2016年4月12日

人の振り見て我が振り直せ

民進党の合併は、旧民主党と旧維新の党の2党合併だと思っていたら、旧みんなの党の一部も合流していたんですね。で、既に政党として無くなっているので、こんな話しも出てくるんだ。少し前に、鈴木宗男氏の娘である鈴木貴子氏の離党の時には比例選出議員は離党する時は辞職するべきだと言っていたのに、自分達の時には「特例、超法規的措置」を発動するわけですね。先日の「ガソリン山尾会見」の時もそうだけれど、他党(=自公)の時にはあれだけ追求しているのに、自分達には大甘な裁定をして、それで良しとするこう言うところが、国民からの支持が得られない最大の理由の一つだよなぁ。日本にアメリカのような二大政党制が生まれない理由は多々あると思うけれど、その一つがこう言うダブルスタンダードというか、身内への対応の甘さが何処にでもあることで、結局「何処が良いのか」という比較では無く、「何処がより悪くないか」という比較になり、その時に圧倒的に与党が悪ければ与党は嫌われるけれど、そんなに悪さに違いが無ければ、今までの実績がある分与党が有利になるのは当然。人気狙いで異例の政調会長に抜擢してしまったから、簡単に降ろすわけにはいかないだろうけど、それにしても考えないとね。少し前に、自民党議員の政治資金関連で問題が色々出た時、民主党は「我々は会計士のチェックがある」みたいな事を言って胸を張っていたけれど、あれはどうなったんだろうか。

考えてみたら、別にそれ以外の部分だって、政党活動としてやるべき党規を決める前に合併したり、政策や方向が異なる政党との共闘を進めたり、政党としての生き残りだけが目的みたいな印象。自民党が良いとは決して言えないけれど、でもそれを批判している民進党が自民党よりもクリーンで誠心かというと、そんなに違わないと言う事があらためて分かった今回の話しじゃ無いかと思いますね。いずれにしても、この脱法的行為に関しては、政党助成金の配分も絡んで来るんだろうから、もっとちゃんと見ないと。

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