2016年3月31日

SEALDsと日本死ねの違い

そんなもの比較するなと言われそうだけど、何となく似ている事象なのに結果がこれだけ違うという例ではないだろうか。どちらも、一般市民(SEALDsは少々疑問あるけれど)からの声が切っ掛けで、野党が取り上げて大きな話題になり、ある意味社会的なムーブメントになったけれど、その結果はかなり違う。

確かにSEALDsは、今でもデモやったり集会を開いたりしているけれど、彼らが主張するところの安全保障法案が無くなることや変わることは今のところ無さそう。逆に「日本死ね」ブログの方は、政府中心に対策も取られ始めて、まだまだこれからだけれど、すこしずつ前進を始めています。ブログ主の意図は分からないけれど、でも困ったと声を上げて対策が取られようとしている。

内容や方向性、さらには声を上げた主体も異なる自称だけれど、一方は活動はプレゼンテーションは派手だけれど、世間一般的にはもう「旬」の時は過ぎて、飽きられてきている。もう一方は、本人のブログはそれこそ匿名ブログでネットの中に紛れて消えてもおかしくなかったものの、何か一つ引っかかり話題になり、多分こっちの方が扱いやすいと野党側(旧民主党)も思ったんでしょうね、一つの動きとして確立しつつあります。内容としては、国防という国の根幹に関わる問題と、保育という地方自治体の問題の規模の違いはあるだろうし、それ故手の付けやすさの違いもあるでしょう。

一番の違いは、前者のSEALDsは積極的に当事者が前に出てきていて、自分達の主張をするのは良いのだけれど、それが逆に彼らの危うさとか怪しさとか曖昧さとか、逆効果になってきていること。一部メディアでは「普通の学生が」とは言うけれど、普通の学生が学業そっちのけで、あれだけ専業のようにデモやら何やら繰り返す余裕があるとは思えない。それに、言っていることが、支離滅裂とまでは言わないが、何を言っているのか分からない。ラップ調でシュプレヒコールするのが流行らしいけれど、逆に何か訴えているのか歌っているのか分からないから心に染みこまないし。

彼らが何処で間違ったかと考えると、最初からそういう予定だったのかどうかは分からないけれど、変に悪目立ちしていることが、本心かどうかは別にして彼らの主張すること行動することを、ますます胡散臭く感じさせていると思う。仮に彼らが本当に問題意識を持っていて、今の安保法案を変えたい、廃止させたいのであれば、あんなデモパフォーマンスをしている間に、何が問題なのか自分なりの意見を理路整然と説明出来るくらいの勉強をすべきだし、あるいはそう言う主張に共感して貰える仲間を増やすべく、勉強会とか後援会みたいなものをもっと地道にやるべきでは。やたら参加者の数を増やしたり、やたら路上でのパフォーマンスを誇示したり、そういう「力で解決する」と言う事は自らが非難している相手と同じ事だという理解は無いんだろうなぁ。それに、今では大手のメディアだけでなく、色々な媒体や手段でその様子がリアルタイムでネットに流れるわけです。「若者」と言いつつ、結構高齢の集団が入っていたり、何か関係無い垂れ幕やのぼりか多く見られたり、あるいは日本の問題に何で日本人以外の参加者がいるのかとか、逆に疑問点を増やしているだけなんですよね。「日本死ね」のブログ主がそこまで考えているのかどうかは分からないけれど、少なくとも部をわきまえている印象を受けるだけでも、そちらの問題解決をして上げたいという気持ちは沸いてきます。それが大きな違いなんだろうなぁ。

Hubの問題か?

先日発生したANAのシステム障害。原因は、四重のDBを接続するスイッチングHubの問題だったらしい。詳細は記事からは分からないけれど、スイッチングHubで問題が発生した時に、そのインシデントが伝わらずにサーバーが自動停止したというけれど、この記事から読み取れる範囲では「???」な部分が幾つか。

まずHubのトラブルで同期が取れなくなると、データ整合性維持のために自動的にサーバーが停止し、予備機が起動するらしいけれど、その予備機に切り替えるトリガーが、メインのサーバー機の状況ではなく、スイッチングHubからのシグナルで、今回はそのシグナルが発信されなかったので予備機が起動せず、システム停止になったらしい。でも、メインのサーバー本体が停止するような状況になったのであれば、Hubの状況以前に予備機に切り替えるタイミングじゃないのだろうか。予備機の起動トリガーがHubからのトラブル信号だけなのかどうかは分からないけれど、切り替えタイミングの設計が不十分だった気がする。

さらに、四重の冗長化されているDBの同期が取れなくなると自動的にサーバーを停止するデザインらしいけれど、その時点でもDBの同期化に問題が発生していることが分かるのだから、その時点で予備機に切り替えるとか、あるいは同期は出来なくても、メインのDBが利用可能ならば、そこで速度や機能を落としてでも可用性を優先して、暫くは動作させることも可能だったはず。勿論、トラブルの原因がDB側ではなくサーバー側であるなら別の対応が必要でしょうけど。

スイッチングHubって、ネットワークシステム全体のデザインの中で、結構裏方役というか、パソコンで言えばキーボードとかマウス的な「あって当たり前、壊れることは無い」みたいな印象のある存在。昔の、単純に信号を分離するだけの所謂「dumb hub」だと、物理的な信号接続くらいしか故障原因は無かったけれど、最近のスイッチングHubは、それ自体が一つのパソコンというか情報処理機械だから、物理的な呼称以外にも設定ミスやら色々な種類の問題発生確率は買えって高くなったような気がします。勿論、それに合わせて冗長性も上がっているだろうし、品質も良くなっているとは思うけれど、システムの複雑さが増していけばやはり何処かに無理が生まれるんだろうなぁ。

まぁ、トラブル無く失敗無く進むことがベストではあるけれど、大切なのは一度経験した失敗から何を学びどの様に次に繋げるかと言う事。ANAさんには、この経験を十分に生かして、是非耐障害性能の高いシステムに作り上げていって欲しいところです。

事業売却2件

昨日は日本企業の事業売却が二つも決まった歴史の転換期になるかも。一つは、鴻海によるシャープ買収。将来的に予測される負債額が3000億円近いと言う事で破談になりかけたけれど、結局はそれ程大きくないと言う事で両者合意したようですが、鴻海は買収額を1000億円減額。鴻海としては美味しい買収になったんじゃ無いかという気が。いゃ、最初からこう言う筋書きを狙っていたりして。産業再生機構も、もう少し頑張れば良かったのにという気もしますが。

もう一つは、東芝の白物家電事業を中国の美的集団(Midea)に537億円で売却するもの。ただ、映像機器は分離して、本体へ吸収するんですね。人も施設もブランドもそのままで40年利用可能と言う事で、直ぐには何か変わるわけでは無いだろうけど、まぁ先ずは美的集団の製造施設を利用してコストダウンを図って競争力を高めるんだろうけど、そこで品質定期が結構起きやすいんですよね。それまでの工程が変わるから。

勿論、過去にもこの手の買収ビジネスはあったわけで今回が初めてでは無いのだけれど、買収される側の企業が日本でも有名企業トップ企業で有り、そちらのインパクトが大きいですよね。そういうブランドや企業の製品に多少なりにも関わってこれまで生活してきた一人としては、やはり寂しい事は事実。とは言っても、こう言う事はある意味「企業体」の新陳代謝に相当するものだけに、以下に生存競争を勝ち抜くかと言う事でもあります。食料や水野豊富な場所に移動して力を付けると言うのも一つの手出し、呼ぶな部分をそぎ落として過酷な環境でも生き残れるだけの変化をするか、それはその時代のタイミングと自らのやる気しかありませんからね。

今回の様子を見て、日本からどんどん物作りの技術が海外へ流出すると感じるかもしれないけれど、逆に例えばアリスオーヤマとかニトリとかという、これまでは関係無い場所でビジネスをしていた企業が、そういう家電などを作り始めて販売を始めていたりしますよね。つまり、企業発の製品開発・販売が、販売店発の製品開発・販売と、ちょっと消費者に束付いてきているという言い方も出来るのかも。そういう意味で、販売組織が日本に有り日本人の嗜好に合うような製品が提供されるなら、その製造元が何処であろうと実は関係無い。実際、最近の製品の多くは日本以外の場所で作られているわけですからね。「Made in Japan」であっても、その部品やサブコンポーネントは台湾とか中国とか東南アジアというのは、今は普通ですからね。家電製品だけでなく、食料品などもそうだし、その当たりは消費者自身がマインドを変えていかないと行けない。そんな中でも、日本で作る事の高付加価値を訴求でき、それに見合うだけの高価格でも受け入れられる製品だけが国内に残るのは、ビジネスとしての生存競争・進化ですから。

今回売却された組織も頑張って欲しいし、残る側にも厳しい環境があるわけで、どちらが良かったと言う事は余り言えないんじゃ無いかと。結局は5年後、10年後に生存しているものが一番「強い」事になるわけですからね。

2016年3月30日

うざい広告

最近新聞社のサイトとかPC関係のサイトなどを見ていると、突然動画の広告が挿入されて再生が始まります。多くはdocomoのdビデオの広告だけれど、それ以外にもNortonだったり、色々種類はあるみたい。各媒体なり企業が利益追求のために工夫している証拠なので、そういう広告が掲載されることに全く異論は無いけれど、個人的にカチンとくるのが、その表示方法。以前は、画面の途中にこれらの動画広告が挿入されていて、マウスオーバーで再生が始まったりします。それはそれでまたうざったいけれど、それでもその画面上にカーソル移動させなければ良いだけだからまだまし。

最近多いのは、突然何も無い場所に動画広告が挿入されて、それに合わせて動画からしたのが面が下にスクロールダウンしていくこと。たまたま読んでいる途中なんかだと非常に頭にくる。で、スクロールダウンした部分を読もうと画面をスクロールしていくと、今度は動画広告が終了するとそれが閉じ、逆に下がった部分がスクロールアップしていく。この時に、今読んでいる部分が画面上に消えてしまうことが度々。だから、またスクロールアップしなきゃいけない。

まるで読者をからかっているような仕込みです。少なくとも、動画広告を挿入して画面を下げたのであれば、再生が終わった時点で画面を固定して欲しい。何でこんなデザインにしているのか、その広告に対しても、そのサイトに対しても、ユーザーとして信頼感もロイヤリティも無くす行為だと思わないのだろうか。効果的に広告を掲示するために色々工夫することは勿論良い事だし、それはどんどん屋って構わないと思うけれど、何をしたらユーザーが注目してくれるか、もっと真剣に考えて欲しいところです。

ANAからUAへのマイル登録

先週末の羽田-台北のフライトマイルが、UA MPのアカウントに登録されました。土日のフライトだったからか、土曜日のHND-TSA分が29日に、日曜日のTSA-HND分が30日に登録。多分システム的にはUS時間だろうから、それぞれ一日前と言う計算になるんでしょうね。UAとCOが合併した頃は、まだシステムが安定していなかったのか、もっと長く一週間近く時間が掛かったように記憶しているんですが、まぁそれに比べれば早くなったと言えますが、以前の旧UAの時代は、確か週末とか関係無く翌日には登録されていた気がします。

で、その内訳ですが、今回購入したHND-TSA往復のチケットは、ビジネス最安値のPクラスのもの。通常Zクラスでも20万円以上するところ、8万円位でしたからかなりお得。これをANAのAMCに付けると75%しかマイル獲得されませんし、Premium Pointもその1.5倍とかなりコスパが悪い。PPなんて、往復してやっと羽田-沖縄の片道分位にしかならない。でも、これをUA MPに登録すれば、Pクラスと言えどもUAではPQMが2倍換算されますから、PQM獲得を目指す自分にとってはかなりお得。基本マイルが1303マイル。ここにUAの場合はビジネスクラス利用で150%のボーナスが尽きますから、得点マイルは片道で3258マイル、往復で6516マイル。一番肝心なPQMは、1303マイルの倍で2606PQM。往復で5212マイル。目標であるUA MP 1K達成のために必要な10万PQMの1/20ですけど、貴重なPQM獲得です。

以前と比べて、頻繁に日米韓のフライトをする余裕は無くなり、でもUA MP 1K維持はしたいということで、今年から適用になった、クラス別の適用率は最大限に活用したいところ。そういう意味では、ビジネスクラスのPクラス利用が一番効率よいわけで、今回はそれを利用しました。UAの場合、近場の路線が少なくなってきてしまいましたからね。唯一残っているのはグアム線で、こちらは台湾よりも少し長い1,558マイルで、チケット代も代替10万円前後、安い時にはビジネスで6万円台なんていうのもあるので、一番利用し甲斐があるところ。今回は、それに近いコスパで取りあえずマイル獲得出来ました。

ANAの場合、使いやすい近場の路線も多いし、便利ではあるんですが、UAのライフタイムマイルがなかなか増えないので、今後はちょっとUAの運航路線を責めようかなと思案中。でも、国際線はANAの方が良いんだよなぁ、いろいろな意味で(笑)。今、TYO-NYCのPクラス運賃のキャンペーンが出ているので、今それを狙っているのですが、悩みどころです。

MRJ、秋には量産体制に

難産の末離陸したものの、そこでまた納期が延期になったMRJ。それでも、流石にそれが最後の延期何でしょうね、この秋からは量産機の最終組立が始まるという記事。記事の中では、試験飛行で、最高高度は35,000feet (約10,500m)、最高速度はマッハ0.65(時速約450km)を記録していると書かれていますが、速度はどちらかが間違っているのでは? マッハ0.65なら時速は約800kmだし、時速450kmであれば、マッハ0.36位ですし。多分、マッハから時速換算の計算が間違っているんでしょうね。MRJのスペックを見ると、運用速度がマッハ0.74(時速914km)、最大運用速度がマッハ0.78(時速963km)となっていますから、多分それに近い速度が出ているんだろうと。

量産機の製造が始まると、ローンチカスタマーのANA塗装機になるだろうから、年末くらいにはその機体がメディアにも登場して、来年にはその量産機での試験飛行の様子なんかも、露出してくるようになるんでしょうね。B787は、量産開始されてからもバッテリーなどの問題が出てきて一寸ケチが付きましたが、MRJももう厄払いして大きなトラブルは出ないで欲しい。量産組み立てでまた強度不足とか何かの問題で、納品がまた延期されるなんて言うことになったら、流石にもうダメだろうし。

組み立てラインは月産10機のキャパが有ると言う事は、単純計算で年間120機の製造が可能ということ。今は、確か確定で230機位で、オプションで170機位ですから、順調にいけば2020年位には今のバックログが代替はける計算になります。実際に商業運航が始まり、その良い点が周知されれば更にビジネスとして大きくなるんだろうけど、そうなると月産10機の体制も拡張しないと行けないだろうし、さらに今の機体の大型化とか改良も並行して進める必要もあるでしょうから、ますます大変になりそう。先ずは今のMRJ-90を100人クラスに拡張することだろうけど、もう人クラス上の大型化も2020年頃には目処を付けて欲しいですよね。まぁ、その前にちゃんとトラブル無く量産機を製造・納品して、しっかり商業フライトビジネスを始めることが最優先だけど。

2016年3月29日

NTTデータがDELL Service買収

今月初めに話題になった、NTTによるDELLのサービス部門買収の話。やっと正式に決まったようですね。NTTデータが、約30億ドルちょっとでDELL Serviceを買収して、今後北米エリアのビジネスに力を入れるみたい。DELLは、巨額買収となったEMC買収の資金調達で苦戦しているようですが、こちらは670億ドルも超巨額買収ですから、今回の30億ドルでは雀の涙程度にしかならないような。

今の為替はUS$1=110~115円位で、昔のUS$1=140円前後の頃から比べれば円高で、こう言う海外M&Aにも旨味はあるんだろうけど、一寸前のUS$1=80~75円なんて言う時代からみると、相当の円安ですからね。でも、あの頃そんなに海外買収が話題にならなかったのは、やはり極端な円高で日本企業の体力が疲弊していたから何でしょう。個人的には、US$1=100円が一番最適なレートだと思うけれど、それにほぼ近い円安傾向の今は、それなりに体力も回復して、且つ海外企業買収する意欲も沸いてくると言うことなんだろうか。

まぁ、立場が変わって、円安元高を利用して、中国企業が日本企業や、同様の状態の海外の企業を買収していますが、日本も知らないうちに中国資本が日本企業の株式を席巻している時代になるかも。と言うか、彼らの場合は表に分からないように裏から手を回して、隠れてどんどん地位を確立していきますからね。上手く利用して、Win-Winになるのなら良いけれど、そういう争いの時代をしぶとく生き抜いてきた相手と、ノホホンと平和な島国で暮らしてきたこちらでは、花から勝負は分かっているような気が... 日本人も、良くも悪くももっと「悪賢く」ならないと、これからの世界では生きていけないでしょうね。それは一度でも外に出手仕事をしてみるとよく分かる感覚だと思います。「性善説」では無く「性悪説」で動いている世界で仕事をすると言うことを肝に銘じないと。

民進党

旧民主党と旧維新の党が合併してスタートした「民進党」。奇異を衒う名前を良しとするわけでは無いけれど、あれだけ色々あった両党の新しいスタートを目指すにしては平凡な響きの名前だなと言うが第一印象。次に気になったのが、少し前に大々的に準備した旧民主党の政党ポスター。作ったけれど自虐的な内容に掲載するのをためらった人が多いという話も聞くけれど、あっと言う間に紙くずになってしまった。

とある調査では、この民進党の政党支持率は、合併前のそれぞれの政党支持率の合計よりも下がったと言う事で、やはり世間の人達ははちゃんと見ているなと感心しました。代替、中身はほとんど変わらず、党役員もほぼそのまま。上着を買えただけで、「新しい人間になりました」と言いたいのだろうけど、その買えた上着もこれまでと余り変わらないデザインの物では、他人の目が変わるはずも無いでしょうし。

新政党のお披露目の席では、あのSEALDsの奥田氏を来賓に招いてスピーチしたようですけど、その「仲間」のはずの若者層からは、増税はの民進党に早くも裏切り認定されているようだし。まぁ、政党側も政党だけれど、自分達が支持している政党がどう言う政策を謳っているのか、事前にそれ位は調べたら、と小一時間。野党が再増税反対を唱える中、民進党は「相手に塩を送ることになるから、増税反対派慎重に検討する」なんて言っているわけですからね。もう一つの待機児童問題、保育士問題ですが、これって以前も書いたように二つの問題があるはず。一つは、待機児童の多い少ないに地域性がある以上、短期的な対策として、まずは児童数の多いところから手を付けて待機児童を出来るだけ減らして、その上で抜本的なしかし時間の掛かる中長期亭な対策を取るべき。もう一つは、給料の安さを言われる保育士だけれど、それってどうやら認可保育園と未認可保育園での給与格差が大きな問題。一律に保育士の給与を上げるのでは無く、先ずはその格差を縮めることを考えないと。だって、認可保育園の人には、標準以上の給与が与えられているとのことですからね。その上で、保育士という大変な仕事に見合った、底上げとか、資格取得による手当の増額とか、全体的な底上げを考えるべき。そう言うことを考えずに、短絡的に「一律5万円アップ」とか言っちゃうところが、この正当の昔からのクセというか未熟なところでしょうね。

先ずは今の国会、そして参議院選挙と繋がるだろうけど、それまでにもう少し国民が納得できる政策提案をしていかないと、1+1がマイナスになりかねないでしょうね。でも、政党名が変わっても、表に見える顔ぶれが相変わらずの人達では、多分期待感も良くてこれまで程度、普通なら下がるというマイナス効果しか生まないと思う。個人的には、日本にはアメリカのような二大政党制は馴染まないと思うけれど、だからといって自民党・自公が巨大勢力で存在しているだけでは、以前のようにどんどん腐敗していくことも経験をして分かっています。政権交代は無理であっても、国民の支持が高くなるような、ちゃんと言うべき事を言い、出来る事をどんどん実行する、野党の存在が本当に必要ですよね。今なら、まずは経済対策だろうし、どう新しい経済の仕組みを作り上げていくかを考えなきゃいけない時なのに、何故かやたらと補助金とかベースアップとか、目先の今年か言えない政党では、結局自分達におはちが回ってこないから無責任に好きなことを言えるという態度にしか見えない。それで、棚ぼたで政権が転がり込んでくると、それまで言っていたことはやらずに知らんぷりするわけですからね。だから信用されないと言う事を、まだ分からないんだろうなぁ。

HND-TSA/-HND (5) - もう帰国

いつものように弾丸旅行なので、翌日はもう帰国日。フライトは13:30発のNH852便。この台北・松山空港は、モバイル搭乗券も使える空港なので昼前に空港に着けば、手荷物だけですし十分間に合います。MRTの乗換「忠孝復興」駅にある、太平洋SOGOで買い物でもしようと思っていたので、11:00頃にチェックアウトすると、ぶらぶらと忠孝東路沿いに歩いて向かうことにしました。距離的には2kmちょっとなので、ゆっくり歩いても30分は掛かりません。

