。

この対談をざっと見て、一寸安心したのが、引退したとは言えまだ小泉さんはまともだなと言う事。それに引き替え、あれとかあれはどうしようも無いとしか言えないのは何とかして欲しいところですけどね。小泉さんの主張にも、賛成できないところ納得できないところはこの短い対談記事の中にも散見されるけれど、それでも取りあえずは何故とかどうやってと言うような部分は感じられるだけはまともなのかな、と。それが、衰えたとは言え「小泉節」の本領なのかもしれません。そういう健全な反対意見、批判があれば、本当の意味で暴走とか独善というものが押さえられると思うんですけどね。なかなか、そこまで考えている人、出来る人は少ないんじゃ無いだろうか。

都合の良い時の円高

日本経済はG.W.の中休みに入っていますが、海外ではその間もドル安円高が進行していて、G.W.直前の円ドルレートは、US$1=106.29となっています。個人的には、US$1=100円位が均衡値店で、US$1=90円を切ったら「円高」、=120円より上がったら「円安」かなという感覚なんですが、よくよく考えてみたら4~5年くらい前にはUS$1=70円台まで上がったわけで、それを考えれば今のレートが「円高」かちょっと疑問を感じます。

一般的に円高・円安を実感するのは、やはり外貨で買い物などをして日本円で請求された時でしょうか。ふと思い立って今週末に行く予定のシンガポールドル(SGD)と日本円のレートを見てみたら、いつの間にか1SGD=80円を切っていて、79円位になっている。SGDの場合、円安の時には1SGD=90~100円位の時があって、そうで無くても高いシンガポールのホテル代が、ますます割高に感じたものです。大体、80円台の中ぐらいが「普通のレート」という感覚があるので、80円を2円程度でも切っていると「安い!」という印象ですね。だからといって、シンガポールで爆買いする予定は無いけれど(笑)。

経済に詳しいわけでは無いけれど、円高よりは円安が好ましいというのが一般的な印象でしょうか。つまり、輸出産業が追い風になるのが日本にとっては良い事だと。でも、日本の経済を見ていると、決して輸出型の国では無いし、確か全体に占める輸出の割合は20~30%位じゃなかっただろうか。イメージ的には半分くらいという感じで、かなりビックリした記憶があります。それに、バブル崩壊以降日本企業はコストダウンのためにどんどん海外に製造工場を移転していて、それが2000年代の円高の時には加速されていて、今では海外でのビジネスは直接日本から出ていく物は少ないのでは。最近の円安傾向で、国内製造に回帰している傾向はあるものの、それって黒内障費用の製造物を輸入では無く国内製造に切り替えて流通コストをカットすることが目的だろうから、輸出産業拡大とは違います。逆に円高のお陰で、エネルギーの輸入等では恩恵があるわけで、それを考えると現状くらいのレート状態が一番バランスが取れているんじゃ無いだろうか。どちらかというと輸入物が多いPC関係のパーツなんかもこの円高の恩恵を受けるわけで、個人的にはありがたいことの方が多いのでは。

経済全体から見ると、理想的なレートというのはあるんだろうけど(IMFの資産だとUS$1=102円位が均衡レートだとか)、どんどん複雑化していきグローバル化していく今の世の中、一国の為替レートだけ見て判断するような時代でも無いと思うんですけどね。ビジネスをするなら当然のように、リスク分散で生産拠点を複数箇所持っていたり、製造する部材を分けていたりすると思うんですが、それらを上手く配置して計画して一番コストダウン出来るように臨機応変に対応していくのが今の時代は必要では。ある意味日本人がどちらかというと苦手な仕組みじゃ無いだろうか。日々の為替レートの変動に一喜一憂するよりは、もう少し長いスパンで広い視野で更に先のことを見ていかないと、これからの時代では生き残れないなと再認識しています。