2016年2月8日

北朝鮮のミサイル

昨日発射された、北朝鮮のミサイル。表向きは「人工衛星」と言っているけれど、そんなことを信じる人はほとんどいないでしょうね。最初の頃のノドンとかテポドンの時には、「あーあ、またやってるよ」くらいの印象しか無かったけれど、流石に国家の威信をかけて開発しているだけあって、前回とか今回などはかなり実用的なものになっている気がします。噂では、ロシアから技術導入しているらしいけれど、それでもあれだけの物を作るのだから侮れません。未だにロシアと共同開発して打ち上げられない何処かの国とは大違い(をぃ)。

このままエスカレートしていくことは先ず間違いないのですが、それに対して回りの国はどう対応すべきなのか。韓国などは、今でも北朝鮮とは休戦状態なわけで危機感を持たないといけないのに、ほとんど頼りにならない。中国は、実質的な北朝鮮の獲得者なわけだけれど、どうもじゃじゃ馬気味になってきていて手綱を締めるにも締められない状況に。中国としては、行かず殺さず北朝鮮という緩衝地帯が存在してくれていることが一番の利益なわけで、そういう意味で現状は悪くは無いのだけれど、悩みの種は自らのコントロールを逸脱しつつあることで、そうなるといつ自らの意図から逸脱して暴走するか分からない。流石に今回の行動には中国も少し真面目にならないといけないけれど、多分非難はするけれど具体的な行動は何もしないだろうなぁ。

仮に北朝鮮が何発かのICBMを保持した場合、何か脅威が生まれるかというと、今のところはそれ程では内容な気がします。一つは、ミサイル自体は飛ぶかもしれないけれど、それまでの準備時間が長すぎて、いざとなれば発射前に発射台ごと攻撃するだろうし。勿論、だからといってこう言う攻撃装置の開発を認めるわけじゃ無いけれど。日本もレールガンとかレーザー砲とか、PAC3よりも効果的な防衛手段開発を考えた方が良いんじゃ無いだろうか。後は、やはり早期警戒機・早期警戒衛星とか。まぁ、それで騒ぐ人達もいるだろうけど、そういう人達は「話せば分かる」と言っているのだから、是非北朝鮮とか中国へ行って話し合いで解決してほしいところです。

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