2016年1月9日

最近のシンガポールケロシン価格

最近のシンガポールケロシン価格を見てみると、何とUS$40を割りそうな勢い。US$1=120円と想定すると、US$50で6,000円となり、サーチャージ適用の境界線。ここ数日の円高傾向で、昨日あたりはUS$1=117.5円位まで上がっているので、さらに有利になりつつありますが、其れ以前にケロシン価格がUS$40の前半ですから、120円で計算しても5,000円の前半位の価格になります。2016年4月-5月の燃油サーチャージは、2015年12月-2016年1月の平均価格で決まりますが、これはもうUS$40の前半は確実で、これからよほど円安に触れない限り6,000円は下回りそう。そうなると、ANA/JALはどうするのだろうか。今の予想価格が推移すると仮定すると、4月以降年内は6,000円を下回りそうで、燃油サーチャージも撤廃されなきゃいけないけれど。

ただ、イラン-サウジアラビアの状況によっては、石油供給不足で値上がりする可能性があるけれど、でもどうだろうか。イエメンにあるイラン大使館をサウジアラビアが空爆したというニュースが流れましたが、その後イラン側の主張も少しトーンダウンしつつあるし。ただ、石油安でどこの国も売りたい気持ちは大きいだろうから、何処かで輸出が滞れば、別の場所からそれをカバーする石油が輸出されて、結局は価格はそれ程動かないんじゃ無いだろうか。

4月の燃油サーチャージが発表されるのは来月中旬以降ですが、ちょっと夏から年末に掛けての旅行プランをたてるのは良いかも。今は、日本から北米へは、片道7,000円ですが、往復14,000円はそこそこ大きな金額ですし。

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