2016年4月7日

来日4000万人時代

今年の訪日外国人数は2000万人越えは多分確実は、もしかしたら一気に2500万人位迄行くかもしれない。政府としても、2020年までに2000万人という目標をあっさりと更新して、4000万人なんていう数字も出てくるくらい。単純に365日でわると、10万人ちょっとの計算になりますが、数日は滞在するわけだから、数十万人規模で日本の中の人間が増えている計算になります。2000万人だと半分の5万人ちょっと。仮に一週間滞在すると、延べ35万人の外国人が増えている計算になります。この増えた人の多くが、東京とか大阪とか、あるいは有名な観光地に集中するわけで、ソウルと東京なんかだと10万人規模、その他有名どころでも数万人位の人出増加になります。

最近新幹線を利用して感じるのは、今の新幹線通勤を始めた頃(8年前)と比較して、明らかに海外からの旅行者風の人が増えたこと。その中にも、以前は欧米からの旅行者と思われるグループがほとんどだったのが、最近では中華系屋東南アジアからと分かる人達が増えてきています。最近では、大都市のホテル不足が言われているけれど、個人的には例えは新幹線のような幹線鉄道にしても、早晩飽和状態になるんじゃ無いかと言うこと。特に、以前だと、のぞみ号には結構外国人観光客の人の姿を東京駅とか品川駅で見ましたが、最近ではそれに加えて、私が利用する浜松止まりのひかり号とか、場合によってはこだま号も同じような混雑具合になる場合も。多分、のぞみ号の予約が取れなくて、より取りやすいひかり号とかこだま号を利用して、都内から名古屋とか京都とか大阪に移動するんでしょうね。今週初めにに利用した時も、車両後部の座席と背面の壁の間のスペースに、大きなスーツケースが5つ両側におかれて、さらにその外の出入り口のところにも二つスーツケースがあり、以前から書いているように新幹線もN'EXのようなスーツケース置き場見た否設備が必要になるんじゃ無いかと真剣に考えました。元々新幹線は、そういう大きな荷物持ちの移動を想定していないでしょうから(東京-大阪間のビジネスパーソン利用)、今後は車両の改良とか、網棚の大型化とか、改善が必要じゃ無いかと強く感じるわけです。

国際空港のキャパシティーや宿泊設備の不足もそうだけれど、日本の鉄道インフラやその他色々なものが、4000万人、3000万人なんていう訪日観光客対応に間に合わないんじゃ無いだろうか。所謂「爆買い」という「もの」から、桜見物やその他日本の四季等「こと」に観光の興味が移りつつあると言われています。それならそれで、さらにインフラ整備に早めに軸足を移さないと、直ぐに何とかなるものでも無いだけに、結局は観光客も日本人も双方迷惑だけ感じるなんていう最悪のケースにならないことだけを祈ります。

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