2016年3月16日

「民進党」でも嫌われる人達

擦った揉んだの末、旧維新の党が推薦していた「民進党」に新党名が決定。「立憲民主党」「民主党」を推していた旧民主党も、投票に参加した国民の圧倒的な嫌悪感に白旗を揚げた感じですが、その「民進党」にしても以前の党名とさほど変わらない「不評」さ。それは、党名が良い悪いじゃ無くて、その中身である両政党の中身が全く変わらないことに、みんなちゃんと気がついているからなんですよね。政党要項すら摺り合わせされないのに、先ずは外面第一で党名を決めましょうというのは、本末転倒な話。例えば、あれだけ「野党共闘」を言っていて、中心は共産党ではあるけれど、その中にはこの両党も賛意を示していたわけだから、その部分に関して双方合意できるはず。でも、そんな話は全然聞こえてこない。旧維新の党の半分近くは、実は元旧民主党出身で、当時の政策に反対して出て行った人達。そういう意味では、元の鞘に収まるのは良いのかと思うけれど、自民党だってそういう話は結構ありますからね。

今回の合併話は、昨年からでていた話で、決して急に決まった話ではありません。それなのに、今に至っても何も決まっていないに等しい状態で、でも次の選挙のことを考えると合併だけはしたいという、正直都合の良い話にしか聞こえません。そんなところが、国民の意識の低さと注目度の低さを回復出来ない理由何でしょうね。

あれだけ与党を攻撃していながら、その内容の無さに国民の支持は得られず、内閣支持率や与党の支持率は変わらず、同様に野党の支持率も低いまま。そういうところを、まるで見て見ぬ振りをしている「裸の王様」になっていることに、樹がつくのだろうか。いゃ、別に私は民進党も民主党も支持しないので、このまま低迷して貰う方が良いのですが。でも、適切な競争無き場所に新しい物も生まれないわけで、そういう意味ではもう一寸まともな野党が生まれて欲しいのですが。ナゾナゾや難読問題だけが国会の仕事じゃないことを肝に銘じて欲しい。

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