お昼近くの時間帯になり、乗換駅でもあるので、結構混雑しています。ここでざっとそごうの中を見て、「まぁ、こんなものか」と納得して、そのままMRTで空港へ向かいました。空港では、まず自動チェックイン機で念のためボーディングパスを印刷し、その後セキュリティチェックと出国審査。台湾って、出国時にも顔写真と指紋認証をスキャンするんですね。これにはちょっとビックリ。心配した指紋認証も、今回は5~6回のリトライで認識されたようです。この後、空港のVIPラウンジへ行きましたが、混雑時間帯だったか、ほぼ満席状態。私は運良く向かい合わせのテーブル席を確保できましたが、その後暫くすると、中のスタッフが相席をあちこちにお願いしていました。

ボーディングパスには、モバイル搭乗券には、「搭乗開始13:00、出発13:30」と記されていたんですが、印刷されたボーディングパスには搭乗開始13:15となっています。一応国際線だから、15分は無理でしょうと思い、もしかして遅れるのかなと心配しながら13:00少し過ぎに搭乗ゲートに向かうと、やはり羽田からの到着便が遅延していて、搭乗開始は13:25からとなっています。結局搭乗開始はこの予定通り13:25からで、ドアクローズは13:50頃になりました。元々の予定で羽田到着が17:45でしたから、18:00過ぎかなと思ったら、機長アナウンスで復路は西風が強いので背中を押されて当初の予定よりも10分程早着になるというアナウンス。エアショーの情報でも、フライト時間は2時間10分とか表示されます。沖縄から戻るのと変わらないじゃん。

実際、機内で飲み物を配布し、食事を配布して、それらを片付ける頃には、もう伊豆半島沖の大島あたりを回り込んでいるところでした。どこから進入するのか、そのタクシングで時間が変わるので心配しましたが、真っ直ぐにA滑走路のRW34Lにダイレクトに進入してタッチダウン。予想よりも早く17:15頃に到着し、そのまま左に尤度朗に抜けると、国際戦ターミナルの114番ゲートに入りました。元々17:45の到着で、それに合わせて品川発19:10の新幹線を予約していましたが、これだともう一つ前の18:10のひかり号にも間に合いそうです。このゲート、丁度入国審査場の直ぐ横で、中に入ると日本人向けのブースには何処も数名が並んでいる状態。一瞬迷いましたが、真っ直ぐ自動化ゲートに向かい、パスポートと指紋認証で通過します。今回は結構早く指紋を認識してくれました。荷物は預けてないので、そのまま税関の女性スタッフに税関申告書を渡して外に出ます。

その正面が京急の改札ですから、少し急ぎ足で抜けると、エスカレーターで地階のホームに向かいます。運良く、17:33の品川方面駅が入ってくる前でした。これで余裕で品川で一つの前のひかり号に間に合いましたが、指定席は混雑していて取れません。まぁ、ゆっくり還りたいからと、EX-ICのポイントを使ってグリーン車を予約して、帰路につきました。

台北で20分以上遅れた時には、をぃをぃと思いましたが、それでも30分近く早着してくれて助かりました。でも、あれで定時出発していたら、1時間近く早く到着することになるんだけど良いのか? まぁ、この日はよほど西風(追い風)が強かったのかもしれませんが。

久しぶりの台湾(台北)は、やはり楽ですね。印象がシンガポールと似ていて、MRTや街中の雰囲気もそっくり。やはりアジア圏では、シンガポールと台湾が一番ですね。次は5月のシンガポール行きだけど、その前4月にも何処かに行きたい気分です。でも、すでにAMCの国内線修行の予約を目一杯いれているので、余裕は無いのだけれど。しかし、久しぶりの国際線フライトで、どうも飛びたい病に火がついてしまいました(笑)()

2016年3月28日

Sheraton Grand Taipei Hotel

2013年以来2回目の滞在。チェックイン可能な15:00頃にチェックインしたんですが、SPG Platinum特典でSuiteにアップグレードしてくれたのは良いけれど、まだ部屋の準備が出来ていないと言う事。そこで、じゃぁクラブラウンジで待たせてよと聞くと、快諾。準備が出来たら連絡するからという男性スタッフの声を聞きながら、17Fのペントハウスにあるラウンジへ向かいました。

入口では、日本からと思われる家族のグループが何やら電話をしながら話をしていますが、私が入るとフロントから連絡が行っていたらしく、直ぐに「中へどうぞ」と案内されます。エレベーターで移動する数分の内にちゃんと申し送りが出来ているのは対したものです。

ラウンジは午後のティータイムでしたが、缶ビール(一番搾りがあった)と簡単なカナッペみたいなお摘まみがあったので、それを飲みながら食べながらメールチェック等して待ちました。ところが、30分過ぎても、1時間過ぎても案内が来ない。以前も別のホテルでやはり同じような状態になり、その時も2時間近く待たされたので、更に待ちましたが、そのうちに17:00からのカクテルタイムが始まり、17:30からはオードブルの提供も始まり、それらを飲みがなら食べながら更に待つことに。ここのラウンジは、隣に厨房があって、そこから調理して出してくれるので、種類も豊富だし結構美味しいと思います。で、流石に18:00過ぎで待ちくたびれたので、ラウンジ受付に行くと、丁度カードキーをプリントしているところで私の顔を見るなり「お待たせして申し訳ありません、準備が出来ました」と。タイミングが良かったのか一寸疑問ですが、やっと鍵を貰って部屋へと移動しました。

部屋は二間のスイートタイプ。広いベッドは、縦横どちらに向きに寝ても大丈夫なくらいの広さ。部屋には、入口横と奥のベッドルーム横二箇所にトイレが設置されているんですが、どちらもTOTOのウォシュレット対応で、それだけでも日本人には得点が高いです。バスアメニティ類も、日本のホテル以上に充実していて、これもかなりの高得点。ただ、この時の宿泊レートが、最安値でも7000NTD(Tax込みだと8000NTDちょっと)と、少し高めなのが玉に瑕。

部屋には行ってやっと一息ついたところで、ラウンジでちょっと飲み食いしていたんですが、今回は是非中華を食べたいと思って来ていたので、B1Fの「ドラゴン」という中華料理のお店へ。ほぼ満席状態でしたが、ちょうど二人掛けのテーブルが空いていて、直ぐにそこに案内されました。

最初は点心だけた飲もうかと思ったんですが、余り種類が無くて同じようなものばかりだったので、豆苗のカニ餡掛けと、牛肉のXO醤炒め、さらにやはり点心も食べたいと、トリフュ入りの物三品とワインを頼みましたが、やはり料理は2~3人前くらいの量が有り、食べきれずに残してしまいました。でも味付けは自分好みで、機会があればまた来てみたい感じでした。

もうお腹はぱんぱんになって部屋に戻り、胃薬を持ってこなかったことを後悔したくらい。翌日の出発はお昼過ぎなのでゆっくり寝られるのが幸いでした。

翌朝の朝食は再びラウンジへ行きましたが、まだ前日夜に食べた物がお腹に残っている感じで、フルーツとかを少し食べたくらいでした。朝だけで無く、機内食もそれ程食欲が沸かず、帰宅途中に取った夕食も申し訳程度。結構お腹に来ました。

いろいろ試してみたいとは思うけれど、迷ったらここで良いんじゃ無いかという感じのホテルです。日本人の利用が多いのか、新聞も日本の朝日新聞とか用意されているみたいですしね。MRTの駅直近だし、台北駅にも徒歩15分位で行けますから、アクセスも抜群ですし。お気に入りのホテルの一つになりました。

HND-TSA/-HND (4) - 台北市中をぶらぶら

台北の松山空港に到着し、混雑する入国審査を抜けて外に出たのが13:00過ぎ頃。台北、沖縄よりも南だから暑さを覚悟してきたんですが、涼しい。薄手の長袖シャツでは寒いくらい。日本を出るときに着てきたブルゾンを羽織って丁度良いくらい。暑さに慣れている地元の人などは、ダウンジャケットとか結構厚手のコートを着て歩いているくらいですから。風がちょっとあったので体感記憶は15~6度いう感じです。そんな中、空港駅からMRTで、当初の予定通り台北101を目指すことに。

空港に接続しているのは1番(※台湾のMRTは線名とは別に番号が付けられていて外国人にも分かりやすいような分かりにくいような)の文湖線。ここから南(動物園方面)にまずは向かいます。3駅目「忠孝復興」で、5番の板南線に乗り継ぎ。これが高架駅から地下深くの駅への乗換且つ混雑していてちょっと時間が掛かりました。ここから、南港展覧館方面行きに乗り換えて「市政府」駅で下車。風は強いけれど、丁度気持ちが良いくらいの気候の中、台北101の高い建物の様子を見ながら散歩がてらに移動しました。

もうすぐに目に入り高い建物。台湾も、日本同様地震を心配してか、高層ビルが密集しているようなことは無いので、尚更目立ちます。ゆっくり15分位歩いて建物の根本に到着。今回は、この地上階付近に入っているショッピングモールを見ることに。中に入ると、土曜日のお昼過ぎと言う事で結構混雑していました。地下は2F位かな、地上階は5階位まである、途中吹き抜けなんかもあるかなり綺麗なモールで、有名店もこれでもかというくらい入っています。まぁ、台湾も物価が高いし、そうで無くても円安傾向でレートが悪いから、最初から購入予定は無くウィンドーショッピングだけの予定でしたが。お昼も大分回って、小腹も空いたので軽く何か食べたいなと思い、B1Fのフードコートに降りたんですが、ここはテーブルが全て埋まるような混雑状態。さらに換気が悪いのか、販売している料理の臭いが充満していて一寸私的にはダメな空気でした。で、そんな混雑するフードコートをウロウロしていたら、「MRTこっち」という表示があります。「あれ、結構市政府駅からあるいたのに」と思ってそちらに向かうと、板南線ではな、2番の淡水信義線の「台北101/世覧(World Trade Center)」駅がありました。路線を見てみると、ホテル一つ手前の「台北車站」駅まで行くようなので、そのまま乗車して台北駅へ向かいます。

実は、台北駅の近くにもモールらしい施設があることを事前に調べていたので、そこにも行ってみようと思っていたから丁度良かったところ。台北駅に到着すると、ここは東京駅の地下街のように、隣りの駅まで続く地下街が幾つかあるんですね。今回初めて知りました。ただ、多分後から無理に接続したんでしょう、区画と区画の間に階段があったりして、ちょっと移動しにくい。さらに、駅に直結したQsquareというショッピングビルみたいな場所もあり、何となく開発方式が東京駅周辺と似ている雰囲気です。

ここの地下街やモールも一寸ぶらぶらしてみましたが、地下街の方は一寸古い感じで地元のお店が並ぶという感じですし、モールは逆に対象年齢が20代30代という感じで、どちらも自分には余り合わないなと言う感じ。で、そろそろチェックイン可能な15:00頃になったので、そのまま一駅分歩いてホテルへ向かいました。

ホテルでチェックインすると、何とSuiteへアップグレードしたけれど、まだその部屋が開かないと言う事。そこで、じゃぁ部屋が準備出来るまでラウンジで待たせて貰えると聞と、勿論問題無しということでペントハウス(PH)のラウンジへ移動。一寸感心したのは、フロントの男性スタッフからラウンジの女性スタッフにエスカレーターで移動する間に申し送りが出来ていて、私が名前を告げるとちゃんと理解してくれました。

ラウンジに入ったのが15:30頃で、アフタヌーンティータイムでしたが、ビール(一番絞りがあった)と簡単なお摘まみみたいな物があったので、それらを摘まみながらメールチェックとかして時間を潰します。ただ、30分過ぎても、1時間過ぎても何の音沙汰なし。そのうちに、17:00からのアルコールタイムが始まり、シャンパンとかワインとか並びだし、さらに17:30からはオードブルタイムとなり、色々食事も出てきます。このラウンジ、横に結構広い厨房施設が有り、そこで作って出してくれるのでかなりポイント高いですし、ヌードルをその場で茹でて作ってくれるコーナーも。軽くワインとか飲みながら摘まみながら時間を潰していましたが、流石に18:00過ぎになり、「忘れられていたかな」とラウンジ受付に行くと、入ったときの女性スタッフがカード機を準備しているところで、私の顔を見るなり「遅くなって済みません、やっと準備が出来ました」と言ってくれました。本当かなと思いつつも、やっとゆっくり出来ると部屋へ向かいました。(続く...)

2016年3月27日

HND-TSA/-HND (3) - 出発当日

羽田発09:20という、少々早いフライトの当日。ホテルでの朝食バイキングよりは睡眠時間を優先して、ぎりぎりまで寝ているつもりが、02:00頃には目が覚めてしまい、その後も少しウトウトしただけで05:00過ぎになり、諦めて起きることに。朝食も摂らずに、羽田空港へ向かいました。空港の国際戦ターミナルに到着したのは朝の07:30頃でしたが、3Fの出発フロアはかなりの人でで混雑していました。こんな時間なのに、フライトが集中しているんでしょうね。今回は預け入れ荷物は無いので、3Fに上がると直ぐに保安検査場を抜けることに。ここで、金属物を全て外してX線のゲートを通過したのに、何故か引っかかってしまいました。今治療して入れている銀歯が反応したんだろうか。久しぶりに、靴を脱いで再度検査され、さらに体に不審物が無いか確認されて、やっと無罪放免です。この後の出国審査場は、結構長い列が出来ていて時間が掛かりそうだったので、右端にある自動化ゲートを利用。ところが、この時期皮膚が乾燥するからか私の指紋は読みづらくなるので、何度やっても通過出来ません。10回近くスキャンして、やっとゲートが飛来くれました。この後、速攻で4FのANA Suite Loungeに向かいます。

羽田の本館側のラウンジは、エスカレーターを上がるとL字の右側がSuite、左側がANA Lounge。私は右のドアから入って受付にボーディングパスとAMC Diamondのカードを出すと、私の後から入ってきたおばさん二人は、隣りのANA Loungeを案内されていました。どうやら吊られて入ってきたらしい。入って、右側のヌードルバーのある開放的な方にしようか、左側の個室的ブースのあるほうにしようか一瞬悩んで、左側のブースを選択。ここでやっと朝食代わりにサラダやらお握りやらを頂いて、一息付けました。

この日の出発ゲートは、108番で、ラウンジを出た正面が110ですから、少し右側に移動したところ。そんなに遠くないので、搭乗開始時刻の08:50少し前の08:45頃に出て行ったんですが、ゲート前の表示では搭乗開始は08:55からとのこと。ゲート前の椅子も結構空いていたので、暫く座って待っていました。08:50少し過ぎくらいから、優先搭乗が始まり、暫くしてDiamondメンバーの優先搭乗開始。最初並んだのは私一人だけで一寸ばつの悪い思いをしてしまいました。

機内に入ると、待ち構えていたCAさんが挨拶をしてきて、「本日は満席でして」と言うのだけれど、何て答えればよいのか。出発時刻は09:20でしたが、その少し前にはドアクローズとなり、暫くしてプッシュバックが始まりましたが、そこで暫く停止。09:30頃になって、D滑走路に向かってタクシングが始まりました。D滑走路を使うとなると、何となくいつもの沖縄行きと同じ雰囲気ですが、確かに沖縄まではほぼ同じ経路。ただ、この日は気流も悪いらしく、離陸して暫くは結構揺れる状態が続きます。日本発が09:20で現地松山空港着が12:25。時間差は3時間だけれど、時差が1時間あるので、フライト時間は4時間近くになるんですね。そう言えば、最近のHND-OKAも3時間のフライトタイムですから、やはりこの時期は向かい風がキツいんだろうか。帰りは3時間のちょっとの予定ですから。

ドランクサービスのお摘まみでは、おかきのパックなんですが、シャンパンには合わないなぁ。直ぐにメインディッシュがワンプレートで配布されたので、そちらを酒の肴にしてシャンパン、白ワインと久しぶりの機内飲み。現地到着がお昼ちょっと過ぎなので、余り飲み過ぎないように中止ながらのフライトです。

松山空港へは、10分程遅れて到着。街中にある空港で、何となく福岡空港に似ていますよね。地下鉄(MRT)で移動出来るのも似ているし。入国審査では、並んだ列が悪くて、なかなか審査が進まず通過するのに20分以上掛かりましたが、まぁこの後の予定も特に無く、フライトの乗り継ぎも無いので、のんびりと順番待ちをしました。ここで、指紋の登録があるんですが、羽田の出国審査どうよう、何度も左右の人差し指の指紋を取り直して、やはり10回近くやり直してやっと通過出来ました。

この後、まだチェックインまで時間があったので、少しぶらぶらしてからホテルへ向かうことにしました。(続く...)

1+1なのか1=1なのか

都内での韓国人学校の問題、産経新聞の黒田氏は、昔ソウルの日本人学校で同様の事があり恩があるからというコラムを書かれているんですが、この記事を読む限りでは、元あった日本人学校の場所を売却して、新しい場所を購入移転しているんですよね。だから、今回の新宿の韓国人学校の件も、今ある場所を売却して、その売却益で新しい場所の借地権と、設備の充実をするなら、これは全く問題無い話。東京としては、売却された今の韓国人学校の場所を有効利用すればよいから。でも、監獄人学校の報道を見る限りでは、そういう風には伝えられていない気がします。どちらかというと、手狭な今の場所を拡充するために、新しい場所の借用を希望していて、東京都はそれをOKといいつつあるような。

確かに、今の場所は手狭かもしれないし、より広い場所を使用したい気持ちも分かるけれど、今それでも場所があってなんとかマネージしているのに、さらに広い場所を追加で欲しいと言うのであれば、それと比較して優先順位の高い事象があれば、そちらを優先するのが行政というものでは。今の場所と新しい場所で、ある程度のプレミアムを付けても、一応1対1の等価交換をするのであれば、まだ納得できるけれど、今の場所にさらに新しい場所もという、1+1=2の要求をするのであれば、それなりに納得できる理由が欲しいところです。

「嫌がらせ」という意味では無く、やはり世界の常識は"Give and Take" なわけで、そこは等価な関係を維持することが重要で、妙に譲歩したりすることは、世界の常識的には相手に誤解を招かせるだけの気がします。

仮に1+1の支援を今回するとなると、じゃぁ他の国が同様に敷地の拡大をリクエストしてきたら、東京都はどう対応するのだろうか。今年の5月にはサミットがあるわけで、欧州の首脳が来日します。その時に、「うちの〇〇学校の敷地も手狭だから、東京で遊休地を分けてくれないか」と言われて、どうするんだろうか。断れば、変なえこひいきといわれるだろうし、受け入れればこれから斎下無く要求されるような気がする。サミットのG7だけでなく、余り予算の内新興国なんかは、共同で要求してきたらどうするんだろうか。今出張旅費の問題が出てきているけれど、なんか舛添さん、今回の事が切っ掛けで躓きそうな気がする。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日の台湾(台北)フライトに備えて、会社帰りに宿泊。夕食は久しぶりに肉を食べたいなと思って、チェックインしてから内線でレストランに予約の電話を入れたんですが、なんかイコールしても出ない。丁度年度末だからか、いろいろとバンケットが入っていたので、同じフロアーを使用していスカイビューが忙しくてスタッフが受付にいないのかも。まぁ、こんな状態じゃ予約も通らないだろうし、通っても余り楽しい気分にはなれないだろうから、そうそうにホテル内での食事は諦めて、駅横の髙島屋の地階でお総菜を買いだして、部屋飲みに切り替えました(笑)。

翌朝は、羽田国際戦ターミナルのANA Suite Loungeで少しまったりすることを考えると、朝の7:00前にはチェックインして京急を捕まえたい。そうすると、いつもは07:00位に行っている朝食ビュッフエを諦めるか、スタート直後の06:00頃に向かわないと間に合わない。どうしようか迷ったんですが、朝食はラウンジでも摂れるし、その分朝はゆっくり寝ていたいと言う事で、ゆっくり寝てチェックアウトすることに。でも、何故か朝の2:00頃に目が覚めてしない、その後ウトウトを繰り返して熟睡できずに04:00頃には諦めてシャワーを浴びてしまいました。それでも余り食欲が無くて、結局は朝食抜きでチェックアウトして空港へ向かいました。まぁ、ここの朝食にも飽きてきていたのも事実だけれど。贅沢言ってはいけませんが。

2016年3月26日

保育園問題の真実?!

