2016年1月5日

波乱の幕開け

昨年末の大納会の時には、19,000円を超えて終わり、今年に対しての希望も感じたんですが、昨日の初競りでは一気に下がり、18450円で終わり。一時600円以上も下がって、そのまま駄々下がりするかと思ったりしましたが、何とか下げ止まってくれたようで一安心。ところが、中国の市場はさらなる波乱で、余りの下がりように自動的に取引停止する機能が働いて、上海と深圳では終了前に取引停止になるなど、今日の取引にも影響しそう。

別にFXをやっているとか言うわけではありませんが、やはり景気が良くなれば色々な意味で良くなることの方が多いわけで、昔のバブルのような事はご免ですが、もう少し上昇感というか良くなる「雰囲気」は感じさせて欲しいもの。実際のところ、数年前と比べると、モールとかデパートもそうだし、普通に週末なんかの人でも増えて、決して悪い状況では無いと思うけれど、何故か世の中は「不景気」と言う事らしい。そう言うネガティブな雰囲気を維持しているから、株価の方もなかなか上がらないんじゃ無いかという気もしているけれど。みんなで「良くなった」と思えば、それに吊られて株価も上がりそうな気がする(笑)。

長い間、破綻する、バブルが弾けると言われていた中国経済は、良くも悪くもその状態にはならずに何とか持ちこたえてきたけれど、それもそろそろ限界のような気がしてきました。仮に中国経済が破綻した場合、そのしわ寄せはどうなるんでしょう。日本様な資本主義では無く、実質的に政府というか共産党が握っている社会だけに、実は表面上はそれ程影響は現れずに、内部的に崩壊していくだけだったりして。日本への影響も取りざたされるけれど、でも最近の状況では欧州への影響の方が大きいのでは。また、中国自身が盛んにお金を出して開発援助している東南アジアとかアフリカへの影響力も減少していくのかも。そうなると、日本にしてみれば中国で失う利益の補填が、それら地域で可能になっていくかもしれない。

今日のマーケットに要注目ですね。

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