2016年2月22日

デモをするのは良いけれど

いろいろツッコミどころ満載の記事ですが、このデモ主催の高校生グループにしても、それを裏で操る(支える?)大人達にしても、「安倍政治打倒」と言うのだけれど、じゃぁ安倍総理が辞任して麻生政権とか岸田政権とか石破政権とかなるのは構わないのだろうか。本当に、今の与党がやっている政策に不満が有りそれを変えるべきと思うのであれば、「自公打倒」とか「与党退陣」と主張すべきであるわけで、さらに言えば「民主政権再登板」とか「共産共闘実現」とか言う事を主張しないとおかしいわけです。

さらに言えば、高校生なら高校生として、自分達で出来る範囲で主張行動すれば十分なわけです。それこそ、数十人だろうと、数人だろうと、自分達が考えて自分達で出来る準備をして、自分達で行動することで、周りの人達も認識指定券や考えを聞く気持ちになるもの。ところが、彼らが望んだのか、あるいは後ろにいる大人達の考えなのか分からないけれど、別の団体の協力を得るなとは言わないけれど、ここまで入り込まれていたら、そりゃぁ高校生の純粋さにも少し疑いが生まれてきてしまいます。

大人の政治家が自らの立場を守るために何でも反対何でも拒否と言う態度を取るのもどうかと思うけれど、彼ら高校生なり大学生が同じような考えしかしないのはどうだろう。結論として戦争反対というのは全く構わないし、あるいは別の考えや結論があって良いと思うけれど、そこは自分達自ら情報を収集して考えて欲しいなぁ。さらに言えば、反対と言うのは良いけれど、それで自らの主張が担保出来るのか、その説明も是非して欲しい。少なくとも、自分が我慢すれば相手も手を出さないというのは、綺麗な話ではあるけれど、世の中の「虐め問題」の多くがそういう構図の中で生まれていることを思うと、受け入れられる話では無いと思う。彼らが、高校とか大学とか、そういう環境の中で居ればこそ、そういう部分と自分達の主張の矛盾に先ずは気がついて欲しいところなんですが。

結局は、高校生という付加価値を表に出して見栄えを良くしたい、ある存在の良い道具になっているだけなんだよなぁ...

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