いつも面白い話題を提供してくれる、永江一石氏のBlogから、今話題の待機児童についての昨日の書込。保育園問題は、大きく分けると施設不足と、その中で働く保育士不足の2点に集約できると思うんですよね。

まず施設不足ですけど、やはり永江氏が以前書かれている待機児童問題の記事が分かりやすいけれど、「待機児童問題」って、東京、埼玉、千葉、大阪、沖縄の1都1府3県が全体の6割以上占めていて、特に東京都の待機児童はその半分、全体の1/3を占めている。別の言い方をすれば、東京都がこの問題を解決すれば、待機児童問題のかなり大きな部分が改善されるわけです。そうなると、先日の朝鮮学校の敷地問題に関しては、あれ全部でなくても、一部だけでも保育園施設に回して、残りを貸し出せば良いんじゃ無いと思うわけです。だって、今ある朝鮮学校を処分して移ってくるわけじゃ無くて、今ある施設で溢れた分を解消すればよいわけでしょ? しかも、現在は定員割れしている位なんだから、そんなに早急に解決しなきゃいけないもんだとも思えない。都知事の優先順位としては、以下にお気に入りの韓国関連の仕事とは言え、ちょっと違うんじゃ無いと言う気がします。

もう一つが保育士問題。色々理由はあるだろうけど、これまでの報道で言われていたのが、その仕事の厳しさに対して低い賃金。このようなニュースを最初聞いたときにちょっと違和感を感じていまして、報道されているようなケースも勿論あるんだろうけど、実状はもう少し違うのでは、ということ。実は私の姪っ子がこの保育士の仕事を数年前からしていて、初任給の話とかも聞いていたんですが、それを聞く限りではまぁ世間一般の新卒給料と比較して、そんなに低いわけでは無かったんですよね。確か彼女が勤務しているのは、認可の私立の保育園なので、又状況は違うのかもしれないけれど、ここに書かれている話を聞くと、何となく納得できる話。待機児童問題で与党を責める野党だけれど、結局その原因の一つは自分達の支援団体にブーメランしてくるわけで、やっぱり伝統芸な人達だなぁと、そこは変に感心してしまう。

どうだろう、上記の5都府県に関しては国から強制的に「保育園特区」に指定して、保育園参入の規制緩和と、待機児童解消の努力目標を設定させて、それが達成できない場合には、国からの補助金などを減額するような措置をするとか。東京都当たりは、逆に「そんな金いらねぇよ」と言うかもしれないけれど、一番待機児童問題が厳しいのが東京なんですからね。その東京にしても、23区でもかなり偏りがあるわけで、そういう意味では東京都としてもどこから先ず保育施設拡充をするべきか、目標は明確なんだからもっと俊敏に動けば良いのに。

しかし、ダイヤモンド誌は、6年前に既にこの問題を指摘していたわけで、結局は民主党政権時代でも問題は存在していたのに、それを解決せずに今になってまるで自分達がこの問題の被害者のように振る舞うあの人達には、やっぱり信用できない胡散臭さしか感じませんね。今回の始まりであった「日本死ね」ブログにしても、内容的にはよくある一寸今の社会に切れています系の内容だったのが、一寸話題になったのをこれ幸いと民主党が取り上げて騒ぎ出したのが切っ掛けだったように思います。だから、今回の件で一番迷惑しているのは、良くも悪くも取り上げられて話題が広がる元のブログ主じゃないだろうか。まぁ、彼にして変なとばっちりを受けていい迷惑なんだろうけど。

Twitterに染まると...

Microsoftの人工知能「Tay」が、あっと言う間にTwitter民に汚染されて強制終了させられたという記事。この手の人工知能ソフトは、まずは膨大なデータから関係性をまとめた、これまた膨大な知識データベースを以下に構築して、成長させていくかが肝なので、Twitterという日々膨大なキーワードが流れる世界を利用したのは良いけれど、逆にその流れに流されて潰されてしまったみたい。と言うか、個人的にはかなりいい加減な言論なり言葉がほとんどを占めているTwitterだけで教育しようとするのが間違っていると思うけれど。

人間の教育だって、例えば本だけ読ませれば良いなんて考えていると、それこそ変な考え方の本にハマってしまうと、その人の考え方までその方向に染まってしまうことがあるわけで、ちょっとMicrosoftとしては軽率だったのでは。人間の場合には、そういうときには親とか仲間が「それは違うよ」と訂正したり、別の意見を言って、その人が再考する機会を与えるわけだけど、そう言うことをせずにTwitterの流れるままに放置したんだろうか。もしそうだとすれば、Tayを悪用した一部ユーザーの責任以上に、Microsoftの責任も大きいと思うのだけれど。

この手の人工知能というか、対話プログラムという方が適切だと思うけれど、iPhoneのSiriは秀逸ですよね。あの機能にしても、多分最初は凄く注意深く知識DBの基礎部分を構築したんじゃ無いだろうか。知識の構築というよりも、話術の成長を目指していたのかもしれない。でも、I/Fとして考えるなら、それも正解のような気がします。いかにもMicrosoftらしいと言ってしまえばそれまでなんだけど、WindowsにしてもOfficeにしても、時々盛大な独りよがりみたいな機能を入れ込んで顰蹙を買うのと同じような気がします。

2016年3月25日

フリーネットワーク

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、「〇〇ホーダイ」の時代について。LINEが、MVNOビジネスに参入したニュースには、最初は驚かなかったんですが、その内容を聞いてビックリ。自社のLINE関連サービスが、オプション制ではあるけれど使い放題になるというもの。さらにはTwitterやFacebookまでも使い放題になるオプション提供をするという太っ腹なプラン。利用料金を安く抑えている分、通話台やデータ使用料は従量制にしているMVNOなのに、それに反する方向性ですよね。

個人的には、例えばイオンのMVNOでは、イオンのオンラインショッピングとか、それ以外のサービス利用が同様に使い放題になるとか、さらにはセット割りみたいな物がこれからも登場するだろうし、どんどん囲い込みが進むんだろうと思います。そういう意味では、コラムにも書かれているように通信インフラを持っているdocomo/au/Sfotbankが本気で「無料××」とか「無制限〇〇ホーダイ」サービスを始めると、かなり影響があると思うけれど。ただ、MVNOはインフラはある物という前提でサービス構築にのみ集中すれば良いけれど、キャリアーはインフラ整備をしつつサービス開発もしないといけないわけで、そこはサービス単体でペイできる、あるいは他のビジネスで補填できるなら赤字でもよいだろうMVNOとは大きく違うところ。

山田氏は最後に、LINEという世界に沈泥することで、特に若者世代が知識探求する機会を自ら閉じてしまう危険性を書かれているけれど、それもどうだろう10年もしないうちに次の世代のサービスが始まるんじゃ無いだろうか。我々の世代で言えば、BBSが自分の知識探求のある意味中心であった時代から、インターネットになってWebやポータルサイトが出現して、さらにBlogや2chみたいな情報のごった煮みたいなスペースも生まれたわけだし。LINEにしても、家族間とかグループ内だけの通信ではそういう危険性も出てくるけれど、そのうちにグループの定義ももっと広くなったり、色々な意味で横断的な分類みたいな物が登場してくるかも。勿論、そうやって繋がった先がさらに狭い知識の場でしかなかったら悲惨なわけですが、今でも色々な情報が存在しているけれど、自らアクセスしようとしなければ、いつも見ている特定の情報を信じてしまう危険性があるわけで、それと余り違わない気もします。結局は、その人の情報リテラシーがどれだけあるのか、に尽きるんでしょうね。

まぁ個人的には、日本の格言でもある「ただほど高いものは無い」ということを忘れないようにしたいけれど。

残容量でマイル獲得

うーみゅ、ここまで来たかという印象の、So-netが発売する「MILEAGE SIM」。このSIMを使うと、登録したANAのアカウントに毎月20マイル溜まると共に、月末に残ったデータ量300MB毎に10マイル使いで提供されるという仕組み。言い換えれば、30MB残りで1マイルですよねぇ。出来れば、10MBで1マイル位にしてくれれば...

暫く前には、IIJmioもこんなプランを発表していて、そういう意味ではこちらの方がANAマイル的には先ですが、新規ユーザーのみ対象なので、該当しない私は無視してました(笑)。

しかし、データの残容量をマイルに紐付けるっていうのも、今の時代らしいというか、そこまでしてマイルを貯めないでもというきがしないでも無いですけどね。これまでも、例えばクレジットカードのポイントをマイルに交換するとか、あるいはその逆というのはありましたけれど、それらって基本的に何か消費活動をして、それに見合った対価を与える物。言ってみれば、積み上げていく、増やす行動で得られる価値。ところが今回のプランは、使わないことでマイルという対価が増える(上限は決まっているわけですが)という、マイナス志向の行動がより多い結果に繋がるわけで、それってサービス提供側のSo-netとしては、うれしい事なんだろうか。何か矛盾みたいな印象を受けるんですが...

「ポイント」というものが、準貨幣見たいな存在になりつつあって、それなりに経済活動にも影響するような時代になってきましたが、今度は「マイル」が準貨幣的価値を持ってくるのかも。実際、一寸前まではマイルの使い先は特典チケットとかアップグレード等、フライトサービスのアップグレードしかありませんでしたが、最近ではマイルで買い物が出来るようになってきた時代ですからね。更に、いろいろなマイル交換システムを使うと、戻ってきたマイルが一寸増えたりするケースもあるみたいだし。ある意味「マネーロンダリング」ならぬ「マイルロンダリング」がどんどん生まれる世の中になりそう。そんな世の中が、良いのか悪いのか...

HND-TSA/-HND (2) - 直前準備

気がつけばこの週末は久しぶり3年振りとなる台北旅行。一昨年にも予定は入れたものの、記録的な大雪で断念。だから取っても台湾・台北に行きたい、という事でも無く、兎に角国際線で飛びたい症候群を患っていた時に、たまたまANAのキャンペーンで割安料金が出ていたのでつい予約したもの。最初は週末にプラスして有休も必要かなと思ったんですが、土曜日の滞在が含まれれば、1泊2日でも可能だったので、金曜日の仕事帰りに都内で前泊して、土曜日の早朝のフライトで飛ぶことにしました。

往路は、羽田発09:20のNH851便を利用。現地には12:30頃に到着するので、この日は台北101でも見学・買い物してから、ホテルに入る予定。翌日はもう帰国日ですが、復路はNH852で松山空港を13:30発。遅めにホテルを出て、途中ちょっと買い物をしてゆっくり空港に行けば間に合うタイミングです。前回は台湾新幹線に乗ったりしましたが、今回は特に何処かに出かける気も無いし時間も無いので、近場で買い物中心に過ごす予定です。

で、久しぶりの海外旅行で、調べたら最後は昨年8月のSingapore旅行でした。7ヶ月振りなので、ちょっと旅行準備も忘れていて、一応一通りパッキング(と言っても、バックパック一つですが)して、これで準備OKと思い、暫くして確認のためにもう一度中身を出して調べていたら、パスポートが入っていなかった orz 。これまで、同様のパッキングをすることはありますが、全てAMCの国内修行旅行ばかりだったので、そのクセというか習慣が染みついてしまっていたのか、以前ならいの一番に確認するパスポートを入れ忘れていました。結構危なかった。それと、3年前に使い残した台湾ドルが、何処かに紛れ込んでしまい、なかなか見つからなかったのにも困りました。旅行関係の備品等をまとめて居るバッグの中を全部ひっくり返して広げてみて、やっとドルとかシンガポールドル等、現地通貨をまとめて入れてある小さなバッグの隅っこにあることを発見してやれやれ。まだ2,000台湾ドルくらい残っているので、今回の旅行にはこれで十分かな。多分、空港とホテルとその途中のモール等への移動時に使う地下鉄の料金くらいしか現金は使わないはずなので。

ホテルは前回同様、地下鉄の「善導寺駅」直近のSheraton Grande Taipei Hotel。ここはアメニティも設備も前回の印象は二重丸でしたから、結構安心して泊まれます。ただ、今回はレートが一寸高かったのが難点ですが。逆にちょっと心配なのが天候。日本は、今日から週末に掛けて寒の戻りがあるという事前の予報だったので、冬物のアウターを引っ張り出すつもりでいたんですが、どうやらそこまでの冷え込みにはなりそうも無い。心配なのは、金曜日に浜松を出る時と、日曜日の夜に浜松に戻ってくる時で、それ以外の時間帯では基本的に列車で移動しているか建物の中にいるはずなので、そんなにヘビーデューティーな格好をしなくても良さそう。一方台湾と言えば、沖縄の南でさらに熱い印象があるんですが、ここ最近現地の天気予報を見ていると、どうも曇りから雨がちの天候で、最高気温も日本よりちょっと高い16~17℃くらい。最低気温は、それでも10℃以上あるようなので、日本よりも暖かいのは確かですが。最初は、日本の寒さ対策で着用したアウターを、羽田空港から出る時にコート預かりサービスで預けて行こうかと思っていましたが、アウターではなくブルゾンくらいで日本にいる時も何とかなるなら、そのまま持っていっても良いかなと思案中。ブルゾンなら、バックパックに丸めて入れることも可能ですし。

それ以外の持ち物は、いつもの仕事帰りに宿泊する時と同様で、スマホの充電用ケーブルとか、常備薬位。出発前日の宿泊も含めて2泊3日の旅行になるため、流石に着替えなどでバックパックは一杯ですが、5月のG.W.最後のSingapore旅行の時には、着替えはもっとシンブルになって量が減るから、この時も今回同様の軽装で行けそうな気がします。取りあえず、今年最初のフライトを、何とか予定通りに遂行できるように頑張らないと。最近どうも、キャンセル癖がついていますので、それだけが心配です。(続く..)

2016年3月24日

G.W.の予定

今年のG.W.は、5月2日と6日が平日ですが、この二日を休めれば前週の4月29日昭和の日の休日から5月8日まで10連休となる大型連休。実は世間の顰蹙を買いそうですが、弊社は5月2日と6日は会社の特別休日のために、有休を取らずともお休みになり、今のところ突発的な仕事が無い限り(あっても無視するけれど)、10連休確定。

G.W.最後にはSingapore行きの予定を設定済みなんですが、これだけ長い休みだと前半にも何処かに行きたいところ。流石に今からだとかなり予約を取るのも難しくて、現実的には厳しいのですが。

毎年のことですが、5月3日から5日は浜松まつりの開催時期で、この期間市内は大混雑。ですから、何処かに行くとしたらこの時期の前後にしたいところ。ただ、G.W.前半の方が料金は高いんですよねぇ。結局は自宅警備員で連休のほとんどが過ぎそうなのが残念。折角10連休なのに、なんとも勿体ないというかついていないというか。これも日頃の行いのせいだろうか。まぁ、4月5月も、AMCの国内線修行でちょこちょこ飛び回るので、それが一息ついて、試合予定も落ち着く6月かなぁ、本格的にUSに行くのは。でも、そろそろ予定を考えないと。

SAZAE RADIO

bayfmが作った「SAZAE RADIO」。まぁ、ぶっちゃけ、自然のサザエの貝殻に、コンパクトなラジオ基板をサザエの口に合わせて貼り付けただけなんだけど、なかなか味のあるデザイン。ラジオは勿論、例えばプロジェクターだってスマホの中に入る時代だしカメラもそうだし、一昔前はそれなりのサイズ(容量)が必要だったデジタルデバイスや電子機器が、簡単に組み込める位のサイズになってきたから、こう言う面白い組合せも簡単にできますよね。

あと、その分バッテリー消費も少なく、充電も簡単になってきたから、それも大きい。このサイズで、後ろから電源コードとかACアダプター接続となると、ちょっと興醒めしちゃいますから。

個人的に一寸気になるのは、肝心の耳に当てる部分に突起物が多いこと。USB端子、ボリューム、チューニングボタンらしいけれど、もう一寸背の低いかつデザイン的にもかっこよいデザインにして欲しかった。でも、それを我慢しても、なかなか面白い製品。そうそう、アンテナ線を外に付けるみたいだけど、内部にヘリカルアンテナとか内蔵でき買ったんだろうか。そうすると、本当にサザエだけでスッキリするんですが。あと、この子を二つ並べればステレオ再生に、四つとか六つ並べたらサラウンド再生出来ると面白いんだけど(笑)。大きなホラ貝にサブウーハー入れて、5.1chとか7.1chサラウンドになったりして。まぁ、そこまで複雑化させずにシンプルに楽しむのが、この手の製品の良さですけれどね。

2016年3月23日

SkylakeのWindows7サポート

Windows10がリリースされて、それなりの時間が経過したものの、特に企業ユーザーを中心にWindwos7の需要はまだまだ大きいことは事実。Windows7のサポート終了時期は、2020年1月までという事は既に発表されていますが、当然最新モデルのSkylake機もそれに準ずると皆さん考えていたでしょう。でも、Microsoftさんは最新H/Wサポートの技術的理由から、Skylake機に関しては2017年7月までと期限を切り、さらに今年後半から来年に賭けて登場が予想される、次のプラットフォームKabilakeに関してはWindows10のみのサポートを明言してしまいました。

これを受けて多分慌てたのは企業ユーザー。今年はSkylake系の最新モデルに入れ替えて、しかしWindows7は使い続ける予定が、僅か1年でサポート終了となっては、Windows7にする必要性がありません。噂では、その前のBroadwell系のモデルが今引っ張りだことのことですが、それも当然の話でしょうね。

日本では勿論、世界でもまだWindows7の需要は旺盛だと思いますので、多分かなりの企業がMicrosoftに言ったんじゃ無いだろうか。Microsoftとしても、それなりの覚悟で決めた2017年7月という期限を、さらに2018年7月まで1年延ばしたくらいですからね。ただ、企業ユーザーとしては、これでも短いのでは無いだろうか。確か企業の減価償却期間は3年だと思うのですが、それに合わせると今年から3年後の2018年位までは最低でも保障して欲しいところでは無いだろうか。まぁ、3年として2019年7月まで延ばせるなら、他のプラットフォームと同じ2020年1月までの半年くらい頑張れよと言われるから、そこまでの延長発表はしないのかもしれないと、勘ぐったりして。

Microsoftも拙いと思うのは、Windows7のサポートを2017年7月にした理由を、10年前のOSで最新H/Wに適合させることが難しいと言っています。でも、Windws7の後のWindows8.1にしても、Skylakeでは一緒に2017年7月でサポート終了するんですよね。それって、矛盾していないか? Microsoftらしいちぐはぐな対応ですね。

Apple下取りキャンペーン

米国等では既に始まっていた、iPhone、iPad等の下取りキャンペーンが、昨日からこそっとスタート。試しに自分のiPhone6 (docomoモデルの白ロム機、128GB)だと、31,000円で下取りしてくれるみたい。その前のiPhone4sだと3,000円位ですが。今のiPhone6で十分満足はしていますが、唯一の不満は、docomo機なのでSIMフリーでは無い事。もう一つのdocomo Xperia Z3 CompactはSIMフリー化済みですが、こちらはサポートしているバンドが少なくて、物理的には米国ではLTE(4G)に接続出来るだろうけど、実用になるかは微妙。そこで、出来ればLTEのほとんどのバンドをサポートしている機種が一台欲しいなと少し前から思っていました。

Xperia 3Z Compactは個人用の番号設定にしてあるので、こちらはローミングで日本国内の通話がそのまま米国やその他海外で接続出来れば十分。これは今のままでも可能です。iPhone6は、仕事用の電話番号をMNPしたMNVO(IIJmio)のSIMを入れてあるため、そのままでは海外ではローミングされませんし、正直海外で仕事の電話を受けたいとも思わない。ですから、ここで現地のSIMと交換して使用出来れば一番便利なんですが、docomo機なのでそれは不可。今のところは、SIMフリー機であるiPhone4sを持参して、こちらに現地のSIMを入れて使用していますが、流石に3Gだけでは厳しいのと、そろそろ引退を考えても良い時期なので。

一番手っ取り早いのは、そこそこの性能のSIMフリー機を購入しちゃうこと。最近では、中国のメーカーからそれなりに使えるシステムが出てきていますし、何ならSamsungのGALAXYとかなら結構安かったりしますし(笑)。ただ、そんなに頻繁に海外で使用するわけでも無いのに、わざわざ専用の端末を一台用意しておくのも不経済です。やはり、国内にいる時にはMVNOのSIMを入れて、仕事用の端末として使用し、海外では現地のSIMを入れて現地の端末として利用出来る、「2台持ち+α」というのが一番経済的だし効率的な気がします。で、試しにAppleのサイトでiPhone6s 128GBモデルの価格を調べると、11万円ちょっと。今のiPhone6を下取りに出して3万円値引きされても、その後でAppleCareつけたりすると余り変わらない金額になりますねぇ。うーん、結構するなぁ... 128GBにこだわるのは、iTunesの音楽データがもう64GBでは入りきらないから。だから、安くなるなら本体の色などはどれでも良いのだけれど、そういう仕組みにはなっていませんし。試しにUSのApple Storeで調べると、本体がUS$849で、為替をUS$1=113円位にすると、だいたい二本での販売価格くらい。でも、消費税はUSの方が代替大きいから、為替次第ではあるけれど余りお得とは言えませんね。そうなると、まぁ日本のApple Storeで今のiPhone6を下取りして新しいiPhone6sを購入した方が、まだお得と言えます。

先日出た、iPhone SEに128GBモデルがあれば、速攻でそっちになびくんですがねぇ... 残念。

間一髪

昨日発生したANAのシステムトラブル。国内線で150便近いフライトが欠航になり、2万人近い乗客に影響し、さらには遅延便が400便近く発生して5万人以上の人に影響も。ANA本体だけで無く、GDSシステム(able-D)を共有するエアドゥーやソラシドエア等にも波及して、大きなトラブルになりました。このニュースの後、そう言えばと一寸振り買ってみたら、私ももしかしたらこのトラブルの影響を受けていたかもしれない状態でした。

