2016年1月23日

ストリーミングサービス

IBMがUstreamを買収して、企業向けの動画サービス部門を新設するというニュース。昨年12月に、日本のサービスも含めてUstream Asiaが撤退して、米国本社に一元化するというニュースが出ましたが、こう言う事があるからだったんですね。IBMとしては、既に買収している他の動画関係の会社と統合して、企業向けの動画配信ビジネスをスタートさせるみたいですが、となると個人でUstreamのサービスを利用していた人達はどうするのだろうか。日本なら、ニコ動に流れるのだろうか。

「企業向け動画」でまず思い出すのが、YouTubeの動画再生するときに、無料メンバーの場合には最初に強制的に再生される企業CM動画。勿論ビジネスモデルとしてそう言うものとは理解しているし、ビジネスとして当然のことだとは分かっているけれど、やっぱり面倒。最大の理由は、あそこで流れる動画内容が面白くないので、5秒でスキップ可能なら直ぐにスキップするし、全て視聴しないとタイトルの再生に行かない場合は、時には面倒でキャンセルしてしまうことも。まぁ、短気な性格と言う事もあるけれど、どうせ企業CMとして流すのであれば、もう一寸最初から目を引くような物を作って流して欲しい。

Webページに埋め込まれている動画も、昔はそのページを開くと直ぐに再生されたけれど、いきなり大きな音が出たり、システムが重くなったりするからでしょうか、最近は再生ボタンをクリックしないと動きません。一寸気が利いているようでうざったいのが、カーソルオンで再生スタートしたり、音が出たりするもの。これ、画面スクロールをしてたまたまカーソルがその場所に行ったりしたときにも再生されるので、凄くうざったい。せめて、スクロール中なのかカーソル移動でその位置に来たのかくらいの判断をしてどう指し分けて欲しいけれど。

動画の提供の仕方としては、まだまだ改善の余地有り状態なんでしょうが、情報配信のツールとして、これまでのテキスト、画像・グラフィックに取って代わるような要素になるのは確実でしょうね。問題は、その分動画を作る方も大変と言うこと。何か自動生成できるような仕組みや、人工知能みたいな物にこんな感じと注文すると自動的に編集してくれるような仕組みとか、そう言うツール開発が今後は凄く肝になるんじゃないだろうか。あと、それだけのデータを配信したり保管したり出来る、超大容量のストレージや超高速の回線の提供がこれからどれだけ発展してくるのか。

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