2016年4月1日

ブーメラン、ブーメラン

待機児童問題で名を上げた、民進党の山尾議員。ところが、今週発売の週刊新潮で政治資金収支報告書での記載疑惑を報じられて、いきなりドタバタ。さらに、この週刊誌での報道前に辻褄合わせで修正していたことも明らかにされてしまい、更に更に以前から噂されていた斡旋利得の話も表に出てきて、一気に立場が逆転。これが普通の一般議員なら、まだ何とか使用もあったかもしれないけれど、民進党結党に合わせて「政調会長」なんていう役職に抜擢されてしまったものだから、幾ら野党の議員とは言え、それなりに対応しないといけない。彼女としては、異例の抜擢で最初は喜んだんだろうけれど、今は逆にそれを恨んでいるのかも。

民進党の中でも、旧民主党は、以前にもいろいろ金銭問題があって、その後会計士を入れてちゃんと監査していると言う事を以前から言っていたのに、この人はそうしていなかったんだろうか。それに、この人、元は検事と言う事で、素人じゃ無いのだし。しかし、政策に関しての調整役の政調会長が、こう言う弱みを知られてしまっては、民進党としても自分達のやりたいことを通しづらくなるから、ますますどうでも良いことで与党を攻撃するようになりそう。

しかし、期待通りのブーメランで、本当にどうしようも無い感じですね。別に全ての政治家が清廉潔白だとは思わないけれど、せめて叩かれてもそんなに埃の出ない人材を選べよと。最も、民主党時代は色々問題があっても、メデイアがほとんど取り上げませんでしたからね。さて、民進党としてはどう言う対応をするんでしょうか。あれだけ与党には厳しい態度をしていたんですから、身内には優しいと言う事は無いでしょうね、そうですよね(棒読み)。

小さな事を詮索するなとは言わないけれど、限られた時間の中で必要な事柄に時間割けば、当然優先順位が生まれるわけだし、週刊誌の記事ネタを使って延々どうでも良いような言葉尻を捉えた発言とか、クイズみたいな質問を繰り返しているなら、もっとやることがあるだろうと小一時間。そりゃぁ、政治資金が不正に利用されていたなら、それは追求しなきゃいけないだろうけど、経済の活性化とか待機児童の問題とか、より優先した問題があるんだから、それを先ず解決する努力をしないと。民進党は、今でこそ待機児童問題の急先鋒のような立場だけれど、あのブログが登場して世間で話題になるまでは、つまらない質問を延々と繰り返していたわけですからね。あのブログが話題にならなければ、今でも漢字の読み方とか質問していたことは確か。そういうつまらないことをしているから、結局は自分に降りかかってくると言う事を、そろそろ自覚してほしい。

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