実は、一昨日、5月のAMC修行フライト用の予約をしようと検索していたんですが、既にあらかた埋まっていてほとんど候補が無い状態。一時は、まぁまだ余裕はあるから諦めようかとも思ったんですが、一寸悔しい。で、早朝のHND-OKAのプレミアム旅割28に一つだけ空席待ちがあったので、ダメ元でここに予約を入れておきました。他は全てソールドアウトなので、運が良かったかも。実際私が空席待ち予約を入れたら、このフライトもこの価格での空席は無しになりましたので(プレミアムクラスの他の料金はまだ残っている)、本当に最後の一人だったみたい。実は何となくこの空席待ち、直ぐに確定するんじゃ無いかという漠然としたイメージがありました。で、実際、翌日(=昨日)の朝起きてメールチェックをしたら、座席のご用意が出来ましたというメールが届いていました。

このメールを見たのが朝食が済んだ朝の8:00少し前くらい。取れたのならば確定しておきましょうと、直ぐに支払いの手続きをして、座席を確定されました。これが8:00少し過ぎたあたりでしょうか。で、支払い画面からまた予約のトップ画面に戻り、沖縄からの復路の予約を入れようと検索ボタンをクリックしたら、「システムが混み合っています」みたいな画面が出て検索出来ません。「あれ?」と不思議だったけれど、支払い画面から入ったのがいけなかったのかなと思い、もう一度ANAのトップページから予約画面に入り、復路のOKA-KIXを予約。この予約が完了して、確認のメールが届いたのが、8:14でした。これで取りあえずこの日の予約は完了したので、ANAのサイトから離れて別のサイトへ移動。

で、システムトラブルのニュースを見たのがその後お昼頃でしたが、トラブル発生が8:20とか書いてある。本当に自分の作業が完了したのと間一髪。と言うか、途中で遭遇したエラーは、もしかしたらそのトラブルの前兆だったのかもしれない。いゃ、ほんと、運が良かったのかどうなのか一寸不思議な感じです。勿論私の場合は、当日移動日のトラブルでは無く単に予約の問題では有るので、仮にトラブル中にアクセスしたとしてもシステムが復旧した後で操作すれば別に問題無いだろうけど、当日空港や旅行中にトラブル遭遇となったら、これは大変でしょうね。今回の場合は、ANAだけで無くシステムを共有している、ソラシドとかエアドゥー等のグループ会社にも影響しているので、こちらの方は規模から言っても影響は甚大では。

丁度お彼岸の三連休明けで、連休中にトラブルが発生するよりはましだっただろうけど、それでも連休明けで移動する人達も多かっただろうし、ちょっと大変なトラブルになりました。技術上、全くトラブル無いシステムを作る事は出来ないけれど、それでも影響を可能な限り最少化するようにANAさんにはこれを機に更に努力して欲しいですよね。しかし、バックアップも含めて4台の冗長系システムがダウンするというのは、一体何が原因だったんだろうか。結構、こう言う大きなトラブルって、些細な問題が原因でシステム全体が転けたりするんですよね。4台のサーバーの同期システムに問題がありそうとのことですけど、仮に同期に失敗したらシステムを切り離すとか、何か対策を当てられなかったんだろうか。

2016年3月22日

経歴詐称する人は良い人か

ITmedia、窪田順生氏のコラムから、先日の「ショーンK問題」について。いろいろな見方・味方はあると思うけれど、窪田氏がコラム中に書かれている「詐称する人は、その嘘がばれないようにするために腰が低く人当たりが良い」という話は凄く納得できるというか、なるほどと感心する言葉。これが、例えば暫く前に逮捕されたオウム真理教の指名手配犯人あれば、兎に角目立たないように陰に隠れて生活するだろうけれど、どうしてもメデイアや仕事で外に出なければならないけれども自分の経歴や過去には振れられたくないと思えば、相手から疑惑や不信感を持たれないようにするのが一番。でも、その為にはかなりの努力と配慮と根回しと手回しが必要でしょうねぇ。このショーンKさんも、時々テレビで見かけて、そのセクシーなクリスペプラー氏のような魅惑的な声に一寸感心していたけれど、話していることは結構まともだったというか、納得できることも多かったと用に記憶しています。

で、コラムにもあるように、世間的にはその詐称行為を批判する人もあれば、茂木氏のように擁護する人もあるけれど、個人的にはやはり「批判されるべき行為」じゃ無いかと思うわけです。例えば、食品業界で時々話題になる「食品偽装問題」。あれを「勿体ないから仕方が無い」と擁護する人はまずいないと思います。それは人の健康に直接関わることもあるけれど、やはり消費者に対して「この食品はこうです」と販売していたものと違う物を販売していたから、ほとんどの人は怒るわけですよね。この人の場合も、言ってみれば「個人商店」として自分の知識や経験という「情報」を販売していたのに、実はその情報の出所が違っていたかもしれない、言い方を変えれば「産地偽装」とでも言える行為をしたわけですよね。

勿論、MBA取得と経歴に書いてあるからそのMBA取得中の知識しかいってはいけないというわけではないけれど、自らの経験から得た知見と言う意味では、それはそれで自ら調べたり研究したりして得た物であれば正しいのかもしれないけれど、そこに「MBA」という調味料が入っていると期待したから購入(視聴)した人が、実は入ってないと後から言われたら、やはり不審不満を感じるでしょう。例え、そこで喋っている話の内容が、本当にMBAを取得して経済なり市場なりに詳しい専門家の人が話していることと同じであったとしても、そうで無い人が言う場合とは違う情報だと私は思います。言ってみれば、インクジェットプリンターの正規インクタンクと互換インクタンクでは、どちらも同様に印刷出来るけれど、でもやはり別の物というのと同じ話では、と。

このショーンK氏は、最初はやはりその特徴的な魅力的な声質から、ラジオ等で活躍されていたそうですけど、そこで実績を積み上げて、その中で自分が興味を持っていただろう経済とか証券の話をしていれば、時間は掛かったかもしれないけれど、以前のようなポジションを獲得出来たんじゃ無いだろうか。時間を縮めるために、日本人なのに外国人風の名前(「芸名」らしいけれど)を付けたり、後整形疑惑もあるみたいだけれど、学齢詐称も含めて自分の立場を変に飾り立てたのが失敗でしたね。その気持ちは分かるけれど。

ただ、例えは医者のようにその資格を取得するためには特定の学歴が必要な場合を除けば、例えば中卒の人が経済を語っても良いわけだし(当然風当たりは強いだろうけど)、高卒の人がエンジニアリングを語っても良いわけです。メディアなんかは、日頃学歴社会を批判したりしているくせに、こう言う事件が発生すると「学歴詐称」と、さも学歴が何か生きていく内の免許のような言い方をするのが、毎回違和感を感じます。自分自身が売り物で有る「コメンテーター」という個人商店である異常、その商品の産地偽装(=学歴詐称)をしたことは、ビジネスとしては間違いなのは確か。ただ、それを訂正して謝罪した後で、本来の身分でしかし自分がこれまで勝ち得てきた知見や経験をもう一度売り込むことは何の問題も無いはず。勿論世間だって甘くないから、以前よりも厳しい目で見られるだろうし、直ぐには以前のような仕事は出来ないだろうけれど、それは自分が蒔いた種である異常これまで以上に努力して実績と信頼をもう一度ゼロから作り上げていくしか無いわけですからね。そういう意味で、このショーンK氏も含めて、やる気と実力のある人の再挑戦に関しては、厳しいながらも色眼鏡で判断せずに、その内容と実績で評価して上げることが、ご本人取っても、そこから利益をえるだろう我々にとっても一番じゃ無いだろうか。その結果として、本当にMBAの資格を取得出来るかもしれないし、以前は査証していた大学で学位や単位を取れれば、詐称も事実に変わるわけだし。

スターウッド買収白紙

一度はMarriottが買収することで決着したと思われた、MarriottとStarwoodの買収話。再び中国企業コンソーシアムが登場して、Marriottの買収価格に対して、1株当たり+US$2を上積みした価格を提示してきた様子。別に中国企業だからというつもりは無いけれど、ホテルとかサービス業ではない保険会社が親会社になるというのにはちょっと抵抗があるなぁ。いかにも投資目的で(それはそれで正当な理由だけど)、何かそれでStarwoodが良くなるという保証は無いし。Marriottと合併してくれれば、ホテルが増える分、またFSPが統合されるだろうから、メンバーとしてはメリットがあると思うんですけどね。

ちょっと気になるのは、報道によっては「白紙」と書いているところもある一方、まだMarriottとの合意は継続していると書いてあるところもあるし、考えようによってはStarwoodが当て馬を出してMarriottの買収額をつり上げているような気もします。まぁ、買う方にしてみれば出来るだけ安く買いたいだろうし、買われる方にしてみれば出来るだけ高く買いたいだろうから、そこは丁々発止のやり取りが有ることは理解出来るんですけどね。今朝の報道では、Marriott側は前回よりもさらに買収額を上澄みして再度の買収提案をだしたとの事。Marriottとの交渉期限は28日までとのことですが、それまでに再度中国の安邦保険集団が価格を上げた提案をしてくるのだろうか。

SPG系のFSP修行は、現時点で7滞在まで進み、月2滞在を上回るペース。更に、今週末に2滞在が追加される予定なので、9滞在となり第一四半期で目標(25滞在)の1/3以上達成という良いペース。今のところ今年も25滞在以上を目指して、来年のPlatinum獲得は目指しますが、この買収の結末によっては、来年からはSPGから軸足を動かそうかなともちょっと考えています。今は仕事絡みで何とか25滞在も可能ですが、それも来年、再来年には変わってくるかもしれないし、そうなると25滞在という目標も少し厳しくなってきますからね。

いずれにしても、今週末に予定されているSPG系2滞在は何とか実行してステイカウントをちゃんと進めないと(笑)。

早く冬のスケジュールを...

ここ2年ほど1月終わりから2月初めに掛けて開催されるPro Bowlへ行けていなくて、それはイコールハワイに行っていないと言う事なので、今シーズン(来年1月)こそは2年振りに行きたいなと感じる今日この頃。2016年シーズンのPro Bowlスケジュールは既に決まっていて、開催日は2017年1月29日。丁度GPUの期限直前でもあるので、美味くアップグレードと組み合わせて消化したいのですが、方や年初ですからPQMも稼いでおきたい。そうなると、1.5倍となるY/Bクラスにするか、Z/Pのビジネスで2倍で我慢するか悩ましい。

もう一つ困っているのが、今年の秋冬スケジュールが、多分大きく変わるだろうから、今予約を入れていても、後で変わる可能性が大きいので躊躇しています。特に羽田は、先日合意した昼間の北米線が10月から始まることが予想されているので、UAを使うにしても今の深夜のHND-SFO線が残るとは限らない。さらに、やはり深夜のHND-HNL線を運行しているANAも、配分された枠によっては深夜帯をクローズして、昼間に振り分けるかもしれないし、その場合でも何処の路線になるか分からない。個人的には、深夜発北米行きだと、金曜日の仕事帰りに利用出来るので楽なんですが、ことハワイとなると、日本の深夜発だとハワイへはお昼頃に到着して、そのままホテルへ移動するには都合が良い。

仮に、昼間の離発着となると、羽田でも成田でも余り変わらなくなるので、取りやすい方、その後の接続の良い方にしたいけれど、羽田にどれがどの様に移動するかが分からないと取りようがありません。とは言って、西海岸へのフライト利用になるとは思うんですけどね。幾らPQMを獲得したいと思っても、わざわざORDとかEWRとかまで行ってから、SFOとかLAXに引き返すようなこともやりたくないし。年末の、PQMクリアーギリギリならやるかもしれないけれど、まだ年の初めの1月ですからね。

試しに、今のスケジュールで予約を検索してみると、結構ANAとのコードシェア便が表示されて、価格もUA便よりも安かったりします。相互に座席供給されているからなんでしょうけど、昔と違ってUA側でANA便のフライトを予約すると、ANA側のアカウントからログインしてもUAの共同運航便のフライト番号で登録されるようになったので、AMCのカウントから変更も出来ない。これが不便なんですよねぇ、座席指定どころか、乗客情報も直前まで入力出来ないし。来年年明けのPro Bowl以前に、やはりここ2年都合でキャンセルしている年末の旅行予定も決められません。取りあえず動きようのない成田発便で予約しておこうかと思案中。来年のことを言うと鬼が笑うと言うけれど、こちらはちょっと泣きたい気分だったりします。早くスケジュール発表されないだろうか...

2016年3月20日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

翌日の所用のため金曜日の仕事帰りに宿泊。年度末と言う事もあり、ホテル内のバンケットは満員のようで、地階から26Fのエグゼクティブフロアにエレベーターで上がると、やけに調子の良い若い男性グループが同乗。狭いエレベーター室内の中で、チャラい雰囲気で大きな声で話をするのはいかがなものか。宴会場等がある5Fで降りたので、もしかしたら卒業式の懇親会でもあったのか。社会人だとしたら完全失格ですね。

夕食は面倒なのでホテル内のレストランで食べようかと思い、席の空きがあるか館内電話を掛けてみるものの、出ない。まぁ、忙しいんだろうと言う事は混雑しているんだろうと言うことで、外に出かけました。年度末の時期は仕方ありませんね。最も、4月になればなったで、今度は新年度の集まりとか新入生・新入社員の歓迎会などで、暫くは混雑して、落ち着く派G.W.後というのが例年のパターンです。来週も宿泊する予定があるけれど、今度も混雑していたらちょっと嫌だなぁ...

2016年3月19日

無言の人達

凄いというか怖い事件。でも、日本の「リベラリスト」とか「言論人」とか「平和主義者」とか「一般市民」を名乗る人達って、事中国や韓国相手になると何も言わない。日本以上に偏った社会である中国には何も言わないのに、それよりも遥かに自由な日本に対しては、あること無いこと文句を言う。本当に、彼らはそうできることの自由を理解しているのだろうか。

そういう意見を言うことは構わないけれど、それならその事象に関して主張は確立されるべきで、それがどこで発生しているかは違いは無いはず。こう言う事をやっているから、日本でも支持を得られないんだろうな。もっとも、支持を得る・得ないは彼らにとっては関係無く、そういう活動をしていること、続けていることが彼らの存在意義なんでしょうね。はた迷惑ではあるけれど。

メディアの義務

原子力規制委員会と朝日新聞のバトル。双方共にデッドクロック状態ですが、如何せん記事などで見る限りでは、朝日新聞の意見には説得力を感じません。どうしても、自分達は間違っていない、なぜならの「なぜなら」の部分が出てこないから。確かに報道は事実として、機能の異なるモニターを混在して設置しているわけですが、規制委員会側の「これこれこう言う理由で問題無い」という回答に対して、朝日新聞側は「機能が低い物があるのはおかしい」という持論を言うだけ。例えば、そのカバレッジに穴があるとか、台数が不足しているとか言うなら分かるけれど、単に機能の違いを問題ししたのに規制委員会の説明に対しての反論が無い。

この手の「言った、言わない」みたいな話は、新聞などの取材記事では結構みられるケースで、全てが今回の様に食い違うわけでは無く、場合によっては取材を受ける側が正直に話しをしていない場合も有るわけで、そういうときにメディアとして補強取材をして、それによって意見が異なるなら分かります。でも今回の場合は、そういう裏付け取材も内容だし、さらに朝日新聞が悪質だとおもうのが、異なる原発の話をまるで一つの話のようにしていること。個々はこう言う問題あり、こちらはこう言う問題があると、本来別の事象のことを一つにすることで、何となく自分達の意見が正しいと言う事を仄めかそうとしている雰囲気。でも、それって「報道」じゃ無いですよね。単なる「欺瞞」「詐称」でしかない。

最近のメディアって、自分達の意図した方向に誘導使用と感じる記事が多いですよね。まぁ、メディアといいつつも私企業であるし、放送局と違って「言論の自由」があるから、それは別に悪いことでは無いけれど、時々自分達の都合の良いときには「公共性」を声高に主張するんですよね。それならそれで、公共の名に恥じない程度の中立性なり公平性を維持すると共に、正直な報道を心がけるべきでは。メディアなる存在が、小説に出てくるCIA等の情報機関による宣伝工作をしているように感じますね、最近は。それって、彼らが一番非難していることのはずなのに。やはり、灯台もと暗し、紺屋の白袴ということなんだろうか。

ファーストレーン

成田空港と関西空港で、重要訪問者やVIPを対象に「ファーストレーン」を開始するという記事。最初は、本当に「重要人物」のみ利用可能なんだろうけど、そのうちバンコクのスワンナプーム空港のように、ビジネスクラス以上の搭乗客も使えるようになるんだろうか。まぁ、日本人の場合、入国審査はラッシュ時になっても15分位で通過出来るし、私は自動化ゲート登録もしているので、仮に対象が広がっても使わないと思うけれど、そうで無い人には凄く助かるかも。日本人以外や非居住者用の入国審査ブースの混雑具合は、半端ないですからね。韓国の仁川空港の入国審査はブース数が少なくて、いつも混雑しているけれど、あれと同じような感じだし。セントレアにも作って欲しいけれど、まだまだ先かなぁ。セントレアよりも、那覇空港とか新千歳とか福岡に先に開設されたりして。

場所はどの辺りになるんでしょうか。1タミの南側の入国審査場だと、5サテ側の自動化ゲートのある当たりだろうか。30日から供用開始との事ですが、年内に一度くらいは利用するチャンスはあるだろうか。話の種に一度くらいは利用してみたいですけど(笑)。

2016年3月18日

3mmの腕時計

詩文の腕時計ライフの中で、カシオ(G-SHOCK)と、SEIKO(GS、ASTRON、etc...)、その他外国メーカーの経験はあるものの、国内メーカーながらCITIZENの腕時計は未体験。勿論、店頭で見たりして、ATTESAとか良いなとは思うんですが、この3mm厚のEco-drive、物欲を大いに刺激します。唯一気になるのは竜頭で、本体の厚みが3mm弱ということは、竜頭の直径も4mmとか5mm弱だろうから、それって回しづらくないかということ。電波時計では無いだろうから、時刻合わせは自分で必要でしょう。まぁ、これで電場時計・GPS機能が入ったら、もう即買いですけど。

後気になるのは、耐磁性能かな。今の世の中、色々な場所に磁石が使われているので、結構EMC(Electric-Magnetic Compatibility)って重要だと思う。以前、ASTRONかOCEANUSか悩んでいたとき、当時のOCEANUSが磁気に弱くて時計が狂うという話を聞き、それで候補から外したことがあります。

この時計、今年の秋に発売とのことですが、その頃にはASTRONの第二世代で次のモデルが登場するんじゃ無いかと個人的に期待している時期でもあります。どっちにするか、一寸悩むかも。

出演責任

各局でコメンテーターとして数多く出演し、その独特の風防と声の良さで印象的だったショーンK氏の学歴詐称問題。その風貌と名前から、日系外国人の方なのかなと思ったら、じつは生粋の日本人(熊本出身らしい)だったりと、ちょっとガッカリするわけですが、少なくとも画面で見ている限りでは、それらしいキャラとして確立していた感じ。最初見たときには、マイケル富岡かと思ったのは内緒です(笑)。

で、今回はHP等に掲載していた学歴等が実は嘘だったと言う事で非難が集まり、これまで出演していた番組や新番組のMC等一斉に降板。まぁ、理由はどうあれ身から出た錆ですから、これは仕方ないと思うけれど、これまで出演していた番組のMC等が「これこれこう言う理由で降板します。残念です。」なんて言う事を言っています。まるで他人事みたいな言い方をしていますけど、そういう人材を知らずにこれまで雇用し出演させていた責任はどうするんだろうか。

例えば医師免許とか、何か資格や免許が必要な仕事で、それを詐称していたというわけでは無いけれど、仮にも全国放送に出演させるのであれば、ちゃんと身元確認はするべきでは。勿論、そういう作業は所属している事務所の責任で、そこがちゃんと保証するからテレビ局側もそのまま受け入れる和犬だろうけど、でもその事務所にしてもあるいは本人が最初から自らの経歴なり資質なりを偽っていたとしたら、結局視聴者は偽りの話をずっと聞かせられるわけです。

誰に責任があるかと聞かれれば、勿論本人の責任ではあるけれど、良くメディアが政治家に対して使う「任命責任」と言う事を考えると、今回の場合は「出演責任」なるものが放送局側にも発生するのではないだろうか。かなり穿った見方ではあるけれど、でも例えばテレビショップで法に触れるような物を知らずに販売したとか、健康被害が発生するようなものを販売したら、やはり放送局にも責任が生まれるのと同じだと思うのですが。

仕事などでは、例えば製造関係なんかだと、取引先からの情報・仕様だけて無く、必ず受入側もその通りに仕様を満たしているか確認する受入検査をするわけです。それを怠った場合、あるいはそこで見つからなかった場合、勿論根本の原因は相手にあるけれど、こちら側にも責任が発生するわけで、そういう意味で今回の一連の騒動は、日頃他の同様のケースでは厳しく追及するメディアが、自分だいざその立場になってみるといい加減だなと言う、予想通りの結果になったなと感じた次第です。「残念です。」というのは良いけれど、その後に「申し訳ありませんでした。」というお詫びもしないといけないのでは?

