2016年2月26日

内蔵マイク・スピーカーの実力

会社のオフィスマシンとして支給されて、毎日使用しているThinkPad X1 Carbon (2015)モデル。解像度がスクリーンサイズの割に高くてフォントが小さいことを除けば、ほぼ満足の内容ですが、一つ困っていたことがあります。私は、在宅勤務という都合上電話会議に良く参加します。VoIPの社内標準アプリのLync(今はSkype for Businessというのか?)を立ち上げて、それで音声通話と資料(PPT等)の共有等をしています。その音声通話をするときなんですが、時々自衛隊の飛行機が自宅上空を通過して五月蠅かったり、自宅の近くに工場があって、やはりこちらの騒音も風向きによっては室内に入ってきたりするので、以前からマイク付のイヤホンを接続して使用していました。

このためだけに特別に買うのも勿体ないので、昔購入したiPhone4sに付属していたマイク付イヤホンを前機種のX1 Carbon(2012)の頃から使用してきました。これはこれで重宝して使っていたんですが、マシンが変わってからも同様に使っていました。ところが、2015年モデルになってから、「声が小さくて聞きづらい」と言われるようになったんですね。どうも、マイク入力のインピーダンスが変わったみたい。BOSEのQuieteComfort 20もマイク付なので、こちらでも試してみましたがやはり音が小さいというクレーム。仕方が無いので、喋るときにはイヤホンコードを摘まんで、マイク部分を口元に近づけて使用していました。ただ、毎回こう言う事をするのも面倒なので、どうしようか悩んでいました。

で、本当にたまたまなんですが、内蔵のスピーカー・マイクでどの程度使えるか一度試してみようと思い立ちました。実は、結構昔の機種から、マイクとスピーカーは内蔵されてきていますが、スピーカーの音や振動を拾ってしまい、内蔵マイクは使い物にならない、と言うのが自分の認識でした。その為に、調整するようなツールソフトも内蔵されていたりしますが、これもある状態で使う分には良いのですが、ちょっと体をづらしてマイクの指向性範囲から外れたりするとダメだったり、一寸使いづらい点が有り敬遠していました。そんなこともあって、マイク付イヤホンを使用していたこともあるんですが、ものは試して一度利用してみることに。結果、特に問題無く使えることが確認できて、逆に拍子抜けしてしまうくらい。勿論、イヤホンに比べて内蔵スピーカーからの音は一寸聞きづらい問題はあるんですが、結構使えるなと言う感想。以後、内蔵マイク・スピーカーだけで電話会議に参加していますが、今のところ以前のような問題も無く、少なくとも自宅で利用する分にはこれで十分かなと納得しています。ある意味「食わず嫌い」だったこともあって、結構以前から改善されていたのかもしれないけれど、ダメ元で試してみるのも悪くないなと思った次第です。

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