2016年1月7日

本当に水爆?

北朝鮮が突然実行した「(自称)水爆実験」。観測された地震波形等を見ると、前回の原爆実験時の波形とほぼ同じで、どうやら水爆の爆発では無さそうとの判断ですが、空調への放出物等を確認して見ないと確定出来ないので、まだ実際にはどうだったかは不明。ただ、仮に本当に水爆であったなら、国際社会からの圧力はますます強まり、特に中国からの圧力はこれまで以上になるだろうから何の特にも鳴らない。逆に、原爆実験を「水爆」と言い換えていたのなら、国際的な嘲笑を受けると共に、やはり国際的な批判・圧力は強まることはあっても弱まることは無い。どう転んでもリエになる事は何も無いのに、何故今という疑問しかありませんよね。

さらに、これまでだと事前にミサイル発射などをやって「やるぞ、やるぞ」と世間の注目を集めて、そこで一発ドカーンと実験というパターンだったのに、今回はそう言う前振り無しでいきなり実験をしています。一つ想像されるのは、実は実験の成功に確証が無く、失敗したときの保険というか万が一の時のことを考えて前振りが無かったのかも。そうなると、実は実験自体は本当に水爆実験を試みていたけれど、中途半端に終了していただけなのかも。そうなると、次は成功するかもしれず、また別の注意が必要になります。

「水爆」と聞くと、ビキニ環礁での第五福竜丸事件を思い出すわけですが、その後各国が開発に鎬を削ったけれど、その威力故に実際には使用出来ないとのことで、その後は開発を止めて、戦術的原発弾頭等の開発にシフトしたんじゃ無かっただろうか。原爆弾頭の小型を北朝鮮はしていたと思うけれど、より小型化可能な水爆弾頭へのステップアップを狙っているんだろうか。ただ、その為の技術的知見が直ぐにでも入手出来るとは思えないけれど。でも、何となくですけど、日本からの技術情報とか人材が活用されているのかもしれない。

ところで、今回の実験に関しては日本の朝鮮総連は沈黙を保ったままらしいけれど、彼らとしては「ったく、面倒なことを」と思っているのだろうか。あるいは「流石首領様」と喝采しているのだろうか。欧州の大使館などだと「我々は、生存の何たらかんたらで、うんたらかんたら」とか言う声明発表するんだろうけど。そう言う意味で、一寸存在感が無いと言うか、あえて波風立てないようにしているのか。いずれにしても、これでますます北朝鮮への風当たりは強くなるだろうし、日本国内でもその風潮は強まることはあれ弱まることは無いでしょうね。それに、韓国に対しても先日の合意の卓袱台返しが早くも始まりつつあるから、多分一緒くたに日本人としては対応するんじゃ無いだろうか。韓国、北朝鮮、中国と、何故やっかい事を作る人達ばかりが回りにいるのだろうか。もし将来において超技術が発明されたら、日本列島と周辺の島々もろとも、ハワイ近くまで移動したいところですよね。そうしたら、漁業資源や四季の豊かさは無くなるかもしれないけれど、より平和な世界になりそう。

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