フォントは大事

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windowsのフォント問題。私も特にWindows10にしてから、そのシステムフォントの見づらさに頭にきた人間ですが、今でも一番の不満の一つ。

Macが、もともとDTP用に普及したと言う事もあり、DPIとかサイジングとかフォントに関しては、敏感だったという事情はあるけれど、それにしてももう何十年も経つのに改善されないWindows。勿論、OSであるWindowsだけではなく、その上で動作するアプリケーション側にも問題があるのだけれど、そこはもう少しMicrosoftがイニシアティブをとって何とかして欲しい。OSとの互換性だの認証だの、色々五月蠅いことを言っている割りには、肝心なところは結構いい加減なんですよね。SDKとか出しているわけだから、そこをちょっと準備すればかなり改善されると思うのだけれど。

もう一つ思うのは、画面の高解像度化に追いついていないこと。スケーリングに関しては以前も不満を書いたけれど、小画面での高解像度使用の場合や、その逆の場合、さらには大画面で標準解像度での使用時など、色々なユースケースが一台のパソコンでも想定されるのに、それに合わせてフォントのシェイプや属性をダイナミックに変更したり出来ないので、結局ある状態で見やすいように調整すると、それ以外の場合にはどうにもならない場合も。本当なら、外部モニター等複数画面で使用する場合には、その画面毎にフォント設定したいところなんですよね。解像度の違いもあるわけだから。

人間が何か機会やデバイスを操作するときには、視覚情報というのは一番重要なインターフェースだと思うのだけれど、その割にはWindowsは努力の跡は見えるけれど結果がついて行っていない、もう一寸頑張って欲しい子の印象がずっと続いています。今は仕事の関係でどうしてもWindows環境が必要だけれど、プライベートではそろそろMacに浮気しようか(笑)。

2016年3月17日

株主優待券

昨年、AMCの修行国内フライトを始めた時には、ANA株主優待券に非常にお世話になりました。昨年は全部で30枚の優待券を金券ショップで購入。最初の20枚が2,500円と底値の時で、その後の10枚は2,650円と、これもかなり割安な時に購入したので、昨年はAMC Diamondを達成するまでの37フライトの内、26フライトがプレミアム株主優待料金でのフライトでした。主に飛んだNHD-OKA線は、984基本マイルに対して、代替30000円位の料金でしたから、1プレミアムポイント(PP)当たりのコストは11円弱。

ところが、昨年後半くらいからじりじりと優待券の価格が上がり、年末頃には5,000円と倍に。年初の修行フライトでは、まだ株主優待料金の方がこの5,000円の優待券台を入れても安かったので、それで8フライト程飛んでいますが、HND-OKAの料金は35,000円前後とかなり割高。PPコストも、12円強とちょつと厳しい状態でした。それが4月入り、プレミアム旅割28の料金がぐっと下がってきていて、最安値ではHND-OKAで、22,000円ちょっとに。これだとHND-OKAのPPコストは7.8円/PPになり、このお陰で年初から今予約を入れている5月中旬までのフライトで、全体のPPコストがもう少しで10円を割りそうです。こんなことなら4月からの修行に集中していれば良かったと今更ながらの後悔ですが(笑)、まあ仕方ないですよね。4月~5-6月が安くなると仮に分かっていても、1月から3月分をここに入れるとなると、週に何度も飛ばないといけなくなりますから。

で、ここ数日の株主優待券は4,600円位にまで下がってきています。まだまだ高いけれど、G.W.まではこの位で推移するんだろうなぁ。その後、6月には次の優待券が発行されますから、通常の価格トレンドだとぐっと下がるはず。この優待券は来年の5月末まで使用出来るので、仮にこの時点で3,000円位迄下がれば今年後半と来年前半用に少し購入しておこうかと思案中。コスト的には、プレミアム旅割28の方が今のところ断然有利ですが、キャンセルやその他の自由度では株主優待料金の方に分がありますからね。また、7月になると夏の料金でぐっと上がるだろうから、それようにも少し準備しておきたいところです。暫くは、価格ウオッチが欠かせなそう。

どっちが正しいの

川内原発の放射線モニタリングポストの性能に関して、不十分という記事を掲載した朝日新聞。ところが、取材対象側の原子力規制委員会は「犯罪的」とまで言って激しく反論。モニタリングポストの性能が不十分では無く、目的に応じて複数の性能のポストを設置しているという説明。

朝日新聞の記事を読んで、これは作為的な文章じゃ無いかと思うのが「うち22台は毎時80μSvまでしか測れず、すぐに避難する判断には使えない。」というところ。その前の文章では、毎時20μSvが一日続いたら一週間以内に非難し、毎時500uSvに達したら即非難するというもの。そういう意味では、80μSv迄の性能があれば、初期の20μSvに関しては十分カバー出来るわけです。仮に、20μSv以上になっても、80μSvまで4倍のスケールは確保しているんですよね。方や、即非難が必要な500μSvと言う事は、20μSvに比べて25倍もの差があります。これ電気テスターを知っていれば凄く分かる話で、要するに微弱電流と弱電、さらには強電を一台のテスターで計測しようと思うと、レンジ切替をしないといけない。モニタリングポストにその機能があるなら良いけれど、多分コストや計測センサーの関係でそういう器用なことが出来るものは無いか、合ってもコストが高いだろうから、そんなに台数は置けない。で、敏感なセンサーと、強度が高いセンサーを混在させることで両方のケースに対応しようとしている、と考えるのが一番無難なんじゃ無いだろうか。

既に色々なところでも取り上げられているけれど、元の朝日新聞の記事では48台のポストの半数近くが最大値(=500μSv)に大きく足りない性能しかないことが問題だと言っています。でも、そもそもこのモニタリングポストが最大値を計測することが目的では無く、それ以前の20μSvの状態になったかどうかを判定することが一番重要なのでは。そこが、まずは非難すべきかどうかの最初の判断基準なのですからね。それに、既に放射線が発生している、例えば福島第一原発の周辺線量を計測するのであれば、最大値まで考慮したモニターが必要かもしレナいけれど、この場合は普通は問題無い状態である場所で、何かトラブルがあった時にそれを判断するためのモニター。その事故の状態にも寄るけれど、いきなり最大値まで達することは無いだろうし、その前兆として平時の値が何倍もの値になったり、それが急に変化したりという事象が発生するはずで、鹿児島の今の線量は0.05μSv位。とすると、通常監視用のモニタリングポストは、0.01μSv位の感度は最低でも必要なわけです。その機械で80μSvまでカバーするとなると、8000倍ものスケールが必要で、500μSvとなると5万倍ものスケールが必要。800倍のスケールも凄いと思うけれど、これは技術的にも厳しいでしょう。

この記事の記者が何か勘違いしていると思うのは、このモニタリングポストの第一の目的は通常線量からの異常を検知するもので、決して危険値や最大値までカバーすることでは無いはず。この機種に技術的知識が不足していたとしても、素人が短絡的にこう言う発想をするならまだしも、仮にもメディアの人間であるなら、「何故こういう機能不足と考えられるモニタを配置しているのか」という疑問を調査して、その結論を文章にするべきではないだろうか。穿った見方ではあるけれど、自分の期待値に近い情報を鵜呑みにして、それを疑わない事が、メディアとして、あるいはジャーナリストとしての資質に欠けているとは思わないんだろうなぁ。

優先順位

一寸引っかかった記事。都内にある韓国人学校の代替地として、近くにある廃校になった都立高校の跡地を有償で貸与するという記事。今使用している韓国人学校が5600平方メートルで、日本の小学校から高校までに相当する約720人が通学しているとのこと。一方都立高校跡地(今は近隣の正月高立替の臨時校舎として今年度末までその小学校が利用中)の広さは6100平方メートルと、その差は500平方メートル程度。これ、坪数に直すと150坪で、実はそれ程広いガル分けでは無いんですよね。ここでふと疑問が。最初記事を読んでいた時には、今の場所から少し広いこの場所に移ってくるのかなと思ったんですが、今の場所は法人である東京韓国学院が所有している場所とのこと。と言う事は、移るのでは無く、例えば今の場所は小学生用に、新しい場所は中学高校生用にと、分散する予定なんじゃないかと。

別に「嫌韓だから」というわけじゃ無いけれど、優先順位を考えたら、取りあえず今は場所が有り利用出来ている施設の事よりは、あれだけ問題になっている保育園の新設とか、あるいは高齢化社会用の介護・擁護施設として、この都立高校跡地を再利用するほうが先なんじゃ無いだろうか。舛添知事が韓国訪問時に朴大統領から要請されたと言う事だけれど、それはそれとしても優先順位が違う気がする。百歩譲って、今の場所により効率的な校舎や施設建築する間の臨時卒として、この県立高校跡地と多分校舎などを使用したい、と言うのならまだ話は理解出来るのですが。それと、調べていてビックリしたのが、この韓国人学校(東京韓国学校)、国内に何カ所かある同様の学校が「一条校」であるのに対して、この東京韓国学校は「非一条校」、つまり各種学校・塾的な扱いの場所。別に各種学校扱いだからというわけでは無いけれど、やはりここでも優先順位は考慮すべきで、これが一条校ならまだしも、そうでない施設に対して、保育園とか他の優先事項があるなかで優遇すると言う事はどうだろうか。さらにWiki情報によれば、生徒の半分はビジネス等で数年日本に滞在する家族の子弟ということで、言い方は悪いけれど「腰掛け利用」。となると、やはり優先順位を考えると疑問が生まれます。

直接自分に関係する話では無いけれど、でも一寸気になる話題です。

2016年3月16日

東芝から美的集団

経営再建中の東芝が、白物家電部門を中国の家電大手美的集団へ売却する方向で調整中と言う記事。暫く前に、三洋が中国のハイアール(Haier)に買収され、シャープも鴻海が買収。東芝が美的集団(Midea)へ白物家電を売却すると、ますます日本の家電業界が寂しくなってきてしまいます。別の海外のメーカーや中国のメーカーが悪いとは言わないけれど、基本的に彼らの製品は新興国等を中心に価格競争力のある製品が中心。だから、どうしても日本国内で製造されるような商品と比較すると、一寸商品の粗さというか、一寸違うなという印象が拭いきれません。これは、国内メーカーのブランドを関した商品でも、OEM/ODMで作られた物にも時々感じるもので、別に作るのは中国でもベトナムでもマレーシアでも良いのだけれど、どれだけそこに本体の人間が関わって、元々の自社製品のラベルを張るためにコミットしているかが重要。所謂、丸投げとか完全にODMでロゴだけ張り替えた物って、やはり使えないというか、日本人の品質要求レベルからするとダメです。

何処かの政党じゃ無いけれど、外見だけあるいはラベルだけ貼り替えただけじゃダメなんですよね。中身が勝負。そういう意味で、最初に三洋を買収したHaierも、最初はHaier Japanとして、旧三洋の製品を販売していたけれど、多分最初の中国企業による買収ということもあって、ここではブランドが障害になり、今では三洋電機のブランド「AQUA」を使用しています。多分、旧三洋電機の社員やエンジニアの発言力も以前よりは大きくなって、多分Haier方式から三洋方式に社内プロセスも変わって、日本向けの製品作り、そこからその品質での世界向け製品作りが進んでいるんじゃ無いだろうか。ただ、このAQUAの社長が、先日R2D2の冷蔵庫を作ったり、中が見える冷蔵庫なんて言う物を作ったりしているけれど、あれはちょっと方向性が違うような。

Haierは、日本では一般的には無名だけれど、多少か家電を知っている人にとっては有名な企業。でも今回のMideaはどうだろうか。世界でビジネスをしている起業ではあるけれど、Haier以上に知名度は低いし、それが日本でビジネスするにはかなり厳しいと思う。東芝のブランドは維持するとしても、実は日本人はここの製品群のブランド名よりは、「〇〇社の××」という、企業名付でのブランド名を重視していたというか信頼していたわけだから、三洋以上に厳しいと思いますね。

で、個人的に気になるのは、名門東芝のPC部門の行方。多分、富士通・東芝(+VAIO?)連合が出来るんだろうけど、負土通のPC部門にしても余裕があっての話じゃ無いだろうから、どの様に先ずはビジネス、そして次に製品群を統合していくんだろうか。海外企業による買収だと、ある意味変われた側の発言力は低いから、買った方の言いなりにバッサリやられる場合も有るけれど、日本企業同士となるとなかなか摩擦も消えない気がします。シェアでは富士通だけれど、東芝の場合はノートブック専業と言う事もあり、そこだけ見たらそこそこの勝負が出来ますからね。

そうそう、サザエさんのスポンサーはどうなるんだろうか。既に暫く前から東芝の一社提供では無くなっているみたいだけど、画面に登場する磯野家の家電製品に、ダイソンの掃除機が登場するようになるのか、ちょっと楽しみだったりして(笑)。

何となくとっても不愉快

朝日新聞に掲載された記事から、北海道の写真コンテストに掲載された写真が物議を醸しているという話。最優秀賞に選ばれたが、海岸に打ち上げられた鯨の死骸の上でガッツポーズをしている写真。しかもタイトルが「征服」。いゃ、これは拙いだろう。特におかしいのは、写真を選択したという女性会員の言葉。

「クジラは生きていると思った。その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ。それが冒瀆と言われると何と言っていいかわからない」

仮に生きている鯨の上に乗れば、それは虐待だろうし、それを持って「勇気」というのは変でしょう。更に、今回は既に鯨は死んでいるわけで、それを利用してこう言う行為をすることは、死んだ鯨に対しての「冒涜」と十分に言えるのでは。この写真コンテスト、北海道立オホーツク流氷センターが主催した写真コンテストということで、そんなに変な組織では無いだろうし、他の写真を見ると文字通り北海道、オホーツクの自然の様子が写された良い写真だと思うのに、なんでこれが最優秀賞なんだろうか。

確かに、日本人と鯨との関係は密接だし、畏怖する存在でもあるし、その巨大な存在を上回ると言う事は、それは何か達成した物であることは確か。ただ、今の風潮であるとか、今の日本人と鯨との関係を考えると、仮にこう言う行為をしたとしても、それを写真に撮影して拡散し、更にそれが感動するような光景だとは思えない。私が最初にこの記事と写真を見て思ったのは、欧米のハンティングをしている人が、射止めた動物の上に立って誇らしげにしている様子を見た時の違和感というか不快感と同じようなもの。生活の糧として獣猟師が射止める場合や、獣害対策で射止める場合は、これはまぁ仕方ないと思うけれど、「スポーツ」として射止めることには反対。それと同じ不快感ですよね。

今朝のニュースでは、この騒ぎで写真を撮影した人は受賞を辞退したという事で、何となく騒動も収まるのだろうけど、でも後味は悪いですよね。仮に、この鯨の死骸を写真に納めるのであれば、例えば暗くなった夕日の中で静かに旅立つ様子であるとか、波がこの巨体を洗う様子とか、もっと鯨にも命にも自然にも尊敬の念を表す構図はあったはず。それが、このオホーツクや北海道の宝物だと思うんですけど。北海道の人達があの土地で生活している理由は、何も厳しい自然を征服しようと思っているからじゃ無くて、あの豊かな自然と共存しようとしているからだと思うんですよね。それを考えれば、決してああいう写真は撮影しないだろうし、仮に目に入ったとしてもそれを最優秀賞と感じることも無いと思う。

「民進党」でも嫌われる人達

擦った揉んだの末、旧維新の党が推薦していた「民進党」に新党名が決定。「立憲民主党」「民主党」を推していた旧民主党も、投票に参加した国民の圧倒的な嫌悪感に白旗を揚げた感じですが、その「民進党」にしても以前の党名とさほど変わらない「不評」さ。それは、党名が良い悪いじゃ無くて、その中身である両政党の中身が全く変わらないことに、みんなちゃんと気がついているからなんですよね。政党要項すら摺り合わせされないのに、先ずは外面第一で党名を決めましょうというのは、本末転倒な話。例えば、あれだけ「野党共闘」を言っていて、中心は共産党ではあるけれど、その中にはこの両党も賛意を示していたわけだから、その部分に関して双方合意できるはず。でも、そんな話は全然聞こえてこない。旧維新の党の半分近くは、実は元旧民主党出身で、当時の政策に反対して出て行った人達。そういう意味では、元の鞘に収まるのは良いのかと思うけれど、自民党だってそういう話は結構ありますからね。

今回の合併話は、昨年からでていた話で、決して急に決まった話ではありません。それなのに、今に至っても何も決まっていないに等しい状態で、でも次の選挙のことを考えると合併だけはしたいという、正直都合の良い話にしか聞こえません。そんなところが、国民の意識の低さと注目度の低さを回復出来ない理由何でしょうね。

あれだけ与党を攻撃していながら、その内容の無さに国民の支持は得られず、内閣支持率や与党の支持率は変わらず、同様に野党の支持率も低いまま。そういうところを、まるで見て見ぬ振りをしている「裸の王様」になっていることに、樹がつくのだろうか。いゃ、別に私は民進党も民主党も支持しないので、このまま低迷して貰う方が良いのですが。でも、適切な競争無き場所に新しい物も生まれないわけで、そういう意味ではもう一寸まともな野党が生まれて欲しいのですが。ナゾナゾや難読問題だけが国会の仕事じゃないことを肝に銘じて欲しい。

2016年3月15日

カード更新

3月は多くの企業・組織で年度末。FFP/FSP愛好家にとっては、2月3月と言えばメンバーカードの更新時期(笑)。一昨日、昨日と続けてその更新カードが届きました。先ず届いたのは、MarriottのMarriott REWARDS。もう四半世紀以上前に、始めて入ったのが、このMarriott REWARDS。当時のUS出張時の定宿がResidence-Innだったのがその理由ですが、実は今日に至るまでほとんど利用したことが無いカードの一つ(笑)。今では、UA MP 1Kの特典としてGold Eliteになっているだけで、実は宿泊履歴はもう何年も無いはず。「今年こそは理由するぞ」と思いつつ、思うだけで終わってしまっていますが、今年こそは(をぃ)。

機能届いたのが、JCB Amex Platinumの付帯特典で貰っているPriorityPass。今回からデザインが変わりました。以前の筆記体っぽい書体の方が好きだなぁ... 一昨年だったか去年くらいまでは、UAのUnited ClubもPriorityPassに参加していたので、高い会費を払うのも馬鹿馬鹿しいので、United Club Membershipは止めて、このPriorityPass利用にしようと思ったら、いつの間にかUnited Clubが脱退していた orz。まぁ、同じスタアラのANA AMC Diamondになり、SFCも作ったので、取りあえずアメリカ国内線のみ利用時でもUnited Clubは利用出来るはずだけど。そう言えば、ここ数年は成田のUnited Clubを利用することがほとんど無くなりましたねぇ。AMCの上級会員になる前も、スタアラゴールド特典を利用して、United Clubの前を素通りして、4サテのANA Loungeに行ったものでした。理由は、混雑していたことと、多分その為だと思うけれどWi-Fiが壊滅的にダメダメだったこと。最近は改善されたのかしれないし、ラウンジもリニューアルしたと言うことなので、今年の夏のフライト(まだ未定だけど)の時には、久しぶりに入ってみようかしらん。

アメリカの夏時間が始まると仕事柄「あぁ、今年も一年始まるなぁ」と感じるんですが、同じくいろいろなFFP/FSPメンバーの更新が始まると、やはり「あぁ、今年も修行が始まるなぁ」と実感してしまうのは、やはり病気でしょうね(笑)。

懸賞金

賭博問題で揺れる、プロ野球の巨人。今度は、選手が試合前にお金を出して、その試合の勝敗で試合前の「声出し担当」選手が受け取ったり(自チーム勝利の場合)、逆に支払ったり(自チーム配線の場合)というやり取りがあったことが問題視されています。個人的には、「巨人」というプロ野球のチームであること、チーム外の関係者が関わっておらず、選手内で選手がお金を供出していることから、ある意味勝利に対しての「報奨金(インセンティブ)」と言って良いように思います。勿論、お金意外に何か動機付けすることがスポーツマンシップ的には望ましいと思うけれど、でも「プロ」なんですからね。「お金」というモチベーションは重要だと思いますよ。仮にこれがダメというなら、大相撲の「懸賞金」だって同なのという話になるだろうし。それに最近の「アマチュアスポーツ」であっても、大きな大会では賞金が出るわけですからね。某かの成績を残した選手に、「お金」という対価を与えることは、その内容や金額に選考基準など条件はあると思うけれど、悪いことじゃ無いと思います。

勿論、巨人での賭博行為が問題になっていた時期に誤解を招くような話が出てきたと言う事もあるだろうし、NPBの調査で問題なしと判断されたとはいえ、敢えて公表しなかった態度とか、やはり後ろめたい部分はあったと思うから、それは拙かったとは思いますけどね。結果は結果として、コンプライアンスには違反していないと言うことは言うべきだったかなと感じます。

