2016年1月4日

火に油を注ぐ

今のところ朝日新聞しか報道していないので真偽は不明だけれど、日韓議員連盟が韓国を訪問して元慰安婦との面会を計画しているという記事。韓国があんな状態なのに、今からそんなこと言わなきゃ良いのに。余計混乱する元を作ると思う。だいたい、行けば言ったで、罵倒されて土下座させられて反省と謝罪をさせられるだけなのに。仮に、今回の合意に好意的な元慰安婦の集団にだけと面会するとしても、それはそれで反対しているグループからの非難の的になるだろうし。仮に訪韓するとしても、少なくとも韓国側と日本側で合意が批准されて実際の行動に進んでからにすべき。それ位の判断が付かないのは、功名心に狩られているのか売名行為なのか。

ところで、今回の日韓合意に関しては、国連事務総長の潘基文氏は、今回の合意に関して韓国の朴大統領には連絡したらしいけれど、日本の安倍総理には特に何も言っている様子は無い。両国間の問題であるだけに、少なくとも国連の代表者として、一方に対応するならもう一方にも少なくともコンタクト位するべきでは? さらに、この記事によると「24年間の問題を解決」と言っているみたいだけど、をぃをぃ、戦後70年、日韓国交正常化50年の懸案じゃ無いのか? つまり、朝日新聞が吉田証言を掲載して捏造記事からこの件を拡散するまでは、懸案事項では無かったという話になるけれど、それでいいのか。日本の政治家なり政府関係者が、匿名でその点を何処かで突っ込めば良いのに。この人、環境問題等では熱心に活動しているみたいで、それなりに評価も高いようですけど、国連の仕事ってそれだけじゃ無いだろう。というか、シリアの問題とか中国の問題とか、もっと優先順位の高いことが山積みになっているはずなのに、何も解決策に向かって進んでいないじゃ無い。今回の朴大統領への連絡にしても、逆に火に油を注ぐ話になるかもしれない。国連大好きな韓国が、裏切られた、みたいな。あるいは、この人、朴大統領の後がまを狙っていると言う話もあるけれど、そうなると、実質的な慰安婦対応をこの人は受け繋がないと行けないわけで、それの覚悟は出来ているのだろうか。それはそれで、もしそうなれば面白いけれど。

いずれにしても、今は完全にこの問題の責任は韓国にあるわけで、少なくとももっと沈静化してある程度韓国の対応が見えるまでは「そっと生暖かい目で見る」事が、今日本が一番にすべき行動じゃ無いだろうか。

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