まあ、理想を言えばそうやってお金を集めても、支払先を選手本人では無く、その選手名で何か慈善事業に寄付をするとか、スタジアムに例えば子供用優先座席を準備するとか、還元方法を考えればまだ評価も違ったでしょうね。「スポーツとお金」って余り良い意味では使われないけれど、逆に今回の騒動を契機にポジティブな方向に「スポーツとお金」という理解が進んで欲しい。例えば、プロスポーツの試合会場では、常に某かの募金活動が行われているとか、そのチームの代表選手が某かのボランティア目標を作るとか(ホームラン1本で幾ら寄付とか)、そう言うことを普通に出来る環境になれば、今回の騒動も意味があったと将来言われるようになるんじゃないだろうか。是非、そうあって欲しいですね。

2016年3月14日

Chromeのダウンロード表示

先週くらいからでしょうか、Google Chromeのダウンロード表示(Ctrl+J)のデザインが変わり、よりグラフィカルな感じになったんですが、これが使いづらい。以前はシンプルな形で、一画面に必要な情報が入っていたけれど、今回は妙に一つのダウンロード表示が大きくなり、何ページにも表示が渡ります。更に、どうもBugなのか、表示がチラチラ変わるんですよね。ダウンロードサイズなのかステータスなのか、表示順序をリアルタイムに変更しているみたいで、これが見づらい。最近Chromeの更新があったようなので、その時にデザインチェンジされたんだろうけど、開発している人はこれが良いと思っているんだろうか。

Googleのアプリは、以前は先進的で「???」という物も合ったけれど、よく使う物、慣れた物に関しては、Microsoftの同様製品とは違って、より身近な感じがして、それが高評価にも繋がっていたんですが、どうもそういう路線から外れだしたような印象。せめて、「シンプル」「標準」「詳細」くらいの表示切り替えくらいは提供して欲しいのだけれど、そんなものも無いし。ちょっとGoogleにも考えて欲しいですね。

きつい言葉が必要な社会

昨晩、たまたま夜遅くCX系の「Mr.サンデー」の終わり頃にチャンネルが合った時、番組最後にMCの宮根誠司氏と、コメンテーターの木村太郎氏(以前は、急逝された竹田圭吾氏とのやり取りでしたが)との、〆のやり取り。最近話題になっている「保育園落ちた日本死ね」の件で木村氏がそのブログ全部を示しながら、所々に使われている「死ね」とか「クソ」とか「じゃねーよ」という、正直汚い言葉遣いに関して、「ここまで激しい言葉が入っていたから注目された」というようなことを言われていました。正直聞いた直後には「木村さんらしからぬ、煽るような言い方だなぁ」と思ったんですが、そうなると、ますます過激な言葉遣い、過激な内容で目立とうとする人達が増えて、それって今問題になっているような「ヘイトスピーチ」にも繋がる思考じゃ無いのかなと。

木村さん自信は以前、ヘイトスピーチには反対だけれど法規制にも反対、と言うようなことを言っていて、私もこの考え方には賛成で、実際そこに存在しているのに無かったことにすることで解決するというのは何も解決していないことなんですよね。最近では、昔使われていた言葉でも現代では「差別的」と言う事で使用禁止に近い自粛措置を強いられていること場も多いけれど、その言葉を無くしたとしても、その言葉に示されてきた行為までは無くならないわけですよね。結局は、また新しい言葉が生まれるか、昔の言葉が今度は見えないところでより陰湿に残っていくだけじゃ無いだろうか。

アメリカでは"PC (Politically Correctness)"と言って、使うに相応しい言葉・そうで無い言葉の区別が、ここ20年位の間に急に広まってきたように感じます。例えば、手足や耳目が不自由な人を、昔は"Handicap"という言い方をしたけれど、その頃には"Disabled"という言い方をするようになっていました。例えば、手が不自由な場合、Handicapと言ってしまうと、それがその人に対して否定的な状態を表すような言い方、あるいは不自由で無い人と比較して劣っているような意味があると言うことで、「元々同等に備わっているけれど、今は使えない(Disabled)だけ」という、ある意味婉曲表現を使うようになっていました。更に最近では、特に知的障害等の場合"Gift"という言い方もするようで、これにはちょっと驚いてしまいました。HandicapにしてもDisabledにしても、否定的な言葉だからもっと肯定的な言葉にしたいという気持ちもあったのだろうし、実際そういう子供さんと生活していて逆に自分の方が教育されて得る物があると言う意味もあるかと思うけれど、英語ネイティブ出ない、文字通り言葉の意味でしか解釈できない自分のような人間が聞くと、ちょっと「えっ?」と感じてしまうのは正直なところです。

ただ、「言葉は生き物」と考えれば、これからまた違う言い方が生まれてくるかもしれないし、時代が進むと共に昔の言葉とともにそういう考え方とか記憶も消えていくんでしょう。その中で淘汰されて残っていく言葉が、今回のように厳しい言葉ばかりだとちょっと悲しい。もっとも、「死ね」という今は罵倒語であるけれど、あと何十年も経過したら「死ね」という言葉が「最初からやり直せ」とか「もう諦めて止めなさい」というような意味で使われるようになっていたりして。きつい言葉はその瞬間は印象に残り、だから更にきつい言葉が生まれて使われていくけれど、そうなると結局は善負がきつい言葉になって不感症になり、元々のキツい意味では使われなくなっていくじゃ無いだろうか。例えば「超スーパー死ね」とか。で、逆にきつさでは無く滑稽さだけが奇話だったりして。

そうそう、今回の匿名ブログがこれだけ話題になっているのは、確かにその文体の厳しさとか内容がタイムリーだったと言う事もあるだろうけど、これ幸いと政治利用している人達もいることも忘れないようにしないと。それは、言葉の善し悪しとは全く別の事ですからね。そういう意味では、使われている言葉では無く、その内容に注目することは良いけれど、それを裏で画策している「力」には更に厳しい目を向けないといけないでしょうね。

人工知能は復活するか

Googleの人工知能「AlphaGo」と韓国の囲碁棋士李氏との対戦は、AlphaGoが3連勝した後、第四戦目では李氏が待望の1勝を上げる結果に。その囲碁の結果以前に個人的に一寸驚いたのが「人工知能」という言葉を、久しぶりに目にしたこと。20年くらい前には、世界的に流行したけれど、その後余り表に出なくなってきた気がしていたので、今回の囲碁対戦で再び「人工知能」が公に言われるようになったのは、懐かしい感じ。勿論、表に出てきて以内だけど、Siriとかは立派な「人工知能」と言っても良いと思うけれど、やはりこう言う囲碁とかチェスとかオセロとか将棋とかで対戦するのが、何となく「正統派人工知能」みたいな気がする(笑)。

私は囲碁はほとんど知らないけれど、この4戦目では李氏側が途中から日頃は使わないような手(悪手)を繰り出して、それでAlphaGo側の探索ルーティングがドツボにはまったみたい。昔からある、人工知能(コンピューター)崩しの方法ですよね。昔のオセロや将棋対決では、例えばわざと相手に駒を取らせるようなことをやって相手の探索パターンを崩して、そこから逆転するというのが人間側の定石だったけれど、今回もそんな手法をくりだしたと言うことなんでしょうね。どう言うロジックで相手の駒(石)を読み、次の手を考えるのかは分からないけれど、そういう判断をする部分がまだまだ人工知能では不得手ということでしょうか。でも、一時人工知能との対戦ブームがあった頃は、人間側がそういう人工知能の「クセ」を知ると、いろいろと崩し方を研究して「対人工知能」の技術が結構蓄積されたものですが。勿論人工知能側も、そういう相手の罠を認識するような対策を入れるようになり、囲碁はそういうギャンブル的な対戦にも対応出来るようになっていたと思っていたのですが。何か、分からなかった「穴」にはまってしまったのだろうか。

今回使用されたGoogle側のコンピュータの規模や性能が分からないけれど、一昔、二昔前には今のパソコンどころか、スマホくらいの仕様のパソコンで対戦していたことを考えると、あの頃の技術の方が進んでいたのかも。と言うか、当時そういうプログラムを開発していたエンジニアの熱気が大きかったと言う事なんでしょうね。そういう意味で、今回こういう対戦を実現することが出来るGoogleという企業の底知れない懐の太さに、あらためて驚くわけです。最近では以前ほどのカリスマ性を感じないGoogleだけど、流石に「腐っても鯛」と言っては失礼だけど、ネットワーク界に君臨する存在だなと再認識しました。

2016年3月13日

トンチンカンな国連

国連の女子差別撤廃委員会が出した「最終見解」に関して、日本からは批判が拡大しているわけですが、それにしても対応が甘い気がします。見解に含まれている「慰安婦問題の日韓合意」に関しては、日本と韓国が相互に合意して発表した物である以上、関係無い第三者がとやかく言う権利は無いはず。しかも、記事を読む限りでは、日本には言いたいことを言うけれど、韓国には何も言っていないような印象を受けます。既に合意している以上、責任は両国にあるわけで、その合意に対して文句があるなら両方に言うべき。でも、それが出来ない・やらないというのは、「差別撤廃」という本来の目的以外の目的があるように感じられるのは、私の性格がねじれているから?(笑)

というか、凄く不思議なのは、今世界中ではこの瞬間に幾つも女性差別が大規模に発生しているわけで、先ずはその現在進行形の事柄を止めることでしょう。日本が、女性差別の無い国という気は無いけれど、韓国や中国がそれよりもましな環境であるとは思えないし、東南アジアや中東ではもっと酷い環境にある国も多いのに、何故そちらの問題解決を優先しないのか。

この委員会だけで無く、暫く前のユネスコの問題もあるけれど、結論に不満と言う理由では無く、不透明なプロセスで決定されることに対して、日本はもっと声を上げるべきだし、必要ならば供出金保留などの手段を使ってでも、まずはプロセスの透明性に関して話し合いの席に付くまで実力行使すべき。大体、今は事実上保留状態になっているとは言え、敵国条項が完全に削除されたわけでは無いわけで、そんな組織に対して何も言わない何も実行しないのはある意味無責任な態度では。

勿論、国としての行動だけで無く、実際問題として国連職員として内部で活動する人材も増やさないとダメ。外務省の管轄になるのか、あるいは政府自体の問題なのか分からないけれど、相手の土俵で勝負できる人材ももっと津くらいなとダメですよね。逆にそういう人達が増えていけば、そういう人材が経済の世界にも回っていき、正直なところやや閉塞感のある国内経済を保管する形で海外での経済も回るようになると思う。何れにしても、昔から日本人は「国連」と聞くと正義の味方という意識があるけれど、どんな組織も時間と共に変質していくもので、今の国連がどう言う状態なのかと言う事は、厳しく見ないといけないんじゃないだろうか。

UAからB747退役

日本の航空会社からは政府専用機と日本貨物を除いて退役してしまったB747"ジャンボ"。欧米の航空会社ではまだまだ現役で、LH等は確か最新のB747-8南下を導入していて、まだまだ現役だけれど、それでも世の中の流れとしては、B777とかB787、AirbusならA330とかA350という、大型機だけれどほどほどのサイズで燃費の良い機体に移行しています。で、UAも2018年までにB747を退役させるという記事UAのWikiによれば、UAのB747保有機は22機。これを2018年末までに、順次B787-9やB777-300ERに更新していくといこと。最初この話を聞いた時に、「B747だと差席数400席以上あるから、座席すう300席位のB777-300ERじゃ供給不足になるんじゃないの」と思ったんですが、Wikiの記事を見ると、今のB747-400が374席(F:12/B:52/Y+:70/Y:240)に対して、B777-300ERだと366席(B:60/Y+:110/Y:196)と、座席数は同程度なんですね。でも、GlobalFirstが無くなり、BusinessFirstも、旧UAのタイプではなく旧COの斜めのタイプだろうから、個人的にはちょっとなぁ...

今の日本離発着便だと、NRT-SFOとNRT-ORDにB747が導入されていますが、これ、どちらもB777-300ERにするんでしょうね。季節によっては、NRT-SFOはB787-9になるかもしれないけれど。あと、羽田便の就航先を何処にするかによっても、気になりますね。羽田からは、NY(ERW)とかORDに飛ばしたいだろうから、その分成田発は小型化されるかも。個人的には、キャパの拡大も欲しいけれど、便数の増加や就航拠点の拡大も是非お願いしたいところですね。

Daylight Saving Time

今日、3月の第二日曜日から、アメリカでは一部地域を除いて夏時間(DST: Daylight Saving Time)がスタート。日曜日深夜の02:00が、03:00となって1時間時刻が進み、それに合わせて日本との時差も、東海岸の-14時間が-13時間に縮まります。ハワイはDSTを導入していないので、ハワイとの時差はこれまで通り-19時間なので、そこは注意が必要ですが。

今はそれ程では無いけれど、暫く前までは毎日のようにアメリカのエンジニアやマネージャー達と電話会議が有り、だから東海岸とか西海岸との時差は常に頭に入れていて、「日本は今何時だから、USは夜の何時」なんて言う事を考えながら仕事をしていました。電話会議は無くても、「今メールを送れば、まだオフィスにいるかもしれない」と計算して、早く返信を貰おうとしたこともよくありましたね。最近では、みんな自宅からアクセスしてメールチェックとか電話会議するので、以前ほどオフィス時間を気にする必要は無くなったけれど、それでも深夜過ぎ何て言うのはどちらにとってもありがたくない時間帯だから、それは今でも注意しているけれど。

社会人になって就職したのが外資系の会社であり、ついた職種がエンジニアで、さらに開発していた製品がアメリカの部門主導の製品だったから、もう仕事を始めた時から英語漬けにされました。それ故、ある意味アメリカのカルチャーの中で一日の多くを過ごすようになり、だからこそその後仕事でもプライベートでも、アメリカを旅行するのが楽しくなったのは大きな収穫だと思っています。アメリカと、そういう少しずれた平行社会見たいな環境に慣れていると、何となくその他の国との話も、少し斜めから見たような感じで見るようになりますね。別の言い方をすると、一歩引いた視線というか、少し角度を変えた方向から見るとか。それが良い点・悪い点あるとは思うけれど、どちらかというと直感的で衝動的な考えをしがちな自分に、少しWaitを掛けると言うか客観的な考えが生まれてくるちょっとした余裕というかタイムラグみたいなものを作ってくれている気がします。

6月は7月には、久しぶりにまたUSにぶらぶら旅行してみたいと思い、時々UAの予約検索とか流しているけれど、DSTが始まると何となく「あぁ、一年が始まる」みたいな感覚になり、ちょっと気持ちが高ぶるので、衝動的に予約を入れないか、それが不安です。(笑)

2016年3月12日

嫌われる「民主党」

国民投票(?)で、新しい党名を決めようとしている、現・民主党と維新の党が合併する新党ですが、その候補には、現在の「民主党」を筆頭に、「立憲民主党」と「民進党」が続いていて、現・民主党は「立憲民主党」を、現・維新の党は「民進党」を推しているらしい。ところが、台湾で次期政権を担う「民主進歩党」略進「民進党」から、「イメージが悪くなるから、『民進党』を名乗らないで欲しい」と言われてしまいました。自民党関係者からのコメントを記事にしているから、もしかしたら単に軽口の類だったのかもしれないし、その真偽も一寸不明だけれど、まぁ分からないでは無い(by さんま)。

7年前は、日本では民主党が政権交代に向かって最終段階だったし、アメリカではオバマ旋風でやはり民主党が共和党から政権を奪い返しつつ有り、「民主党」が大ブームだったわけですが、どちらも期待値が大きかっただけにその後の落胆は更に激しくて、もう「民主党」の「み」の字も聞きたくない感じ。もっとも、その時は別のアメリカの民主党が日本の民主党にエールを送っていたわけでも無く、たんに日本の民主党が世界的にブームになっていた「オバマフィーバー」に乗っかっただけだけれど、今回は逆に台湾の民進党から三行半というか拒否された感じ。まぁ、これまでの民主党のダメさを見てくれば、彼らとしてもそう言いたくなる気持ちはよく分かるけれど、しかし直球だなぁ(笑)。

さて、世の中的には不名誉であろうが、嘲笑の的であろうが、これまで使ってきた「民主」を残したい現・民主党は「立憲民主党」という名称にしたいらしい。何で、わざわざ「立憲」という言葉を入れたいのかわく分からないけれど、意図は先の安全保障法案「違憲」として、それを正すと言う事だろうけど、余りに短絡的というか、まぁそれが民主党らしいと言えばそうだけれど。でも、「自由民主党」が「自民党」になるように、「立憲民主党」だと「立民党」とか「憲民党」になるんじゃないの? 個人的には、後者の「憲民党」が、日テレの某バラエティー番組っぽくてお勧めです(笑)。

「民主党」が余りに不評で、出来るだけそれを隠したいという党員もいれば、ここまで育ててきたブランドだから「民主」は外せないと言う党員もいる。結局は、自分達が何をやるのか、何をしたいのかでは無く、以下に自分達を売り込めるとかと言う事が新党名選択理由である以上、結局は名前が変わっても何も変わらないと言う事ですよね。それでも、全く違う意味合いの、あるいは言葉の名前にするのであれば、まだ何か今度は頑張ってくれるという「期待感」も感じるけれど、結局は「民主党」かい、というツッコミが最初から期待出来るようでは、やはり先は見えますよね。何故、そんな単純なことすら、彼らは理解しないのか、それが凄く不思議な集団です。

新幹線百景

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」ですが、今回は半分番外編。今週は、木曜日に有休を取得し、一日日本一周の旅をして夜羽田に戻り、翌日金曜日に会社に出社したから。そんな木曜日の朝。セントレアから出発するので、まず名古屋に向かうわけですが、これまでは早朝のフライト(8:20とか8:30にセントレア発)だったので、これに間に合わせるためには、朝一の下りこだま号(6:32発)を使わないといけなかったので、朝が大変。金曜日に会社に出る時よりも、1時間以上早めに起きないといけなくて、正直辛かった。今回は、10:10発の沖縄行きなのでそれよりはまし。ただ、いつもの金曜日の朝と同じくらい。乗車したのは、浜松7:49発の新大阪行きこだま号。この朝の時間帯は、下り方面は一寸不便なんですよね。この乗車したこだま号は三島始発ですが、その前二つは静岡始発で、東京発のひかり号は8:37まで無い。

ほぼいつもの金曜日のように自宅を出て駅に向かい、いつものようにスタバで朝食を買ったんですが、この時期仕事で利用する人と春休みで出かける人で混雑していて、スタバの順番待ちが長くて少し焦りました。列が多少長いくらいなら、効率よく裁いてくれるんですが、日頃余り利用したことの無い人も多いので、窓口でのサービス率が低下。それでいつも以上に時間が掛かるんですよね。それでも何とか朝食をゲットして、こだま号に乗り込みます。そうで無くても指定席の少ないこだま号なので、今回も早めに予約したグリーン早割。50分弱の乗車だけどやっぱり楽ですね。定刻通り名古屋駅に到着すると、ここから名鉄名古屋駅までが少し距離があります。乗り換え時間は12分。早足歩きで4分で移動して、余裕で乗り継ぐことが出来ました。

翌日金曜日はいつものように夜新横浜駅からの帰宅。こちらも、観光客の皆さんや仕事帰りの皆さんで、いつもの金曜日の夜の様相。自由席は勿論、指定席もほぼ満席状態でした。乗車するひかり号の一つ前には名古屋行きのこだま号が同じホームに入線するんですが、こちらはいつも満席。今回は、多分ディズニーとかその他のパーク帰りと思われる小さな子供連れの家族の姿が多く見られたんですが、一寸空席を探すのは厳しそう。幸いにも、私の前の車両では、この新横浜駅で降りる人が多いのか空席が幾つかあり、座れたみたいですけど、ちょっとこの時間帯に小さな子供連れで利用するのは無謀だなという感じ。

この日の車内では、来週月曜日に定期的に受けている健康診断があるのでアルコールは禁止。食事も、新横浜駅で軽く食べたので、ずっとiPhoneを聞きながら浜松到着を待っています。浜松に到着して出口に向かうと、後ろの方の3席列で肘掛けを上げて、3席を占有して寝ている外国人観光客の男性を発見。静岡でがらっと乗客が降りるので、静岡から浜松の間は結構空席が出来るものですが、それにしても大胆な人。所謂飛行機で言う「エコノミーフラット」状態。まぁ、やりたい気持ちは分かるけれど、顰蹙買わない程度にして欲しいですよね。

この時期の新幹線で困るのは、どうしても寒さ対策で厚めのアウターを着ているから、車内での始末に困ること。来週開けくらいからは、また暖かくなって今度はそのまま春に進むようなので、来週は少し身軽に乗車できるように願っています。

2016年3月11日

5年目の311

東北大震災から5年目の今日、数日前から情報番組やニュース番組の特集で、あの3月11日の様子が何度も取り上げられ、今朝は朝から現地中継が入っていたりします。もう5年と思うから、まだ5年と思うかは人それぞれだと思うけれど、一つ言えるのは遅々として進まない現地の復興。勿論、すこしずつ色々な場所に生活は戻りつつあるけれど、未だに仮設住宅は無くならないし、海岸地域にはまだまだ更地のままの場所が多くあり、とても「立ち直った」と言える状態ではありません。

いつも感じるんですが、同じく大きな被害を出した阪神淡路大震災は、5年目くらいにはかなり回復していた記憶があります。かなり乱暴な言い方だけど、阪神の場合は内陸部の被害が多かったから、延焼した家屋や瓦礫を撤去して、そこに新しい家や建物を建て直すだけで良かったのに対して、東北の場合は津波被害対策で堤防は必要、土地のかさ上げも必要、塩で洗われた土地の洗浄が必要、さらには原発の影響元、何重もの条件が折り重なっているわけで、なかなか解決出来ません。同じ堤防を作るにしても、より強固な物をと言う場所もあれば、海が見えないのは不安と言う事でこれまで同様の物にする代わりに土地のかさ上げや避難場所を整備する場所もあり、どうしても100%の解決策は無いもの。

これまた乱暴な意見ですが、「1000年に一度の大地震」であるならば、これから1000年はあのような大規模災害は無い(という仮定)のだから、まずは通常の台風等の対策で必要な程度の堤防を先ず作り、その次に以前同様あるいはより効率的作りを進めていれば、この5年間の様子はもっと変わったかもしれない。そういう知見は、例えば地元の浜松での堤防作りとか、遠州灘近くの地域での命山とか避難場所建築に行かされているけれど、そういう形で少しでも波及していくことで、次の災害対策にもなるわけだし、もう一つあの経験と知識を構成に伝えていく「DNA」みたいなものにもなって欲しいところです。

ただ、物理的な物は作り直せば良いけれど、どうしても消えないのが農作物水産物に対しての風評被害。私なんか、福島産の物は全て検査されて出荷されているわけだから、日本であるいは世界で一番安全な食べ物だと思っているくらいだけど、世の中にはそうじゃ無い人も沢山いますからねぇ。一旦頭に叩き込まれた物は、多分一生抜けないだろうなぁ。それならそれで、それはその人の自由ではあるけれど、そういう人に限ってエキセントリックに世の中をかき回すから困りもの。中にはこう言うトンチンカンなことを言い出す教師もいるみたいだけど、311の事を社会教育として教え伝えることは必要だけれど、一方で教え子の旅立ちすら祝福できないような人間が教師なんてするべきじゃ無い。痛みだけじゃ人は生きていけない。希望や喜び、あるいは夢が無ければ、人は成長できないし生きる意欲も沸かない。それは、一人一人が自ら考えて見つけないと行けないことではあるけれど、回りの少しの手助けが大きな物に繋がることもあります。この日、悼む気持ちを持つことは必要かもしれないけれど、それを踏まえて自分が何が出来るかと言う事を未来について考えることも重要なのでは。多分現地の人達も、そういう「次」に繋がる支援を、今は願ってるんじゃ無いだろうか。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

木曜日に休暇を取り国内周遊フライトをして、夜に羽田に到着。そのままホテルに入り、翌日出社。本当に、ただそれだけ。たまたま、いつも寄りやすいレートが出ていたから良かったけれど(笑)。

SPGのステイカウントも、Platinum獲得の年間25滞在を目指して、2滞在/月が目標ですが、この宿泊で6滞在目。今月は、SPG系でさらに3滞在予定を入れているので、こちらのステイカウントも予定よりも前倒しで進んでいます。良い傾向と言って良いのか...

Leg#7: NGO-OKA/-CTS/(-HND)

「10,000PP/月」を目標に、順調に進む今年のAMC Diamond修行。3月は春分の日の連休があるので、ここで稼ごうかと思ったら、やはり時期的に卒業旅行に新学期・新年度の移動などがあるからでしょうか、もうほとんど希望のルートが取れない。ならばと、月末に台湾旅行を先に入れてしまったので、週末飛ぶ機会が無い。ならばということで、年初のUS旅行をキャンセルして有休が浮いたので、一日休暇を取って回ることに。金曜日には会社に行くために羽田に戻ってくるから、朝出てセントレアから沖縄、そして新千歳に移動して羽田に戻る事に。都合良く、最初の二区間がプレミアム旅割28で取れたので、株主優待券も不要ですし。

1) NGO 10:10 - OKA 12:35 (NH303)

いつものパターンだと、朝8:20とか8:30初のフライトを利用して、朝出てくるのがキツいのですが、今回は次のOKA-CTSがお昼過ぎなので、セントレア発沖縄行きの2便目でも間に合います。ただ接続時間は40分なので、ちょっと遅れると厳しいのですが。

いつも金曜日に出社するのとほぼ同じ時刻に浜松駅を出るこだま号でまずは名古屋駅まで移動。ここから4分程早歩きで移動して、名鉄名古屋駅へ。ミュースカイのチケットを買ってセントレアを目指します。いつもの早朝の時間帯だと、朝のラッシュアワーでミュースカイも満席ですが、この時刻(9:00前)はガラガラ。これくらいが良いなぁ... ANA/JALの国内専用共用ラウンジで一服して、トイレに行ってから、ラウンジを出て直ぐの8番ゲートへ移動します。

使用機材はB767-300とそこそこのサイズの機材ですが、ほぼ満席状態。いかにも「沖縄へ遊びに行くぜ」っぽい、オジさん集団とかいたりします。案の定、プレミアムクラスでは、酒盛りが始まったりして...

セントリアを出て暫くと沖縄に近づくと、この時期だからでしょうか結構揺れます。特に沖縄到着の時には、前回のゴーアラウンドが頭をよぎりましたが、今回は多少左右に揺れながらも、ちゃんとタッチダウンしてくれました。今回は前回とは反対側、RW36からの進入だったから、それが良かったのか(笑)。

乗り継ぎ時間は40分ですが、NGO-OKA/-CTSとまとめて購入しているので、セントレアでセキュリティを抜けたときには、OKA-CTSのチェックシートも一緒に貰っています。ですから、今回は32番ゲートに到着すると、いつもとは反対方向、免税店の間を抜けて、そのままANA Suite Loungeに向かいました。ここで冷たい物を貰って一服して、トイレを借用してから、次のフライトに向けて出ようとしたところに、ANAからメッセージが。32番を予定していたゲートが34番と先っぽに変更になりました。まぁ、余り関係無いなと思いつつラウンジを出てから、プチトラブルです。

2) OKA 13:15 - CTS 16:25 (NH1694)

ゲートチェンジで、ターミナルの一番端の34番に向かうと、ちょっと様子が変。窓から写真を撮って気がつきましたが、ボーディングブリッジがまだ移動中です。「あれー、遅延か」と思ったところで、再びANAからスマホにメッセージが入り5分遅延との事。でも本来なら優先搭乗が始まる出発20分前にやっとボーディングブリッジが接続して、乗客が降りてくるくらいだから、5分じゃ済まない。結局直ぐに、20分の遅延と再表示されました。もう一回ラウンジに戻ろうかとも思いましたが、回りに椅子も空いているので、そのまま座って搭乗開始を待つことに。この後、新千歳では接続時間を1時間とってあるので、まだ大丈夫だと思うけれど、さらに遅れるようならばもう一つ後のフライトに変更しようかと考えているところで、搭乗開始となりました。

今度の機材は、一回り小さなB737-800。前のB767-300と比べてシートピッチは一回り狭い感じです。で、ドアクローズしたけれど、出発の順番待ちなのかプッシュバックが始まらない。やっと誘導路に出て移動を始めたんですが、今度は空自機が着陸してきたりして、なかなか離陸しません。一寸この辺で「間に合うかなぁ」と思い出した頃、やっとテイクオフしてくれました。

沖縄を出てから、やはり暫くは結構揺れていました。やっと飛行が安定したところで、食事の配布が始まったんですが、食べ始めて暫くしたらまた結構揺れるようになってしまいます。運良く私は食べ終わっていたので良かったけれど、私以外の皆さんはアルコールを飲んでいたので、まだ食事途中。結構大変だったんじゃ無いだろうか。

結局、定刻から30分近く遅れての出発となりましたが、追い風だったことと、多少はコースをショートカットしたのか、新千歳へは20分遅れくらいまで挽回しました。新千歳に降りるのは、昨年の9月のMP 1Kの修行旅以来。昨年利用した時には、多分一度内陸部に入って旋回して19L/Rから降りたのがほとんどだったように思うのですが、この日は津軽海峡を渡ると、そのまま真っ直ぐに01Rにタッチダウン。これだと津軽海峡を渡って室蘭当たりから北海道上空にはいると、あっと言う間に新千歳なんですね。ちょっとビックリしました。新千歳空港ターミナルのほぼ真ん中10番ゲートに入り、ターミナルに入ったところで16:50。多分大丈夫だろうと思いながら、一度外に出てから2Fに上がり、ANAのプレミアムチェックインに向かいます。

3) CTS 17:30 - HND 19:10 (NH74) (特典チケット)

今回の周遊で、この最後の部分も最初はチケットを発券するつもりでしたが、どうも効率が悪い。プレミアムクラスの発券だと、PPコストが20円以上になるし、普通席の割引チケットでも、コスト的には変わらず、獲得出るPPも数百ポイント。それならば、ここは割り切って、新千歳から羽田までの移動だけにしようと考え直し、それなら特典チケットで発券すればいいやと考え直しました。

最初はANAのマイルで発券するつもりでしたが、ANAだと7000マイル。ところがUAだと5000マイルで済むので、最終的にUAで日本の国内線特典チケットを初めて発券です。ANAのプレミアムチェックインカウンターで、iPhoneのUAアプリで予約を表示してチェックインをお願いしたんですが、ここで失敗しました。この後、横のセキュリティを抜けてANA Loungeに入るとエラーに。カウンターで印刷して貰ったボーディングパスが弾かれます。AMCの属性が紐付けられていないから当たり前。慌てて、数日前に届いたAMC Diamondのカードを出して、登録して貰いました。最初のチェックインの時に出せば良かった。次は忘れないようにしないと。

そんなに時間が無かったので、新千歳のラウンジではトイレを使用しただけで、直ぐに外に出て、斜め前の8番ゲートに向かいます。日本一、いや世界一の幹線の羽田-新千歳線ですから、使用機材は大型のB777-200。でもこの日のフライトは50%位の搭乗率で、私は3-4-3の中央四席の通路側に座りましたが、真ん中の2席が空席でかなり楽でした。ざっと周りを見渡すと、ほとんどが隣がが空席になっているような状態。一つ気に入らなかったのが、私の後ろに座っていたスーツ姿の男性が、私の座席の背もたれに何か足先なのか膝なのかぎゅっと当ててくるので、それが背中越しに分かるくらい。しかも時々、何かグリグリ動かしてくる。まぁ、短いフライトだから我慢したけれど、よほど横の席に移動しようかと思ったくらい。その後、席を立って斜め前のトイレに入ろうとしたんですが、どうも使い方が分からないらしく、ドアの前で暫くごそごそやっていたので、余り飛行機に乗り慣れていないのかもしれないけれど、新幹線の中でもそんなことをやれば怒鳴られますし。

新千歳から、真っ直ぐに南下し、房総半島上を通り過ぎてから右旋回してから、羽田のC滑走路RW34Rに着陸。到着ゲートが60番ゲートでしたから、そのまま直ぐに左に入り、ほぼ真っ直ぐにゲートインしました。この後京急を利用して、翌日の出社に備えて横浜のホテルに入ったのが、20:00少し過ぎ。これで3月の修行フライトは完了。気持ち的には、まだ3月初旬なので、さらに飛びたいところですが、国内フライトは次は4月初めに予定。次は久しぶりの国際線(台北ですが)の予定です。ただ、これはUA MP 1KのPQMに付ける予定ですが。(続く...)

2016年3月10日

繋がる1タミと2タミ

来週から供用開始される、成田空港1タミ5サテに増設された新58A/58Bゲートの記事。以前も「あれが新58番ゲートだったのか」と気がついて書き込んでいますが、その時にも先に共用開始された2タミの67/68番ゲートと近いなぁと感想を書いていましたが、やはり成田空港としては将来的にそれぞれのサテライトを延長して接続させる計画もあるんですね。その部分には、さらにA380にも対応したゲートを3箇所増設することも予定されているとのこと。

2タミ側の制限区域には入ったことが無いので、この67/68番ゲートまでどの様にしてどのくらいの距離移動するのか分からないけれど、1タミ側の新58A/58Bの場所は、5サテの更に結構先にある場所。イメージ的には、中央ビルから制限区域に入り、5サテまで移動したら、更にそれと同じくらいの距離を移動する感じだろうか。

羽田の昼間米国線がやっと決着して、10便位移動しそうだけれど、それでもまだまだゲートが足りない成田。更にターミナルやサテライトの増設は必要になると思うのですが、今後は何処に拡張するんだろうか。第三滑走路の話も本格化してきていますから、仮にデルタが撤退してもゲートが余ることは無いはず。2タミ側だと、3タミを利用するLCCは増えていくでしょうから、こちらの拡張は必要だし実際ありそう。さらに今回2タミの東側に拡張された67/68番ゲート付近から東に延ばすようなサテライト作りも場所的には可能そう。困るのは1タミ側で、可能性がありそうなのは、4サテから更に東方向に追加のゲート増設するか、デルタが撤退することを前提に(マテ)、1サテ、2サテを拡張するくらいしか無いでしょうね。工事中は、逆にゲート不足になるわけだから、本当は少しでも余裕のあるうちに進めなきゃいけないんだろうけど、なかなか厳しそう。

2タミのサテライト側のさらに北側は、今は空港反対派の区画になっていますが、ここが無くなり、ちゃんとB滑走路が延長されて、誘導路も今のようなスパゲティ状態から整理されたら、今のサテライトを拡張するとか、さらに追加のサテライト建設なんかも可能になりそう。羽田に少し軸足が移動することは確かだけれど、今の成田で賄っている国際線を全て移動させることは出来ない訳で、日本の国際線玄関口としてどうしても頑張って貰わないと子なる場所。ゲート問題だけで無く、滑走路に関してもバランス良く拡張して欲しいところです。その分、私も頑張って利用しますから(笑)。

大人のランドセルの裏側

ITmedia、窪田順生氏のコラム「スピン経済の歩き方」から、最近世界的ブームとなっている日本の「ランドセル」について。この記事を読むまで、今の海外でのランドセルブームというのは、記事の冒頭にも少し降られているように、アニメや海外セレブの(日本人から見れば)ちょっと変わったファッションセンスから火がついたものと思っていましたが、実はそうでは無くこの記事に登場するランドセルメーカー、「大峽製鞄」のビジネスプロセスによるものが大きいというのは興味深い。

「大人のランドセル」に関しては、以前もここに書いていますが、こちらは別のメーカーなんですね。でも、どちらも有名な老舗メーカーらしい。

このコラムの最後のページのまとめが一番良くこれからの方向性を表していると思うんですが、暫く前までの日本は、閉ざされた世界の中でシコシコと成長してきた文字通り日本人の変態的な(笑)好みというか拘りが、たまたま世界に出て注目を集めたというケースがほとんどだと思うんですが、それは一時的なもので、直ぐにそれをつい津威するものが出てきます。問題は、その先に次はどうするかと言う事ですよね。確かに品質維持は重要だけれど、それ以上に消費者はコストに厳しいから、似たようなものなら中国製とか韓国製の安いものにシフトしていく。「高くても売れる物」というよりも、「その価値に合った物」を作り、さらにそれを効果的効率的に市場に対して訴求していく努力も必要ですよね。日本の企業の場合、「高くても良い物は売れる」という意識がどうしても残っていて、それはそれで大切だとは思うけれど、「その値段に合った価値」というバランス感覚が一番重要。価格的には、新興国がどんどん下げていくわけだから、日本としてはある程度の価格帯ででも売れるだけの価値バランスを考えないといけない。高くても良いけれど、それを納得させるだけの内容が無いとダメ。そこがまだ日本は弱いのかなぁ。更に弱いのが、訴求力。宣伝とかあるいは商品の見せ方売り込み方が下手ですよね。その当たりを一企業で解決するのは難しいだろうから、企業連合とか何か団体がリードしていくと、日本国内の中小企業でも世界に打って出て成功する可能性がぐっと高くなると思います。

この窪田氏のコラムは毎回面白く読んでいるんですが、このランドセルの話は一寸自分が誤解していたことをただしてくれたことも有り非常に興味深かったです。

2016年3月9日

eTA(電子渡航証明)@Canada

日本やその他VISA Waiver国からの米国入国時にはESTA(電子渡航認証システム)が必要ですが、これからカナダ入国時にも同様の手続き(eTA/電子渡航証明)が必要になると言う事らしい。ESTA同様、パスポート番号に個人を紐付けして、5年間の有効期間と、こちらは少し長め。カナダ国内に旅行で行く予定はほとんど無いと思うけれど、アメリカ西海岸へ行く時に、ANAのバンクーバー線は比較的取りやすくて利用する機会はありそう。あっ、でもカナダでの乗り継ぎなら入らないのか。米国入国のESTAは勿論必要だけれど。そうなると、本当にカナダ入国が必要な時には取らないといけないのか。

カナダで生まれた下の姪っ子が今年二十歳になり、これまでカナダ・日本の二重国籍だったのをどちらか選択しないといけないけれど、その記念に20年振りにカナダへ連れて行こうかしらん。いゃ、本当は自分が行きたいだけなんだけど(笑)。ところで、日本も同様の認証システムを導入した方が良いんじゃ無いでしょうかねえ。観光立国で年間3000万人から4000万人の入国を目指していて、VISA免除などで観光客誘致をしているけれど、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの安全対策の意味も込めて必要なんじゃ無いだろうか。勿論完全に防衛できるものでは無いけれど、何もしなければそのパスポートだけで入国されるよりは、一つハードルが上がることで不正目的入国を今よりも減らすことが出来れば、それはそれでリスク低減になるわけですし。最も、日本への入国審査は時間が掛かるなどの理由で不満が大きいので、これでますますその不満度がアップしないと良いけれど。

その分、アメリカで実施しているような機械(モニター)で事前に情報入力や指紋採取をして、ブースではその確認だけで入国できるようにするなどすること手でサービス率アップする切っ掛けになるといいですよね。私も日本の無人化ゲート登録をしているから、出入国時に混雑していると直ぐにそちらのブースに移動します。最初は、出入国のスタンプが押されないので嫌だなと思っていたけれど、やはり混雑を避けて直ぐに通過出来る利便性は、一度体験すると止められないですからね。将来的には、各国の自動化認証された旅行者は、それぞれの国システムと相互運用出来るようにして欲しいけれど。そういうグローバルシステムの一歩になってくれたら嬉しいのですけれどね。

ワンワンフライト

ANAが5月にチャーター便で実現する、愛犬と一緒にフライト・旅行する「ワンワンフライト」。記事にも一寸書かれていますが、昔は国際線やあと米国の国内線では、ペットをケージに入れたり手に抱いて搭乗する人を時々見かけました。最初見た時は流石にビックリしたけれど、確かあの頃は通常の料金の何十%とか払うと、確か機内に持ち込んでも良かったような記憶があります。五月蠅くなってきたり、トイレの時はギャレーとか後ろの方にまとめていたような記憶があるなぁ。もしかしたら、当時は今の飛行機ほど与圧した貨物室の準備・性能が良くなくて、生き物の輸送には余り適していなかったのかも。

今回の場合は、流石にチャーター便と言う事で、大人二人とペット一匹を一組として50組の募集。3席列をこの二人と一匹で占有する形というのは、なかなか良いアイデアかも。ただ、搭乗規約を見ると、持ち運びや世話からもしもの場合の保証とか、ちょっと頭がクラクラするくらい面倒な内容。機内ではケージから出せないとか、シートリクライニングの関係から窓際にしか置けないに始まり、その他のいろいろな制限事項がありますが、それでも日頃出来ない機内(室内)で一緒にフライト出来るというのは、犬好きで飛行機ずつのオーナーに取っては至福の時なんでしょうね。まぁ、私は犬よりは猫が好き派なので、「ワンワンフライト」ならぬ「ニャンニャンフライト」が計画されたら心が動くかもしれないけれど、でも猫の場合は大変だろうなぁ。と言うか、多分フライト中止になりそう(笑)。

飛行機って、安全性からいろいろと制限がある乗り物なんですが、だからこそ一寸工夫することで制限を緩く出来る、無くすことが出来ると、それってかなり付加価値の高い商品になりそう。JR九州の「七つ星」に触発されて、今後は日本のあちこちでああいった高級車両での旅行が増えてくると思いますが、その中にもこう言うペットとの同伴旅行というメニューは必要なんじゃないだろうか。飛行機とはまた事なり、乗車時間が長いから、飛行機ではダメなケージから出しての移動とか、食事やトイレの心配もしないといけないので、これはこれで大変になりそうだけれど。

人間向けには「喫煙車両」というのがあるように、「ペット同伴車両」なんて言うのも、そのうち普通に新幹線に接続されるようになるかも。

FDA 10号機の機体色

少し前に予想した、FDA 10号機の機体色。どうやら予想が大当たりで、シルバーになるようです。前の記事にも書いたように、9号機がゴールド、今回の10号機がシルバーですから、7月に受領予定の11号機はもうブロンズに決まったようなものでは無いだろうか。やはり、オリンピックの「金・銀・銅」シリーズでしょうね。

2016年3月8日

NTTがDELLのITサービス部門買収

今朝の日経に掲載されていた、NTTが約4000億円でDELLのITサービス部門を買収するという記事。確か宣言つにも、NTTデータが同部門を買収する動きをして居るみたいな記事があったと思いますが、その続きなのかな。国内ビジネスがほぼ飽和状態となり、逆にMVNO等のライバルも増えてきていて、他の業種同様外に活路を見いださないといけないと言う事なんだろうけど、ちょっとビックリ。

ただ、NTT(本当はNTTデータ?)がこう言うビジネスに進出するって言うのはどうなんだろうか。docomoは結構やっている気がするけれど。個人的には、そのdocomoがこう言うITサービスにも進出して、USでのスマホ利用サービスが改善されることを一番に欲するわけですが。

しかし、DELLも大変そう... (明日は我が身?)

イヤホン認証

NECと長岡技術科学大学が開発したという、「イヤホン認証」。耳の中の反射音って、そこまで特定できるくらいの個人差があるんですね。勿論、特徴が出やすい周波数帯を色々調べたんだろうけど、ちょっと面白い技術。でも、逆に言えば反射波は多分幾らでも生成できるだろうから、なりすましもしやすい気がします。

例えば音楽配信サービスなんかで、最初に確認用の信号を出して、登録ユーザーだったら配信サービスを受けることが出来るとか、一般への展開も色々アイデアはありそう。

個人的には、その時の耳内部の状態を検知して、自分好みの音色にしてくれるようなシステムが良いなぁ。後は、このシステムの場合マイク一体型のイヤホンが必要になるので、使用機材が限定されることが一寸難点かもしれませんね。でも、面白い技術だと思う。この技術が拡張されると、「鼻息の粗さ認証」とか「くしゃみの後の『こんちくしょう』認証」とかにも繋がるかも(をぃ)。

2016年3月7日

ANA × Hilton

Hiltonとのコラボキャンペーンを展開しているANA。第二弾として3月からは、コンラッド東京とのコラボがスタートするらしい。3月から5月までは、東京発北米行きで、6月から8月まではNYC発成田行きのフライトで提供するらしい。

機内食とは別に、羽田と成田のANA Suiteでは、コンラッド東京のチャイナブルーの食事を提供するとのことだけれど、以前あそこで食事をして、あまりにスパイシーすぎてほとんど食べられなかったけれど、今度は大丈夫だろうか。確か当時のシンガポール出身料理長とは別の人が今は料理長になっていると思うので、以前ほど酷くは無いんだろうけど、中華料理というよりはエスニックチャイニーズみたいな感じの料理だったしなぁ。今のところ、3月と5月に国際線を利用する機会があるから、ちょっと確認して見よう。怖いもの見たさみたいですね(笑)。

本当に足りないところは何処?

twitterでの「日本死ね」で話題になった保育園不足の問題。待機児童を解消すると言っている政府に対して、逆に待機児童が増えているために保育園に入れない保護者が書き込んだと思う割れるけれど、これがどうも変な方向の話に進んでいる気がする。

全体の東経を見ると、保育園は増えているけれど、それ以上に入園希望の子供が増えているために、結果的に待機児童が増えている傾向が生まれているらしい。ただ、地域別に見てみると、東京を筆頭に大都市圏では待機児童が増えているけれど、それ以外の地域ではそれ程でも無い状況。実際、伊豆の長泉町では保育施設が充実しているとのことで、更に新幹線の三島駅にも近いことから、ここに移住してくる人が増えているらしい。だから、許容範囲の中であれば、混雑している都市圏から脱出して周辺地域の施設を利用するというのも一つの方法。ただ、それによって長泉町は住宅不足になったりと言う地元への弊害も生まれているわけで、地元にとっては別の問題が生まれそう。

必要性の一番ある大都市圏にじゃぁ保育園を増設すれば良いのかというと、まず場所が無い。広さとか、色々制限があるところに、最近ではそういう子供達の声が「騒音」として近隣から迷惑と受け取られる場合も有るとのことで、そういう新しい摩擦も生まれてしまう。更に、施設は出来たとしてもそこに従事する保育士さんが集まらない。賃金が安いことや、やはりいろいろとストレスが溜まる仕事だかららしい。

さらに、最近急に待機児童が増えている理由の一つには、経済が上向きになり就業人口が増えてきたために、仕事を再開するお母さん世代が増えてきていることもあるわけ土、そういうプラスの面もありながらも、待機児童というマイナスの部分だけフォーカスしてしまうと、ちょっと議論がおかしくなります。例えば、周辺の企業などが共同で保育士を雇用して施設の一部を保育園のような場所にするとか、廃校になった学校とか公営住宅地を再利用するとか、もっとアイデアを出すべきでは。

後個人的に思うのは、昔は今ほど保育園等は無かったんですよね。勿論、子供を産んだら女性は家庭に入って子育てに専念するという考えがほとんどだった時代でもあるけれど、さらに祖父母と同居している時代もあったから、仮に母親が仕事に出ても子供の面倒を見てくれる存在があったわけです。だから、待機児童の問題わ更に突き詰めていくと、核家族化とか老後の話まで広がってしまう。勿論一度の全てを解決することは出来ないけれど、例えば待機児童問題に絡めて、例えば三世代住居への新築リフォームなら優遇措置を提供するとか、同居ではなくても徒歩圏内での準同居関係なら何か補助をするとか、そう言うことも考えれば、待機児童問題だけで無く、老後介護やらに対しても少しは効果があるんじゃないだろうか。国会では、兎に角相手の失点を得ることしか考えない野党は「待機児童増加」の事しか言わないと思うけれど、世の中の仕組みはそんなに単純なものでは無い以上、少なくともメディアではもう少し掘り下げた話をもっと提供してほしいもの。素人だって、ネットで一寸調べれば単純に増加しているわけでは無いことくらいは、直ぐに理解するんですからね。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

大学サークルの年次総会の後に宿泊。本当は、会場にもう少し近い場所が良かったのですが、都内は取りあえず地下鉄に乗ってしまえば結構ダイレクトにアクセス出来るので、今回もそういう意味では楽でした。

久しぶりのシェラトン都ホテル東京。五ヶ月ぶりの宿泊です。チェックインしたのが21:00近くで、ホテル内のいつも行くレストランはラストオーダーに近い時間帯。納会(=宴会)で多少食べていたこともあるので、ロビーラウンジで軽くつまみながら飲むことに。でも、蒸し鶏のサラダ仕立ては、たれが辛くてダメ。真鯛のカルパッチョは、フルーツを刻んだソースみたいなものがかかっていて、これも個人的には好みに合わず、仕方なく更にクラブハウスサンドイッチまで注文してしまいました。

翌日朝は、昨年10月からオープンした2FのSheraton CLUBへ。本当は夜のバータイムも行ってみたかったのですが、チェックインした時にはもう終了していた時間帯なので、それが今回は残念でした。朝は6:30から朝食が食べられるとのことで、7:00少し過ぎに行ってみました。2Fのエレベーターホール正面にラウンジがあるのですが、最初の印象は「狭い」。ところが肝心の食事や飲み物が無いのでよく見たら、部屋の端に入口みたいなものがあり、そこを進むと隣りのスペースに入りました。更によく見たら、その奥にも同じくらいのスペースが繋がっています。以前このエリアが何だったかは知りませんが、他の階の同じ場所には通常のサイズの部屋が8~10部屋くらい並んでいるので、それらを連結したんでしょうね。ただ、どうしても壊せない構造上必要な壁を残さなきゃいけないので、どうも奥が見通せないデザインになったような。2Fということで、通常の部屋よりも奥行きがある分、一つの区域が結構広いです。

食事の内容は、以前1Fの中華の「四川」で提供されていたものから、お粥などを除いた「洋食バイキング」。種類、内容的には十分じゃ無いでしょうか。一つ一つのスペースは狭いけれど、全体としてはそこそこの広さがあるので、今度は是非バータイムに訪れてみたい感じです。今度、お手頃のレートが出たら、また利用してみようと思っています。

2016年3月6日

Leg#6: HND-OKA/-HND

もともとは、大学時代のクラブの納会が土曜日の夕方から予定されていたので、飛ぶ予定は無かったんですが、どうしても朝から夕方までの時間が無駄に思えてきて(笑)、先週に続きこの日も朝から強行軍で飛ぶことに。最初は夕方スタートの予定でしたが、その前に幹事会をやるというので、午後早めに東京(羽田)に戻ってこないといけません。帰りのフライト(OKA-HND)はいろいろ見つかったんですが、それに接続する往路のフライトがほとんど残っていなくて、本当はいつも利用する07:50羽田発のNH463が良かったのに、もうプレミアム株主優待は売り切れ。その一つ前の06:40発のNH993は残っていたので、まあ早い分ならとこちらで飛ぶことにしました。

1) HND 06:40 - OKA 09:25 (NH993)

いつも早朝便の時には6:00少し前にチェックアウトしていましたが、今回はそれよりも30分以上早いチェックイン。地下街がまだ開いていないので、ホテル裏側にある「正面玄関」から出て駅に向かいました。予定よりも一つ前の京急羽田行きが捕まり、羽田空港には06:50頃到着。少しお腹に入れるために、直ぐにセキュリティを抜けてANA Suite Loungeに向かいました。

早朝というのに、結構混雑しています。丁度朝一のラッシュが終わった直後なんでしょうか、おいなりさんとかお味噌汁も不足気味。暫くしたら、「ちゃんと補充しなきゃダメじゃ無いか」とANAのスタッフさんに声高に叱責する声が聞こえたけれど、結構身なりはちゃんとしている同年代くらいの男性。たかが軽食くらいで、そんなに声を荒げるなよと心の中で小一時間(笑)。この日のラウンジは、さらに顰蹙気味の光景が。私が座った場所の前には、丸テーブルが前にある二人掛けのベンチシートが並んでいたんですが、ここに横に荷物を置いて席を占有している、やはり同年代くらいの男性一人。まぁ、席が足りないわけじゃ無いからそれは良いのだけれど、許せないのが、そのベンチシートの上に靴を脱いであぐらをかいて座っている。それも、足は素足で。もうね、自宅のソファーでやるならまだしも、色々な人が座る椅子にその汚い足を押しつけないでくれと、これも心の中で小一時間。そんな光景に少しイライラしながら、軽くお腹に食事を入れて、トイレに寄ってから、ほぼラウンジ出口正面の64番ゲートに向かいました。

春休みだからでしょうか、早朝のフライトですが席は満席とのアナウンス。でも、搭乗して機内に入ると、プレミアムクラス3列席の私の横真ん中1席だけ空席のままでした。ラッキー! 定刻より5分位早くドアクローズ担ったんですが、なかなかゲートアウトしなくて、羽田を離陸したのは07:00頃。その後特にトラブルなく沖縄まで飛んできたんですが、最後にちょっとした騒動が。

着陸態勢に入り、それまで真下を映していたガンカメラも正面の映像に切り替わります。車輪を出す音がして、いよいよ着陸となった頃、どうもガンカメラの映像がおかしい。この位になると、滑走路の白線が大体画面の中央からやや右側に見えてくるんですが、それが画面右の端に見えてきます。この日は、北から南RW18への進入でしたが、どう見てもターミナルと滑走路の間、誘導路に向かって降りて逝っているような雰囲気です。本当にもう最後の最後に旧に右によって斜めに降りるような感じになった瞬間、エンジンのパワーが上がって、ゴーアラウンドが掛かりました。あのまま降りたら、多分滑走路を右に外れていたと思う。RW18の手前では雨が降っていたんですが、反対側RW36あたりは日が照っているくらい天候が局所的に悪かったようですが、でも特に気流による振動とか感じたわけでは無く、何かパイロットのミスだったんじゃ無いのか、と個人的には邪推。その後右に旋回して、10分後に再び着陸しましたが、この時もタッチダウン後やけにガタガタした振動で最後は急停止したような感じ。また、左側の誘導路に出るときも、特に他機の待ち合わせをしているような雰囲気も無いのに、暫く停車していました。ゴーアラウンドの経験は、これが多分初めて。貴重な体験だけれど、結構怖いものですね。

2) OKA 11:30 - HND 13:45 (NH462)

戻りのフライトまで2時間弱あったので、4Fのロイヤルで早めのお昼を食べました。窓際の席に案内されて、丁度ANA側のスポットが見えていたんですが、さっきまで搭乗していたB777ってスタアラ塗装だったことをここで発見。出発する時はまだ暗かったし正面からしか機体が見えなかったので分かりませんでした。

食事が終わったのが10:00を少し過ぎた頃なんですが、まだ朝の出発ラッシュでラウンジは混んでいるかなと思い3Fのお土産物屋さんなどをちょっと眺めてから、ANA Suite Loungeへ向かいました。中は予想通りそれ程混雑しておらず、やれやれです。ただ、暫くして入ってきたサラリーマン風の男性が、私の斜め前に座り、外でかってきたお弁当をビール飲みながら食べ始めたのには一寸閉口しましたが。

搭乗ゲートは、一番手前の31番ゲートなので、20分前の搭乗開始を予想して25分位前にラウンジから出てゲート前に向かいましたが、ゲートインしている機体から、まだ乗客が降りてくる。その瞬間スマホにANAからメールが飛んできて、5分の遅延というお知らせ。それに合わせて、ゲート前の掲示板も11:30出発が11:35に変わります。反対側にANA Loungeがあるから、もう一度入ろうかなと一瞬思いましたが、ゲート前の椅子も空いていたので、そのまま座って待つことに。結局予定よりも10分遅れくらいで優先搭乗が始まりましたが、Diamondメンバーが10名以上いたのにはビックリしました。

復路の使用機材は中型機のB767-300。プレミアムクラスは、私の前の席だけ空席でしたが、後は塞がっていました。普通席には余裕があったのか、遅れて始まった搭乗は10分位で完了して、直ぐにドアクローズになりましたが、出発の順番待ちなのか暫くそのままゲートでステイ。その影響で離陸したのは12:00を少し過ぎた頃で、羽田到着も5分程遅れるという機長アナウンス。それでも追い風が強かったのか、2時間掛からずに羽田に到着し、14:01発の京急品川方面行きに間に合いました。

帰りのフライトも、最後羽田に着陸するときに揺れたけれど、往路のゴーアラウンドにはビックリした今回のフライトでした。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

前回は1月の終わりに宿泊したので、まるまる一月振りの宿泊。翌日、大学クラブのシーズン納会があるため、仕事終わりに宿泊。納会で、チーム表彰やら4年生選手・スタッフへの記念品やらを準備したので、その関係で細々した物をヨドバシやダイソーで購入しようと歩き回って、欠航予定よりも遅い時間のチェックインとなってしまいました。食事も、翌日のフライト(?)が早いため、やはり地下街でお総菜を買いだしてきて、それを部屋の冷蔵庫に入っているビールを飲みながら食べながら記念品の準備で時間は過ぎてしまいました。

翌日は早朝06:40発の沖縄行きに搭乗するため、ホテルは05:30迄には出ないと間に合わない。逆算して、04:30頃まだには起きるとすると、どうしても21:00頃には就寝したいところですが、結局ベッドに入ったのは22:00近くになってしまいました。でも、目が覚めたのは03:30過ぎ。二度寝すると遅れることは確かなので、予定よりも1時間ほど早く起床。でも、その分早めに空港に到着することが出来ました。

チェックアウトしたのは05:15頃だったんですが、スタッフの方が「今の時間帯は正面玄関のみ開いています」と言われたので、「地下街もですか?」と聞くと、地下街は05:30から開くと言う事。このホテルの正面玄関って、実は駅前ロータリーの反対側、ビルの谷間の方なんですよね。ぐるっとホテル建物を半周して駅前ロータリー側に出て、横浜駅に向かいました。元々05:34発の羽田行き京急に乗るつもりでしたが、その前の05:23発の羽田行きに間に合いました。これ、横浜始発なんですね。4月に2回、このフライトを入れてあるので、忘れないようにしないと。

2016年3月5日

新国立競技場の聖火台

なんとも間抜けな話ではあるんですが、木材を多用する新国立競技場では、聖火台の位置が決まっていないという話。キャンセルされた元々のザハ氏の案では、競技場がドームで覆われるので外に設置する予定だったとか。それをベースに作成された、今回決まったA案は、だから聖火台の配置は考えていなかったという話らしい。屋根も木造中心なので、屋根の上に奥にしても、その下内部に奥にしても、消防法やら色々面倒な事があるらしい。

個人的には、木材といっても、いろいろな加工は可能なんだろうから、耐熱材とか表面に薄い金属加工するとかで、ある程度の耐火性能が得られれば、そこは消防法は特例として適用する事は可能なんじゃないの。あるいは、それこそ木造のうちの中でも暖炉や薪ストーブは設置できるんだから、同じように背面はレンガ造りにして、側面とか正面は耐熱ガラスで囲めば、天候にも左右されないし、見た目にも優れているし(風の影響が無いので炎が多分安定して見えるだろうから)、かつ競技場内どこでも設置可能だから一石何鳥にもなりそう。3Dホログラムにすればというアイデアもあるらしいけれど、そうなるとギリシャでの聖火採火式とその後に続く聖火リレーをした最後の最後の点火セレモニーをどうするんだろうか。

設計の話に戻ると、今回は余りに競技場のデザインに注目が集まりすぎていて、あの国立競技場地域一帯のデザインがどうなるのか、そこの考えが足りないという証明では無いだろうか。聖火台というのは、少なくともオリンピックを開催する場所の中心という意味合いもあるだろうし、少なくともその聖火台は競技場の中だけを考えるのでは無く、その回りからも見える必要はあるんじゃ無いだろうか。シンボルなんだから。そのシンボルが、意図的か無意識か分からないけれど、最近まで忘れられていたというのは、やはり集中力が足りない証拠ですよね。

個人的には、陸上の補助グランドが設置できないので、オリンピック・パラリンピック後は陸上競技場として使用出来ないなんて言う話も言語道断なわけで、だったら元の競技場に戻せよと小一時間。新国立競技場以外の競技施設に関しても、大丈夫なんだろうか。問題発生は喜ばしくないけれど、この機会に全体を精査して洗い出すことは必要なアクションだと思う。

何でも持ち歩けば良いという物でも無い

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、スーツケースに入れば「モバイル」という話。以前も書いた記憶がありますが、私は成田のUnited Club(その時は確かまだRCCの時代)の中で、DELLの21~23インチのLCDモニターを机の上に広げて、キーボードを叩いている外人さんを見たことがあります。足下に、ACタップと口が開いたキャリーバッグがあったので、この中に入れて機内持ち込みにするんだとビックリしました。多分全部合わせたら、10kg以上なんですが、かなり体ががっちりした男性だったから、それ位なんともないのかもしれないけれど、でも「良くやるなぁ~」と感心しました。

確かに、自宅でマルチモニターとか高解像度環境を使用していると、外に出たときに凄く仕事がやりづらくなります。私もそれがあったので、新しいオフィスマシンに更新するときには、高解像度のX1 Carbonにしたわけですが、解像度が同じくらいでも、物理的表示サイズが違うとやはり違和感が大きくなります。調理用の道具で、油が回りの壁に跳ねない様にカバーする銀紙の衝立みたいなのがありますが、あんな感じで自分のノートブックの画面回りにマルチスクリーンが展開出来たら言うこと無いんですけどね。USB経由のディスプレー装置もあるけれど、最近は高解像度の物ってあるんだろうか。少し前に、ThinkPadのWシリーズに、子画面が右横からポップアップするモデルがありましたが、三面鏡のように左右にカバーが開くと、3画面の横型庁ワイドのスクリーンになるといいかも。ただ、作業効率的には縦方向の解像度も必要で、さらにもう一つ縦方向に展開して、元の画面の6倍の画面になると非常に嬉しいのですが。

最近の若い人は、パソコンなどは使わずにスマホですべて用事や仕事を済ませてしまうので、高解像度だけれど狭い画面でも問題無いみたいですが、私の世代なんかは、兎に角解像度の大きいパソコンを使いたいという時代だったから、やはりモニターに拘りがあるのかもしれません。個人的には、解像度を幾らでも変更出来る超小型プロジェクターがあれば、後はスクリーン代わりに蛍光スクリーンとか持っていけばいいんじゃない、と昔から思っているんですが。輝度やコントラストの問題で、プロジェクターが液晶などの表示装置と比較して不利なのは分かっているんですが、それでもプロジェクターってもう少し便利になりそうじゃ無いかと昔から思っています。でも、ダメなんだよなぁ...

仕事なら、10kg、20kgの荷物でも持ち歩く覚悟はあるんだろうけど、それでも軽いことに越した事は無いし、それがさらに小型になれば嬉しい。でも、仕事をするときには大きくなって見やすくなって欲しい。この矛盾を解く「解」は何処かにあるんだろうか。